お金を借りておいて逆切れしたママ友

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≪お断り≫
『昔の話』というシリーズの中で書いている元夫の家族に関する事やママ友関係の話は今から20～35年前の事で今現在の事ではありません。
 
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今回のお話はこちらの記事の中に出てきたママ友Oさんの別エピソードです。
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ママ友の家に夜中まで子供を預けておいて逆切れした母親 
 
 
「優しくて親切で面倒見が良くて思いやりがある」
「人に頼みごとをされると断れない」
 
総合して言うと、あり得ないぐらいのお人好しだったOさんですが
それをいいことにOさんを利用する人が結構いて、
Sさんというママ友もその中の一人でした。
 
 
いつでも元気で明るくて発言力や行動力もあったせいか
ママ友の中でも人気者だったSさん。
 
でもそのSさんがまさかOさんにあんな事をしていたとは
全く気付くことができませんでした。
 
なぜならOさんが誰にも何も言わなかったからです。
 
 
 
ある日、Sさんと２人で出かけたOさん。
 
「今一万円しかないから悪いけど私の分もお願いしていい？」と言われ
自動販売機で自分の分とSさんの分のペットボトルを買ったそうなんですが
すぐに返してくれるだろうと全く疑わずにいたところ
いつまで経っても返してくれず・・・・
 
でも「100円返して」と言いずらくて請求できずにいたOさん。
 
すると今度は「お財布忘れたから私の分も払っておいて」とランチ代も肩代わりすることになったので
「うちも楽じゃないからこの前のペットボトル代と合わせてなるべく早く返してね」と勇気を出して言ったそうなんです。
 
でもSさんは「分かってる！ごめんね！すぐ返すから」と言いつつ
何日過ぎても返してくれないので再度「貸したお金返して貰っていい？」と言っても
「ごめんごめん！忘れてた！今日は持ち合わせがないから明日返すね！」と言って、結局お金を返してくれなかったといいます。
 
 
ところが・・・・
 
 
Sさんってこんな人だったんだ・・・
貸した私がバカだったんだな・・・
 
と思って諦めようとしていたOさんに対しSさんが突然
 
みんなに私のこと泥棒って言ってるでしょ！
ちゃんと返すって言ったのに！
貴女がそんな酷い人だとは思わなかった！
もう絶交よ！
 
 
 
と怒鳴ってきたんだそうです。
 
 
Oさんと仲良くしていたママ友達は私も含め
OさんがSさんにお金を貸していた事すら誰も知らなかったんですから
Sさんのことを「泥棒」だなんて言うはずがありません。
 
つまり、
Oさんを悪者に仕立てて怒った振りをして借りたお金をチャラにしようとした
という事になります。
 
 
たった2000円程度のお金を返すのが嫌で
信用と信頼と友情を手放した人を見たのは
この時が初めてだったような気がします。
 
 
借りたお金を返さないってある意味泥棒と同じですが
「私の事みんなに泥棒って言ってるでしょ」っていう事は
自分が泥棒という自覚を持っていたっていう証拠ですよね(笑)
 
 
そしてそんな母親に育てられる子供を
ただただ気の毒に思った私でした。
 
 
 

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