みなさんこんにちは。前回からの続きです。
13日、大阪湾岸の人工島「夢洲(ゆめしま)」で開幕した「2025年大阪・関西万博」。その初日の訪問記をお送りしています。
さて、そのアメリカを背にして、大屋根リングに至るエスカレーターの横に、なにやらひとだかりが出来ているではないですか。


「朝日放送ラジオ」の生公開放送でした。
おっ、辛坊治郎さんです。

しばらくやり取りを聴いていたのですが、徐ろに帽子を取り出されます。
前回1970(昭和45)年の「千里万博」の時、これを実際に被って会場を回っていたのだとのこと。大変興奮されているようなご様子だったのは、そのせいだったのでしょうか。

スタジオをあとに、大屋根リングの内側に沿って反時計まわりに進むことにします。

実は、事前予約が取れたパビリオン(後項にて)は夜だということで、それまでは自由気ままに会場を巡ってみることにしていました。


これは「ドイツパビリオン」。関係者のみのオープニングセレモニーが開催されているというので、まだ入れず。

ドイツから一区画進みますと、これは鮮やかなパビリオン。

「韓国パビリオン」でした。並行して、韓国ソウルのひとり旅道中記をお送りしている身としては、次はこちらにしたいのですが。


ただこちらも開幕式典などがあり、オープンは夕方5時頃を予定しているとのこと。初日ですからお国のお偉方も来られているでしょうし。
こちらはまた、夕方のオープンに立ち寄ってみることにします。


そんなこんななのも万博ならではと思えます。
しかし、やはりどこかに入りたいということで少し先に進んだこちら、ちゃんと開館している様子の「ルクセンブルクパビリオン」に並ぶことにしました。


外観デザイン。ベニアを塗ったものだそうで、万博閉幕後は、自国に持ち帰りきちんと再利用するとPRされていました。そのあたりはやはりこの時代の万博ならではです。


ルクセンブルク、と聞いてもヨーロッパのお国ということだけはわかるのですが、あまり詳しくは存じません。


待ち列のあちこちには、国土の名産や名物などについての説明と、AR体験が出来るというQRコードが記されていました。


世界中のことが手元のスマホでわかる時代ではありますが、自分の知らぬ世界各国のことを知れる、文化や習慣などに実際に触れられるということは、万博のような機会しかありません。
商品を梱包するようなこの赤と青のラインは、ルクセンブルクのイメージカラーだとのこと。なるほど、ルクセンブルクと打つと、🇱🇺という国旗が出て来ますので。
一周している間に、好みのパビリオンを見定められる、これはいい考えです。


外が吹き荒れる暴風雨の中、30分ほど待機して入場。おかげで助かりました(苦笑)


国土の紹介。工業地帯に、ブドウ(→ワイン)など豊かな農産が有名なのですね。


次室。こちらは、あちこちに立てられたビジョンに映像での紹介。




これ、路面電車か地下鉄の椅子と見ました。
ヨーロッパでは、このようなモケットのないタイプが多かったことを覚えています。

圧巻だったのが、さらに進んだこの部屋。地球を模したものでしょうか。パネル一面にやはりさまざまな映像が映されるのですが…


ルクセンブルクにまつわるイラストを選んで押すと、その詳しい解説が流れます。



へえ!すべての公共交通機関が無料だとは。ヨーロッパはモーダルシフトもそうですが、さすがに進んでいます。カーボンニュートラルにも繋がる訳ですね。




他のイラストの解説も拝見しましたが、いずれも日本にはないもの。考えさせられます。

そして、最後の部屋に誘導されます。一面が真っ暗なのですが、背景はこちらも映像が流れる大画面。



15名ほどなら大丈夫ですよ、とのことでわたしもすかさず乗ってみます。全員が乗って座っていましたので、これを体験して貰うがために、それなりの待ち時間があったのでしょうね。


動画でもどうぞ。

いや、これは大迫力で素晴らしかったです。ちびっ子次女を連れて行きたいほど。ここのみならずきっとよろこぶんでしょうが、万博にはまだあまり興味がないようで。

屋外には、名産のワインやビール、軽食を楽しめるスペース。外国人の方々が歓談してはる光景も、万博ならでは。

次回に続きます。
今日はこんなところです。