「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら -13ページ目

「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。


4月13日(日)に開幕した「EXPO2025 大阪・関西万博」。通算11回目となった5月14日(水)の訪問記をお送りしています。




時刻は、早くも夕方5時過ぎ。事前予約の取れていた、「オランダパビリオン コモングラウンド」を観覧しようというところです。内外装が大変印象的な、おしゃれなデザインです。



さて、待ち列の終わりでスタッフの方から受け取ったのは、この白く輝く玉。オーブ、と呼ばれるもの。こちらでは、これをお供にして観覧して巡ります、とのこと。



まずは、これをチャージ。と、今度はオレンジ色に変わります。これはきれいな。



館内展示に入りました。
先ほど、待ち列の途中でもありましたが、国土の大半が低湿地ゆえに、環境保全に古くから取り組む国民性がある、という解説。



それらの展示解説を拝見して、その下の設置面にオーブを触れると、色は次々と変わります。経験値を貯めているかのよう。





しかし、国土の海面下が約26%とは、我が国とはだいぶ環境は違うのだなと感じるのですが、世界にはさまざまな環境のお国がある。それを知るだけでも万博の機会というのは、大変価値のあることです。



順路を進むのですが、解説に加えて実にデザイン性の高い展示が続きます。見入ってしまいますが、後から次から次から列は続きます。



そして、最後の上映ホールへ誘導。



こちらも、イメージ映像の印象が強いものでしたが解説はわかりやすいものでした。パビリオン、というよりもお国としての主張だなと感じるものでした。


最後は、グッズショップでした。さすがにたくさんの人々が集うところ。


奥からはぷ〜んと香ばしい、チョコレートの香りが漂います。カフェも併設されていたのですが、コーヒーではなく。チョコベースが人気なのてしょうか。


グッズショップの品々を拝見して行きますと、やはりミッフィーのそれが大多数でした。



ぬいぐるみはやはりかわいらしいですね。アラフィフのおっさんではありますが、この独特の表情には、顔がほころびます。


このようにミッフィーは、パビリオンのイメージキャラクターにもなっていたのでした。



そういったことで「コモングラウンド」というお国を表す言葉の意味を、幻想的なオーブとともに巡るオランダの旅。なかなか、美しくも芯のある展示なのでした。

次回に続きます。
今日はこんなところです。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。


4月13日(日)に開幕した「EXPO2025 大阪・関西万博」。通算11回目となった5月14日(水)の訪問記をお送りしています。




たくさんの観客とお笑い芸人の方々が集う、会場の憩いの場ともいえる「よしもとwaraii館」を後にします。

さて、もう時刻は早くも5時前。この後は、3日前の空き枠先着で取れていた「オランダパビリオン コモングラウンド」の予約が迫っていました。

しかし、コモングラウンドとはなんやろう。


よしもとから大屋根リングを横切り、その内側を反時計回りに進みます。公式サイトより。


リング内側に出たところは「イタリア・バチカンパビリオン」。門外不出と言われる国宝級の逸品が日を追って展示に加わり、4、5時間待ちも価値あると、万博随一の人気を博しています。

さすがにこの頃はそこまでマスコミなどで報道されたりではありませんでしたが、2時間待ちです!と、スタッフの方の叫び声が。



その隣には「シンガポールパビリオン」。赤い球体が遠くからでも目立ちます。どちらもまだ入場したことはありません。


近寄って気づくのですが、赤い球体の表面はまるでウロコのよう。どのようなパビリオンなのか、半年の会期中まだまだ楽しみは続きます。


まったく余談ですが、先ほど訪問したよしもとパビリオンに似ています。こちらは球体には入れなかったのですが、シンガポールの方はどうでしょうか。



よしもとから、ゆっくり歩くこと5分ほど。目的の「オランダパビリオン コモングラウンド」に到着。



陽が翳って来るとともに、海風が爽やかな感じになって来ました。



さっそく予約列に並ぶのですが、正面玄関に鎮座するのは、この大きな球体。今日は丸いものに縁があるような気がしないでもないですが、これは、日の出のイメージだそう。


さらに、先ほど入って来た入り口を見返しますと。ブラインドを指で押し上げたような。これはおもしろい。



どのような使い方をされるのか。大阪からは近いですので、見に行けます。NHK関西NEWS WEB 2025(令和7)年5月20日付け。


それでは、パビリオン入り口で入場を待つ間に壁面にいっぱいのお国紹介を拝見することにします。


最初は「国境を越えた交流」から。



我が国とオランダというと、江戸幕藩体制で敷かれた200年以上続いた鎖国政策の中で、唯一開かれた海外との窓口でした。

長崎の出島に隔離される形ではありましたが、ここを起点に、西洋文化は日本に浸透して行ったことは歴史に残る出来事です。


ところで、解説の中で目に留まるのは「コモングラウンド」という言葉。今般の万博では、オランダパビリオンという名称と必ず併記されているのでした。


「コモングラウンド」とは「共創の礎」という意味があるそう。国土全体が低湿地という環境の中、国民が協力して干拓事業に勤しんだ結果
豊かな国土が築かれた、という自負が込められているように、解説からは受け取りました。


