「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」その53〜4月30日編②スイスパビリオン訪問 前編 | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。


4月13日(日曜日)に開幕した「2025年大阪・関西万博」。7回目となった4月30日(水曜日)の訪問記をお送りしています。




さて、今日は東ゲートから大屋根リングに突き当たり右周り、まずは時計回りに進みます。



ここは前回、5回目の訪問(4月26日)で途中打ち切りにしていた、緑色で塗られた「エンパワーメントゾーン(Pゾーン)」。引き続き、この周辺に点在しているパビリオンに入場しようと決めていたのでした。万博公式サイトより。



まずは、Pゾーン中央に位置しているこちらの「スイスパビリオン」から。白く丸い外観が、さながら宇宙基地のよう。


スイスの共同イノベーションを3部構成で紹介スイスパビリオンは、共創によるイノベーションを通じて、来場者をインタラクティブな旅へと誘います。

「ハイジと共に、テクノロジーの頂へ」というテーマは、アルプス文化と最先端技術が共存するスイスの姿を表しています。


公式マスコットは、日本で世代を超えて親しまれているハイジです。

建築は軽やかで楽しい雰囲気を演出し、内部では「Augmented Human(人間拡張)」、「Life (生命)」、「Planet(地球)」の3つのテーマを通じて、スイスの創造性を体験いただけます。万博公式サイト解説より。



そうです、スイスといえばやはり「アルプスの少女ハイジ」。

パビリオンアンバサダーと位置づけられているそうですが、果たして、ハイジとの旅はどのようなものになりましょうか。楽しみです。


15分ほど並んで入場。

並び列の見た目より速い入場はありがたいのですが、ここのみならず、パビリオンスタッフの方々が案内されているより、大概は待ち時間は短いもの、というケースが多いなと気づいてきました。


最初のドームに入りますと、なんと色とりどりのガラスの切り絵が広々。



それも、大変精緻なもの。さまざまな観点からお国の情景を描いたものだとのこと。これはじっくり拝見せねばなりません。



おっ、トラム(路面電車)とスイス国鉄の列車が。ヨーロッパ各国では、地下鉄と同等にトラムが活躍していることは有名ですね。





スイスは時計の国、ともいいます。勤勉に労働に勤しむ姿はそのあらわれと見ました。



それから、やはりアルプス山脈の雄大な自然。あの「氷河急行」と思しきもの発見。



いや、これはなんぼ眺めていても飽きやしません。どんなものが隠れているのか。



これも、スイスのイメージそのものやなあと思っていましたら、スタッフのおねえさんから、この中にハイジも隠れてますよ!とのこと。



見つけました!ペーターに抱きつくハイジ。


さらに、クララの車椅子を押すハイジも。


これは本当に夢がありますね。

ここまで50回超、入場したさまざまなパビリオンや展示館を取り上げて来ましたが、この切り絵は眺めるだけでも価値があると思いますよ!



次は「展望(VISIONS)」の展示室へ。



美しい切り絵からさながらディスコ(古い?)のようですが、天の川のような照明が別世界のよう。




さらに進みますと、お国の技術を紹介するコーナーでした。



その中のひとつ。白十字はスイスの国旗ですがこれはなんやろう。



「モジュラー型ロボガミ」なるもの。ロボットなんですね。日常生活からヘルスケア、宇宙開発まで、ロボット工学とAIとを活用した技術が近年では発展しているのだとのこと。




他には、この特徴あるパビリオンについて。
歴代万博の中で最軽量な二重膜構造を実用化。もちろん再利用することになっているとも。




パビリオンなどで活用した資材は、つくる時から再利用する計画にしている…というのは、20年前の前回万博「愛・地球博(愛知万博)」から叫ばれるようになった記憶があります。

時流はもはや3R(リユース・リデュース・リサイクル)が当然なんですね。
2005(平成17)年5月、愛知万博会場にて。




次回に続きます。
今日はこんなところです。