最近は、梅雨後半の7月から、9月の台風シーズンにかけて、東京でも豪雨に見舞われることが多くなってきました。

 

中央区では、これまで時間雨量50㎜程度の降雨に対処できるよう、中小河川及び、下水道施設の整備が進められており、現在では、河川の氾濫による水害の恐れは少なくなってきています。

 

一方、都区部では、地面の大部分が建物やアスファルトで覆われており、集中豪雨の際河川は氾濫しなくても低地や地下街が浸水する、都市型水害の発生が懸念されます。

 

また、近年の異常気象により大規模な河川の氾濫や高潮が発生する恐れがあります。

今年(令和3年)修正の「中央区地域防災計画」掲載の洪水ハザードマップを、是非確認しておいて下さい。

 

中央区洪水ハザードマップ(荒川版)

 

 この地図は、荒川流域で1000年に1回程度起こる大雨(3日間の総雨量632mm)が降り、荒川の堤防が決壊した場合、中央区において浸水が予想される地域とその深さを想定したものです。

 浸水が始まるのは、破堤から12時間後とされています。

 浸水の恐れがある時は、速やかに頑強な建物の3階以上、または近くの浸水しない地域に避難して下さい。

月島地域は浸水区域外となりますが、状況によっては浸水することもありますので、油断は禁物です。

 

中央区洪水ハザードマップ(隅田川・神田川・日本橋川版)