ところで、日本語ではお国を「オランダ」と呼ぶのは、ポルトガル語における「ホラント」が戦国時代に来航したポルトガル人宣教師によってもたらされたことによる、と言われます。

英称では"THE NETHERLANDS(ザ・ネザーランド)"となります。直訳すると「低地の国々」






歴史的にはオランダのみならず、同じような国土の環境にある、隣接するベルギー・ルクセンブルク(いわゆる、ベネルクス三国)を含めての広義だとのこと。なるほど。両パビリオンはすでに訪問済み。



それゆえ、環境に関する取り組みが先進的なのは有名なこと。



海沿いの美しい干拓地に、オランダといえば風車。お国の風物詩ですが、そういった理由があったのか、と気づきます。



目の錯覚か?と思ったのが、この写真。海面ぎりぎりに走る道路がさらに掘り下げられていて水路をまたいでいるという。これはすごい。


そして、オランダといえばミッフィーですね。あちこちで見かけました。ちびっ子次女が幼児期から大好きです。


さて、列は進みまして、なにやら白く光る玉のようなものが次々と出て来る通路にたどり着きました。どうやら、これがオランダパビリオンでのお供、になるようです。


次回に続きます。

今日はこんなところです。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。




4月13日(日)に開幕した「EXPO2025 大阪・関西万博」。通算11回目となった5月14日(水)の訪問記をお送りしています。


さて、ブルーオーシャンドームで海洋環境についての学びを終えました。なかなか、考えさせられるものだったと感じます。



そのドームの向こうには、なんとも笑顔がユニークな「よしもとwaraii myrail館」があります。


巻き貝とアンモナイトを模したという「パソナパビリオン」や、通路をはさんだ「ガンダムパビリオン」ともども、西ゲート付近のランドマークになっています。


西ゲート付近のグッズショップや、未来の都市といったパビリオン・展示館に足を運ぶ際には必ず目の前を通るこの笑顔の球体。はじめて入場することにしました。



フリー入場の列に並ぶのですが、この巨大笑顔球体「タマー」と呼ぶそう。そのままやん(汗)

パビリオンの注意説明が列の途中に立てられていたので読むのですが、256発当てても壊れない、10円玉を使ってはならない、ネギは食べぬように…なんだかよくわかりません。


どうやら、パビリオンは展示物を拝観する方式のようだということはわかったのですが、列を進むと、このようなものも見つけました。


専用QRコードを経由して接続すると、入場者の笑顔を検知したり、感情を分析したりということをして貰えるのだとのこと。どこかで監視されている?しかし、どんなものなのか。



まずは、パビリオンに入場する際の感情から。これは、期待値もありましょうから良い傾向なのでしょう。



リラックス出来ているようでした。



10分ほど並んで入場。内部は薄暗いのですが、なにやらたくさんの体験型機械や、展示物があちこちに並べられています。


 
ゲーセンのシューティングゲームのようですがなんぼ敵を撃ち落としても、いっこも進まず終わらずのゲーム。なるほど、これが256発当てても壊れないゲーム、とは。


館内の中央には、解説にもあった巨大なネギの束。しかし、なんでネギなんやろう?わたしたちはタマーにとって、カモネギなのかも知れません(苦笑)



他にも、地面に転がった文字の数々。



どうも、想像していた以上に哲学的な展示内容のよう。吉本、というので巧みにそのイメージを覆されたような気がしないでもありません。



ところで、見上げた「タマー」の天井は空洞になっています。これもだいぶ勘違いしていたのですが、てっきり球体の中に入れるものだと思い込んでいたのでした。やられました。




展示はあっと言う間に終了。こんなこというとなんですが、なんやよくわからへんかった(汗)ただ、公式サイトにはこうありました。

笑顔の球体『タマー』の見どころ
ここでは、日常がほころび、思いがけない景色が立ち現れます。

この球体に足を踏み入れる前に、どうか一度立ち止まり、「普通」「馴染みのあるもの」「完成されたもの」といった概念をそっと手放してみてください。


この空間の作品は、ただ“見る”だけのものではありません。“聴き”“感じ”“問いかける”ことを促し、あなた自身の感覚を開くよう求めてきます。明確な目的を持たずにさまようことを楽しんでください。

時に道に迷うことこそ、最も深い気づきを生むのです。答えを探すのではなく、ふと視点が変わる瞬間を感じてみてください。


馴染みのあるものが未知のものへと変わるとき、遊び心に満ちた風景が、静かに私たちの思考を揺さぶるとき、私たちはどのように世界を捉え直すのでしょうか? ここでは、作品とあなたの境界がやがて曖昧になっていきます。

