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「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。



4月13日(日)に開幕した「EXPO2025 大阪・関西万博」。通算13回目となった5月21日(水)の訪問記をお送りしています。



大屋根リングの右下、緑で分けられた「エンパワーリングゾーン(Pゾーン)」一帯のパビリオンや展示館を巡ろうかというこの日です。



さて、そんな中まずは「ブラジルパビリオン」から入場することにします。勝手なイメージですが、サンバで有名なお国ですのに派手な感じがまったくしないというのが意外なところ。

果たして、どのようなパビリオンでしょうか。


15分ほど並んで入場。一歩足を踏み入れますとへえー、これはなにやらすごい内装です。見たことのないようなオブジェ。


これらのおかげでとかく真っ白い世界なことに圧巻なのですが、よくよく目を凝らしますと、これ、半透明や白地のビニールなんですね。おもしろい。


パビリオンテーマ
持続可能性を受け入れ、人生を謳歌する

内部では、森をイメージした空間で「誕生と死」「再生」「人類と自然の共生」「生物多様性」などのテーマに基づいた15分間のプレゼンテーションが行われ、没入型の体験を創り出しています。万博公式サイトより。



はじめはわからなかったのですが、これは人間のさまざまな姿だったという。それも、ぺちゃんこになっていたビニールに空気が入り、ゆっくりと造形されるという仕掛けなのでした。



どちらも人間の感情のあらわれ、といいましょうか。明々と灯りがともると、さながら生きて意思を持っているかのようです。





さらに奥に進みますと、ちょっと考えさせられるような情景が広がります。




背景のビジョンに流される、巨大な炎と爆発。展示についての明確な解説がなにもない分、人間が起こす紛争や戦争という惨事に、当事者の人間がさらされている、というメッセージにも見て取れます。足が止まってしまいました。



入場者がどのように捉えて考え、どう感じるのか。無言ゆえに、大変なインパクトです。

世界の平和も団結も、争いも、人間の紙一重なのだろうなと、昨今のパレスチナやイスラエルなどの惨事が頭を過ぎります。衝撃的でした。


第2館へ移ります。こちらは、うって変わってきんきら。





広い展示ホール内には、お国の様子やイメージを描いた独創的な絵がたくさんです。



こういった、それぞれのお国に住む人々の何ということのない生活を覗けるのは大好きです。






そういえば、パビリオン内で明確なメッセージを目にしたのは、お国の特徴を記したこの映像くらいなのでした。




再び、第1館に戻る順路を終えました。
いや、ここまでたくさんのパビリオンや展示館に入場して来ましたが、これほど入場者の感性というか、意図するものを考えさせるものはここがはじめて。


明確な答えはもちろんなくともよいのでしょうがその分、ものすごく内容の深いものでした。

すごいものを体験したなあと感心します。



さて、そのブラジルの余韻が残る中ですが、早い目の昼食にすることにしていました。ちょうどパビリオンのはす向かいに、マーケットプレイスのフードコートがあったのでした。

