「2025年大阪・関西万博訪問記」その29〜4月21日編②ガスパビリオン訪問・うまいビール発見! | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。



4月13日(日曜日)に開幕した「2025年大阪・関西万博」。5度目となった、21日(水曜日)の訪問記をお送りしています。



白い三角屋根が特徴的な「ガスパビリオン おばけワンダーランド」にやって来ました。入場後の当日予約で、運良く取れたパビリオンです。



予約列に10分ほど並んで入場。やはり、子ども連れの親子が多いですね。わたしはどちらかというと、こういったパビリオンの方が大好きです。


パビリオンを案内するのは、おばけの「ミッチー」。愛嬌あるキャラクターでした。
では、公式サイトから解説に移ります。

「ガスパビリオン おばけワンダーランド」は「化けろ、未来!」をコンセプトとし、XRゴーグルをつけて「おばけ」たちと一緒に、未来に向けて「化ける」、ドキドキ・ワクワクな体験のできるエンターテインメントパビリオンです。

カーボンニュートラル社会の実現に向け、私たち一人ひとりが意識や行動を変える(化ける)ことの大切さを伝えながら、未来の新たなエネルギーなどを紹介します。



メインホールに誘導されました。くだんのミッチーが引き続き案内役ですが、入場した各人、円が描かれたスペースに着くようにと。


ここに置かれていたのは、特製のゴーグル。



これをすっぽり被ってのVR体験が、こちらのパビリオンの人気のゆえんだとのこと。


おそるおそる被ってみたのですが、まわりの人々がミッチーと同じようなおばけの姿に変わっているではないですか。びっくりしました。

スマホカメラにゴーグルは付けられないので、あれなんですが、VRというのはすごいもの。


おばけの国然り、科学技術の向上で、おばけも人間も、自分の好きなものはなんでも手に入るし、やりたいことを自由に出来るのはすばらしい!とミッチーは自由を謳歌するのですが。

ただし各々がそんなことばかりしていると、地球は取り返しのつかないことになってしまう。



それを防ぐためには、おばけ・人間ともにどうしたら良いのだろうか。


「めぐる」をキーワードにして生活することが必要なのでは、という問いかけのシアターでした。なかなか、考えさせられる内容でした。




最後の展示室。ここからも解説からどうぞ。



化けろ、未来!
「いのち輝く未来社会のデザイン」。
そのひとつとして多くのパビリオンが⽬指すのが循環型、すなわち「めぐる」社会です。

わたしたちだからこそできる「めぐる」ってなんだろう。ヒントを与えてくれたのが、メタネーションという技術です。ガスが燃えて⽣まれたCO2が、e-methane(e-メタン)という新しいエネルギーに「化けて」まためぐる。
ガスのカーボンニュートラルにつながる技術。



これまでになかった「化ける」が、
「めぐる」を、社会を進化させていく。

ここは、化けるパビリオン。

⼈が化ける。
⾃分の欲望が、⼤切な⼈のため、
地球のための⾏動に化ける。
社会が化ける。
もっともっとめぐる世界に化ける。
未来が化ける。
⾒えないものが、希望に化けていく。

あなたもきっと、化ける。


なるほど、化ける、はおばけだけではなくて、地球環境のためにこれまでの行動や考えを化けさせる。それがたくさんの人に広がると、社会は地球規模で化ける。なるほど…



ところで、毎朝目を通す新聞にもこのパビリオンの記者さんの訪問記が載っていました。地球環境のこと、というとなかなか実感が湧きませんが、普段のちょっとしたことを意識することがやはり大切なのだなと、感じた次第です。

朝日大阪朝刊 2025(令和7)年4月22日付け 21面(大阪東部・河内地域面)より。




グッズショップには、ミッチーのそれがたくさん。個人的にはいい仕事をされていると思いましたので、注目度が上がればと願います。


いや、一番からなかなか勉強になった「ガスパビリオン」でした。まさか、自分が化けるだとは(^_^;)


さて、人の流れに乗ってぷらぷらと再び東ゲート方向まで戻って来ました。

ここは「大阪ヘルスケアパビリオン」。60歳の自分に会えるというリボーン体験はすでに済ませているのですが、さまざまな店舗が入っていますので、少し覗いてみようというところ。



そんな中で見つけたのは、アサヒビールが出店していた「SMILE ALE(スマイルエール)」というお店。こないだにはありませんでした。


おっ、クラフトビールですか。それも2種類、と思っていましたら、実はこれ、余剰になった食材や果物を原料にして醸造したものだというのです。フードロス対策にビール、です。



気になった「ヴァイツェンスタイル(1200円)」なるものを注文。こちらは、形状が不揃いで商品に出来なかったコッペパンをその原料にしているのだとのこと。



パンが原料、どんなもんかいなと思いながら頂いたのですが、ほのかな甘みが口の中に広がります。やはりもとパンだけあるといいましょうか。角がまったくない、優しい飲み口でした。これはおいしい。

しかし、製パン業界とビール業界という、異業種を超えての商品化ですから、意義のあることやなあと感心します。


気分が良くなったところで、再び大屋根リングに沿っての散策を再開です。


次回に続きます。

今日はこんなところです。