とある女性のドラマのような現実 | ブットラー惠子 個人向け グローバルキャリア&ビジネスコーチング

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ドイツ会社員歴約20年。【海外で働きたい!】という夢やキャリアパスや仕事の悩みを解決思考力&行動力アップの方法をお伝えします♡

こんにちは、

 

世界のどこにいても

 

自立していたいあなたの

キャリアとマインドをサポート

 

ドイツ会社歴16年

 

グローバルキャリア・カウンセラー

 

ブットラー惠子です。

 

 

 

 

今日は私がドイツの

タイマッサージ店で知り合った

タイ人女性、

 

クレ(仮名)の話です。

 

 

 

 

海外で自立して

生きていくということが

どういうことなのか、

 

一緒にみなさんと考えたくて

書き続けています。

 

 

タイトルの通り

「ドラマのよう」ですが、

 

実話です。

 

6) とある女性のドラマのような言葉

7) とある女性のドラマのようなしたたかさ

8) とある女性のドラマのような闇

9) とある女性のドラマのような恋人

10) とある女性のドラマのような愛

11) とある女性のドラマのようなこれから

12) とある女性のドラマのような誤算

13) とある女性のドラマのようなプライド

14) とある女性のドラマのような不器用さ

15) とある女性のドラマのような浅はかさ

16) とある女性のドラマのような偽り(1)

17) とある女性のドラマのような偽り(2)

18) とある女性のドラマのような強がり

19) とある女性のドラマのようなSOS

20) とある女性のドラマのような展開

21) とある女性のドラマのような騙され方

22) とある女性のドラマのような裏切られ方

23) とある女性のドラマのような家族

24) とある女性のドラマのような帰郷

25) とある女性のドラマのような嘘

26)  とある女性のドラマのような復帰

 

 

===================================

 

 

 
出会って間もない
オランダ人社長の言葉に
乗せられて、
ドイツ人の夫を捨てたクレ。
 
 
ところが、
オランダ人社長・ペーターの
会社が春に倒産。
 
クレは経済的支援が
受けられなくなり、
 
結局捨てたはずの夫に
迎えに来てもらい、
 
ドイツに戻ってきました。
 
オランダに出発して
1年も経っていませんでした。
 
 
そのクレが、
オランダの生活に嫌気が
指していたのには、
 
もう一つ理由があります。
 
 
それは家事と
友人の子供の面倒。
 
 
 
 
クレがドイツで
生活していた時は、
 
家事は洗濯とアイロンを
するけれど、
 
毎晩夕飯作りと
掃除は旦那さんがしてくれる
 
と話していました。
 
 
 
ところが、オランダでは
途端に専業主婦。
 
 
仕事に行かなくていい、
 
というペーターの
言葉の本意は、
 
家事をしてほしい、
ということだったのです。
 
 
クレは自分がいかに
毎日家事に追われているか、
 
というのを
オランダから書いて
よこしたこともありました。
 
 
ちなみに世話をしていたのは、
ペーターの友人のお子さん。
 
この友人は弁護士の女性で、
 
彼女がオランダに
滞在できるよう
色々書類など調べてたり
手配してくれた人。
 
 
彼女は離婚して一人で
子供を育てていたので、
 
クレは時折
彼女のお子さんの
面倒もみていたようです。
 
 
 
そして苦手な料理も
頑張って作っている、
 
と言わんばかりに
料理の写真を
送ってきたことも何度も
ありました。
 
 
 
 
 
でも語学学校に
通わせてもらって
 
月に8万円ほどの
お小遣いをもらっていたのなら、
 
家事や手伝いぐらいしたって
文句は言えないと
思うのです。
 
 
オランダに行く前から
そんなことは
分かっていたこと。
 
 
彼女は
オランダに行ったら、
お金だけもらって
好きなコトだけ出来る、
 
とでも
考えていたのでしょうか。

 

 

ペーターには

お手伝いさんがいないことは

ドイツに居る時から

分かっていたことです。

 

 

 

 