以前から目の前を通る度気になっていました。


2階に上がりますと、おっ、もうたくさんの人たちです。にぎわっていますね。



和洋中いずれもなかなかの品揃えで、持ち歩き出来るようにホットスナックもたくさん並べられているというこちら。なんにしよう。



大好きな「醤油ラーメン半チャーハンセット(1800円)」にしたのでした。おいしかった。


次回に続きます。

今日はこんなところです。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。



4月13日(日)に開幕した「EXPO2025 大阪・関西万博」。今日からは、通算13回目となった5月21日(水)の訪問記をお送りします。



ちびっ子次女とお父ちゃんとのふたり万博の前回から、再びひとり万博となったこの日。

スタートはいつもと同じおらが街「OsakaMetro中央線・近鉄けいはんな線 長田駅(大阪府東大阪市)」です。



来場予約は午前10時から。1時間ほど前に出発した列車は、大阪市内中心部の乗り換え駅を過ぎるに連れてやはり満員になって行きました。



9時半過ぎに「夢洲駅(大阪市此花区)」到着。




薄曇りの日でしたが、時折突き抜けるような暑い陽射しが差し込みます。そういえばこの頃から、日傘を差す人々の姿が目立つようになった5月の下旬でした。


40分ほど並び、無事に東ゲートを通過。

この日も小学生や中学生の団体さんを会場内の幾組も見かけます。子どもたち、たくさん巡れれば良いのですが。


入場後の当日予約で取れたのは「国際赤十字・赤新月運動館(17:36〜)」。どのようなパビリオンでしょうか。確か、20年前の愛知でも入場した記憶がありましたが。



ところで、3日前の先着予約を取るべく、日付けの変わる前に万博の公式アプリにアクセスしようとしましたら、はじめてこの画面を目にすることになったのでした。


来場者が徐々に増え始めるに連れ、これを嫌というほど現在まで目にすることになるのですがそういったことで、この日は事前予約が押さえられずでした。



果たして、今日はどのような一日になりましょうか。まずは東ゲートを入り「大阪ヘルスケアパビリオン」の脇に足を運ぶのですが…



アサヒビールが府と取り組んでいる、フードロスをなくすためのオリジナルクラフトビールの販売ブース。お、はじめて見るビールです!

この日、販売されていたのは府下で生産された規格外のニンジンを用いたという「アンバーエールスタイルビール(1300円)」。これは珍しいですね。



さっそく駆け付け購入。黒ビールのようです。今日は駅までクルマではありませんので、迷いなし(笑)


飲み進めて行きますと、やはり黒ビールのそれです。しかしながら、後味がなんといいますか深みのある甘さです。これはおいしい。


珍しいものをさっそく頂けました。
おかげでテンションが上がってまいりました。


さて、ひとまずの予定ということで、当日予約の取れた「国際赤十字・赤新月運動館」がある「エンパワーリングゾーン(Pゾーン)」一帯のパビリオン群を今日は巡ることにしました。

いまだ入場出来ていないパビリオンや展示館はたくさんです。楽しみはまだまだあります。万博公式サイトより。



大屋根リングを内側に入り、時計回りに右下へ5分ほど行きますと、ポルトガルパビリオンが角の「エンパワーリングゾーン」入り口。



この一帯のパビリオンも珍しい外観のものが林立しています。楽譜をイメージしたというオーストリアパビリオン。

そして、隣の白亜のドームはスイスパビリオン(4月30日、7回目で入場。6月6日アップ)。ここも再訪したいパビリオンです。


まずはその両パビリオンの隣「ブラジルパビリオン」から今日は入場してみようと思います。


次回に続きます。

今日はこんなところです。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。


4月13日(日)に開幕した「EXPO2025 大阪・関西万博」。ちびっ子次女と足を運んだ、通算12回目となった5月17日(土)の訪問記をお送りしています。



さて、夕食を済ませましたら7時前になりました。2ヶ月以上前のことですが、日がだいぶ長くなって来たなと感じます。


大屋根リングには灯がともり、いい雰囲気です。引き続き、ちびっ子とパビリオン巡りをして行こうと思います。


この後は「飯田グループ×大阪公立大学共同館(19:10〜)」の予約が取れていたのですが…




リングを散策していますと、この特徴ある外観の「ルクセンブルクパビリオン」の待ち列が、だいぶ短いことに気づきます。後日、大屋根リング上から撮影。


そういったことで、予定を変更してこちらに並ぶことにします。というのも、ここはちびっ子がきっとよろこぶであろう展示内容、だからなのでした。




待ち列に展示された解説を読んで行きますと、小さなお国です。面積は2586km²、神奈川県(2416km²)とほぼ同じ大きさだとのこと。


前回はまだ日のあるうちに入場出来たので気付きませんでしたが、夜はこのようにムードのある照明なんですね。30分の待ちで入場。


お国のさまざまなアイデアを、映像で拝見。こういった体験型は本当に大好きな次女です。そして、こちらのメインは最後にあるのでした。


360度に流れる、お国の美しい映像をハンモックに乗って観覧出来る、この展示室でした。


どうぞ寝転んでみてくださいね!というスタッフの方の声を聞き逃さなかったのはさすがというか。すごいこれ!と繰り返し興奮気味です。







ここの360度映像は本当に美しくて、わたしは2度目でしたが、没入感が高く、繰り返し観たいと思うほどのクォリティなのでした。パビリオンテーマ「ドキドキ」は合点が行きます。

