観音巡りの記事がたまってきました
UPしないと季節がずれていく~
秋の良き日 訪れたのは
大異山
高徳院清浄泉寺
浄土宗寺院として復興されたのは江戸中期
吾妻鏡によると
大仏様が造られ始めたのが1252( 建長四)年
成立時期や開山・開基が不明と
わからないことが多いお寺なのです
入ってすぐに見えてくる大仏様
最後にご拝顔したのは13年前
この日は修学旅行生が沢山来ていました
鎌倉で唯一
国宝指定されている阿弥陀如来様
近くで見ると本当に大きい
奈良の大仏様よりも
5mほど高さは低いそうですが
背景が空のせいかとても大きく見えます
現在は露座となっている大仏様ですが
当時は屋根のある大仏殿に
鎮座されていたことが発掘でわかっています
三度に渡る自然災害で
大仏殿は失われてしまいました
歌人・与謝野晶子が
「美男」と詠ったほどの
眉目秀麗な大仏様です
大船観音様と逢引しているという噂まであります(笑)
親しみから「人」に例えられるのは昔からよくあること
仏様には人と違う32個の身体的特徴があるといわれています
眉間にある白毫(びゃくごう)もそのひとつ
ここからは人々を照らす光が発せられるといわれています
小泉八雲ことラフカディオ・ハーンは
大仏様の口もとを
「東洋的微笑」とたとえました
「銀の匙」に出てくる中島先生をちょっと思い出しました
大仏様のお背中は
ちょっとだけ哀愁が漂う
でっかー
見仏記です
リグヒトのmy Pick