小学校時代の記事はこちら。
※自分の記憶に基づいて書いているため、
事実と違っている可能性があります。
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【性的な話が含まれますので、苦手な方は読まないでください】
毎晩、寝ている間に、
父の性的興奮の手伝いをさせられていると、
知ってしまった私は、
とても平常心でいることなど、
出来ませんでした。
父のその行為は、
私の右手のひらを使って行われていたため、
私は自分の体の一部でありながら、
自分の右手のひらが気持ち悪くて、
しようがありませんでした。
私はそんな状況でも、
ほかに行くところがなかったため、
毎日学校に行っていましたが、
学校にいる間中ずっと、
父親からされた行為とその感触が、
頭の中でリピート再生され続け、
私はおぞましさで涙目になりながら、
父親の性器を触らされていた、
自分の右手のひらの皮が、
消えて無くなればいいと思って、
ずっと右手のひらを、
机に擦り続けていました。
けれど手のひらは、
真っ赤になって熱は持つけれど、
無意識に痛いことを避けているのか、
皮が捲れるまではいかず、
私はずっと気持ち悪さで、
涙目になったまま、
学校で過ごしていました。
そんな私は多分、
とても奇異な子供に映っていたはずなのですが、
元々問題児認定されていたためか、
様子がおかしすぎて、
皆んな関わり合いたくないと思ったのか、
同級生からも学校の先生からも、
「どうしたの?」
と訊ねられることはありませんでした。
(もしかしたら、言われたことがあっても、
言えなかった、もしくは聴こえていなかった、のかもしれませんが)
私は教室の中で、
今までと違う差異を感じていました。
私はこの時はまだ知らなかったけれど、
自分のASD(自閉症スペクトラム障害)の特性から、
皆んなと同じことが出来ず、
母親から、
と嘆かれて、
自分が他の子と違うことは感じていましたが、
それでも同級生に、
と頼めるくらいには、
自分の人生を諦めてはいませんでした。
自分と他の子との差異は、
自分の努力で埋められると思っていました。
私が普通の子と違うことで悲しんでいたお母さんを、
喜ばしてあげられる子になりたいと、
思っていました。
けれど今回、
父親からされた行為で、
他の子との間に感じた差異は、
私1人ではとても、
乗り越えられないものでした。
私は自分の周囲で、
無邪気に騒ぐ同級生を見ながら、
「私はもう、この子達とは違うのだ」
と感じていました。
「同級生の皆んなはキレイだけれど、
私は汚い、汚れてしまった」
と思っていました。
それは、私の心の中で、
取り返しのつかないものでした。
私は汚れてしまった自分を、
どうしていいか分からずに、
ずっと頭の中で繰り返される、
父からされた行為の記憶と感触に苦しめられながら、
1日中学校の自分の机に座って、
目に涙を溜めながら、
ジッと1点を見つめ、
どうしていいか分からない現実に対し、
ふうーっ、ふうーっと唸りながら、
右手のひらを机に擦りつけていました。
この時の私は明らかに、
精神に異常をきたしていたはずなのですが、
やはり誰1人、
そんな私を気にかけて、
手を差し伸べてくれる人はいませんでした。
マルトリートメントと私38.死ぬという希望に続きます。