こんにちは!
UMIカウンセラーの かほ です
♡不登校の悩みを解決♡
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学校は
我慢を学ぶ場所でもあるのに
イヤだからと言って行かないのは
我慢の大切さを学べないことになる
というご意見、時々耳にします。
前に参加した講演会でも、
「不登校を認めると、我慢ができない子になる、と
と周りの人に言われて悩んでいます…」
という質問がありました。
皆さんは、どう感じますか?
この質問に対して、登壇者で
不登校の経験者でもある村山さんは
こう答えていらっしゃいました。
不登校の子ほど
我慢を経験している子たちは居ない
みんなが学校に行っている時に
自分だけ行っていないという孤独は
僕の人生の中でも最も辛く我慢の時期だった
不登校の子は我慢していない、という意見は
本当の孤独を経験していない人から出てくるものだと思う
村山さんの意見、
本当にそうだよなぁって思って
強く胸を揺さぶられました。
学校に行っている子たちも
もちろん毎日とても頑張っているし
色んな場面で我慢もしていると思う。
でも、だからって
不登校の子どもたちは辛いことから逃げているから
我慢を学べていない、とは言えませんよね。
不登校の子どもたちって
その小さな身体で
ものすごく大きな劣等感や孤独に
日々耐えながら暮らしているんです。
それは、
村山さんやうちの娘もそうだったんだけど
「もう自分なんか生きてる価値ない」
って思うほど、です。
それを知ろうともせず、
「我慢が足りない」と批判する人の意見は、
私は聞く必要がないんじゃないかな、と思います。
でね、
カウンセラーとしては
「不登校は、我慢を学べない」
と考えている人の心理に、興味が湧きます。
基本的に、
相手に思うことは、自分に思うこと
という心理学の定義を当てはめてみると…
「不登校の子は、学校を休まずに我慢を学ぶべきだ」
って感じている、ということは、
その人が、自分自身に
「我慢するべき」
って思っているということです。
つまり、その人は自分に対して
”嫌なことも我慢しなければならない”
という制限をかけている、ってこと。
自分の子どものことでもないのに、
「あの子も我慢しないと!」と感じてしまい、
それを親御さんに伝える、というのは、
かなり強く自分を制限しているんじゃないかな…
あらゆる場面で
我慢して、努力することで
切り抜けてきた経験がある方なのかもしれません。
何を隠そう、私もね、
めちゃめちゃ我慢を自分に強いてきたタイプなのでね
全然、我慢してない(ように見える)人がいると
心がザワついちゃう気持ち、
とてもよく分かるんですけどね。
こんなにザワつくのは、
自分が自分に制限をかけていたからだ、
と気付けたことで、
相手を責める必要がなくなって
本当にラクになりました
なんだか
話しがあっちゃこっちゃしましたが…
結論として
不登校は我慢を学べない
は事実ではなく、
むしろものすごく大きな
劣等感と孤独に耐えているのが不登校の子どもたち。
そして、その姿というのは、
大人の側が、自分にかけている制限に気付き
それをゆるめていくことで
くっきりと見えてくるものなのではないでしょうか。
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