中学生の頃、
親に構って欲しくて、
になることを望みました。
本当に兄と同じ膝の病気になった時には、
これで親に心配してもらえると、
とても嬉しかったのだけど、
いざ病院に行ってみると、
私はレントゲンも撮られないまま、
放っておけば治ると先生に言われ、
兄だけが通院をすることになり、
私が膝を痛がると母からは、
「お兄ちゃんより軽いんだから」
と言われ、
私は痛さを口に出すことも出来ないまま、
放置され、
膝の痛みに耐える日々を送りました。
大人になって、
職場で肉体労働をしていた時に、
膝が痛くなり、
整形外科でレントゲンを撮ったところ、
オスグッド・シュラッター病により、
両膝の軟骨が飛び出したままの部分が、
剥離骨折していることが分かりました。
正常に成長してきた人の脛骨は、
こんな風に飛び出てはいません。
ウィキペディア様の、
オスグッド・シュラッター病を紹介している写真に、
まさに私の膝のレントゲンとほぼ同じものが、
掲載されていたので、引用させていただきます。
『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(URL: https://ja.m.wikipedia.org/wiki/オスグッド・シュラッター病)
私の膝の写真の赤マルのところが、
下のウィキペディア様のレントゲン写真の、
赤マルのようになっています。
脛骨から骨が剥がれていることが、
分かるでしょうか?
オスグッド・シュラッター病を患った人が必ず、
剥離骨折になる訳ではなく、
剥離骨折になるのはかなり酷い状態とネットで読んで、
放って置かれた自分が悲しくて、
少しだけ泣きました。
大人になって膝が痛くなり、
自分でかかった整形外科で、
「現在、動けているなら、
下手に手術した方が、動けなくなる可能性があるから、
痛くても手術はやめた方がいい。
痛くなったら休むようにしてください」
と言われました。
私は運動がそんなに好きでも得意でもなかったため、
その点ではラッキーだったと思っています。
(運動が得意だったり好きだったりしたら、
子供の頃に病院でレントゲンも撮ってもらえず、
痛いとも口に出来ず無理するしか無かった環境のせいで、
自分の膝がこんな状態になってしまったのだと、
親を恨んでいたかもしれません)
どの位膝の骨が出ているかというと、
これくらい、です。
全体重を乗せて段ボールの上に載ったら、
膝の骨が当たる部分の、
段ボールが破れます。
子供の頃に、
親に心配されたくて望んでかかった、
オスグッド・シュラッター病。
けれど結果は、
特に心配されることもなく、
ただ大人になっても後遺症が残るという、
悲しい結果になりました。
毎週、通院させてもらっていた、
兄はちゃんと完治していて、
後遺症も無いところが余計悲しくなります。
もし、このブログを、
読んでくれているあなたが。
親の愛情を得たいがために、
自分の体を病ませたり、
傷つけたりしたとしても。
決して望んだものが得られるとは、
限らないことを知っていてね。
そして、
例え望んだ愛情を得られなかったとしても、
そのような行為の代償だけは、
ちゃんと自分に降りかかってくるのだということも、
覚えておいて欲しい。
そして、出来ることなら。
そんな一過性の愛情など求めずに、
ちゃんと自分を愛してくれる人を、
探せる心の強さを、
持つことが出来たらいいね^^