「2025年大阪・関西万博訪問記」その35〜4月21日編⑧セルビアパビリオン訪問 | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。



4月13日(日曜日)に開幕した「2025年大阪・関西万博」。5度目となった21日(水曜日)の訪問記をお送りしています。



大屋根リングの北側、その上半分のパビリオンを順繰りに巡ろうという今日です。


ガスパビリオン→コモンズF→トルコ→スペイン→ウズベキスタン、などと入場してまいりました。万博公式サイトより。



さて、さながら古代神殿を思わせる異空間の余韻が残る「ウズベキスタンパビリオン」をあとにしました。しかし、建物のインパクトというと万博随一のように思えて仕方ありません。



その、神殿のようなウズベキスタンの隣にも特徴的な形をしたパビリオンはありました。「セルビアパビリオン」です。はめ込まれたかのような緑が美しい。


ところで、このパビリオンの目立つところにはなにやら残り日時を示す掲示を見つけました。残りは753日…この万博はあと半年かで終わりますから、それではないし。なんでしょう。

入場して、ちょっと探ってみることします。



ひと目見れば忘れ得ぬような、非常に印象に残る表情をしたキャラクターがお出迎え。いい意味でですよ(苦笑)


10分ほど待ちまして、階段を上りパビリオン入り口へと向かいます。しかし、隣のウズベキスタンはまだ目立ちますね。



この、赤・青・白色の取り合わせは国旗から。そう考えるとこれ、フランスと同じですが、お国の場合は順が異なるのと、紋章が入るのだとのこと。興味深いです。



それでは、万博公式サイトより。
「浮遊する森(Floating Forest)」:セルビアの自然とイノベーション、文化の調和

コンセプト「浮遊する森(Floating Forest)」は、ベオグラード(セルビアの首都)の中心部にあるユニークな自然豊かな島に着想を得ています。そこでは茂った森林がドナウ川とサヴァ川の合流点で街の輪郭と出会うのです。


この鮮やかなコントラストは都市の革新性と豊かな自然や文化遺産が共存するという、セルビアのアイデンティティを象徴しています。

なるほど、先ほど見た、枠からはみ出そうな緑はそういった意味があったんですね。


ところで、入り口にあったこの仕掛け。
なにして遊ぶんか教えてや、そしたらあんたはいったい何者なんか教えてあげよ!という、パビリオンからのメッセージ。

これが、人の造形に変わるという。おもしろくて幾度も見返してしまいます。しかし、完全に独断と偏見で申しますがこれ、東欧ぽいというか、旧ソ連っぽさを感じるのは不思議です。


解説にもありましたが、こちらのパビリオンは「遊び」をテーマにしていることが、展示の端々からはよくわかります。



科学の革命的な思考からスポーツや芸術における世界的な功績の数々に至るまでーーすべてが「Society of Play(遊びの社会)」というテーマのもとに結集し、このパビリオンは伝統、創造性、持続可能性を見事に融合させています。




機械仕掛けのからくり。
ピタゴラスイッチのようですが、なかなか考えられているものばかりでした。



例えばこちら。
スタート部分に設置されている箱に満載されているビー玉をひとつ取って、溝から転がす。



これはおもしろい。必死に追ってしまいます。さながら童心に返ったようですが、こういった瞬間、感覚に浸れるのも万博の醍醐味だと、アラフィフに至ったおっさんは思います(苦笑)



他にも自分好みのアバターを作れるコーナー。


あれ、先ほど見かけた残り日時の時計がここにもあります。やはり、残りは同じく753日。

解説には、こうもありました。
2027年ベオグラード万博のプレビューとして大阪で初披露された「浮遊する森(Floating Forest)」は調和と大胆な発想、そして持続的なバランスによって形作られる未来を世界に向けて提案します。



なるほど、お国で次に行われる万博のカウントダウンだったという。

「EXPO2027 ベオグラード国際博覧会」。2027年5月に開幕し、3カ月の会期なのだとのこと。


キャラクターもすでに決まっているようですが今回の大阪関西万博のような、5年ごとに行われる認定博覧会(総合的なテーマの博覧会=万国博覧会)ではなく、その間に開催される登録博覧会、という扱い。

同年、横浜市の郊外で開催される「横浜国際園芸博覧会(GREEN×EXPO 2027)」と同時期の開催ですが、そちらは園芸博覧会のカテゴリーに該当します。区分がたくさんあるのですね。



さて、さんざん?遊んだあとに記念スタンプを捺そうとしましたら、このようなメモ発見。


なんと、先ほどからくり仕掛けに使ったのと同じビー玉を1個、持って帰ってよいとのこと。これはちびっ子次女へいいおみやげになります。

ビー玉も、入り口で見たパビリオンロゴの色をイメージしたものだとのこと。


1階はカフェになっていました。おしゃれな。



そういったことで、2025年と2027年が万博というキーワードでしっかりつながった、セルビアパビリオンなのでした。


しかし、あのからくり仕掛けはホンマにおもしろかったなぁ…この記事がアップされる時にはちびっ子次女を万博に連れて行っていますのでどういう反応をするやろうか。楽しみです。


(追記)5月17日(土)にちびっ子次女と、無事に訪問してまいりました。歓声を上げまくり想像以上に満喫してくれていたようでした。ちびっ子との道中記の詳細は、また後日項にて。


気がつきましたら、もう陽も傾きはじめていました。楽しいことは時間が早いものです。

次回に続きます。

今日はこんなところです。