ドイツ働き女子歴15年のブットラー惠子です。
先日からドイツのマッサージ店で
知り合ったタイ人女性
クレ（仮名）のドラマのような人生
について書いています。
オランダ人の富豪と知り合い、
ドイツ人の旦那さんを置いて
オランダに行ってしまったクレ。
今日は彼女の現在について、
書きたいと思います。
ご興味があれば、お付き合いください。
クレは今月から
午前中は語学学校、午後は家事、
夕方には不慣れな夕飯づくりをして
毎日過ごしているようです。
働き者のクレはきっと
語学の勉強も家事も
頑張っているのだと思います。
たまに誇らしげに自分が作った
ご飯の写真が送られてきます。
必死に働いてきた過去20年とは
正反対の生活。
これがクレが求めていた
幸せな生活なのかもしれません。
もしかしたら、今年1月に知り合った
ペーター（仮名）とも良好な関係を
じっくり築き上げているかもしれません。
彼女が正しい選択をしたかは
もう少し時間が経たないと
分からないと思います。
人には色んな事情があって
様々な価値観があります。
クレはクレの事情で
経済的な安定が大事なのでしょう。
（詳しくはこちら↓）
https://ameblo.jp/kristallzucker/entry-12520052655.html
私は彼女の話を書くか迷いましたが、
みなさんと（特に女性の）幸せと
生き方について考えてみたかったので、
書くことにしました。
皆さんにとって幸せとは？
"There is only one happiness in life, to love and be loved."
（「人生には立った一つの幸せしかない。愛すること、そして愛されること。」）
George Sands
私は彼女が幸せになればよいと思う反面、
ドイツで彼女を愛していた人たちのことを思うと、
悲しい気持ちになります。
彼女は数年前にドイツ国籍も取得し、
タイ国籍と二重国籍を所有しています
（ちなみにドイツ人と結婚しただけでは、
ドイツ国籍は取得できません）。
つまりドイツでは労働ビザは不要。
そしてタイでは旅行会社で英語も使って
働いていたので、キャリアも十分あります。
彼女が望めば、ドイツにいたまま
自力で収入の多い仕事にも就けたはず。
だから、クレが男性に頼る生き方を選んだ
ことを、正直残念に思うのです。
男性に頼る生き方って幸せでしょうか。
半年ほどしか知らないペーターと
上手くいかなかった場合、
彼女はどうするのでしょう。
嫉妬深いペーターの目をかいくぐって
他の男性を探す？
もちろんクレはタイの家族に大いに
頼られています。
だからそういう生き方しか
知らないのかもしれません。
さて、長くなりましたがクレの話は
ひとまずここまで。
小説やドラマなら一応
「ハッピーエンド」なのでしょうが、
彼女の日常生活は続いていきます。
ちなみにドイツでは、
別居を一年しないと離婚ができません。
そして二人の財産を平等に分与し、
ドイツの離婚裁判に離婚する本人が
出席しないといけません。
どんな展開になることやら。
また何か彼女の近況が入ったら、
こっそりご報告しますね。
お付き合い、ありがとうございました。
