私は自分の生きづらさの原因が、
であることを知りました。
これは生まれもった器質だから、
甘んじて受け入れるしかないと思っていたのですが、
編入した通信制大学のスクーリングの発達心理学の授業で、
「被虐待児は発達障害になる可能性がある」
と言われたこと、
愛着障害と発達障害はとてもよく似ていて、
専門家でも区別をつけるのが難しいことなどを知りました。
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私は子供の頃、虐待と呼ばれる行為を受けて育ちました。
そのことが、
今私が発達障害と呼ばれていることに関係しているのではないか、
そして私が発達障害と呼ばれる状態なのは、
実は愛着障害が関係しているのではないか、
そんな疑念をいだいた私は、
自分の生育歴を探っていってみることにしたのです。
ただ、とても長くなってきてしまったため、
幼少期編として、
ここに一度、今までの分をまとめようと思います。
【マルトリートメントと私.幼少期編】
私が子供の頃に家庭の中で起こったことは、
確かに虐待と呼ばれる行為で、
絶対に許されないこともされたけれど、
ただ大人になった今、
酷いだけではなかった父がいたことも、
一生懸命私を育てようとしてくれた、
母の思いも分かるから、
親の全てが悪かったように感じてしまう、
"虐待"という言葉はあえて使わずに、
「マルトリートメント」
という言葉を使わせていただいています。
意味は、不適切なかかわり。
特に、大人の子供に対する不適切な養育や関わり方をいい、
身体的・性的・心理的虐待とネグレクトを包括的に指す。
[補説]厚生労働省が示す児童虐待の定義に相当する。
[補説]厚生労働省が示す児童虐待の定義に相当する。
私の過去の経験が、
今現在、生きづらさを抱えていたり、
愛着障害や発達障害で悩んでいらっしゃる方の、
何かの参考になれば幸いです。