さて、

クレと友人のサリーが

住んでいる街では、

 

マーケット広場に

レストランがあって、

テラス席があります。

 

 

 

 

サリーが広場を

仕事で通りかかる度に、

 

クレと旦那さんが

レストランで

食事をしているところを

見かけるそうです。

 

 

お互い会話もせず、

スマホをいじっているそう。

 

 

私の所に前回来た

クレからメッセージには

こう書かれていました。

 

 

「旦那さんの友人と

時々一緒に

食事をするんだけど退屈。」

 

 

以前のクレは、

週に5,6日

マッサージ店で働き、

 

休みの日には知り合いの

老人の相手をしたり

家事をしたり。

 

 

それはそれは

忙しい生活を送って

いるようでした。

 

 

「退屈」なんて

きっと考える暇も

なかったはずです。

 

 

それが、現在のクレは、

 

家事も仕事もほどほど。

 

 

オランダであんなに

頑張っていたご飯作りも

ドイツに戻ってくるや

 

外食ばかり。

 

 

私が知っていた

働き者のクレは、

 

一体どこへ?

 

 

これが彼女が

海外で求めていた生活?

 

 

確かに誰だって

楽な生活はしたい。

 

 

でも楽したその

先には、何が

待っているのでしょうか。

 

 

時間があるから

退屈だのなんだのと

考える暇があるんです。

 

 

 

海外の生活は

華やかに

みえるかもしれません。

 

 

カフェでお茶して、

 

ヨーロッパの古い街並みを

オシャレしながら買い物。

 

 

 

 

 

もちろん

そんな優雅な結婚生活を

送っている人もいます。

 

 

でもそんな生活って

有意義ですか。

 

 

 

働くことに

どう意義を見出すかは、

 

自分次第です。

 

 

 

お金のために働いている、

 

と思うと苦しくなる。

 

 

仕事を通して

人の役に立ちたい、

自分の存在意義を感じたい、

 

そう思えれば、

人生は豊になります。

 

 

そのために

大それた仕事をする

必要はないのです。

 

 

マッサージだって、

人に感謝される仕事。

 

 

毎日人から「ありがとう」

と言われる仕事に

関われるのなら、

 

これほど

有意義な人生はないと

思うのです。

 

 

それを

お金をもらう手段、

 

としか考えられないのなら、

 

クレは一生

幸せになれないかも

しれません。

 

 

そもそも

働けるのに働かず、

 

人からお金をもらって

生活することは、

 

不安定な生活基盤です。

 

 

社長だったペーターの

会社が倒産して、

お小遣いが

無くなってしまったように、

 

いつ何が

起こるか分からない。

 

 

この経験を機に、

 

クレは一体何を学び

何に気が付いたのか。

 

 

 

 

私は彼女とまた色々

話してみたい気もしますが、

 

今は関わりたくない

気持ちの方が大きい、

 

というのが正直なところ。

 

 

 

クレの話は

去年の9月から書き始めて

すっかり

長くなってしまいました。

 

 

彼女の話はこの辺で

区切りを付けても

いいような気がします。

 

 

ご要望があれば、

または、

お伝えしたいことが出てくれば、

 

続きを書くかもしれません。

 

 

皆さまとクレ次第、

 

ということで。

 

 

写真は全てイメージで

実在の人物には関係ありません。

 

 

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ブットラー惠子のプロフィール

 

2002年にドイツ語力ゼロで渡独。

 

ドイツ語の語学学校に

8か月間通った後、

インターンシップなどを経験。

 

2004年に日系企業に就職。

 

以降、日系企業3社に勤務し、

 

ドイツ人チームのリーダー

や人材採用、育成に関わる。

 

働きながら

ドイツの通信制大学で

心理学を本格的に学び、

 

心理アドバイザーとしての

修士を2016年に取得。

 

現在は、

ドイツ現地企業で

英語とドイツ語で

海外営業を担当。

 

GCS認定コーチ

 

海外での就職に相談、

自分らしく生きたいと

思う方からのご相談は多数。
 

 

 

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