幼少期のまでの記事はこちら。
小学生までの記事はこちら。
中学生時代の記事はこちら。
※自分の記憶に基づいて書いているため、
事実と違っている可能性があります。
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幼い頃から父親に要らないと言われ、
母親には私の、
ASD(自閉症スペクトラム)の性質が重かったのか、
と言われ、
兄からは、
と言われていた私は、
自分の家族は敵だと思っていたため、
いつも家の中では、
自分の心をこれ以上傷つけられないように、
無愛想な仏頂面で過ごしていました。
そんな私を見て母は私を、
「全く可愛げがない子」
だといい、兄からは、
「陰気なブス」
と言われ、嫌悪されていました。
だから私は、
自分の容姿に全く自信が無かったし、
他の同級生達と違って、
こんな私に好かれたら、
相手が迷惑するだろうから、
人を好きになってはいけない、
と考えていました。
この心の裏には、
もし、自分が好きになった相手から、
気持ち悪がられてしまったら、
私の心はもう、
立ち直ることは出来ないという思いが、
隠れていました。
私にとっては、
自分が好きになった相手に、
好かれたいと願うことなどおこがましく、
嫌われないことを願うのが、
精いっぱいだったのです。
だから、相手に嫌がられてもいいように、
自分が好きだと友達に言う相手は、
自分が好きなことが相手に伝わって、
相手から嫌がられてもダメージを受けない、
どうでもいい人に設定しておく必要がありました。
自分がこの世に存在することを、
家族からも、
その他の人間からも、
肯定してもらえなかった私は、
これ以上、
他人から自分を否定されることを、
とても、とても恐れていたのです。
だから、中学校では、
自分のことを皆んなに好きになってもらえるように、
少女マンガの雑誌の主人公の友達をお手本に、
本来の自分とは違う、
明るくて少しおバカで天然な女の子を、
精いっぱい演じていました。
(主人公をお手本にすることは、自分に自信が無さ過ぎて出来ませんでした)
その甲斐が、あったのでしょうか?
私と同じクラスの中に、
自分に好意を寄せていると思われる、
男の子が発生したのです。
ASD(自閉症スペクトラム)ではあっても、
機能不全家族の中で、
愛着障害を抱えて育った私は、
人の好意にとても飢えていたがために、
自分に寄せられる好意にとても敏感でした。
今まで、
他の人間より雑に扱われることはあっても、
他の人間より大切に扱われたことの無かった私は、
その男の子が他の誰より自分を優先する態度に、
どう接していいか分かりませんでした。
その男の子が自分に好意を寄せていることを感じて、
「私を好きなんて、何て趣味の悪い男なんだ」
と、
その男の子の人を見る目の無さに、
本気で軽蔑したりしました。
あからさまな、その男の子の態度は、
私が所属しているグループの女の子達にもバレバレで、
以前、好きな男の子を捏造する時に、
私が危惧したように、
その男の子と何か話すごとに、
からかわれるようになっていました。
私が恋愛絡みで人からからかわれた時に、
リアクションの参考にしていたTちゃんは、
片想いの相手のことを、
友人にからかわれるパターンだったため、
自分を好きな相手のことで、
友人にからかわれた場面での、
リアクションの参考にするものが無くて、
私は同じグループの女子からからかわれる度に、
どういう態度を取れば良いか、
分からなくなってしまっていました。
ほかに参考に出来るリアクションが無かった私は、
結局、過去の自分の経験や感情に基づいて、
友人にからかわれる場面や、
自分に好意を寄せる男の子に対応するようになってしまい、
そして、そんな私の対応法が、
大きく間違った結果になることなど、
ASDで愛着障害があり、
人生経験も浅かった当時の私には、
全く予想することが出来なかったのでした、、、
マルトリートメントと私52.間違えた対応に続きます。