中央区議会議員、青木かのです。

 

今日は、今年度(中央区議会は4月が年度終わり)

最後の環境建設委員会でした。

 

”築地市場跡地にタワマンは要らない”この思いを理事者の皆さんと共有できたことは収穫でした。

 

改めて東京都の事業者募集要項から。

 

「住宅」に関する部分筆者抜粋

 

分譲住宅の導入は極力抑制すること。限定的に分譲する場合にも、以下の条件 を満たすこと。

 

 ・東京の国際競争力の向上に資するものであり、

かつ本地区に必要な他の機能と一体的に導入する必要があるものに限定すること。 

・文化・スポーツ等の多様な活動、にぎわい創出等、まちづくりの活動に支障がない配置とすること。

 

・その規模は最大でも、併設する付属機能と合わせて地区全体の基準容積の 容積対象延床面積の3%以下とし、かつ、まちづくりの効果を発現するた めの必要最小限にすること。

 

 

住宅の建設は”極力抑制すること”としながらも、

しっかり3%という数字が入っている。

19ヘクタールという広大な土地(一般的な学校19校分くらい)の3%ですから、かなり大きな広さであることに変わりはありません。

 

複数回開催された、まちづくり協議会の中で、事業者は、この住宅について ‟700から800世帯”と答えていましたが、世帯の広さによって、マンションの規模は大きく変わるということです。

 

事業者決定後、中央区長、中央区議会議長連名で築地市場跡地開発に関連する要望について  を決定したばかりの事業者宛て提出しました。要望は多岐にわたっていますが、住宅建設の規制項目はありません。それは、そもそも築地市場跡地に「分譲マンション」を建てるという認識がなかったからです。

 

区は今後とも、都と事業者とはしっかりと向き合っていく。

勝手にタワマンは建てさせない。

という思いを共有することができた委員会でした。