そうして生まれた空白の中で、忘れていた記憶や夢、あるいは無意識の問いが浮かび上がるかもしれません。そして、この絶えず変化する「幻」と「真実」の狭間で、あなたはどんな新しい問いを持ち帰るのでしょうか? この時間が、あなたにとって新たな発見の場となることを願っています。どうぞ、お楽しみください。


答えはなくてよい…その雰囲気は、なんとはなしにわかりました。愉快なパビリオンでした。



ところで、タマーとパビリオンを抜けた先には本格的なステージがあるのも、こちらの特徴。カラオケ大会をしていたり、漫才師の方が出演されているのはよく見かけます。

それ以外の時間帯では、あの♪ホンワカホンワカホンワカホンワカ〜という、吉本新喜劇の音楽が流れています。これを耳にすると、ほっとするのは大阪人の性なのでしょうか。


おっ、もうすぐ演目がはじまるよう。休憩がてら、少し座って待つことにします。



司会は、まるむし商店の磯部さんに、ゲストは藤崎マーケット。これは待ってよかった。楽しませて頂きました。進行内容はややムチャ振りでしたが(笑)



ただ、修学旅行で来られている学生さんがたくさんなのもいつも目につきます。立ち寄りやすさは他パビリオンよりも、はるかに上回っていることを感じるのでした。

次回に続きます。
今日はこんなところです。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。


4月13日(日)に開幕した「EXPO2025 大阪・関西万博」。通算11回目となった5月14日(水)の訪問記をお送りしています。



ガンダムやパソナ、よしもとパビリオンがランドマークの大屋根リングの右上付近。


西ゲートへつながる広い通路に面し、水に浮かぶかのような白亜の「ブルーオーシャンドーム」を観覧しています。




3連のドームが会場内でも目立つこのパビリオンですが、内部に入りますと骨組みの整然さにも見入ってしまいます。これについての詳しい解説がありました。気になりますので、ちょっと拝見して行くことにします。


入り口のある最初の、このドームを支えるのは竹材。メインホールはカーボンファイバー。そして最後はなんと、紙管が骨組みになっているというのです。


なるほど、会期終了後のリサイクルが可能かどうかで、資材は選ばれている。さらに、仮設建設で軽量なゆえに杭も不要、という。

海洋環境をテーマにするあたり、環境問題には大変な考慮がされていることがわかります。



そのうち、竹を資材にした骨組みの時系列。さすが、きれいに割れるのだなと感心します。


外膜を取り付ける直前。実に美しいもの。




カーボンファイバーを用いたメインホールの建築様子。詳しくはないのですが、近年では確か航空機などにも活用されていると耳にした記憶があります。


軽いのに丈夫というのは、建築界ではまさに革命的なことなのでしょうね。


このパビリオン、閉幕後にはモルディブのリゾート施設として再利用も決まっているそう。さすがに、この時代に開催される万博ならではです。見に行きたいですね、リゾートで!



さて、次に案内されたのはくだんのカーボンファイバーを利用した、メインホール。目を凝らしてみるのですが、これは細いもんやなあと感心します。



メインホールは150人くらいは収容出来そうなほどの広く、大きなもの。薄暗い館内に、地球の美しい姿から映像展示ははじまりました。



超高精細・巨大球体スクリーンで、まだ見ぬ海洋世界に没入する。

トンネルのような通路を抜けると
宇宙空間のような、漆黒のシアターへ。
高精細のLEDスクリーンに映し出されるのは、
青く輝く水の惑星・地球そのもの。



いのちの誕生から、躍動する魚の群れ、サンゴ礁の豊かな生態系、未知の深海生物、そして海中を侵していくプラスチックごみまで。


無数のいのちがさざめく「海」に没入し、環境の汚染に身を震わせるはじめての映像体験を。パビリオン公式サイトより。




見せ方がうまいなと感じたのは、美しい海の自然一辺倒ではなく、いわば負の課題をクローズアップしていること。


海洋汚染、殊にプラスチックごみの深刻な問題についてが、印象的でした。






たくさんの種類の生物が存在し、地球の命運をも左右する海洋。ただ、その環境を美しく保つのか、破壊するのかは人類のみ。



映像からさまざまイメージさせる趣意のように感じたのですが、その意はまるで突き刺さるかのようでした。



最後のドーム(骨組みが紙管)。こちらでは専門家の方の解説。環境問題はひとごとではなく、自分に降りかかることだ、と繰り返されていたことが衝撃的でした。


おおげさかも知れませんが、展示を通じて、万博という催事の大元とはなにか、ということを痛感した次第でした。単に楽しむだけではなく、観たもの聴いたものに対して、少しでも問題意識を持って考えること。大事なことです。


