「2025年大阪・関西万博訪問記」その9〜4月14日編② | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。

13日に開幕した「2025年大阪・関西万博」。開幕翌日、14日の訪問記をお送りしています。



暴風雨に見舞われた、開幕日の昨日とは一転。朝から穏やかな、春びよりの万博会場です。



中東の2カ国を巡ったあとも、大屋根リング沿いに時計回りに歩きます。辿り着いたのは、この「カナダパビリオン」。


実に趣向を凝らした個性的なパビリオンばかりですが、こちらもその例に漏れず。カナダ北部の寒冷地をイメージしたもの、というので、これは氷河だとわかります。おしゃれです。

15名ほどの待ち列でしたので、こちらも迷わず加わります。



昨日から気になっていたことですが、パビリオンや展示館などの外観は、それを取り囲む大屋根リングから良く観察出来るんやなあと思えるのが、パビリオン側から見た大屋根リング。

入場してからお目当てのパビリオンがあれば直行しても良いですし、大屋根リングに上がって散策しながら、気になったものに向かっても良いでしょうし。よく考えられています。



待ち列のさなかには、お偉方の会見場をイメージしたものでしょうか。なんだか身が引き締まります。



しかし、パビリオンひとつ取ってもそのお国の個性や主張が窺えるもの。カナダというとメープルだというのは、言うまでもないですね。



15分ほど待って入場。館内はさっそく真っ暗なのですが、入口で渡されたのはこのハンディ式のビジョン。これがカナダパビリオンの目玉だというのですが。



氷河を模した造形に、これをかざしますと…
徐ろに、はらはらと雪が舞い降りるではないですか。これにはびっくりします。


天井に向けてみますと、なんとオーロラが!
これ、いわゆるAR(Augmented Reality アグメンティッド・リアリティ)。日本語では「拡張現実」と呼ばれるものですが、これはすごい。

冬が春に変わるとき​
カナダパビリオンのコンセプトは『再生(Regeneration)』。

春の訪れと共に凍っていた川の水が溶ける風景をイメージしています。パビリオン外観は、カナダで見られる自然現象「水路氷結」を表現していて、川面の氷が溶けて流れることで生まれる儚(はかな)い氷の造形が魅力です。



VR(仮想現実)と混同していたのですが、これは実際にその場にあるものに、別の画像などを重ねて体験出来るもの。 


いずれにしても、これは夢中になります。



氷に覆われた外観とは対象的に、パビリオン内ではカナダの温かさ、開放性、前向きな姿勢が表現され、来館者はカナダの革新性、多様性、創造性、持続可能な社会に関する取り組みを体験できます。万博公式サイトより。

氷の上では、おっちゃんが釣りをしていたり…



渓谷には、雨上がりの虹がかかっていたり。




そびえ立つ氷柱は、高層ビル群のイメージ。



いや、潜んでいるなにが出て来るのか。わくわくしながらビジョンをあちゃこちゃに向けてしまいますが、あらためて自然豊かなお国なのだなと再確認出来ました。

もとより、行ったことはありませんが(^_^;)
余談ですが実姉が学生の頃、短期留学でバンクーバーに滞在していたことを思い出しました。都市圏でも自然があちこちにあり、とても住みやすそうなところやで!と、帰国後に話してくれたのをふと思い出します。



ご存知、カナダはアメリカ本土とアラスカにはさまれたお国。バンクーバーやトロント、モントリオールなどの都市はわかるのですが、気候が穏やかなアメリカ寄りの南部。

広大な国土を誇りますが、それ以外の北側は、北極圏に近い寒冷地。ビジョンで観られたように、厳しいながら豊かな自然とともに人々は生活していることがよくわかりました。



このようなことを少しでも垣間見ると、一度は旅してみたいものだと感じます。ただ、それぞれのパビリオンに入場して思うことではありますが(汗)

次回に続きます。
今日はこんなところです。