「2025年大阪・関西万博訪問記」その11〜4月14日編④ | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。

13日に開幕した「2025年大阪・関西万博」。開幕翌日、二度目となった14日の訪問記をお送りしています。




東ゲートから入場し、突き当たった大屋根リングに上って、反時計回りに散策しています。


西ゲートにつながる「大地の広場」付近で再び地上へ。吉本パビリオンやパソナ館、背後にガンダムパビリオンなど人気どころがあるということで、このあたりの中心地となっています。



行きたいところがありました。広場から西ゲートに向かう左側の、JR西日本が運営しているオフィシャルショップ。昨日、暴風雨のさなかあまりの混雑ぶりであきらめたお店でした。

JR西日本のキャラクター「カモノハシのイコカ」と「ミャクミャク」の限定コラボグッズなどさまざま拝見出来たのは良かったのですが。


しかしこのグッズショップ、まるでJR西の駅のような設え!これを見たかったのでした。

そのおかげ?なのでしょうか、店員さんの山彦も「いらっしゃいませ」ではなく「ご乗車ありがとうございます」だったという(^_^;)



ところで、開幕前のテストラン(事前内覧会)から話題になっていたのが、その「カモノハシイコカ」と「ミャクミャク」が並んだイラストがあしらわれた、オリジナルICOCAとぬいぐるみやパスケースなどがセットになっていた商品でした。これが欲しかったのですが。出典①。



お店の方に聞くと、数は十分準備しているのだが、お店を開けるとすぐに売り切れてしまうほど、とのこと。大変な人気のようですが、この店舗でしか入手出来ないんです、とも。

これは朝一で西ゲートから入る日を作らねば。


さて、再び大屋根リングの内側に入ります。このあたりにはアジア南部やアフリカの国々のパビリオンが並んでいます。

まずは「バングラデシュパビリオン」から見てまいりたいと思います。


待ち時間なく内部は自由観覧。気軽に入れて、自分のペースで見られるのはありがたいもの。

さながらクジラの骨格のようですが、帆船のイメージでしょうか。では、公式サイトより。


テーマ「いのちをつなぐ:伝統とイノベーションが調和する国」とのこと。入ってすぐ右側には、リビングのような展示スペースが据え付けられているのですが…



ルフィや悟空が居るではないですか。現地でも若い層に人気なんでしょうね。引き続き解説。



2025年大阪・関西万博のバングラデシュパビリオン「C20-01」では、同国の豊かな歴史、活気あふれる文化、そしてダイナミックな発展を紹介します。

「いのちをつなぐ:伝統とイノベーションが調和する国」をテーマとして、このパビリオンはバングラデシュが誇る伝統と未来社会へのビジョンをつなぐものとなっています。



パビリオンでは、バングラデシュを進歩とイノベーションの新たな高みへと押し上げる原動力となっている主要な分野を取り上げます。
また、環境に優しい低炭素素材を使用することで、バングラデシュの持続可能性への取り組みを反映したものにもなっています。

お国独自の建築工法のよう。骨組みが日本とはだいぶ違いますね。おもしろい。


2025年万博のバングラデシュパビリオン内の展示エリアは、同国の豊かな文化的遺産とイノベーティブな進歩をダイナミックに紹介します。

来場者は、ノクシカタ、ジャムダニ織り、復元されたモスリンや丁寧な手工芸品といった伝統的なテキスタイルの工芸に着目した展示物を通して、バングラデシュの遺産を探求することが可能です。



棚に並ぶフェルトのおもちゃと工芸品は、そこはかとなく懐かしい、素朴な印象を受けます。




パビリオンでご紹介する、持続可能なジュート製品、高品質のレザー製品、活発な既製服産業、製薬業界や多様な農産物には、同国にて拡大中の産業基盤や環境に優しい慣行への取り組みが反映されています。




バングラデシュの首都はダッカですが、特に日本企業の進出が進んでいて、経済面での結びつきが近年は著しいのだとのこと。



気になったのは、その隣に紹介されていたあるエピソードでした。先の大戦が終結し、戦犯として指定された関係者を裁いた東京裁判の一員として、お国のパールさんという裁判官は、裁判自体の違法性を訴えた、というもの。


歴史観についてはさておいて、これは知りませんでしたが、バングラデシュは先の大戦の頃、イギリス統治(イギリス領インドとして)だったそうです。

インド北東部では日本があの「インパール作戦」を展開したことが知られていますが、日本は宗主国のイギリスと対峙し、独立軍を支援していた節があったというので、それでなんらかのパワーバランスが働いたのかも知れません。あくまで推測ですが。


続いては、お隣の「セネガルパビリオン」。首都はダカール。そう言われるとあっ、あのパリ・ダカの!と気づきます。

テーマ「持続可能で公平な開発のために人々を結ぶ交差点」、コンセプト「未来への交差点セネガル」。万博公式サイトより。


こちらも自由観覧方式。ゆっくり観られます。



セネガル館は、「持続可能で公平な開発のために人々を結ぶ交差点」というテーマの下、「セネガル2050」というビジョンを体現しています。このビジョンは、意欲的で持続可能、かつ包括的な未来を意味しています。



アフリカの玄関でもあり、無限の可能性が広がるセネガルの魅力的な歴史、象徴的な観光地、息を呑むような風景、そして多彩な投資の可能性と出会うことができます。


ただのパビリオン見学では終わらない、セネガルの温かく本物のホスピタリティ「テランガ」を感じ、伝統と現代性が交差した文化と芸術の豊かさに心を動かされてみませんか。


観覧自体はほどなく終えたのですが、おっ、と思ったのが、館内の休憩スペースの広いこと。これから暑くなりますし(真夏には暑熱対策が大問題になりそうですが)活かせそうです。

肝心のセネガルのあれこれに触れておらず、関係者の方々には大変申し訳ありませんm(_ _)m気になりましたので!

次回に続きます。

今日はこんなところです。


(出典①「ジェイアール西日本商事」公式サイト)