次回に続きます。

今日はこんなところです。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。


4月13日(日)に開幕した「EXPO2025 大阪・関西万博」。通算11回目となった5月14日(水)の訪問記をお送りしています。



さて、大屋根リング左下の「EXPO WASSE」で行われていた「韓国観光フェスタ」をたっぷり楽しんで来たというところ。


気がつけば、2時間近くは滞在していたでしょうか。あちこちのブースで話しを伺ったりしていましたので。いい情報収集も出来ました。


この後は、入場後の当日予約が取れていた「ブルーオーシャンドーム(15:00〜)」へと向かうことにします。もう3時前でした。




WASSEからは2、3分のところに「ブルーオーシャンドーム」はありました。入り口の真上に、ガンダムの高く上げた腕が見えます。

白亜のドームが3つ連なる、美しい建物です。公式サイトより。


宇宙も、地球も、生命も、
果てしない生の連鎖を生み出す海洋も。
私たちが生きるこの星は、
最先端の科学をもってしても
いまだ解明されていない神秘で溢れている。

BLUE OCEAN DOMEは、
水の惑星、地球と対話するパビリオン。
知っているはずの水を、
まるで生まれて初めてみる物質のように
新鮮に感じ直す、
超はっ水のインスタレーション。

地球上の約97%の水が織りなす
海という生命体の知られざる様相と、
プラスチック汚染の実態を描く、
巨大球体シアター。
驚異のリアリティで地球と対峙したあとに
見えてくるのは、どんな未来か。


BLUE OCEAN DOMEのテーマは「海の蘇生」です。漁礁の減少、海水温の上昇、気候変動よる大災害、そしてプラスチック汚染など、海洋はまさに危機に瀕しています。そんな水の惑星が直面している問題を克明に描き出すと同時に、地球、宇宙、生命、環境といった大きな概念からこれらの関係を捉え直し、環境モラルの覚醒を劇的に呼び起こしていきます。



予約列に並び、ほどなく入場出来ました。

名称通り、海に関する展示内容のパビリオンですが、最初のドーム内部は幾何学的な骨組みが美しいものです。



最初の展示は、さらさらと流れる水が生み出すアート作品。思わず、その行方を必死に追ってしまいます。



ここがスタート地点なんですね。



超はっ水・巨大立体アートピースで、水という物質を見つめ直す。
パビリオンを訪れる人々を出迎えるのは、巨大、緻密、清冽な「水」のスペクタクル。

超はっ水塗料をほどこした真っ白な盤面を、ころころ、さらさら、にょろにょろと水がかたちを変えながら駆けめぐっていく。
それは、地球を躍動させる水の循環。

海から蒸発し、雨となって山に降り、川を流れ、湖や池をつくりながら海へと戻る水の一生を眺め、心を清める“みそぎ”の体験を。



「行く川の流れは絶えずして、しかも元の水にあらず…世の中にある人とすみかと、又かくのごとし(さらさらと流れゆく川の水は、絶えることがない。新しい水と、常に入れ替わっている。まさに人の一生も同じではないか)」という「方丈記(ほうじょうき。鎌倉時代に鴨長明が記した随筆)」の一節を思い出しました。


これにははかなさのようなものを感じたのですが、水の流れというものは、一期一会のようなのかも知れません。会場から、大阪湾を望む。

次回に続きます。
今日はこんなところです。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。


4月13日(日)に開幕した「EXPO2025 大阪・関西万博」。通算11回目となった5月14日(水)の訪問記をお送りしています。



訪問日の前日、5月13日(木)から万博会場内最大の展示場「EXPO WASSE」で行われているイベント「KOREA connected 韓国観光フェスタ」を訪問しようというところです。


会場の図。ライフスタイル、カルチャー、フードなど、多岐にわたってのさまざまな展示があるよう。これは楽しみです。

ですが、入り口のところでは長蛇の列が出来ています。記念に写真をお撮りしますよ!と、スタッフの方から。もちろん並びます。


イベントテーマが大きく記されたボードの前で韓服も鮮やかなおねえさんと、撮って頂けました。これはうれしいですね。記念になります。


ところで、訪問しているWASSEから東ゲート方面に少しばかり戻りますと、万博での本丸ともいえる「韓国パビリオン」はあります。

大屋根リング上からも大変目立つ、パビリオン前の巨大なスクリーンでは、お国のさまざまな風景やイメージ動画が途切れることなく流されていて、とても目立ちます。よく前を通りますので、足を止めて眺めてしまうほどです。



音楽家のおじいちゃんの遺作となった楽曲を、かわいがられていた孫娘と友人の3人が、未来の技術を用いて補作して完成させるという、なかなか感動のストーリーです。もうすでに複数回入場しています。
こちらでも取り上げました↑4月18日アップ。


