とある女性のドラマのような誤算 | ブットラー惠子 個人向け グローバルキャリア&ビジネスコーチング

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ドイツ会社員歴約20年。【海外で働きたい!】という夢やキャリアパスや仕事の悩みを解決思考力&行動力アップの方法をお伝えします♡

こんにちは

 

ドイツ在住ブットラー惠子です。

 

 

「とある女性のドラマのような…」

というタイトルを見て

「あれ、また?」と思われた方も

いらっしゃるかもしれません。

 

前回記事を書き上げた時は、

このタイトル記事を書くこともしばらく

ないかな、と思っていました。

 

ところが先週末、

クレの友人に会ったり

マッサージ店でまた新たな話を聞き、

思うことがありました。

 

 

まだ読まれていなくて

ご興味がある方はこちらからどうぞ↓

https://ameblo.jp/kristallzucker/theme-10110401852.html

 

 

 

私が通っているタイマッサージ店で

知り合ったタイ人女性のクレ(仮名)は、

とっても働き者でした。

 

 

マッサージ店の仕事が休みの日には

知り合いのところで仕事をしたり、

 

ドイツ人の旦那さんからも

毎月300ユーロもらい、

 

そのお金を

タイの家族に送金していました。

 

 

ところが今年の1月にオランダで

会社を営むペーター(仮名)と

タイの空港で運命のような出会いが

ありました。

 

全てを捨ててオランダへ

旅立ったクレは、

 

現在午前中は語学学校、

午後は家事と、今までとは

全く違う生活を送っています。

 

 

誕生日にはペーターから

大きなダイヤモンドリングも

プレゼントしてもらい、

 

クレは私には、

幸せな自分をアピールしていました。

 

 

 

ところが、、、

元同僚には全く違う話をしていたのでした。

 

 

 

 

クレはオランダに旅立つ前、

ペーターとはもう、

なんでも話し合っている、

と言っていました。

 

そして

「将来、僕のお金は君のお金だ」

「共通名義の銀行口座を作って

二人でお金の使い方を決めよう」

 

とペーターは言ってくれた、と

クレは私に語りました。

 

 

ところが、実際は

毎月のお小遣いは700ユーロ(8万円弱)。

 

それでもドイツ人の旦那さんからは

300ユーロだったから倍以上のアップ、

 

と思いきや、

この金額からタイへの

仕送りもしないといけないそう。

 

 

ドイツで生活していた時は、

マッサージ店の給与にチップ、

それに旦那さんからの300ユーロの

収入がありました。

 

 

タイの母親に旦那さんからの300ユーロを

仕送りをしていました。

 

それに加え自分の娘や弟さんにも

経済支援をしているクレにとって

700ユーロは決して多くない金額

 

(ちなみにご実家は一軒家も買って、

決して貧しくない生活をしているようです)。

 

 

収入が激減のクレは、今完全に

ペーターに対して弱い立場です。

 

クレの完全なる誤算でした。

 

 

それにペーターには、

クレと一緒になる前に

タイに彼女がいました。

 

そしてこの元カノが苦労して

働かなくてもいいように、

彼は毎月タイに700ユーロ送金していました。

 

元カノと同じ金額…。

 

まるで二人の女性を取り換えっこしたみたい。

 

 

しかもまだこの元カノと連絡を

取ってる様子だとか…。

 

自分は嫉妬心から、

クレにドイツの男性の連絡先を

消させましたのに。

 

 

 

今のところ、ペーターにしてみれば

700ユーロで美しく、

側にいてくれて家事もしてくれる

便利な女性を手に入れたのです。

 

これ以上ラッキーなことはないでしょう。

 

 

 

オランダ語をマスターしたら

きっと全てがよくなる、と

元同僚に公言したクレ。

 

 

同時に

「一年後にはドイツに戻っているかも」

と冗談っぽく、ほのめかしたそう。

 

でもこういう冗談って、

たいてい本心ですからね。

 

 

 

世の中そう都合のいい話、

上手い話しはありません。

 

人のお金に頼っても

幸せになろうとしても限界がある。

 

 

クレはそのことに気が付いているのか、

そんなことを思う今日この頃です。

 

 

でも、クレがオランダに行ったのには

もう一つ理由があることが

友達の話で分かりました。

 

長くなるので、この話はまた別の機会に。

 

 

自立を目指して頑張っているすべての方へ☆彡