ちびっ子も、次も絶対入りたい!とえらく気に入ったようで。よかったです。



ところで、このルクセンブルクパビリオンについて気になる記事をネットに見つけました。シンボルの、パビリオンを覆う白い膜屋根素材を再利用して頒布する、という取り組みです。



閉幕後に膜材を取り外し、地元・大阪の職人さんによって、カバンなどに生まれ変わらせるというもの。おしゃれです。やはり白いからですね。



さて、ルクセンブルクを出て来たちびっ子とわたし。すでに人通りの少なくなったリングの下を散策しつつ、東ゲートへ戻ることにします。



前を通ると自動警備ロボットに話しかけられて、うれしかったというちびっ子でした。



彼女に聞きますと、めっちゃ楽しかった!どのパビリオンも楽しかった!とのこと。良かったです。これまでの来場経験が生きていればいうことありませんm(_ _)m

ただ結局、大屋根リングは強風で夜になっても上がれず。これはまた次回にですね。




それではこの日、5月17日(土)まとめです。

長田08:35→夢洲09:11
普通夢洲ゆき⑥32854

10:00 東ゲート並ぶ
10:40 東ゲート通過
10:55 ヨルダンパビリオン並ぶ
11:35 ヨルダンパビリオン入場
12:05 ヨルダンパビリオン退出
12:10「電力館 可能性のタマゴたち(16:45〜)」当日予約取れる
12:20 韓国パビリオン並ぶ
12:35 韓国パビリオン入場
13:00 韓国パビリオン退出
13:10 昼食・休憩
13:50 セルビアパビリオン並ぶ
14:20 セルビアパビリオン入場
15:00 セルビアパビリオン退出
15:20 東ゲート前ローソンに立ち寄る(お菓子購入)
15:30 東ゲート前で休憩
15:50 東ゲート前「MARUZEN JUNKUDO」入店・おみやげなどを眺める
16:20「MARUZEN JUNKUDO」退店
16:45「電力館 可能性のタマゴたち」予約列並ぶ
16:55「電力館 可能性のタマゴたち」入場
17:45「電力館 可能性のタマゴたち」退出
18:10 夕食・休憩
19:00 ルクセンブルクパビリオン並ぶ
19:30 ルクセンブルクパビリオン入場
20:10 ルクセンブルクパビリオン退出

夢洲20:54→長田21:30
普通長田ゆき⑥32859

5月17日(土)
開幕35日目/12回目来場
総入場者∶12万3974人
(一般:10万7510人 関係者:1万6464人)


ちびっ子と朝から晩まで、楽しい一日になりました。また、連れて来てあげよ!

次回に続きます。
今日はこんなところです。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。


4月13日(日)に開幕した「EXPO2025 大阪・関西万博」。ちびっ子次女と足を運んだ、通算12回目となった5月17日(土)の訪問記をお送りしています。



雨は完全に上がり、海風が心地良くなって来ました。ただ、やはり強風だというので大屋根リングにはいまだ上がれずです。ちびっ子の目的のひとつですので、なんとか、という感じ。

気づけば時刻は夕方5時前になっていました。運良く、入場後の当日予約が取れた「電力館 可能性のタマゴたち」にやって来ました。




タマゴの格好をいろいろ試しているのだとのこと。こういったところはわたしに似ています。


わたしは開幕翌日に入場出来ていたのですが、電気(発電)を用いたさまざまな体験型コーナーがあるというので、ちびっ子はこちらにも絶対行きたい!などと意気込んでいたのでした。




まず入場しますと、さまざまに光輝く「可能性のタマゴ」を受け取ります。迷いながらです。


彼女は青色を受け取ったのですが、どちらでも途中でたびたび色が変わるのでした。それにも驚いていましたが。




2階に上がりますと、そこがちびっ子お目当ての発電体験型コーナー。15分すると、持っているタマゴがピカピカ光って教えてくれます、とアテンダントの方から。

それを聞いてか聞かずか、一目散にそれぞれのコーナーに向かって行くのでした。


コーナーごとにタマゴを所定の位置に置いて、体験が終わると、経験値が貯まるというもの。






こういった時にはあえて声をかけないようにするのですが。一心不乱に、まだ体験をやっていないコーナーを探し回る姿は、本気のよう。


所定の15分はあっと言う間に過ぎまして、次室のシアターへ。こちらでは電気の未来についての映像展示でした。


そして、ここ最大の見せ場が最後の電飾ホール(正式名称がわかりませんので勝手に名付けましたが汗)。ここを見せてあげたかった!