くだんの寸劇に登場する3人組は、今年4月にお国でデビューしたばかりの「iWISH」という音楽グループ。そして、作中で彼女たちが補作し完成した楽曲は「CONNECTION」というタイトルなのでした。



With Hearts
全世界の人々の心を1つに寄せ合わせ、すべてのいのちが共存できる新しい未来を創っていきます。

私たちの先端未来技術は、いのちの尊さを重んじながら人と人をつなぎ、持続可能な未来社会へと導いてくれるでしょう。
私とあなたの心が出会う場所、韓国パビリオンですべてのいのちが共に未来を描いていきます。万博公式サイトより。


この展示イベントの「connected」というタイトルからも「つながり(CONNECTION)」が今般の万博での韓国のテーマやなあと、感心した次第なのでした。MVをユーチューブより。



会場に入りました。さすがに大変な人。


さまざまなブースがあるのですが、立ち寄ったロッテのそれで頂いたのは、このストラップ。あれ、どこかで見たことのある。


東ゲートから大屋根リングの外側を反時計回りに進むと、色鮮やかなプレハブが立ち並ぶ一帯に出ます。リングのいちばん上あたりです。

総工費から「2億円トイレ」といわれるデザイントイレですが、この向こうにあるのが飲食店などの入る「マーケットプレイス西」。




韓国フードや韓流グッズなどを幅広く取り扱うお店がそこにあります。

試食や試飲、さらにQRアンケートに答えると、色鮮やかでおしゃれな韓国うちわのプレゼントがあったりと、よく立ち寄るお店です。


ここでよく買い求めるのが、お国ではメジャーな「チルソンサイダー(칠성사이다 Chilsung Cider @95円)」。3月に韓国ひとり旅した際にも、ほうぼうで見かけたこれでした。すっきりしていておいしいんです。長い余談でした。


まず目に留まったのは、日本に乗り入れている韓国資本の航空会社のたくさんのブース。

その隣には3月に乗ったアシアナ航空もありましたが、最大手の大韓航空に経営統合された、というニュースは国内でも広く報道されていました。マイルはどうなるんやろう。



他には、韓国国内自治体(道)のブース。



おっ、これはヒュンダイのです。かっこいい。


そして、この会場でいちばんにぎわっていたのがここでした。韓国食品のブース。



キムチの多さに驚きます。韓国ひとり旅シリーズをさぼっている!最中であれなんですが、旅先でも日本では見たことのないようなさまざまなキムチを味わうことが出来たのでした。ひとり旅シリーズは、またおいおいに…



これはキムブガク(김부각 Gimbugag)。海苔に餅米を塗り込んで揚げてある、やはりお国ではメジャーなおつまみです。やはりおいしいので最寄りのカルディで見つけてよく買います。


そして、通路には長い行列が出来ているではないですか。先が見えぬほどですが、なんやろとわたしも並んでみます。



「辛ラーメン(신라면 Sin Lamyeon)」の試食でした!これはうれしい。日本でももうおなじみになったカップ麺。もちろん、辛いです(汗)


もとより辛いものはあまり得意ではないのですが、これはたま〜に無性に食べたくなるのが不思議です。おいしく頂きました。



他にもメインステージでは、人気K-POPグループの出演もあったようで。若い女性の姿もたくさん見かけたのでした。



このようなイベントに参加すると、そのお国に実際に足を運びたくなります。さらに気軽に行ける韓国ですから、わたしもまた旅したくなりました。

まずは、放っぽっているこのひとり旅日記から進めねばなりません。まだ2日目でした(^_^;)

次回に続きます。
今日はこんなところです。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。


4月13日(日)に開幕した「EXPO2025 大阪・関西万博」。通算11回目となった5月14日(水)の訪問記をお送りしています。




五月晴れの清々しいこの日。暑くもなく寒くもなく、広大な会場をうろうろするのには絶好でした。最近の連日の酷暑具合に、2ヶ月のタイムラグの大きさを感じます。


パビリオンの観覧予約は午後からのものが3つでしたので、ひとまずは大屋根リングに沿っての散策です。反時計回りに進みます。



スペインパビリオンの前では、民族衣装を身につけたみなさんが民謡を披露中。太鼓の音が実に小気味よく感じますが、まさにこういった光景が万博ならではです。





ところで、時間があれば足を運びたいところがこの日にはありました。西ゲートにつながる大通路を通り越し、やって来たのは「EXPO WASSE」。期間ごとに展示内容の変わる、万博会場最大の大期間展示場です。

こちらで行われていた「韓国観光フェスタ」。



13日に行われた、韓国ナショナルデーに合わせての開催。4日間にわたり食や健康、歴史や美容などにまつわるイベントがこちらで行われることになっていました。朝日大阪朝刊 2025(令和7)年5月14日付け 21面(大阪東部・河内面)より。


