日本のBMI詐欺とメタボ検査詐欺!痩せすぎは免疫力を落して短命になる! | 心と体を健康にするダイエット法

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新型コロナ時代に免疫力を上げて健康に生きてゆきたい。そんな中高年のダイエットは健康法と美容法とアンチエイジングを兼ねた方法が必須です。過食と体調不良を改善してウイズコロナ時代に楽しく続けることのできるダイエット法を提案しています。

いつもありがとうございます。
ハッピーダイエットの船田です。

痩せる=美しい
これは闇メディアの洗脳でしたね。

そして、

痩せる=健康
これも医療マフィアの洗脳でした。

メディアも医療も、痩せないと美しくなれないし、生活習慣病になると脅して、不要な不安を与えて苦しめ、不要な検査でぼったくっていたのです。

もちろんBMI30を超える人は痩せた方がいいですが、日本人でそこまで太っている人はわずか4.5%です。

日本はBMIが25以上だと肥満認定されますが、これは世界的にみれば異常に低い詐欺的な数値です。

実際に中高年70万人の追跡データで、最も死亡率が低かったのが、MBIで25.0から26.9の人だったのです。つまり日本で軽肥満と言われる人が一番健康だった。

特に60代以降の方は、痩せるよりも体重を維持する工夫が寿命をのばします。筋肉や骨密度はもちろん、脂肪も減らさない方がいいのです。

記事中の「脂質が足りないことにより細胞膜の防御力が弱くなり、感染症に罹りやすくなったり、がんの発症が増えたりすることが考えられます」がポイント。

MBIは身長と体重の割合です。だいたいMBI25位の体格別の体重を書いておきますね。

身長150センチで、55キロ
身長155センチで、60キロ
身長160センチで、64キロ
身長165センチで、68キロ
身長170センチで、72キロ

この身長と体重は、日本ではポッチャリとか軽肥満と言われる体格でしょう。もちろんこれ以上に体重がある方はBMIの25まで痩せる努力は必要です。

しかし、中高年はBMIで25位が本当は健康な体格だったのです。

そして、健康なだけでなく、本当はポッチャリこそがが美しいという価値観を呼び起こします。

世界的に見て、美しい女性を描いた芸術作品は、古今東西でポッチャリが多いですよ。

太ってはいないけど、痩せてもいない、女性らしい丸みのあるボディラインですね。

下の写真は美しい女性像の象徴であるミロのビィーナス。今の日本の基準で見たら、ポッチャリです。

  写真はこちらから


次はフランスの民衆を導く自由の女神です。今の日本の基準だと、やはりポッチャリですね。
写真はこちらから。



それに日本の異常な痩せ基準に慣れた、日本男性の好む女性の体型についての調査をみれば、日本男性も痩せた女性は好きではないのが分かります。

男性に人気が無い女性の体は、脂肪のない細い脚、アバラが見えるほど肉付きのない上半身、筋肉質のしまった体です。胸やおしりが小さいのも人気ないです。

男性が求める女性の体は、適度に脂肪がついた柔らかい体。肥満体型はダメですが、太ももやボディにも適度に脂肪がある標準的な体型が好きなのですね。

下の記事、婚活を成功に導く女性の体型の結論。

男性ウケする体型で欠かせないのが、太ももにもちゃんと脂肪が付いていて、健康的な太さである事です。


これは、私もそう思います。




脂肪がついてない女性の体は、ファッション雑誌で見るには良くても、現実の触れ合いを考えると骨張っていて、好感が持てないのです。


だから、本能的に見ても、痩せる=美しい、痩せる=健康という押しつけは洗脳でしたね。


この記事、私としては紹介しにくいのですが、真実を伝えるため記事にしました。多くの日本人中高年がダイエットの必要が無いってことだもんね。

でも、私は以前から、無理に痩せるのではなく、健康的に標準的に痩せる方法を提案していたので矛盾しません。

もう、痩せた女性が美しいという洗脳は止めませんか?標準的な体型こそが美しいと思います。

その考えでいけば、下のイメージ写真はちょうどいい肉付きですね。↓↓

今回は週刊ポストの記事を2回に分けて記事にしました。前編は血圧の記事、後半のこの記事はBMIとメタボ基準の記事です。

 

前半の記事



メタボの指標「BMI」の基準値も厳しい日本

「日本人は成人後、痩せたままの人や体重が減った人のほうが死亡リスクが高い」

米アリゾナ州立大学の研究者らが発表した論文が10月25日付で英医学誌のオンライン版に掲載され話題になった。

日本全国に住む40〜69歳を20年以上にわたり追跡する研究データ(6万超の症例)を用いてBMIの変化と死亡リスクとの関連を調べたところ、低体重のままの人と体重が減った人は、(正常体重の範囲内で)体重が増加した人よりも死亡リスクが高かったという。

