Mac・MacBook Pro 2011Lateの液晶パネルでHDMIモニターを作る | Photograph to Life ~生活に写真を~

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昨年の1月に長らく愛用してきたMacBook Pro 15" 2011Lateが壊れたためにMac miniを購入したわけですが、壊れたMacBook ProもDVDドライブを取り出してMac mini用に外付けドライブにしたりと単純に廃棄するということをしていません。

 

参考リンク:Mac miniを購入

 

 現在は、Mac miniには光学ドライブが非搭載なのでDVDやCD-ROMを使いたい場合は外付けで付けないといけないわけです。なので、年式的には処分費用がかからずに廃棄できるMacBook Pro 15"だったのですが「使えるパーツを再利用」する方向で行くことにしたという訳です。

 

 

このドライブケースは、バスパワー使用なので「セルフパワーのUSBハブ」もしくはMac mini本体のUSBポートに繋ぐ必要がありますが動作上の問題はなく、他に気をつけるのは「9.5mm厚のドライブは底上げが必要」ということくらいです。

 

MacBook Proのパーツの中で最も再利用したいと思っているのは、実は「液晶パネル」です。というのは、以前に改造した「フォトパネル利用のHDMIモニター」では音声出力がないためです。

 

参考リンク:ドコモのフォトパネルをHDMIモニターに改造

 

 

ドコモのフォトパネルを改造したときに使ったのは上の物と同じ製品を使いました。ただし、購入はAliexpressです。購入当時は丁度「11.11のセール」だったのことも有ってAliを使った次第。

 

このコントローラーの弱点は「HDMI入力可能であるのにオーディオ出力がない」という事。オーディオ出力があれば外部にスピーカーを繋いでFireTV Stick専用にしちゃうんですけどね。で、次に購入したのが下の物。

 

 

オーディオ出力は3.5mmステレオミニジャックからなのですが、スピーカー繋げれば良いなという訳です。ところが、ドコモフォトパネルの液晶パネルに結線が合わずな上に、MacBook Pro 15"のパネルにもフレキが合わない。

MacBook Pro 15" 2011Lateで使われている液晶パネルは「LP154WP4-TLA1」というLGディスプレイ製のパネルになります。コレに合いそうな感じに見えるのは下のコントローラーボードですが、実際には使えません。

 

 

このボードに付属のケーブルのコネクタがLP154WP4には合わないので使うことが出来ません。実のところ、ボード自体は同じものが使えるようなのです。

Aliexpressで「LP154WP4」を検索すると下の物がヒットします。

 

image

 

という訳で、Aliに注文。

で、届いたのがコレ。

 

image・リモコン付き

 

Aliの製品ページにはリモコンの画像がなかったので付属しないと思っていたのでこれはちょっと嬉しい誤算。日本では使えないと思うのですが、一応はTVチューナーも搭載しているようです。

 

image・RF端子あり

 

入力端子は「D-Sub」「HDMI」「コンポジット」に「RF端子アンテナ」で、USBメモリーからも動画再生など出来るようです。

TVチューナーはおそらくは日本では使えないと思われますが、組み込みが終ったら試しては見るつもりです。

 

実際に使うのは主にHDMIでFireTV Stickを使うことになると思います。もしくはMac miniのサブディスプレイですね。

 

image・仮接続

 

本当はMacBook Proのベゼルも活かしたかったのですが、保護ガラスが強力に貼り付けられているので割らずに分解は無理でした。なので、ベゼルも作成しないといけないという事に...(´・ω・`)

でも、この状態でも映像は非常に綺麗に出ているので十分に実用になるのではと思っています。

 

ベゼル含めて再作成するにあたって、材料はMFDを使うことにしました。加工性の良さと「ダイソーで買える」ということが理由として大きいですね。

フロントパネルは300×600mmを使い、スピーカーもダイソーの300円USBスピーカーから調達します。

 

image・フロントパネル

 

フロントパネルは液晶パネルとスピーカーユニット用に穴を開ける以外はほぼ無加工です。カットもしません。まぁ、液晶パネル用の開口部はカットする訳ですが...。

スピーカーユニット用の穴もダイソーのホールソーで開けてます。

 

image・スピーカーエンクロージャ

 

スピーカー用のエンクロージャボックスは薄型化するので左右方向で容積を稼ぎます。2インチフルレンジなので最低でも0.3L程は欲しいのですが、おそらくは液晶を避けて仕切っても確保可能な容積です。

バスレフ構造にするかは未定ですが、いざとなったらアルミパイプがツバ管でポートを作る予定です。

 

image・スピーカー取付け

 

塗装がちょっと汚いですが、とりあえずスピーカーユニットを付けてみます。メタルコーンでシルバーと言う関係で変に目立ってしまいます。ここはなんとか見た目良くしたいところ。

と言う訳でサランネットみたいなものを張ってやることにします。

 

image・ネット装着

 

このサランネットの代用品、実はユニクロの機能性下着の切れ端ですw エアリズムとかのアレ。

エアリズムとか「首周りがベロベロに伸びる」ので、胴回りがなんともなくても買い換えることになります。それはそれで単純に捨てるのは勿体無いということで、サランネットに使えそうな生地ということで保管しておいたのです。

 

image・裏から共締め

 

サランネットの取り付けは内側からスピーカーユニットと共締めです。これにD級デジタルアンプPAM8403を経由でLCDコントローラーボードにつなぎます。

問題は電源で、LCDコントローラーは12Vで駆動なのに対してPAM8403は5Vまでしか電圧がかけられません。FireTV Stickも5V駆動なので何か方法を考える予定です。

 

image・液晶パネル組込み

 

実のところ、フロントパネルを作る前にテストで視聴していてどこかを短絡させてしまったらしく、コントローラーボードの電源が入らくなってしまいました。なので、現在追加でボードを注文し到着待ちです。現在のうちにある程度は形にしておく予定ですが、実際に使える状態になるのは3月初旬くらいになりそうな感じです。

 

ボード類の配置自体は決めているので、新しいのが到着すればすぐに完成させられるので早いうちにリアパネルも作っておこうかと考えてます。そうすればスピーカーだけはテストしてバスレフ構造にするかも決められますし。

 

一応、参考にしたYouTube動画はあって、下の動画がソレ。加工用ツールもショボいのしか持ってないので出来は雲泥の差ですけどね、私のは。

 

 

 

将来的にはバッテリー駆動できるようにもしたいですね。

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