前日(13日)の式典は大変盛り上がったよう。目玉は、江戸時代に朝鮮王朝が日本に派遣した朝鮮通信使を復元したという行列のパレード。同1面。



今年は、日韓国交正常化(「日韓基本条約」の締結。1965年6月)から60周年の節目というので、本丸に当たるの韓国パビリオンでも、そのPRが大々的になされていたのでした。

次回に続きます。
今日はこんなところです。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。



4月13日(日)に開幕した「EXPO2025 大阪・関西万博」。今日からは、通算11回目となった5月14日(水)の訪問記をお送りします。



連休を頂いていましたので、はじめての夕方入場となった昨日に引き続いての万博です。時刻は朝の9時過ぎ。

出発はいつもと同じおらが街「OsakaMetro中央線・近鉄けいはんな線 長田駅(大阪府東大阪市)」からです。



おらが街から万博会場へは、大阪市内中心部を東西に抜けるので、通勤・通学の利用者が多い「中央線」ですが、ピークは過ぎたのでありがたいことに、座って行けます。



40分ほどで「夢洲駅(大阪市此花区)」到着。途中から乗車して来た、小学生の団体と一緒でした。



気づけば開幕から1ヶ月が経過していたこの頃ですが、訪問する度に人出が増えて行くのがわかります。もっと空いていたのですが。



通期券で来場予約をしようとすると、9時代の予約が取りづらくなって来たのもこの頃からでした。かくいうこの日も10時入場でした。


しかしながら、10分ほどで東ゲートを通過。さて、今日はどのような一日になりましょうか。

入場後の当日予約が取れたのは「ブルーオーシャンドーム(15:00〜)」。さらに、3日前の空き枠先着では「オランダパビリオン(17:00〜)」が取れていました。

加えて7日前予約抽選で、河森正治さんプロデュースのシグネチャーパビリオン「いのち巡る冒険 超時空シアター(19:00〜)」も取れました。

3つも予約が取れたとは、いまからでは想像つきませんが(汗)


そういったことで、午後からの予約がありますので、それまではまたあちらこちらと入ったことのないパビリオンを巡ろうかと思います。


ところでここまで、ひたすらパビリオンや展示館巡りに勤しんで来たのですが、1ヶ月ほど経過する中で、気になるものがありました。





会場内には、万博公式グッズを取り揃える大型ショップが東西ゲートにそれぞれ2店舗ずつ、合計4店舗があります。それ以外に大屋根リングの真下では、それらのサテライト店舗があちこちに出店をしています。

それら多くで取り扱われているのが、万博公式キャラクター「ミャクミャク」のぬいぐるみ。




ノーマルなもの以外にも、さまざまな形状や表情をしたものが実にたくさんで、ショップの棚を覗いているだけでもわくわくするのですが。


この日は、よだれをこいて熟睡しているものをはじめて見かけました。6つの目がいずれも眠っているあたり、かわいらしいのですが。



これら一般に販売されているものの他に「ミャクミャクぬいぐるみくじ」というものがあるのでした。場所は「EXPOホール(シャインハット)」の左横にありました。



くじ引きは一回2200円で、3種類の大きさの「ミャクミャクぬいぐるみ」が必ず当たるというもの。一般発売されているものとは形状が異なることと、価格もその半額程度だということで、大変な人気を博しているといいます。


会場内で、これを持って歩く人をよく見かけるようになりましたので、わたしも引いてみたくなったのでした。2回引きます(現在は人気過ぎて、ひとり1回だとのこと)。



結果は、2つとも末等(3等)。しかし、長さは20cmくらいはありましょうか。リラックスする(し過ぎる?)姿はなかなか気に入りました。

残りのひとつは知人にお譲りしてえらくよろこばれましたが、どうせなら1等を当てたかったです。ただ、大きさが80cmくらいだそうで!どうやって地下鉄で連れて帰るか。



ちなみに、最近ではあまりの人気で、くじ引きまで2時間以上待つことがざらだと聞きます。

場所も、西ゲート奥の「風の広場」にあたらしく出来る公式ショップ(MARUZEN JUNKUDO)横に、18日から移転するとのこと。あまり人通りの多くない場所ですし、また様子を見に行こうと思います。


次回に続きます。
今日はこんなところです。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。


4月13日(日)に開幕した「EXPO2025 大阪・関西万博」。通算10回目となった5月13日(火)の訪問記をお送りしています。




アンドロイド型ロボットと共生する50年後の未来をテーマにしたシグネチャーパビリオン「いのちの未来」を体験してまいりました。


前回記事で書き散らしたのですが(汗)

