マルトリートメントと私16.小学校入学 | ASD【自閉症スペクトラム】女係長 鹿島じゅんの日常生活はサバイバル!

ASD【自閉症スペクトラム】女係長 鹿島じゅんの日常生活はサバイバル!

25年以上1つの会社に健常者として勤務し、係長として人の上に立つようになった私が、
どのようにASD(自閉症スペクトラム)の特性と折り合いをつけて生活しているか、
その方法をお伝えしていきたいと思います。

私がなぜ、自分の生育歴を振り返るようになったのかは、

幼少期のまでの記事はこちら。
小学校時代の記事はこちら。

※自分の記憶に基づいて書いているため、
事実と違っている可能性があります。
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私はかなり田舎に住んでいたため、
私の入学した小学校は、
1年生から6年生まで全て、
1学年1クラスが当たり前でした。

だから私は入学式の時に、
迷うことなく母親に連れられて、
自分の教室に入っていったのですが、
そこで目にしたのは、
とても驚く光景でした。

その教室には30名ほどの、
自分と同じ年齢の子供達がいたのですが、
私はこんなに大量に、
自分と同じ歳の子供に会ったことは、
ありませんでした。

自分と同じ歳の子供が、
こんなにいたのにも驚きだったのですが、
さらに驚いたのは、
その子供達が皆んな、
顔見知りだったことでした。

私はこの小学校の入学式で、
皆んな初めて顔を合わすと思っていたので、
いったいいつ、
知り合ったのだろうと思いました。

私一人が皆んなを知りませんでしたが、
それでも私は、
そのことに不安を抱きませんでした。

この頃の私は、集団の人の中でも、
自分らしく振る舞うことが出来て、
自分が学校の先生に嫌われることや、
同級生全員が敵に回ることなど、
想像もしていなかったのです。

何も知らない私は、
入学式の時に担任の先生から教わった、


という歌の歌詞の中にある、

"友達100人出来るかな"

という言葉の通りに、
同級生皆んなと仲良くなれるのだと思っていて、
自分に友達が出来る期待と不安で、
この後に起こることも知らずに、
1人胸をワクワクさせていたのでした、、、