みなさんこんにちは。前回からの続きです。
13日、大阪湾岸の人工島「夢洲(ゆめしま)」で開幕した「2025年大阪・関西万博」。その初日の訪問記をお送りしています。

さて、時刻は早くも夕方5時を回ったところ。暴風雨はだいぶと収まり、ようやくにして傘だけで屋外に出られる具合になりました。
空模様に合わせたかのように「韓国パビリオン」の列に並びます。開幕式典などがあり、この時間から公開がはじまるとのこと。

度肝を抜くような、正面の大きなビジョンの真裏がパビリオン入口。
待機スペースには、こちらにもさまざま変化する風景が展開されるビジョン。「漢江(Hang-gang ハンガン)」川沿いの夜景が素晴らしい。
先月、韓国ソウルをひとり旅した際、夜には出歩きませんでしたので、こんなにきれいだったとは。

ひとりひとり、ここへ入って行くのですが…


なるほど、質問に回答した入場者の声がこのあとのショーに活かされる、という仕組み。
果たしてどのようなものになるのでしょうか。


わたしならば、迷わず「家族」です(^o^)

30名ほどの入場者全員がメッセージを吹き込んだ後、まず案内されたのがこのホール。

上下左右に設けられたライトが、音楽とともに縦横無尽に我々を照らしはじめました。この時に聞こえたのが、先ほどのボイスメッセージ。
わたしのんも聞き取れました。ちょっとうれしくなります。



白に黄色に、緑に赤と、なかなか刺激的です。

5分ほどで次の部屋へ。


前衛的なオブジェが気になるのですが、メインはこれではありませんでした。


野山の草花や岩を模した庭の中に、徐ろに光るホーンのようなもの。

「この中に息を吹きかけてください!」とアテンダントさん。え、と思うのですが、試しに思い切り息を吹き込んでみます。

そうすると真上の、シャワーのような機械から丸いものがふわふわ降りて来ます。

吹き込んだ呼気でつくられた結晶のイメージだとのこと。指で突っつくと煙になって消えてしまうという、なんとも幻想的なものでした。
しかしこれ、なんなんやろうと思うのですが、見上げますと「H2」の文字。水素でした。

そして最後の次室。こちらは映像展示でした。
「connection(つながり)」という言葉がキーになっている、大好きだったおじいちゃんと孫娘との、過去と未来をつなぐ物語りでした。
主人公の女の子と、未来でのその友人と思しき2名とがK-POPでキレキレに歌い踊るという、なかなかの見せ場。印象に残る寸劇でした。
ストーリーも良かったのですが、みな歌も踊りもえらいうまいなあとも感心します。素人では出来なさそうやなあと、思ったのですが。
なるほど、それならばクオリティが高いはず。楽曲のタイトルは、寸劇のテーマと同じく「CONNECTION」。ちゃんと万博パビリオンでのもの、とタイアップされています。すごいPRになりますね。
おそらく、春からJD長女と歳は変わらないくらいでしょうか。溢れんばかりに若さが押し出される姿というのには、どうしても親の視点で観てしまいます(汗)
ネタバラシですが、この「connection」という楽曲の出囃子の部分を拵えたのは、主人公のおじいちゃんだった、という設定。なかなか、楽しめた「韓国パビリオン」でした。

日本のそれとは、似ていながらやはり違うのに感心したのですが。すでに先月の韓国旅が懐かしくなります。
