とある女性のドラマのような事情 | ブットラー惠子 個人向け グローバルキャリア&ビジネスコーチング

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ドイツ会社員歴約20年。【海外で働きたい!】という夢やキャリアパスや仕事の悩みを解決思考力&行動力アップの方法をお伝えします♡

ドイツのマッサージ店で

知り合った友人のクレ(仮名)の

話を昨日から紹介しています。

 

 

タイ人のクレが休みなく働く理由、

それは、タイにいるお嬢さんでした。

 

 

クレが18歳だか19歳の時に産んだ

子らしいのですが、

そのお父さんにあたる人は、

娘さんが2歳の時に

借金を作ってとんずらしてしまったそう。

 

 

だからクレが働いて

(元)旦那さんの借金を返済し、

一人で娘さんを育てました。

 

そして大学にも行かせました。

 

 

お嬢さんは優秀な成績で大学を卒業後、

友達とビジネスを始めたらしいです。

 

最初は上手くいっていたビジネスも

1年もすると経営が悪化して、

高級車のローン、保険代、維持費が

払えず、クレが支援しているのでした。

 

 

またクレ自身の父親も

彼女がまだ若い時に病気で

亡くなってしまい、

 

母親の生活費も

クレはドイツから仕送りをしています。

 

しかもクレの負担は

それだけではありません。

 

 

彼女には弟もいるのですが、

この弟が働かないのに、

子連れ女性と結婚。

 

 

クレにとってはまったく

血縁関係のない姪っ子の

学費を負担しているそうです。

 

 

私にとっては想像もできない世界。

 

 

作り話でしょ、と思われた方も

いるかもしれませんが、

 

これはクレがマッサージしながら

語ってくれたことです

 

(施術の時間が理由で、店内に

クレと二人のことが多かったのです。

おかげで毎回

リラックスできたもんじゃない)。

 

 

日本はドイツと同等かそれ以上に豊かな国。

 

ドイツで働いて日本に仕送りをする

意味はあまりありません。

 

 

クレが自国の家族に仕送りをしている

ということは、私にとっては

ある意味カルチャーショックでした。

 

 

そんな絵にかいたような苦労を

背負っているクレに、

今年に入ってある運命の出会いが

待っていました。

 

 

このドラマのような出会いについては

長くなるのでまた後日。