ロボットと人間との間に格差、いや、差異というか、そういったものをいささかも感じさせられないということもさることながら、その技術が人間の生命、という概念にまで影響を及ぼす(あくまで展示内容から、ですが)ことに、ものすごい衝撃的な感情になったのでした。



しかし、なんなんやろうこの不思議な感覚…
すでに闇となったパビリオン前に出て、夜風に吹かれても、まったく夢の中の続きのよう。


ひとまずぶらぶらと歩き、大屋根リングの中に入ったなというところ。笑顔の吉本パビリオンが見えるので反対側はガンダムの西ゲート近くやなあと、ようやく我に返ります。



この日は月が実に美しく、東の空に浮かんでいました。ああ、月を愛でている。わし、いま生きてるんやなあと感じます。どうやら、まだ相当に余韻が残っているようで(汗)

これはあかんと、リング下のたくさん並ぶ椅子に座り休憩することに。15分ほどでようやく心が落ち着きました。こんなんはじめてです。


さて、再びリング下を歩いていますと、煌々とイルミネーションの輝く「タイパビリオン」が目の前でした。そういえば、まだこちらには入場していません。時間も時間なので入れるか。


結果、最終の入場に入れて頂くことが出来ました。よかった。メインシアターの前に、スタッフの方の解説かたがた、お国の様子を紹介する映像展示を拝見します。



こんにちは、はサワディーですよ!必ず覚えて帰ってくださいね!と、合掌しながら明るいスタッフさん。映像の方も、さすがににぎやか。調子が戻って来ました。




続いてのメインシアターでも、お国にまつわるイメージ映像の展示。これがなかなかよく出来ていたのですが…




イメージ映像も佳境に入ったところで、スタッフの方が徐ろに入られダンスと歌のショーに。タイ語のレクチャーでした(笑)

いや、これにはびっくりしましたが、見ごたえありました。さすが、微笑みとおもてなしのお国柄。ちびっ子次女に見せてあげたいな、とふと思いましたので、もう大丈夫ですね(汗)


おかげさまですっかり気分も戻ったところで、引き続いて次室の展示に移ります。



興味深かったのは、タイに生まれた人々は四代元素で構成された身体を持っている、というこちらの展示。土・水・風・火の4つという。



それら各々に効用のあるというアロマ(の原石?)が展示されていました。石のようですがきちんと香りがしました。不思議なものです。




そしてわたしの大好きなお国の料理について。



これは、なかなか豪勢ですね。彩りも鮮やかです。



気になったのは、この見慣れない焼き魚。スタッフの方に尋ねると、ナマズですとのこと。どのような味がするのでしょうか。



そして、最後にはグッズショップでした。




おっ、ビールがたくさん並んでいます。ゾウの絵柄がタイらしい。


そういえば、入り口にゾウの巨大彫刻が堂々と鎮座していたくらいでしたから。



しかし、先ほどのような食欲の湧きそうな食事ならば、お酒も進むに違いありません。お腹が空いて来ました(苦笑)




その他には、手芸品の多さが目に留まります。


いずれも、優しさを感じる作風でした。ヨメハンにも見せてあげたいものです。





というようなことで、なかなか楽しめた「タイパビリオン」でした。またゆっくり再訪してみよう。


時刻は9時前。いつもと違う時間の流れ方のように感じた、はじめての夕方入場なのでした。




それでは、この日5月13日(火)まとめです。

長田16:55→夢洲17:31
普通夢洲ゆき⑥403-04

17:40 東ゲート前到着
17:45 東ゲート通過
以降、大屋根リングを反時計回り、静けさの森を迷いながら進む
18:00「空飛ぶクルマステーション」予約列並ぶ
18:10「空飛ぶクルマステーション」入場
18:50「空飛ぶクルマステーション」退出
19:00 シグネチャーパビリオン「いのちの未来」予約列並ぶ
19:10「いのちの未来」入場
19:55「いのちの未来」退出
以降、大屋根リングを時計回りに休憩・散策
20:20「タイパビリオン」並ぶ
20:25「タイパビリオン」入場
21:00「タイパビリオン」退出
以降、大屋根リング沿いを散策
21:20 東ゲート退出

夢洲21:34→長田22:10
普通長田ゆき⑥408-04

5月13日(火)開幕31日目/10回目入場
総入場者∶12万3640人
(一般:10万5553人 関係者:1万8087人)


なかなか、起伏の激しい?一日になりました。ただいい経験になったことは違いありません。ある意味「いのちの未来」の後が「タイパビリオン」で良かったですm(_ _)m

次回に続きます。
今日はこんなところです。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。


4月13日(日)に開幕した「EXPO2025 大阪・関西万博」。10回目となった5月13日(火)の訪問記をお送りしています。




はじめての夕方入場となったこの日。
会場中心部のシグネチャーゾーン(Xゾーン)にある「いのちの未来」パビリオンを観覧しています。万博公式サイトより。


アンドロイド型ロボットが人間と共生する、50年後の未来とはどのようなものなのか。2階に上がり、その2075年の世界に向かいます。



まずは映像展示から。なんのこともない、おばあちゃんと孫娘との幸せな日常の生活が映し出されます。時代が進んでも、こういったことにはなんら変わりがないことに、ほっとします。




