幼少期のまでの記事はこちら。
小学生までの記事はこちら。
中学生時代の記事はこちら。
※自分の記憶に基づいて書いているため、
事実と違っている可能性があります。
===================
ASD(自閉症スペクトラム)の冗談を真に受ける性質と、
愛着障害の自分への愛情に過剰に反応してしまう性質から、
自分を好きな男の子に対する対応を間違え、
あまつさえ、その男の子に対し、
受けた愛情に対する恩を返そうと、
自分の体を差し出そうとして、
自分が所属する女子グループのTちゃんから、
「中学生で両想いになるのは早い」
と言われた私は、
小学生の頃、
学校という集団に溶け込むために、
すーちゃんに普通を教わったように、
やはり普通の中学生になるために、
私の中で普通の中学生の代表だった、
Tちゃんに言われたとおり、
"中学生で両想い"にならないように、
自分を好きな男の子を、
避けるようになりました。
私には私なりの、
自分を好きな男の子を避ける理由がありましたが、
機能不全家族の中で育った、
愛着障害とASDを併せ持った人間の思考回路など、
一般的に育ってきた中学生に分かる訳もなく、
多分、私を好きになってくれた男の子の視点で見れば、
「自分のことを好きだと言わせた上で、
誘ってきたくせに、
無視しだしたワケの分からない女」
という、
言葉だけみればビッチと呼ぶにふさわしい、
何とも嫌な女になっていたのだと思います。
最初は私に対して、
「何で避けるの?」
と聞いてきたその男の子も、
私が何も答えなかったために、
だんだん私に対して、
悪意を持ち始めたのが分かりました。
その当時の私には、
自分が受けた愛情の恩返しとして、
自分の体で返そうとしたけれど、
受け取ってもらえなかったために、
「自分を本当に好きではないのではないか?」
と思ったこと、
小学校の二の舞にならないよう、
精いっぱい普通を演じなければならず、
そのためには、
「両想いになってはいけない」
と言われた(私がそう解釈した)ことなどを、
自分を好きになってくれた男の子に、
キチンと説明出来るほど、
自分の思考や行動を理解出来ていませんでした。
(説明したからといって、私がこのような言動に至った理由を、
理解してくれる人がいるかは謎ですが)
だから、その男の子が、
私に対して嫌がらせをするようになったのは、
当然の流れ、だったのだと思います。
私はその男の子から、
ノートを書いている時に、
ワザとぶつかられるといった、
地味な嫌がらせを毎日受け続けましたが、
自分のやったことなのだからと、
ジッと耐えていました。
そして、その時の私は、
その男の子から大切にされていた時よりも、
嫌がらせを受けていた方が、
精神的にはラクだとも感じていました。
それほどその当時の私にとっては、
人に大切に扱われることは、
"分不相応で慣れないこと"
だったのです。
ただ、私1人に嫌がらせをする分には、
それで良かったのですが、
その男の子は私の所属していた、
グループの女の子達にまで、
嫌がらせをするようになってしまい、
私はグループの女の子達から、
「あなたのせいだから、何とかしてよ」
と、苦情を言われるようになってしまいました。
私はどうしようもなくて困ってしまい、
どんな顔をして会えばいいか、
分からないその男の子に対して、
「他の人に嫌がらせをするのは辞めて欲しい」
と伝え、
私のその言葉を聞いてくれたのか、
その男の子の気が済んだのかは分かりませんが、
程なくして嫌がらせは終了し、
私を大切にしてくれる人もまた、
居なくなったのでした。