自動運転のコミューターが走り回るのは……まだ未来
暑い!
窓を開けておきたい。
が、外は花粉と、珍しくこの本州の東まで黄砂がやってきている。
かといってクーラーかけるにはまだ気温が低いし。
えっ? 「ジークアクス」の前半1年戦争の部分はテレビ版には入らないの?
それじゃあ観に行かないとだめじゃないか。
シネプレックス水戸の上映時間を調べてみると……通常版の上映は19:30から? そして終了が21:04?
遅いなぁ。これは車で行かないと帰れない。
いやはや、先週ちょっと駅に行った時にも思ったが、水戸は夜のバス本数が少ない。
今あちこちで問題になっている運転士不足が茨城交通や関東鉄道にも起きているというのもあるのだろうが、それ以前から、メインの茨大前とつながる路線以外は少ない。
これからは昼のバスも減っていくことになるのだろう。
県が、
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茨城の県立拠点病院建設候補地、笠間と水戸にまたがるエリアに
(地図、朝日新聞より。新県立拠点病院の建設候補地)
水戸保健医療圏の病院を再編して茨城県立中央病院(笠間市)と県立こども病院(水戸市)を統合する計画について、茨城県は12日、新たな県立拠点病院の建設候補地を、笠間市小原地区と水戸市三湯町地区にまたがる民有地に決めたと発表した。
現在は主に山林となっているエリアで、水戸インターチェンジ(IC)から車で9分。JR内原駅(水戸市)から徒歩15分ほどの位置だ。県立中央病院から 2・9キロ北東、県立こども病院から5・8キロ南西にある。10〜15ヘクタールの敷地が必要で、県は今後地権者と交渉し、2〜3年以内に用地を買収する方針だ。
水戸保健医療圏は、水戸市、笠間市、小美玉市、茨城町、大洗町、城里町の3市3町で構成。圏内にある6病院のうち、統合する2病院を除く4病院から拠点を一つ設ける。新たな県立拠点病院とともに二つの拠点病院を中心とし、県全体の医師不足解消につなげる構想だ。
新たな県立拠点病院は10年以内の開院を目標に、来年度から基本構想の検討に入る。(富永鈴香)
朝日新聞(地域)2025/03/14 10:45
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公立病院を統合して、常磐道のインター付近に移設させる計画を打ち出した。
本市の市長は、
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県立病院の建設候補地が選定されたことを受け、水戸市の高橋靖市長は、「県央・県北地域の救命救急や小児医療、交通アクセスなどの観点に配慮されたと考えている。引き続き、県や周辺市町村と連携し、安定的な医療提供体制を構築したい」とコメントした。
産経新聞 3/25(火) 13:33配信「茨城県立2病院を統合へ、候補地は水戸・笠間市境 人口減少や少子化対応で態勢構築目指す」より
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こんなことをいっているが、どうなのかなぁ。
なるほど車で行くにはいい立地なのかもしれないが、車が使えない人間にとっては、もう少し駅に近いところにしてくれた方がいいのではないか?
国立病院も水戸市内から茨城町の方に移転してしまって。
診療開始時間前に着くバスが、調べてみると7時台に水戸駅北口発の2本しかないのだが、車の使えない人たちはどうしているのだろう?
大病院の診察開始時間は混むのが普通だが。それを分散させようというのかな?
でも車で行く人が殺到するのは変わらないだろうし。
茨城県ほとんど平坦なので人口が分散している。
隣の栃木県の宇都宮への人口集約度を水戸と比べてみると、前者が26パーセントあまりなのに対して、後者は9.2パーセントしかない。
だからどうしても車社会になってしまうのだが、未来のことを考えると、公的機関などはある程度公共インフラのまわりに集約させておいた方がいいのではないだろうか?
(2023/04/03の記事、いつになったら「未来は分からない」ことが分かるのだろう)で書いたように、県はつくばエクスプレスを土浦まで「延ばしてもらおう」という交渉をするつもりでいる。
が、これが土浦で止まって、いったいどれほど県内の移動に寄与できるだろう? 「もっと先まで」を視野に入れた話し合いをすべきではないだろうか。
兵庫で味を占めたのか、文春がまた「トラッシュ記事」を書いて社会を躍らせまくろうともくろんでいるようで。
まあ、大井川氏はちょっとお調子者で口が軽いところがあるから、思わず「なんだバカヤロウ」ぐらいは言っていてもおかしくはないのだが、聞いたわけではないのでなんとも言えない。書いているのが「トラッシュ雑誌」だし。
知事にはそんなくだらないものにかまわず、きちんとした都市計画を立てていってもらいたいものだ。
本日の睥睨。
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6メートルの「くいだおれ太郎」キョロキョロ見渡し太鼓鳴らす…新装くいだおれビルに立体看板
(写真、読売新聞オンラインより。オリジナルの人形と遜色がないように制作された立体看板(1月、大阪府豊中市で))
大阪・道頓堀の商業施設「中座くいだおれビル」(大阪市中央区)が26日に新装開業する。正面には同ビルの名物人形「くいだおれ太郎」の巨大な立体看板が設置され、早くも観光客の注目を集めている。
立体看板は、縦約6メートル、幅約3メートル、奥行き約1メートル。目や手の部分が動き、キョロキョロと周囲を見渡しながら、「ドン、ドン」と太鼓の音を出す。さいたま市から訪れた女性(53)は「『大阪に来たな』という気持ちになった。家族にも写真を見せたい」と話した。
くいだおれ太郎は道頓堀にあった食堂「大阪名物くいだおれ」の看板人形として親しまれた。2008年に食堂は閉店したが、人形は翌年に同ビルに移り、新装開業後も、ビル内で客を迎えるという。
担当者は「立体看板も街の新たなランドマークとして、みんなに親しんでもらいたい」としている。
読売新聞オンライン 3/25(火) 16:50
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(2008/04/09の記事、ワンフレーズ・ポリティクス)で姿を消した「食い倒れ太郎」が巨大化して再登場。
なんというラスボス感(笑)。
だが、巨大化した「ボス」は最終的に倒されるのが「お約束」。大丈夫か、「どうとんーぼりーのくいだーおーれー」?
