横浜の朝比奈方面から鎌倉へ入るとすぐに

十二所(じゅうにそ)

と呼ばれる地区があります

 

 

 

 

 

名前の由来は

光触寺境内にあった

「熊野十二所権現社」からきています

 

 

 

 

 

今回はその光触寺を1月に訪れた記録ですニコニコ

 

 

 

 

鎌倉三十三観音第七番札所


岩蔵山

光触寺(こうそくじ)

 

 

 

宗派:時宗

開山:作阿上人

開基:一遍上人

創建:1278年

 
 

ご本尊の阿弥陀如来様には
逸話があります
 (逸話大好き💕)



昔昔…
町の局という裕福な女性の家で
働いていた僧侶
盗みの罪に問われ
町の局の命令により
僧侶のほっぺたに焼きごてが
あてられたところ(ギャ~ガーン)
 
 


僧侶のほっぺたには傷は全くできず
不思議なことに阿弥陀如来像のほっぺたに
焼きごての跡があったそうですびっくり
 
 


以来身代わりとなったこの阿弥陀如来像は
「頬焼阿弥陀如来」と呼ばれています
 
 
 
 
一遍上人像
 
 
鎌倉三十三観音霊場には
一遍上人が宗祖である「時宗」寺院が
多いことに気づきます
 


 
鎌倉市内にある7つの時宗寺院の内
北鎌倉の光照寺を除いた
6つの寺院が観音霊場なのです
 


 
ここで時宗と一遍上人について解説しますニコ
知っとるわビックリマークという方は
読み飛ばしてくださいね
 
 

 
一遍上人とはどんな人だった?
 
 

一遍上人は1239年に伊予(現在の愛媛県)の

豪族・河野氏の家に生まれました





10歳で母と死別したあと

浄土宗西山派に入門し学んでいましたが

のちに熊野権現の啓示を受け

1274年に時宗を開きます





念仏を広めるため

全国を遊行(ゆぎょう)して歩いたので

一遍上人は別名「遊行上人」と呼ばれています

 

 



 

時宗とはどんな宗派?

 

 


一遍上人は「南無阿弥陀仏」と唱えれば

信心があるなしにかかわらず(ここが浄土宗との違い)

誰でも救われることが出来るという

「他力念仏」を説きました

 




ただ唱えることで

極楽浄土へ導かれると考える念仏を

「他力念仏」


念仏を唱えながら

自らの力で浄土を目指す念仏を

「自力念仏」と言います





一遍上人はただひたすら念仏を唱え

大きな仏の力に任せることが

重要であると説いています

 


 

 

●合掌

時宗の合掌は
両手を合わせて蓮のつぼみのように
中央に少しふくらみを持たせるようにする
未敷蓮華合掌(みぶれんがっしょう)が特徴です
 

 
●踊り念仏
時宗の念仏は踊念仏といって
鉢を打ち鳴らして踊りながら
念仏を称えるスタイル

浄土宗の宗派の中でも非常に特徴的で
一遍上人が遊行しながら行ったこの踊念仏が
全国に広まり、盆踊りの元になったと言われています
 

 
 
 
ちなみに時宗の大本山は
神奈川県藤沢市にある清浄光寺
遊行寺」といえば
わかる方がほとんどでしょうビックリマーク
遊行寺坂は箱根駅伝の難所でもあります走る人
 
 

 
浄土宗から生まれた一派なので
お葬式の形式や数珠は浄土宗と同じです
 
 

 
 
こちらは境内にある
「塩嘗地蔵」(しおなめじぞう)

元々は金沢街道沿いにあったというお地蔵様
行きに塩をお供えして
帰りに見てみると
塩がなくなっていたという話が残っています
 
 
 
 
 

 
 
光触寺のご住職はとても感じの良い方でしたおねがい
寒空ではありましたが
とても温かい気持ちになれましたキラキラ
 
 
 
 
この後は
同じ十二所にある
次の観音霊場寺院へ向かいます走る人
 
 
 

 
 