健康診断で血液検査の数値とともに注目されるのが、身長と体重をもとに算出され、肥満の目安とされるBMIだ。腹囲などが診断基準のメタボと並んで気になる数値だが、このBMIも日本の基準は世界と比較して厳しいとされる。

WHOの基準ではBMI30以上を「肥満」と定めているが、日本では25以上。日本基準では男性の33%、女性の22%が肥満とされるが、実は国際的な基準(30以上)に当てはめると、その比率はわずか4.5%まで減る(厚労省「国民健康・栄養調査」2019年度)。

前出・大櫛陽一氏の住民追跡調査でもこんな結果が出たという。



肥満と診断されたら、痩せることに注力する人も多いだろう。しかし、老年科医の山口潔氏(ふくろうクリニック等々力理事長)は、「年齢を重ねた人は特に、体重を減らさないよう心掛けるほうがいい」と指摘する。

「25以上が肥満とされるのは心血管疾患予防のためですが、50代までの人に当てはまる話。60代を過ぎるとフレイル予防の観点から、痩せすぎないことが大切になります」

60代以降はフレイル予防の努力が必要

フレイルとは、2014年に日本老年医学会が提唱した用語で、健康状態と介護が必要な状態の中間を指す。加齢により身体機能や認知機能の低下が見られる状態のことだ。

山口医師は患者の要介護の危険度を見極めるために、「体重減少」「疲れやすさ」「歩く速度の低下」「握力低下」「身体活動量の減少」の5つをチェック項目としている。BMIの数値の変化は「体重減少」に直結する。

「体重減少はがんなどの病気を除けば食事摂取と運動量の低下が原因です。50代以降は骨や筋肉量が急速に減るため、痩せている人ほど老後のために筋肉や骨の量を蓄える必要があります。60代以降は食事や運動で筋肉や骨、脂肪を維持することが重要です」(同前)

BMIについて研究する桜美林大学の鈴木隆雄特任教授は、体重が減ることで様々な疾患リスクが高まると警鐘を鳴らす。

「年齢別にBMIを見て最も死亡リスクが低いのは65歳以上で23〜24、75歳以上で25くらい。高齢期は小太りが望ましいのは間違いありません。体重減少が及ぼす影響は筋肉や骨格の機能低下だけでなく、脂質が足りないことにより細胞膜の防御力が弱くなり、感染症に罹りやすくなったり、がんの発症が増えたりすることが考えられます」

高齢になったら、それまでの健康常識は覆り、むしろ「痩せないための努力」が必要になるのだ。

11月で73歳になった俳優の梅沢富美男も「筋肉を減らさないよう肉や魚などのタンパク源を積極的に摂っている」と明かす。かつてはライザップのCMに出演し、鍛え抜いた端正な体を披露していたが──。

「2018年にライザップに挑戦した時は我ながらかっこいい体型になったのですが、舞台の女形をやるためにも7キロほど体重を戻しました。それでも一番太っていた時より筋肉は増え、体重はベストの75キロが維持できています」(梅沢)

これまで血圧や血糖値などの問題を指摘されたこともなく、「薬とも無縁」だという。日々、痩せないための食事を意識するなかで、「食べられる体力づくり」が大事だと実感している。

「周りで食べられなくなった人が体調を崩すことが増えてきており、『食べられる体』を維持することが大事だと思いました。食べられなくなると誤嚥性肺炎や骨折、寝たきりのリスクもグンと高まると聞きました。

私が今も常に気を付けているのは朝食を必ず摂ること。あとは好きなものをたくさん食べることです」

 

日本人男性はBMIが高いほどボケにくい?女性は?


BMIに関連して注目される研究結果がもう一つ発表された。

新潟大学の研究者らがBMIと認知症リスクの関連を調べたところ、「日本人の男性はBMIが高いほど認知症になりにくい」との結果が出たのだ。

今年8月、アルツハイマー病の学術誌に掲載された同論文によると、新潟大の研究者らは40〜74歳の日本人1万3802人を対象に8年間の追跡調査期間を伴うコホート研究を実施。BMIと認知症リスクの関連に性別の影響があるかを調べたという。

なお、女性はBMIと認知症リスクの間に“U字型”の関連が認められ、痩せていても肥満でも認知症リスクが高かった。痩せている人のリスク増は男女で共通している一方、論文は、「過体重や肥満は女性のみで認知症リスクを上昇させる可能性」を指摘している。