ただ、そのふたりの日常風景を案内するのは、プロデューサーの石黒さんが手がけたアンドロイド型ロボットです。気づけば、あちこちに居ました。



もちろん、それぞれに名前がきちんと付いています。こちらはペトラ/Petra。

ギリシャ語で石の意味を持つ「ペトラ」は未来の人類と共存する道具としてのロボット。古代、石と木を使い狩りの道具をつくって大きく進化した人類。その原点に返り、石や流木、さらに神社の円鏡や禅寺の苔を材料にし、過去と未来をつなぐデザインを体現している。パビリオン公式サイトより。



ふたりと、その家族がくつろぐリビングに居たのは、プニカ/Punica。

世界の文化が集まる万国博覧会ならではの、ザクロの物語をモチーフにした生命感あふれるロボット。約2000年前ペルシャからシルクロード経由でアジアに伝わり、平安時代に中国から日本に伝来した赤い種の果実を持つザクロ。その属名である「プニカ」を冠している。



ふたり(2体)ともにとても丁寧な所作と言葉遣いなのに驚くのですが、孫娘と仲睦まじいおばあちゃんとには、実は重大な問題があったのでした。




ペトラが誘導する先には整った日本式の座敷。どうやら、おばあちゃんはここで主治医と面談の予定があるよう。



おばあちゃん「わたしももうすぐ生命の終わりが近づいていることはよくわかっています」
医者「では、延命についてはどうされますか」


医者「アンドロイド型に改造を施すことで、この先もお孫さんやご家族と末永く暮らせますよ」
おばあちゃん「…いえ、自然な形で最期を迎えたいんです、人間ですから」


このようなやり取りだったかと記憶しているのですが、ものすごい衝撃を受けました。

アンドロイド型、例えが適切かどうかわかりませんが、サイボーグのようなものになりましょうか。そうすると、半永久的に生命を長らえることが出来る。



ただ、おばあちゃんにはそういったことが出来るのにも関わらず「人間」という限りある生命への矜持の意思表示をしている、といいましょうか。



結局、おばあちゃんは自らの生命を自然のままに任せることにしたのでした。生命ある限り、大切な孫娘や、家族とともに過ごすことに。

しかし、このくだりはあまりにも深すぎます。あまりの衝撃でその場を動けませんでしたが、50年後の世界ではこういったことが日常に起こるのでしょうか。そうなると生と死、そして生命の重さ、それらの概念が大きく変わるに違いありません。すんごい衝撃的な場面でした。



それを見計らってか、先ほど姿が見えなかったペトラ/Petraが再び登場。ここからは、展示内容が変わるようで、次室に案内されます。

まだ、衝撃で頭がほわんほわんしていますが。



そんな暗闇の中、ソファーに誰かが座っているのに気づきます。あっ、マツコさん!




なかなか、意味深なことを仰っていました。おもしろい、というかそっくりそのままとは。



そして、最後の展示室へ誘導されます。
妖艶な紫の光の中で踊るのは、モモ/MOMO。



アンドロイドと生身の人間の隔たりがなくなった1000年以上先の未来における、進化した人間=ミレニアムヒューマン。不老長寿、子孫繁栄の象徴である「桃」を名前に持ち、制約から解放された自由なカラダと精神を体現している。
静かに舞いながら現代人と心を通わせていく。



というのですが。もはや、アンドロイドと人間との隔たりすらなくなった時代の存在。もう、すべての概念を超越してしまっている、ということだけはわかります。しかし、美しさがより異空間に誘われているかのよう。



最後に、石黒プロデューサーからのメッセージを見つけました。「人は自ら未来をデザインし、生きたいいのちを生きられる」


実に、深遠な意味合いの言葉だと感じます。

アンドロイド型ロボットの将来性やすごさを感じてもよいのでしょうし、わたしのように、アンドロイドの技術があれど、人間としての本質に目を向けて対比してもよいのでしょうし。


なにか、とんでもないような大変な体験をしたということだけは覚えています。ただ、結論をすぐに出さねばならぬということではなく、これからの社会や世界の動向、技術革新や考え方の変貌をどう捉まえ、どう考え生きるのか。

そこにこれからの「生命」の意味合いが浮き上がって来るのでは、とも考えさせられます。


パビリオンを出ますと、爽やかな夜風が吹き抜けていました。ただ、少しも余韻からは覚めない「いのちの未来」パビリオンなのでした。

次回に続きます。
今日はこんなところです。