現在、鎌倉観音巡りは12道場達成
三十三道場あるのでまだまだですね
平行して体力作りと写経を続けていきます
今回訪れたのは
鎌倉宮よりもさらに奥
紅葉ヶ谷に佇む名刹
鎌倉三十三観音第6番
錦屏山(きんぺいざん)
瑞泉寺
臨済宗円覚寺派
嘉暦2年(1327年)
夢窓国師を開山として創建される
時代は鎌倉後期
ひとつの時代が終わろうとしている時ですね
(鎌倉幕府滅亡は1333年)
開山の夢窓国師は
七度に渡り国師号を歴代天皇から賜り
七朝帝師とも呼ばれる程の僧でした
同時に作庭家としても有名な国師は
全国に名勝庭園を作庭しています
京都・西芳寺(苔寺)京都・南禅寺南禅院京都・天龍寺(曹源池庭園)岐阜・永保寺庭園
ここ瑞泉寺も座禅窟と呼ばれる
国師作の庭園が本堂の裏にあります
(上の写真です)
昭和になって発掘されたそうです
鎌倉幕府滅亡までの数年間
世の争乱への気配を感じ取られていたのか
山水のように
ありのままで
何者にも惑わされなかったのか
国師と禅問答をした足利直義公は
その後、観応の擾乱にて没します
兄の足利尊氏公との戦いに敗れたのです
殺生をせねばならない世の中で
仏教に武士達が傾倒していったのは
必然のことだったでしょう
暖かい日差しが出てきました
紅葉の頃には
訪れる人も増えるでしょう
さてさて
お腹も空いたのでお目当てのカフェへ