どれくらいの電飾を使っているのでしょうか。ちびっ子もわたしも、これには見とれてしまいます。


ところで、光輝く電飾…というと、35年前に大阪で開催された「国際花と緑の博覧会(花の万博、EXPO'90)」の、やはり「電力館 ひかりファンタジー」を思い出します。ブログ主所蔵。

ライド型のツアー形式で、色鮮やかな電飾の中を進むのですが。当時、小6だったわたしにしてみれば、このような美しいものがこの世にあるのかと、呆然とした鮮明な記憶があります。



ありがたいことに、ユーチューブでこれの様子を記録されていた方の動画がアップされていました。家庭用VHSカメラが普及しつつある頃、懐かしく拝見しました。余談でした。


そういったことで、小2のちびっ子と、35年前「花の万博」の時に小6だったわたしとが、この美しい光のショーでその体験や記憶がクロスオーバーした、といいましょうか。感慨深い瞬間でした。


結局、ちびっ子が体験で集めた経験値は14。これは多いでしょう!


ただ遊ぶだけではなく、夢中になれて、さらに学びの要素があって。これが、万博の醍醐味なんやろうなあ、と感慨に耽ってしまいます。


次回に続きます。

今日はこんなところです。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。


4月13日(日)に開幕した「EXPO2025 大阪・関西万博」。ちびっ子次女と足を運んだ、通算12回目となった5月17日(土)の訪問記をお送りしています。




雨は完全に止みましたが、時折強風が吹き荒れるのは、海上の会場ならではです。少し寒いくらいですが、ちびっ子は元気元気。


昼食を摂った後に、また待ち列に並びます。
わたしのここまでの独断と偏見?に基づくのですが、引き続きよろこんでくれるかどうか。



ここは大屋根リングの左中央。建物の合間から緑が映える「セルビアパビリオン」でした。


再来年、お国の首都・ベオグラードで開催される「EXPO 2027」。大きな目印になるカウントダウン時計も、前回入場した時から30日弱進んでいることに気づきます。



30分ほど並び入場。
「遊び」をテーマにしたパビリオンですので、わたしの写真や動画を見せると、絶対に行きたい!と、意気込んでいたのでした。




5月の記事で詳しく取り上げたのですが、館内はまるでピタゴラスイッチのよう。




これをわたしもぜひ見せて上げたかったのですが、装置のスタートから転がしたビー玉がどこに行くのやら。



真剣な表情でした。話しかけられませんでした(笑)



必死に追っていた、ビー玉の終着点がわかった瞬間。これほどよろこぶとはです。



結局、3つあるすべてのビー玉からくりを満喫したのでした。近くのスタッフのおねえさんが、これだけよろこんで貰えたら…と仰るほどでした。



そしていまひとつ、彼女がしたかったのがアバターつくり。これは以前、わたしは出来ませんでした。気になっていたのですが。



そういえば、目のあたりがなんとなく似ているような。だいぶ吟味した結果なのでした。


そして最後に、からくりで使用していたのと同じビー玉を、おみやげで頂いて帰れるという。きれいなデザインでしたから、これも、彼女はほしかったようで。良かったね!



次回に続きます。
今日はこんなところです。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。


4月13日(日)に開幕した「EXPO2025 大阪・関西万博」。ちびっ子次女と足を運んだ、通算12回目となった5月17日(土)の訪問記をお送りしています。



大屋根リングはじめ、趣向を凝らしたパビリオンや展示館が立ち並ぶ万博会場。ヨルダンを後に散策するのですが、気になるものばかりのよう。子どもらしさといいましょうか。清々しさを感じます。

