こんにちは!
UMIカウンセラーの かほ です
♡不登校の悩みを解決♡
UMIカウンセリング
10月枠は満席となりました
ブログで人の批判するのは
あまり好きじゃないんですが、
これはちょっと黙ってられず…
取り上げさせてもらいますね。
こちらのニュース、
見た方も多いかな?
簡単に言うと…
滋賀県東近江市の市長さんが、
不登校対策を話し合う会議の中で
「文科省がフリースクールを認めたことにがく然としている。
国家の根幹を崩しかねない」
そして、会議後のマスコミ取材で
「不登校の大半は親の責任だ」
とも発言した、というニュース。
最初にこの記事を見たときは、
さすがに公の場でこんなこと言わんだろ~
発言の一部分を切り取られちゃったのかな?
って思ったんだけど…
実際に会議で話した内容を読んでみたら、
ぜんぜん誇張されてもなく、
もっとビックリするような発言もありました
まずね、
言わずもがなですが、
フリースクールは国家の根幹を崩しかねない
不登校の大半は親の責任
これらは事実じゃないです。
教育機会確保法という法律の中で
「多様な学びの場」が認められているし、
そもそも「不登校は問題行動ではない」
と文科省が通知していますからね。
事実じゃないんだし、
不登校のことを
よく分かっていない人の発言だね、って…
片付けられるか?
って言ったら、
そうはいかない!
って思ってしまう。
それはやっぱり、
この発言で傷ついている人が
少なからずいるはずだから。
発言の中で、この市長さん
/
善良な市民は、頑張って
いやがる子どもを無理して学校に通わせているのに
フリースクールがあるならそっちに行きたいと
なだれ現象が起こる
\
と言っています。
これだと、あたかも
不登校になる子は安易に不登校になっていて
その親は努力を怠って甘やかしている
ってことになるよね。
まぁ実際、
そう思っているからこその発言なんでしょうが…
これは、解せない。
ぜんぜん、解せませんって
学校が嫌だからって、
安易に不登校になる子なんて、
私は見たことがないです。
ほとんどの子が、
行けることなら学校に行きたいんだもの。
みんなと同じように、
学校に行きたい。
でも、
学校に行くことがしんどくて、
どうしても行けなくなってしまった。
それで悩んで、
行けない自分を責めている…
それが、
本当の不登校の子どもの姿です。
そして、親御さんも同じ。
子どもが不登校になったのは
自分の育て方が原因なんじゃないか…
学校に戻す努力が足りなかったのかもしれない…
こんな風に自問自答して
悩んで葛藤しているのが不登校の親です。
それを、全然分かってないんだな…って
残念というよりも、
なんだかなーって気持ちが萎えました
「不登校はけしからん!甘えだ!」
って、新橋の酔っ払いが言ってても
そっか、そう思うんだね、で終わるんだけどね。
不登校について話し合う会議の場で、
地方自治体の長がそれを言うっていうのは
やっぱりね。。。
ため息…(*´Д`)ハァ
私は、
不登校は問題じゃなくて、
不登校なんて問題だ!と
子どもも親も自分を責めてしまうことが
問題だと思っています。
その根底には、
自分を否定する捉え癖(メンタルブロック)とか
こうあるべき、という価値観があるんだけど。
世の中の常識みたいな、
みんなが持っている偏見も
不登校の親子を苦しめる原因になっていると思うから。
この市長の発言をきっかけに
多くの人が不登校について考えてくれたらいいな
と思います。
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