マルトリートメントと私.中学生編 | ASD【自閉症スペクトラム】女係長 鹿島じゅんの日常生活はサバイバル!

ASD【自閉症スペクトラム】女係長 鹿島じゅんの日常生活はサバイバル!

25年以上1つの会社に健常者として勤務し、係長として人の上に立つようになった私が、
どのようにASD(自閉症スペクトラム)の特性と折り合いをつけて生活しているか、
その方法をお伝えしていきたいと思います。

子供の頃からずっと生きづらさを抱えてきて、
私は自分の生きづらさの原因が、
であることを知りました。

これは生まれもった器質だから、
甘んじて受け入れるしかないと思っていたのですが、
編入した通信制大学のスクーリングの発達心理学の授業で、

「被虐待児は発達障害になる可能性がある」

と言われたこと、
愛着障害と発達障害はとてもよく似ていて、
専門家でも区別をつけるのが難しいことなどを知りました。



私は子供の頃、虐待と呼ばれる行為を受けて育ちました。

そのことが、
今私が発達障害と呼ばれていることに関係しているのではないか、
そして私が発達障害と呼ばれる状態なのは、
実は愛着障害が関係しているのではないか、
そんな疑念をいだいた私は、
自分の生育歴を探っていってみることにしたのです。

ただ、とても長くなってきてしまったため、
中学生編として、
ここに今までの分をまとめようと思います。

幼少期までの記事はこちら。

私が子供の頃に家庭の中で起こったことは、
確かに虐待と呼ばれる行為で、
絶対に許されないこともされたけれど、
ただ大人になった今、
酷いだけではなかった父がいたことも、
一生懸命私を育てようとしてくれた、
母の思いも分かるから、
親の全てが悪かったように感じてしまう、
"虐待"という言葉はあえて使わずに、

「マルトリートメント」

という言葉を使わせていただいています。

意味は、不適切なかかわり。
特に、大人の子供に対する不適切な養育や関わり方をいい、
身体的・性的・心理的虐待とネグレクトを包括的に指す。
[補説]厚生労働省が示す児童虐待の定義に相当する。

私の過去の経験が、
今現在、生きづらさを抱えていたり、
愛着障害や発達障害で悩んでいらっしゃる方の、
何かの参考になれば幸いです。