こんにちは！
UMIカウンセラーの かほ です
♡不登校の悩みを解決♡
UMIカウンセリング
7月枠は満席により 受付を終了しました
子どもが学校に行けなくなった…
それでも
家で勉強するならいいのに
それさえもしなくなってしまった…
このままでは
この子の将来、どうなるの！？
こんな心配、ありますよね。
私も
娘が学校に行けなくなった時に
まっさきに浮かんだのがこの不安でした。
／
学校も行けないなんて…
さらに勉強も全然しないなんて…
こんなんじゃ、まともな大人になれないんじゃ…
＼
本気でそう思って
夜も眠れないほど不安でした。
でね、この不安って
昭和時代の価値観からすると
たしかにそうなんです。
最終学歴によって
就職できる会社のレベルが変わって
そこそこの会社に入ることができたら
定年まで安泰。
しかも
年々、お給料もアップしていく。
昭和の頃は
これが常識でしたよね。
いい学校さえ出ておけば
そのために勉強さえがんばれば
その先は幸せが待っている。
新入社員の教育も
いまよりずっと手厚かったしね。
だけど
皆さんご存知の通り
この常識はもう過去のものになりました。
私たちが体感するより
ずっと早いスピードで
社会は変わってきています。
というのもね
このデータを見て
けっこう驚いたんです。
世界における企業の時価総額ランキング
なのですが、1989年と2021年の比較が
ビックリするくらい変わってるんですね。
まず、約35年前 1989年はというと…
1位 日本電信電話（NTT） 〈日本〉
2位 日本興行銀行 〈日本〉
3位 住友銀行 〈日本〉
4位 富士銀行 〈日本〉
5位 第一勧業銀行 〈日本〉
6位 IBM 〈アメリカ〉
7位 三菱銀行 〈日本〉
8位 エクソン 〈アメリカ〉
9位 東京電力 〈日本〉
10位 ロイヤル・ダッチ・シェル〈イギリス〉
トップ10の中に、日本の企業が7社。
さらに言うと
トップ50位の中に日本企業が32社。
日本のランキングじゃなくて
世界のランキングですからね…
バブル経済真っただ中だったと思うけど
本当に日本の勢いはすごかったんですね
そして、2021年のデータがこちら…
1位 アップル 〈アメリカ〉
2位 マイクロソフト 〈アメリカ〉
3位 サウジアラムコ 〈サウジアラビア〉
4位 アルファベット(Google)〈アメリカ〉
5位 アマゾン 〈アメリカ〉
6位 テスラ 〈アメリカ〉
7位 メタ（Facebook） 〈アメリカ〉
8位 バークシャー・ハサウェイ〈アメリカ〉
9位 エヌビディア 〈アメリカ〉
10位 テンセント 〈中国〉
あー、やっぱりね
な感じだと思いますが、
ほとんどがアメリカのIT企業です。
皆さんも
スマホやSNS、お買い物で
お世話になっている企業が多いですよね。
あれだけ世界を席巻していた日本企業は
トップ10どころか
一番上位でトヨタ自動車の38位。
日本の経済力って
想像していたよりもずっと
落ちているんです。
その証拠に
もはや年功序列もないし
倒産する会社もどんどん増えている。
もうあの、昭和の常識
いい学校さえ出ておけば
そのために勉強さえがんばれば
その先は幸せが待っている
は通用しない世界に入っています。
なんだか
絶望感を煽るような
そんな記事になっちゃいそうですが…
今日伝えたいのはそこではなくて
過去のものとなった常識にとらわれて
今、不安で心配で苦しいなら
いっそその常識、手放してはどうでしょう？
と提案したいのです。
たしかに
今不登校になって、人生立ち止まって
他の子が勉強や部活を頑張ってるのに
何にもしない我が子の姿は心配になります。
だけど
学校にいったら
勉強していたら
本当に安心なんでしょうか？
勉強は
できないより出来た方がいいだろうし
知識も
ないよりはあった方が役に立つだろうけど。
今、あなたのお子さんが
学校に行くことでエネルギーが無くなる
勉強を強要することで親子関係が悪化するなら
それを強要したり
出来ない事であなたが不安に飲みこまれるなんて
全然、割に合わないと思うのです。
この先どうなるか分からない
日本が後進国になってしまう未来が来たとしても
子どもが幸せに生きていくには
何が必要か？
そう考えた時に
私が大切だと思うのは
しなやかに現状を受け入れ、進んでいく意欲
だと思います。
そして
そのしなやかさを手に入れるには
自分は自分でいい
って思えていることが本当に必要。
端的に言うと
自己肯定感を育む
ということです。
学校で得るはずだった知識も
集団生活で得られる力も
自己肯定感さえしっかり育っていれば
いつでも必要な時に備えられますからね。
不登校の子どもたちは
先の読めない世界を生きていくために
一番大切なものを育てている最中なんだと
安心して見守ってもらえたら、と思います。
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