ところで、やはり諦め切れずに当日予約に挑んでいましたら、なんと「電力館 可能性のタマゴたち(16:45〜)」が取れました。

電気事業連合会が出展しているパビリオンで、電気や発電をメインにした体験型展示が人気のもの。これはよろこびよるに違いありません。


夕方にひとまず予定が立ちましたので、引き続き彼女の希望パビリオンの間に、わたしのおすすめを巡ることにします。もちろん「韓国パビリオン」です。




最初のホールで披露される、あなたがいちばん大切に思うもの、を録音して、入場列に並びます。なにを言ったのかはナイショだそうで(汗)


 



第1室。幾多ものライトが縦横無尽に照らし出すものですが、ご覧の様子。よろこんでくれている姿を見ますとわたしもうれしくなります。



第2室。こちらでは、入場者が吹き込んだ息が水素と反応して、空気が玉となって降りて来るアトラクション。




息をしっかり吹き込まんとあかんで!と言うてしまいましたので、玉にはなかなか気づかず。慌てて教えてあげたのですが。びっくりしていました。


そして、わたしの大好きな第3室。
急逝した作曲家のおじいちゃんが拵えていた楽曲を、主人公の孫娘が15年後、未来の技術で完成させるというエピソード。

きれきれのK-POPとダンスが最大の見せ場ですが、目を輝かせていました。わたしチョイスですので、満足してくれたようでよかった〜


「韓国パビリオン」を出ますと、雨は完全に上がり、青空も覗くようになりました。

ただ、強風でリングの上にはまだ上がれず。



さすがに気になるものばかりのようで、突然にぴゃっと走ってあちこちに行ってしまいます。楽しむのは大いに結構なんですが、迷子にだけはならんように…



11時過ぎ、早めの昼食をリング下のベンチで頂く。ヨメハンが拵えてくれていましたが、早く早く!次はどこ行く!と急かすちびっ子。

こんなに興奮しきりなのは、久々に見ました。USJに連れて行っても、ここまでではないほどですので(ちなみに年間パスは所持)。


次回に続きます。

今日はこんなところです。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。


4月13日(日)に開幕した「EXPO2025 大阪・関西万博」。ちびっ子次女と足を運んだ、通算12回目となった5月17日(土)の訪問記をお送りしています。




暴風雨の中、東ゲートから入場出来たのは10時40分頃。雨は収まったものの、風のなんと強いこと。バックヤードも大変な様子です。


さて、ちびっ子次女とお父ちゃんの万博訪問。
まずは、東ゲートから近い「ヨルダンパビリオン」に直行します。撮って来た写真や動画を見せましたら、絶対ここに行きたい!とちびっ子は意気込んでいたのでした。




パビリオンの前には大きな鯉のぼり。びっちりと記されたメッセージを凝視してしまいます。



待つこと40分ほど。無事に入場出来ました。
ただ直近からは、入場は先着順の当日予約のみに変わりました。あまりの人気からです。



彼女にとっては、見たことも体験したこともない中東の異世界。興味津々です。


ところで、彼女が見つけたのは、お国の伝統文化だというパズルをはめ込むのような壁画を拵えるおじさんの姿。



手招きされて、やってごらんとやらせて頂いたのでした。真剣な表情で取り組む彼女ですが、こういった体験こそがまさに「万博」。

わたしも小学生の頃、万博好きの原点になった「花の万博(1990年、大阪開催)」でもそうやったなあ…と、遠い目をしてしまいます。
おじさん、ありがとうございましたm(_ _)m



それから石製の琴を満喫。不思議そうな顔をしていましたが、まったく離れようとしません。

おそらくは、ちびっ子と同じ小学生だった時に体験した35年前の「花の万博」でも、わたしもそうだったに違いありません(汗)


そして、彼女の念願だった「赤い砂」が敷き詰められたメインホールへ。うわ〜!と、歓声を上げるあたり、楽しみにしていたのでしょう。




しかし、前回訪問した際にも感心したのですが
この赤い砂、本当に不思議なものです。触っても一粒も手に残らず、なんですね。どうやってこのような砂になるのか。自然の叡智ですね。


外が雨だというので砂の中には入れずでした。しかしながら、よほど楽しいのか。まったく離れず、これ持って帰りたい!とも。気持ちはよくわかるのですが、世界遺産ですし(^_^;)


