詰め込めるだけ詰め込んだタイトルから始まりました
とある名曲のタイトルに似ているのは気のせいです
秋もたけなわ、我が心の古里である信州へ行ってきました
海のある街から山のある街へおよそ3時間半
1度の休憩を挟んでインターを降りました
1度の休憩を挟んでインターを降りました丸山珈琲
降りてすぐ、長野といえばの「丸山珈琲 小諸店」さんへ
残念ながら鎌倉店は今年閉店してしまいました
小諸店は焙煎工場併設の大型店舗です
さすが信州
窓からの風景が違います
この眺めを楽しみながら飲む珈琲は最高です
PACIFIC FURNITURE SERVICEの石川容平氏が手掛けるインテリア
コロナ禍でアクリル版設置のお店が多く
必ず写ってしまいますね
シンプルにトーストを注文
カフェオレが美味しい
トーストのパンはブランジェ浅野屋さんのもの
サクサクの厚切りトーストにはホイップバターと杏ジャムがついてきます
お店の販売コーナーもとても広くて
焙煎所から運ばれてくる新鮮な豆を買うことが出来ますよ
この後、佐久市にある古刹を訪れますが
参拝後に訪れたお菓子やさんを先にレポします
御菓子処 花岡
東御市にある花岡さんといえば、クルミです
かなり前の記事にも登場しています
ここのクルミ団子が超絶美味しい
今回は喫茶を利用しました
荒く刻まれたクルミがザクザク
お餅が添え物といったようなクルミが主役のお団子です
はぁ〜オラ幸せ
店舗付近は電柱も地中化されていて
ちょっと風情のある通り
紅葉も見られたのでちょっと散歩してみると…
あ、猫
逃げちゃった…と思ったら
今度は別の猫
屋根までは来ないと思っているのか、逃げない
すっごく怪しんでいる様子でした（笑）
最近、撮影しているとよく猫を見るんですよね〜
超犬派ですが、猫もかわいいな
それではお待たせしました（待ってない
）お寺のレポです
（待ってない）お寺のレポです来年の大河ドラマにも関係があるお寺なので興味のある方は是非読み進めてみてくださいね
貞祥寺（ていしょうじ）
駐車場からお寺へ行くこのルート
正式な参道ではないのですが、木立が美しい…
風が木漏れ日を動かし
木々が揺れて落ち葉が通り過ぎてゆきます
まるで絵画のような風景にしばらく佇む
道という道に物語があるようです
こちらが正式な参道
苔が美しい
茅葺きの趣のある山門
信濃毎日新聞社刊「信州百寺」にも選ばれている名刹です
前山城主伴野貞祥により大永元年（1521）に建立された曹洞宗寺院
現在も雲水たちが修業する大道場です
伴野氏は甲斐源氏を祖とする家で鎌倉幕府とも深い関係があります
伴野氏は源頼家公の側近だった小笠原氏の庶流でもあります
頼家公についてはコチラ
伴野氏は「鎌倉殿の13人」の一人とも深い関係があります
鎌倉殿の13人
来年の大河ドラマのタイトルにもなっている13人って結局誰なの？
一人一人説明していると大変なので
リスト化（デキるビジネスマン的な）してみました
）してみました・北条義時（大河ドラマ主人公）・北条時政（主人公の父）・比企能員（頼家公の義父）・安達盛長・和田義盛・梶原景時・三浦義澄・大江広元・三善康信・中原親能・二階堂行政・足立遠元・八田知家
赤字になっている安達盛長は
頼朝公が伊豆に配流されていた頃から仕えていた重鎮
頼朝公と北条政子の間を取り持った人物だとも言われています
キューピッド
大河ドラマでは野添義弘さんが演じられます
（画像転用元：㈱SET）
頼朝公の良き相談役でもあった安達盛長
野添さんはピッタリなイメージ
安達盛長の孫に安達義景という人物がいまして
この方の奥さまが伴野氏出身なのです
伴野氏出身の奥様が産んだ子供は三男でしたが
安達家の家督を継ぐことになります（安達泰盛）（名前が似ているので既に混乱）
）
伴野氏の血を引く安達泰盛は
弘安八年（1285）に起きた鎌倉幕府内のクーデター「霜月騒動」により失脚
この騒動で500人以上が粛清されたとか
それを受けて伴野氏一族も滅ぼされ
佐久の領地も北条氏一族に奪われてしまいました…
かろうじて生き残った伴野氏は各地に散らばり、復活するのは鎌倉幕府が滅亡してからです
室町から戦国時代にかけての伴野氏の系譜は
まだ不明瞭なことが多いとされています
貞祥寺の開基・伴野貞祥は領地を接する大井氏と争い、その後甲斐武田家の家臣となります
江戸時代になると伴野氏は
徳川家康によって旗本に取り上げられ存続したそうです
調べると本当にきりがないので…この辺にしておきます
貞祥寺を引き続き散策します
何人かのカメラマンとすれ違いました
撮影スポットとしても有名な貞祥寺
紅葉はすでに見頃を過ぎてはいましたが
所々にまだその姿を見ることが出来ます
信州には戦乱や災害を逃れた古刹が沢山ありますね
境内の奥へ行くと…
狛犬に守られた美しい三重塔が現れました
下から見上げる三重塔
その圧倒的な存在感にしばらくその場から動けなくなるほど
江戸時代後期に建立された塔の高さは15.88ｍ
明治の廃仏毀釈により、同じ佐久にある神光寺から移築されました
幕末の名宮大工といわれた小林源蔵勝長の作
三重塔を撮影していたら
いつの間にか取り残され、一人になっていました
「車で待つ」と旦那からメッセージが携帯に入りそこからまた撮影し始めます
そこからまた撮影し始めます
夢中になるあまり時間が経つのが早い…
というわけで、フォトギャラリーで締めます
毎度ですが同じような写真があっても気にせんといてください
まだ旅は続くので引き続き読んでくださると嬉しいです
次回お宿編になります
それではまたお会いしましょう
Photo Gallery
三重塔の裏手
ちょっと面白い雲が出ていました
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