「2025年大阪・関西万博訪問記」その10〜4月14日編③ | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。

13日に開幕した「2025年大阪・関西万博」。開幕翌日、二度目となった14日の訪問記をお送りしています。




東ゲートを入場、突き当たりの大屋根リングを左折して、今日は時計回りにパビリオンを巡っています。


気づけばもう11時頃。いったん東ゲート側に向かい、この小さなドーム型の建物の前まで戻って来ました。東ゲートから入場すると、左手にいつも目立っていたパビリオンです。



ここは「電力館 可能性のタマゴたち」。人気パビリオンですが前日、運良くこの時間からの事前予約が取れていたのでした。


外観からして、どのようなものなのか殊に気になっていたのでした。



おかげで、10分ほどの待ちで入場。予約が取れているのは本当にありがたいと、開幕翌日にして感じるのでした。


電力館は、カーボンニュートラルのさらにその先を見据え、社会の基盤を支える電力業界ならではの視点で未来社会を描きます。
エネルギーに関する“可能性のタマゴ”を数多く体験することで「エネルギーの可能性で未来を切り開く」ことを感じていただけます。

また、外観をボロノイ構造のタマゴ型にするとともに、膜の色を天候や時間帯などによって多様に見え方が変わるシルバーにすることで、未来に向けた多くの可能性を表現し、自然や周囲の環境との調和も目指します。万博公式サイトより。


入場しますと、すぐにこの光るタマゴを渡されます。「可能性のタマゴ」というそうですが、これを携えながら回遊するのだとのこと。



前室。まずは、現在の地球が直面しているさまざまな課題、なかんずく環境に関わる課題についての解説でした。



これを少しでも解決する方法を、みなさんが持つ「可能性のタマゴ」とともに探ってください、とのアテンダントさんの弁。


期せずして、タマゴがさまざまな色彩に光るのが幻想的です。順路を経由していますと、それだけで「可能性」が増しています、とのこと。


お話によると、この反応は経験値のようです。





次室へ。こちらでは、さまざまな体験を通じて携えたタマゴにエネルギーを加えて行くという趣向でした。科学館の体験コーナーのよう。



幾つかやってみたのですが、おもしろかったのは、映像のタマゴと行う「だるまさんがころんだ」ゲーム。

映像の悪タマゴがあちらを向いている間に足踏みをすることでエネルギー(発電、に当たるでしょうか)を貯める、というもの。
いい運動になりましたが、日常の中ででも発電エネルギーは生み出せるものということだと受け取りました。



他に興味が持てたのは、発電するという「シビレエイ」を模した模型。タマゴをセットしていますと、時折、ビリっ!という衝撃が。


こういった実験や体験出来る類のものは、ちびっ子次女が大好きなもの。市内の科学館などに行くとまったく離れませんので、これは連れて行ってあげたくなります。



最終の次室。体験や実験でタマゴに貯めたエネルギーを、他の入場者のそれとともに実際に見てみましょう、との解説。

いったいなにがはじまるのかと思うのですが…



煌めくイルミネーション!これはすごいもの。

確か、30年前の「国際花と緑の博覧会(大阪花博、花の万博)」ででも、これを思わせる電飾がそれも同じ「電力館」ではありました。



花博のものは「ひかりファンタジー 電力館」。当時は小学6年生でしたが、世の中にはこんなに美しいものがあるのかと、感動を通り越して呆然とした記憶が蘇ります。しかし、これもすごかった。

当時のリーフレットより。ブログ主所蔵。



順路の最後にはグッズショップ。パビリオンの特徴ある外観や、くだんのタマゴを模したものがたくさん。



これ、かわいらしくて思わず手が延びました。中身はチョコ。ケースだけで見応えあります。



先ほど、体験コーナーに居た「シビレエイ」の解説を発見。発電圧が60ボルト、とあります。


朝に夢洲まで乗って来た「OsakaMetro」の架線電圧は直流750ボルトですから、シビレエイの12、3倍くらいでしょうか。同じ電気ですが、不思議なものやなあと感心しきりです。


今日はなかなか、なるほど!と思わせられる体験ばかりです。感心してばかりです。




「電力館」から最寄りのエスカレーターを上り大屋根リングの屋上を今度は反時計回りに散策してみることにします。万博公式サイトより。


昨日は日が暮れてからの屋上でした。道すがらには花が咲き誇り、まったく印象が違います。

風がそよと吹き抜け、気持ちの良いものです。



ここからは、やってみたかったリング上空からの、パビリオン見学。「スペインパビリオン」。



こちらは「サウジアラビア王国パビリオン」。おっ、屋上でカフェがあるのですね。


「インドネシアパビリオン」の右側には、花びらを思わせる外観。地図によると「インドパビリオン」なのですが…



いまだ工事中だという!開幕前には、すべてが間に合うのかどうかと言われていましたが、こちらはそのひとつのよう。完成は未定だとのことですが、大きなパビリオン。

完成を楽しみにしたいと思います。


パビリオン群が切れたところに、西ゲートにつながる大きな通路。「大地の広場」というゾーンまで差し掛かっていました。


さすがに眺めは抜群です。海の向こう、咲洲(さきしま)の「WTCコスモタワー(大阪府咲洲庁舎)」も手に届くがごとく。



それでは、いったんこのあたりで地上に降りることにします。


次回に続きます。

今日はこんなところです。