スタッフのみなさん大変親切な方ばかりで、終始興奮しっ放しのちびっ子なのでした。
さっそく、好スタートになりました。

次回に続きます。
今日はこんなところです。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。


4月13日(日)に開幕した「EXPO2025 大阪・関西万博」。今日からは、通算12回目となった5月17日(土)の訪問記をお送りします。




さて、今回も出発はおらが街「OsakaMetro中央線・近鉄けいはんな線 長田駅(大阪府東大阪市)」から。時刻は10時前です。しかしながら…



今日はお供が居りまして、万博に行くのを楽しみにしていたちびっ子次女を連れての道中です。わたしの話しやら、学校ですでに万博へ行った同級生の話しを聞いて、やる気?が出て来たようなのでした。うれしいことですが。

そういったことで、ここまでのシリーズとはちょっと趣向を変えてお送りしたいと思います。よろしければ引き続きおつきあいください。



そういえば、わたしとふたりで出かけるなどとはいつくらい振りかと思い出します。ただ、わたしも楽しみなのには変わりありません。

ところが、万博を楽しみにしている次女には実は、重大な?問題があったのでした。



それはおなじみ、万博公式キャラクターの「ミャクミャク」。彼女は「ミャクミャク」が得意でないということ。目ぇがなんでこないにたくさんあるん…と口ごもるのですが。「イオンモール鶴見緑地(大阪市鶴見区)」にて。

ただ、さまざまな見方があって当然ですし、かくいうわたしも、このキャラクターに決まった時には、やはりえっ…と口を濁していましたし(汗)2022(令和4)年3月23日アップ。



それを知ってか知らずか、彼女は乗車するやいなやすぐに入眠してしまいます。ゆっくりさせておこう。



40分弱でいつもの「夢洲駅(大阪市此花区)」到着。長田を出る頃には曇り空だったのが、ついに本降りになってしまいました。

今般の万博で雨に祟られたのは、確か開幕日(4月13日)だけのはず。せっかくちびっ子と来たのに、なんですが。


東ゲートに並ぶこと40分ほど。
雨はますます激しくなり、ふたりともずぶ濡れになります。ただ、大屋根リングってどんだけ大きいん?と、聞いてくるのが愛おしい。


ゲートを通過したのは、10時40分頃。
同時に雨も上がってくれました。ありがたや。

この日は事前予約(「飯田グループ×大阪公立大学共同館」19:00〜)は取れていたものの、入場後の当日予約は取れず。遅い入場でしたからこのようなことははじめてですが、彼女の希望を聞きながら、いろいろ巡ろうかと思います。



そんなことを思っていますと、東ゲートを入ったところの写真スポットになっているくだんの「ミャクミャク」像を見つけたちびっ子。指差すのは、ちゃんとしっぽに目ぇあるで!と。


後ろから見るとこのような名物像です。あない言うものの、興味を示してくれているのには、さっそくながらうれしくなります。



そして、彼女の観たかった大屋根リングと対面。ただ、風雨が強いというので上れず。ちょっと時間をずらしてみようというのですが、どんな眺めなんやろ!と、興味津々な様子。わたしに似て高いところが好きなものですから。

それでは、ちびっ子次女とお父ちゃんの万博訪問記、スタートです。

次回に続きます。
今日はこんなところです。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。


4月13日(日)に開幕した「EXPO2025 大阪・関西万博」。通算11回目となった5月14日(水)の訪問記をお送りしています。




さて、輝くオーブとともに巡ったコモングラウンド、オランダパビリオンを後にします。

時刻は6時を過ぎた頃。もう2ヶ月前の訪問になりますが、この時刻でもだいぶ外は明るくなるようになりました。ありがたいこと。


オランダの前にある、南通りを東方向へと進みます。大屋根リング内、南端に当たる場所。万博公式サイトより。



帰路に就く人、まだまだ会場を巡ろうかという人が双方向に行き交う通りをゆっくり歩いて5分ほど。7日前予約が取れていた、シグネチャーパビリオン「いのちの冒険 超時空シアター」に到着しました。

無骨なコンクリートの四角い箱型が、却ってどのようなパビリオンなのか、とそそられます。


会場の南端に位置する、シグネチャーパビリオンが集うゾーンは「シグネチャーゾーン(Xゾーン)」と呼ばれています。

今般の万博での目玉のひとつ、各界の著名人がプロデューサーとなり、万博のメインテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」から「いのち」をテーマに、シグネチャーパビリオンという8館を出展するもの。すでに4つ入場出来ています。万博公式サイトより。



しかしながら時間までまだ50分近くあります。ウォータープラザ前のベンチで休憩するのですが、リング上にはたくさんの人!

