子育ての方法よりも大切なこと。親の心の土台作り | ミカリュス ブルガリスの心の薬箱

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辛い恋とはさようなら。自分らしく幸せに生きる処方箋をフランス・パリから綴っています。


勇気づけ親子教育専門家の原田綾子さんのブログを読んで、子育て・親育ての最難関時期の難しい思春期の時期が過ぎた、今だからわかる親の心の土台作りについて、思うところを書いてみたいと思います。

 


 

 

 

 

たとえば
子どもの健康のために

食事に気をつけたり

添加物がどうとか

早寝させなきゃとか

お菓子やジュースは控えて

とか

気をつけることは大事ですが

もっと大切なことは

親の「考え方」です。

 

気にしてばかりいると

それが逆効果になります。

 

勇気づけは、お母さんの心の土台ができている上で

とても有効だと思っています。

土台がないとグラグラしているものの上に、

なにかを積み上げてもうまくいきません。

 

(以上、原田綾子さんの記事の抜粋です。)

 

 

 

 

 

 

 

子沢山のお母さんが、おおらかに子育てされているように見え、子供が一人っ子のお母さんが、心配性であれやこれやと、先回りして、子供の将来的を気に病みがちなのは、この心の土台が関係しているのではないかと思うのです。

 

 

 

はじめての出産、育児を、我が子のために最善を尽くそうと、そして決して間違ってはいけないと、良かれを思って最善と思われる情報を探して、子供の手助けをするというのは、大きな母の愛で決して間違ってはいませんが、多くの子育てに悩まれているお母さん方の共通点として、お母さん自身の『心の土台』が安定してないように思えます。


という私も、一人っ子の育児は、すべてのステップが初めてのことばかりで、毎日が試行錯誤の連続でした。


特に息子が思春期に入った頃から、学校関係や友達関係の悩みが増えてきて、本人以上に親の私自身が壊れそうな時期がありました。


今、思えば、親の私自身の『心の土台』が全く安定しておらず、何か問題(のように見える)ことが発生するたびに、もう世界の終わりかのように、闇雲になって解決策を探し、その問題(のように見える)ことにフォーカスして、そこの部分さえ解決できれば何とかなると躍起になればなるほど、どんどん暗闇の中に突き落とされていくような感覚に陥ってしまっていたのです。





今、思えば、同じような状況にあっても、『ケセラセラ〜、なるようになるさ〜。』と鷹揚に構えていることもできたのです。


そして、親の私が、気にしないでいることによって、息子は、その安定しておおらかなオーラの中で、もっとリラックスして、自分自身で解決策を見つけることができたかもしれません。





お子さんが数人いらっしゃるお母さんにとっても、それぞれのお子さんの個性は違いますから、子供の数だけ悩みがあるかと思います。





子供を愛し、幸せを願う気持ちは皆同じです、

『おぎゃあ』と生まれたときから、ずっと見守ってきたのですもの。

できることは何でもしてあげたいと思うのは当然だと思います。

ましては、目の前に落ちている危なそうな石が、本人には見えなくて、親には見えるのなら、何とか転ぶ前に取り除いてあげたいと思うのが親心です。







それでも、いつか、親の力でも取り除けない大きな石が必ず現れます。


もちろん、そのとき初めて自分の力で大きな石に立ち向かっていき、成長していく人もいるでしょう。


でも、そのときに、自分で石を取り除いたことがなかったり、転んで怪我をした経験がなかったら、そこで人生が終わってしまうこともあり得るのです。





そうならないためにも、まずは、親の心の土台作りをしませんか。

親の心が安定していると、子供の自己肯定感が育ち、何が起こってもなんとかなると思える強い心が育つように思います。





もし、よろしければ、こちらの記事も参考にしてくださいませ。
心が楽になるキッカケになるかもしれません。


重要性から自由になる


なんだかうまくいかないときは


心配の気を送らないで


それは親の課題じゃない


親ができることは何もない


試行錯誤する時期を邪魔しない







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