
本日(10月16日)中央区議会決算特別委員会の態度表明をもって、令和8年第3回定例会が終了しました。
決算特別委員会では、会派かがやき中央からは、ほづみゆうき議員と上田一輝議員が委員として重責を果たしました。
寝ないで頑張りました!
会派としての意見や提案、要望が次の令和9年度予算案にどれくらい繁栄されるか…
次の予算委員会は小坂和輝議員と私(青木)が委員を務める予定です。ここでもチームワークが求められます。
会派「かがやき中央の」令和7年度決算に対する態度表明
決算審査で問われるべきことは予算が予定どおり執行されたかはもちろんのこと、限られた財源と人員を用いて実施した事業が区民の暮らしにどのような変化をもたらしたのかについての検証もまたその役割と考えています。
本区では人口増加と再開発が続き、行政需要は拡大するとともに多様化・複雑化しています。また、地域との接点が薄い新住民が増え、デジタル化によって情報の届け方も大きく変貌しています。一方で住宅費等の高騰により、子育て世帯から高齢者世帯に至るまで区内に住み続けることが難しい方もおられます。こうした変化の中で、従来から続く事業を毎年同じ形で実施することが必ずしも区民の皆さんの期待に応えることにはなりません。
今回の決算審査に当たり、我が会派が一貫して重視したのは事業を実施したか、予算を執行したかといった事実に加えて、その取組が必要な対象に届いたかという点です。個々の施策が区民に本当に必要であったのか、必要とする区民に伝わり実際の利用につながったのか、そしてこれらへの支出が適正な規模感であったのかに至るまで検証する必要があると考えています。
いくつか例示しますと、まずはこれまでの事業を続けることを前提とせず、その目的と成果から必要性を抜本的に問い直すことです。行政評価に事業の要否を判断する工程を設けること、指定管理や補助制度が本来の目的を達成しているかを検証すること、基金運用や区債の償還についても、従来の方法にとらわれず将来負担や機動性、得られる効果を比較することなどを求めました。
また、事業の成果を測る物差しも変えていかなければなりません。広報やアプリは情報を発信したかだけでなはなく必要な方に届き利用につながったかどうか、スクールバスや健康学園は既存のニーズを満たすだけでなく、その資源をより幅広く活用することができないか。公園や水辺は整備量ではなく実際に利用されているか。産業政策は相談や融資の件数ではなく企業の誕生や成長、区内産業や雇用の発展につながったか。分野は異なっても、実施したかどうかだけではなく実際に区民や地域に生まれた変化から評価するべきという考え方は共通しています。
この他、事業の整理や統合も不可欠です。さまざまな社会環境の変化等から目的が曖昧になった事業、利用実態が変化した事業、他の方法によってより高い効果を得られる事業については縮小や廃止、再設計も含めて検討しなければなりません。これは区民サービスを後退させることではなく、限られた資源の中で区民サービスの質と量を最大限活用しようという取組であり、将来にわたりより良いサービスを持続させるためにも極めて重要であるという認識です。
人口20万人を見据えた行政運営には、組織自体の更新も欠かせません。事務処理の正確性を職員一人一人の経験や注意力だけに委ねるのではなく、ICT化も含め業務そのものを見直し、組織のあり方を変革していく必要があります。これらにより、行政需要がさらに増えても安定してサービスを提供できる仕組みを整えるべきです。
今回の決算審査で明らかになった課題と我が会派の提案を、次年度以降の施策や今後の基本計画改定にできる限り反映していただきたいと考えます。そして、人口を増やすことを目指す区政から、中央区を選んでくれた区民がライフステージが変わっても住み続け、地域に定着できる区政へ転換することを強く要望いたします。
以上を申し上げ、我が会派は令和7年度中央区各会計歳入歳出決算の認定に同意いたします。