とある女性のドラマのような偽り(2) | ブットラー惠子 個人向け グローバルキャリア&ビジネスコーチング

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ドイツ会社員歴約20年。【海外で働きたい!】という夢やキャリアパスや仕事の悩みを解決思考力&行動力アップの方法をお伝えします♡

こんにちは、

 

 
女性の自立と
海外就職・転職のお手伝いを
目指してコーチングを勉強中、
 
ドイツ在住歴17年の

ブットラー惠子です

 
(プロフィールはこちら)。
 
 
今日は、
 
昨日の続きで、

 

ドイツで知り合った
働き者のタイ人女性
クレ(仮名)の近況について。
 

 

 

自分の気持ちを隠して

自慢話の多いクレ(仮名)が

 

珍しく不安な気持ちを

書いてきました。

 

 

「あなたは頑張り屋だから、

心配しなくても大丈夫」

 

と私はすぐに返信をしました。

 

 

 

 

すると数時間のうちに

彼女から、返信がきました。

 

「どうもありがとう、ケイコ」

 

 

 

 

続けて、

気が抜けるような

写真が送られてきました。

 

 

かぼちゃ、洋ナシ

これらが料理されていく写真。

 

「ペーターがスープを

作ってくれたの。

 

私も手伝ったけどね。

手間がかかったけど、美味しかった。」

 

 

 

まるで、

 

不安な自分なんて

いなかったかのように。

 

 

 

全てが上手くいっていると

 

周りに見せたい「偽り」

 

そうだと信じたい自分への「偽り」。

 

 

私はどう返事をするか

少し困って、

1、2日後に返信しました。

 

 

「スープ、美味しそうね。

 

それにしても、

勉強で大変だと思うのなら、

ペーターの友達に正直に

言ってみたら?」

 

 

翌日の彼女の返信によると 、

 

 

ペーターの友達から、

今後も家政婦として

働いてもらいたい

 

と、正式に仕事の

オファーがあったそう。

 

 

でもペーターはそれにも反対だとか。

 

 

ペーターは、

きっとどこであろうと、

クレが働くのに

反対のような気がします。

 

 

 

彼はきっと、

自分の側にいてくれて、

 

自分のために

掃除洗濯をして、

買い物に行って、

料理をしてくれる人が欲しかった。

 

 

そのためなら、

たまに買い与える

高価なコートや指輪も安いもの。

 

 

クレは頭のいい女性です。

 

きっと彼女も、そのことを

うすうす気が付いているはず。

 

 

 

話を聞いていると、

 

こちらまで

息がつまりそう。

 

 

クレは、

自由をわずかなお金と

交換してしまったような気がする。

 

 

本当にそこで

生きていくつもり?

ドイツに戻ってきたら?

 

と彼女に聞きたい。

 

 

でも、プライドの高いクレが

そんなことを認める訳がない。

 

 

歯がゆさを感じても、

見守るしかない。

 

 

彼女から近況が入ったら、

また後日ご報告しますね。

 

 

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