前出・山口医師が語る。


「低体重のほうが認知症になりやすい可能性があるのは、食事の摂取量が減る結果として、脳に必要なビタミンやDHAやEPAなどの必須脂肪酸が少なくなり、認知機能の低下につながるのではないかと推測されます。痩せて筋肉が減ることで、筋肉で産生されるマイオカインというホルモンの働きが弱まる。そのため結果に男女差が生まれたのは、認知機能にかかわる閉経後の女性ホルモンの影響が大きいのかもしれません」

太りすぎはいけないが、過度のダイエットは健康を害する可能性があることを忘れてはいけない。

 

欧米医療界から批判「日本の血液検査はおかしい」

健康診断の項目で、血圧やBMIと同様に基準値との比較により「異常なし」や「要精密検査」などの判定が出される「血液検査」。

だが、これらの基準値も絶対視はできないという。前出の大櫛陽一氏が言う。

「2008年にスタートした特定健診(メタボ健診)の基準は基本的に各臨床学会の基準。統計処理の不正もありましたし、あくまでリスク発見のためであり、基準を少しオーバーしたくらいですぐに病気を心配する必要はありません」

血液検査で中年以上の男性が指摘されやすいのが「脂質」に関する数値。なかでも悪玉と呼ばれるLDLコレステロールが高いと問題視される。現行の指標では120mg/dl以上なら保健師らによる保健指導が、140以上なら受診勧奨となる。だが、海外では基準値が異なる。


そもそもコレステロールは「あまり気にする必要がない」という。

「コレステロールは細胞膜やホルモンの材料になる脂質で、特にLDLコレステロールはそれを細胞に運ぶ働きをします。不足すると、身体に必須の物質が行き渡らなくなってしまう。60代前半の男性なら183までは基準範囲内です」(同前)

内科医の大橋博樹医師(多摩ファミリークリニック院長)もこう語る。

「LDLコレステロールの数値については日本でも医師たちの間で議論されており、健診の基準は120以上と一律ですが、現在、脂質異常症ガイドラインには、糖尿病の数値が正常で基礎疾患がないなどの条件付きで『180までは様子を見る』と書かれるようになりました」

 

肝機能で重視すべき項目はγ-GTPではない?

同じく動脈硬化などのリスク要因とされる「中性脂肪」はどうか。

「欧米では2013年に中性脂肪の値が1000mg/dl以上で要精密検査となりましたが、日本の基準は以前と変わらず『150以上で保健指導』と厳しいままです。日内変動が大きい中性脂肪は、250を超えても肝機能の異常や急性すい炎の症状がなければそれほど心配する必要はありません」(大櫛氏)

「肝機能の項目にあるγ-GTPや、痛風や結石の原因となる尿酸値は、海外の血液検査では通常は測りません。以前、米国の友人が日本で検査を受けた際、『肝機能に何も異常がないのにγ-GTPを測られた』と驚いていました」

大櫛氏も肝機能についてはALTやASTなどの数値を重視すべきと指摘する。

「γ-GTPは飲酒量に比例するもので、基準値の51を超えたらアルコール摂取を見直せばいい。それよりも肝臓の障害の有無を判定するなら、ALT、ASTに異常がないかを気にしたほうがいいでしょう」

大西氏は「痛風」の目安となる尿酸値についても米国の事情をこう語る。

「尿酸値も通常の血液検査としては行なわれません。ただ、もちろん痛風の症状が現われる人は米国にもいるので、症状が疑われる人だけが測定します」


最後に患者数の多い糖尿病の診断基準となる血糖値については、空腹時血糖値(糖尿病の診断基準は日本糖尿病学会の126mg/dl以上)とHbA1c(6.5%以上)が用いられる。

「これは欧米の診断基準と比べても概ね差はなくなりました。ですが、年齢別になっていないため、この診断基準は若年では早期異常を見逃す恐れがあると考えます」(大櫛氏)

多くの専門家が指摘するように、年齢や体格、生活習慣などにより健康の目安となる「数値」は変わる。医師と相談しながら、自身の「健康基準」を知っておきたい。

※週刊ポスト2023年12月22日号

監修・取材

・東海大学名誉教授(医学統計学) 大櫛陽一氏
・医療経済ジャーナリスト 室井一辰氏
・内科医(米国在住) 大西睦子医師
・精神科医 和田秀樹医師
・ふくろうクリニック等々力理事長 老年科医 山口潔氏
・俳優 梅沢富美男氏
・多摩ファミリークリニック院長 内科医 大橋博樹医師


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