確か、ナショナルデーはスウェーデンでしたが花火の打ち上げもありませんし、水上ショーの時間まではまだまだありますし。


7時前に「いのちの冒険 超時空シアター」待ち列が開放。さっそく並びます。



迷路のよう。それぞれの躯体に灯った明かりがなかなかいい感じです。


さて、予約の取れていた「超時空シアター」は名前の通りシアター上映がメインですが、入場前に配られたのは、このレストランのメニューのような注意書き。





パビリオンのコンセプトは「いのちは合体・変形だ!」。なかなか、インパクトがあります。

現実と仮想空間を融合するXR(クロスリアリティ)技術や立体音響技術を駆使した全く新しい映像体験。HMD(ヘッドマウントディスプレイ)を装着し、30人の観客とともに、現実と仮想、過去と未来、時間と空間を超えたいのちめぐる冒険の旅に出かけよう。パビリオン公式サイトより。


ところで、先ほど配布されたメニューのようなしおりに記されているQRコードを読み取りますと、生きものや自然に関するクイズで時間待ちをすることが出来ました。時間待ちにご利用ください!と呼びかけられましたが(^o^)




食物連鎖。どうやら、これもこれから拝見するシアターの展示内容に関係するよう。


光合成がうまく行かないと、人類のみならず、地球上の動物は生きられません。気の遠くなるような時間をかけ、たくさんの奇跡が重なった結果、美しい地球は保たれている訳です。


ところで、くだんの「超時空シアター」は写真、動画の撮影はいっさい不可でした。



そういったことで、先日記事でも取り上げたのですが、NHKのEテレで平日朝に放送されている子ども向け番組「ザ・ウェイキー・ショウ」で取り上げられていた、これらシグネチャーパビリオンの特集から。7月1日放送。


「いのちめぐる冒険」のプロデューサーを務めるのは、河森正治さん。アニメーション監督でマクロスシリーズを長く手がけられたのだとのこと。作品は少し世代が上のようです。



合体、変形、というテーマを出演者に語られるのですが、そう聞くとロボットシリーズを手がけられていることも関係するんかな?とも感じます。



そして、こちらがくだんの「超時空シアター」。白い円形のドームの端に椅子が並び、それぞれにVRゴーグルが備え付けられています。

このゴーグルはおそらく、おばけワンダーランド(ガスパビリオン)のそれと同じもののよう。こちらも楽しかったです。5月12日アップ。



映像展示がはじまりました。まずは、生命のはじまり海に生きる生物の生態から。



飲み込まれた!そして、飲み込んだ魚がまた別の魚に飲み込まれ、を繰り返します。先ほどの食物連鎖そのものですが、これがすごい迫力。





解説にもありますが、多用な生きものと化して繰り返し、繰り返しそれがつながる。



そして、それを最終的に捕食するのは人間。確かに、これは合体と変形ですが、その人間の内部にもVR映像は潜り込み、生命の進化にも立ち返るというもの。


確かに、奇跡のストーリーでした。といいますか、あまりに演出がすご過ぎてよう説明が出来ません。生命の進化だけではないですし、森羅万象、とも言えますし…







観覧して後日放送されたこの番組を観ると、なるほどなあ…と、なんとはなしに感じられた次第なのでした。しかし、難しかったですが、これは作品の迫力的にも再度、観てみたいです。


こないだのアンドロイドロボット「いのちの未来」もそうでしたが、しばらくの間は、頭の中が整理がつかず、余韻でぼけ〜っとする感じ。


時刻は8時前に差し掛かっていました。またも、少しずつ休み休みながら東ゲートへ向かうのでした。どうやら、影響されやすいんでしょうねわたし(汗)




