EXPO2025 大阪・関西万博訪問記 その107〜5月21日編②ブラジルパビリオン訪問 | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。



4月13日(日)に開幕した「EXPO2025 大阪・関西万博」。通算13回目となった5月21日(水)の訪問記をお送りしています。



大屋根リングの右下、緑で分けられた「エンパワーリングゾーン(Pゾーン)」一帯のパビリオンや展示館を巡ろうかというこの日です。



さて、そんな中まずは「ブラジルパビリオン」から入場することにします。勝手なイメージですが、サンバで有名なお国ですのに派手な感じがまったくしないというのが意外なところ。

果たして、どのようなパビリオンでしょうか。


15分ほど並んで入場。一歩足を踏み入れますとへえー、これはなにやらすごい内装です。見たことのないようなオブジェ。


これらのおかげでとかく真っ白い世界なことに圧巻なのですが、よくよく目を凝らしますと、これ、半透明や白地のビニールなんですね。おもしろい。


パビリオンテーマ
持続可能性を受け入れ、人生を謳歌する

内部では、森をイメージした空間で「誕生と死」「再生」「人類と自然の共生」「生物多様性」などのテーマに基づいた15分間のプレゼンテーションが行われ、没入型の体験を創り出しています。万博公式サイトより。



はじめはわからなかったのですが、これは人間のさまざまな姿だったという。それも、ぺちゃんこになっていたビニールに空気が入り、ゆっくりと造形されるという仕掛けなのでした。



どちらも人間の感情のあらわれ、といいましょうか。明々と灯りがともると、さながら生きて意思を持っているかのようです。





さらに奥に進みますと、ちょっと考えさせられるような情景が広がります。




背景のビジョンに流される、巨大な炎と爆発。展示についての明確な解説がなにもない分、人間が起こす紛争や戦争という惨事に、当事者の人間がさらされている、というメッセージにも見て取れます。足が止まってしまいました。



入場者がどのように捉えて考え、どう感じるのか。無言ゆえに、大変なインパクトです。

世界の平和も団結も、争いも、人間の紙一重なのだろうなと、昨今のパレスチナやイスラエルなどの惨事が頭を過ぎります。衝撃的でした。


第2館へ移ります。こちらは、うって変わってきんきら。





広い展示ホール内には、お国の様子やイメージを描いた独創的な絵がたくさんです。



こういった、それぞれのお国に住む人々の何ということのない生活を覗けるのは大好きです。






そういえば、パビリオン内で明確なメッセージを目にしたのは、お国の特徴を記したこの映像くらいなのでした。




再び、第1館に戻る順路を終えました。
いや、ここまでたくさんのパビリオンや展示館に入場して来ましたが、これほど入場者の感性というか、意図するものを考えさせるものはここがはじめて。


明確な答えはもちろんなくともよいのでしょうがその分、ものすごく内容の深いものでした。

すごいものを体験したなあと感心します。



さて、そのブラジルの余韻が残る中ですが、早い目の昼食にすることにしていました。ちょうどパビリオンのはす向かいに、マーケットプレイスのフードコートがあったのでした。

以前から目の前を通る度気になっていました。


2階に上がりますと、おっ、もうたくさんの人たちです。にぎわっていますね。



和洋中いずれもなかなかの品揃えで、持ち歩き出来るようにホットスナックもたくさん並べられているというこちら。なんにしよう。



大好きな「醤油ラーメン半チャーハンセット(1800円)」にしたのでした。おいしかった。


次回に続きます。

今日はこんなところです。