途中にあった公園
地元の人たちの憩いの場のようでした音譜
 
 
 
 
 
 
 
 
 
このライオン
元々は色がついてたんだろうねぇしし座
 
 

 
まもなく到着しましたビックリマーク
 
 
 

鎌倉三十三観音第八番札所


飯盛山
寛喜寺 明王院
 
 
 

宗派:真言宗泉涌寺派

開山:定豪

開基:鎌倉幕府第4代将軍・藤原頼経公

創建:1231年

 
 


鎌倉幕府の鬼門の方角に当たる十二所に
鬼門除けの祈願所として
将軍の発願により建立されました
 
 

 
五大明王をおまつりするお寺

明王院は五大明王をお祀りしている寺院です

 
五大明王とは五体の明王様の総称
 
中心の不動明王(ふどうみょうおう)
その周りを囲む
大威徳明王(だいいとくみょうおう)
軍荼利明王(ぐんだりみょうおう)
降三世明王(ごうざんぜみょうおう)
金剛夜叉明王(こんごうやしゃみょうおう)
 

 
 
明王院は境内撮影禁止となっています
本堂は茅葺で趣きがあるお寺でしたおねがい
 

今頃は桜が咲き始めているでしょうか桜
 
 
 
 

 
 
御不動様の御縁日にあたる毎月28日には
護摩法要がおこなわれているそうです
 
 
 
 
 

 
 
光触寺・明王院ともに
鎌倉駅からは遠い場所にありますが
遠くても行く価値のある
素晴らしいお寺ですビックリマーク
御朱印の対応もとても感じが良かったですニコニコ
 
 
 
 
 
 
さてこの後
2回目の訪問になる「sawvi」さんへ
ランチをいただきに伺いましたチュー
 
 
 
こんな路地があっても
2回目なので迷わず進めます(笑)
 
 
 
 
 
 
 
 
sawviに到着ビックリマーク
予約時間より20分も早く到着してしまうという
かなりのフェイントあせる
 
 
 
 
 
 
 
しかし快く受け入れてくれるsawviさんビックリマーク
ありがとうございますビックリマーク
 
 
 
 
 
 
 
 
中庭的なスペースを通って
奥のカフェへ入ります
 
 
 
 
 
 
 
 
この竹藪の向うには
きっとやぐらが沢山あるんだろうなあ
 
 
 
 
 
 
 
 
カフェスペースには
sawviさんオリジナルのアパレル商品が
何気なくディスプレイされています
 
 
 
 

 
 
大テーブルがひとつあるだけなので
他にお客さんが来たら相席になりますあせる
この時は私一人ラブラブ
 
 
 
 
 
 

 

ドリンクメニュー

甘麹ラテがずっと気になっています

 

 

 

 

 
 
ランチメニュー!!
 
 
 
 
 
 
 
sawviさんのスイーツは
オーナーのパティシェの弟さんが
作られているそうラブラブ
前回いただいたガナッシュロール
美味でした爆笑
 
 
 
 
 
 
私が注文したのは
冬季限定メニューの
甘糀豚と根菜のポトフ定食
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
お野菜大きい!!
レンコンなんて2センチくらい厚みがあるびっくり
キャベツも1/6玉ぐらいビックリマーク
 
 

 
味付けは甘糀と塩だけだそうですが
根菜の甘味がじわじわと効いていて
ふくよかな味がしみ込んでいました!!
 
 

 
糀のいい香りとともに
程よく塩気のあるやわらかな豚肉音譜
そしてご飯は無農薬米(美味しくてビックリ)
う~ん、これは贅沢なランチだわキラキラ
 
 
 
 
付け合わせのサラダ、自家製ピクルスも
脇役とは思えないくらい美味しい爆笑
 
 

 
やっぱり行き難いお店には
嬉しい驚きが隠されてる!!
 
 
 
 
星sawvi

鎌倉市浄明寺5丁目6-1

営業時間:10:00-18:00

定休日:水曜

 
 
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
 
 
 

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