ではこの日、5月14日(水)のまとめです。


長田09:17→夢洲09:58遅れ4分(先行列車が緑橋駅で車両点検したため 高井田駅で09:20〜09:23停車)普通夢洲ゆき⑥408-17


10:10 東ゲート到着

10:20 東ゲート通過

10:30「ブルーオーシャンドーム(15:00〜)」当日予約取れる

10:40「ミャクミャクくじ」並ぶ

11:10「ミャクミャクくじ」3等当選

11:15 大屋根リングを反時計回りに散策

11:50 EXPO WASSE「韓国観光フェスタ」訪問

13:50 EXPO WASSE「韓国観光フェスタ」退出・以降、昼食・エンパワーリングゾーン散策

14:50「ブルーオーシャンドーム」予約列並ぶ

15:00「ブルーオーシャンドーム」入場

15:40「ブルーオーシャンドーム」退出

15:45「よしもとwaraii館」並ぶ

15:50「よしもとwaraii館」入場

16:05「よしもとwaraii館」退出

16:20 大屋根リング内側を反時計回りに散策

16:45「オランダパビリオン コモングラウンド」到着

17:00「オランダパビリオン コモングラウンド」予約列並ぶ

17:20「オランダパビリオン コモングラウンド」入場

18:05「オランダパビリオン コモングラウンド」退出

18:10 南通りからウォータープラザ付近を散策・休憩

18:50 シグネチャーパビリオン「いのちめぐる冒険 超時空シアター」予約列に並ぶ

19:00「いのちめぐる冒険 超時空シアター」入場

19:15「いのちめぐる冒険 超時空シアター」入場

19:40「いのちめぐる冒険 超時空シアター」退出

20:00 東ゲート前公式グッズショップ(大丸松坂屋百貨店)冷やかす

20:20 東ゲート退出


夢洲20:34→長田21:10

普通長田ゆき⑥32856


5月14日(水)

開幕32日目/来場11回目

総入場者数∶12万9527人

(一般:11万1859人 関係者:1万7668人)



次回に続きます。

今日はこんなところです。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。


4月13日(日)に開幕した「EXPO2025 大阪・関西万博」。通算11回目となった5月14日(水)の訪問記をお送りしています。




時刻は、早くも夕方5時過ぎ。事前予約の取れていた、「オランダパビリオン コモングラウンド」を観覧しようというところです。内外装が大変印象的な、おしゃれなデザインです。



さて、待ち列の終わりでスタッフの方から受け取ったのは、この白く輝く玉。オーブ、と呼ばれるもの。こちらでは、これをお供にして観覧して巡ります、とのこと。



まずは、これをチャージ。と、今度はオレンジ色に変わります。これはきれいな。



館内展示に入りました。
先ほど、待ち列の途中でもありましたが、国土の大半が低湿地ゆえに、環境保全に古くから取り組む国民性がある、という解説。



それらの展示解説を拝見して、その下の設置面にオーブを触れると、色は次々と変わります。経験値を貯めているかのよう。





しかし、国土の海面下が約26%とは、我が国とはだいぶ環境は違うのだなと感じるのですが、世界にはさまざまな環境のお国がある。それを知るだけでも万博の機会というのは、大変価値のあることです。



順路を進むのですが、解説に加えて実にデザイン性の高い展示が続きます。見入ってしまいますが、後から次から次から列は続きます。



そして、最後の上映ホールへ誘導。



こちらも、イメージ映像の印象が強いものでしたが解説はわかりやすいものでした。パビリオン、というよりもお国としての主張だなと感じるものでした。


最後は、グッズショップでした。さすがにたくさんの人々が集うところ。


奥からはぷ〜んと香ばしい、チョコレートの香りが漂います。カフェも併設されていたのですが、コーヒーではなく。チョコベースが人気なのてしょうか。


グッズショップの品々を拝見して行きますと、やはりミッフィーのそれが大多数でした。



ぬいぐるみはやはりかわいらしいですね。アラフィフのおっさんではありますが、この独特の表情には、顔がほころびます。


このようにミッフィーは、パビリオンのイメージキャラクターにもなっていたのでした。



そういったことで「コモングラウンド」というお国を表す言葉の意味を、幻想的なオーブとともに巡るオランダの旅。なかなか、美しくも芯のある展示なのでした。

次回に続きます。
今日はこんなところです。