それとも、ビルの中には元のくいだおれ太郎がいるということは、これは巨大化ではなく、パイロットのくいだおれ太郎が「ロボ」を呼んだもの?(笑)
インバウンドでごった返している今では想像もできないが、昔のあの辺りは「ふっと」と人通りが途切れることもあった。
そういう時には、あの衣装と相まって「レトロな昭和感」が漂って。ちょっと不気味さもにじんで、子供には不思議な空間だった。「うる星やつら ビューティフルドリーマー」の夜のチンドン屋のシーンのような。
「和洋中華なんでも」というのは楽しかったな。
確かに「人気投票」の側面もあるが……
なんだろうかこの暑さは。五月の終わり頃のような。
あと0.2℃で25℃越えか。
週が開けたらまた気温が下がるって?
勘弁してほしい。
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立憲、参院選比例区に蓮舫氏を擁立へ 月内にも正式決定
立憲民主党は夏の参院選比例区に、蓮舫・前参院議員(57)を擁立する方向で調整に入った。党幹部が明らかにした。月内にも正式決定する見通し。
蓮舫氏は昨年7月の東京都知事選に無所属で立候補した。立憲や共産党などの支援を受け、約128万票を獲得したが、3選を果たした小池百合子知事や前広島県安芸高田市長の石丸伸二氏に次ぐ3位に沈んだ。党執行部は、知名度の高い蓮舫氏を比例区に擁立することで、全国的な票の掘り起こしにつなげたい考えだ。党幹部は「厳しく政府に対峙(たいじ)してきた蓮舫氏が国政に復帰すれば、>即戦力として期待できる」と話す。
(後略)
(松井望美)
朝日新聞 3/6(木) 17:00
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ああ、みんなそうくると思っていたよ。
あの「目立ちたがり」がこのまま市井のX(旧ツイッター)こたつ記事ネタ人間で満足しているはずもない。
しかし立民も「離党します」までやらせておいて、節操がないな。
まあ、選挙区で復活もできないほど敗れた辻元元衆議院議員が参議で当選してしまうのだから、党とすれば「この知名度は捨てられない」というところだろう。
かくて国会はまた元の「週刊誌政局スタジオ」になり果てるのだ。
参議院といえば、
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泉房穂氏 今夏の参院選出馬表明、政治家引退宣言は「前言撤回」国政に怒「どっち向いて政治やってんねん!」
(写真、デイリースポーツより。会見する泉房穂氏(撮影・高部洋祐氏))
元兵庫県明石市長で弁護士の泉房穂氏(61)が24日、神戸市内で今夏の参院選で兵庫選挙区(改選数3)に無所属で出馬することを発表し、記者会見を行った。
泉氏は立候補に向けての政策スローガンとして「使えるお金を増やす」「子育て支援の充実化」「高齢者福祉・障害者福祉の充実化」「多様性が尊重される社会づくり」の4点を掲げた。
泉氏は出馬の理由について「国があまりにも国民に冷たい。国民が溺れかけてるのに、どうして本気で政治を変えようとしないのか。国民に笑顔を届けるのが政治家の仕事。どっち向いて政治やってんねん!」などと訴えた。
また、2023年に明石市長を退任した際に「政治家の引退」を宣言した泉氏だが、「前言撤回です。批判は甘んじて受け入れる」と話した。
(後略)
デイリースポーツ 3/24(月) 15:13
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この御仁も立候補するらしい。
スポーツ新聞などが大はしゃぎで、昨日などざっと見ただけで20近い記事が立っていたが、厳密にいうと告示前のこの会見は事前運動に当たるのではないのだろうか?
「ポスター張りの報酬がどうの」とかやっているわりにその辺結構アバウトで。やはり公選法は一度全面的に見直しをした方がいい。大きくなったメディアやSNSのある現代の事情に合うように。
それはそれとして、なんだか勇ましいこといっている泉氏だが、(2023/09/13の記事、口をつぐんで引っ込んでいなさい)で取り上げた旧明石市立図書館のこととか、前市長の「盗聴」疑惑とか、まず解決しておかなければならない問題を抱えていることをお忘れのようで。
(2024/05/13の記事、日本では「私はいいんだ」は通用しない)で引用した記事にあるように、都合が悪くなると「姿を隠す」ような人間に、今の国会議員を罵る資格などない。
彼はテレビなどで政治家を叩いて溜飲下げをしている層に向かって聞こえのいいことばかりを言っている「ただのポピュリスト」ではないか。
そんな人間よりはまだ拙ブログでさんざん「ダメ出し」している石破総理の方が、
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「受けることばかりやると国は滅ぶ」石破首相が持論
石破茂首相(自民党総裁)は8日、党会合で「国家のためには、受けないことでもやらなければならない。受けることばかりやっていると国は滅びる」と述べた。
首相は、安全保障、社会保障、農林水産といった政策課題を例示し「つらいこと、苦しいことであっても、いかにしてそれが必要なのかいうことを、国民に誠心誠意お願いをしていく。あの人の言うことは聞いてみようという思いを持っていただける(ようにしたい)」語った。
(後略)
産経新聞 3/9(日) 8:03
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はっきりこういうことを言えるだけ政治家としては「まし」。その「受けないこと」がピント外れで国民のためになっていないところは別にして。
「子育て世代」にばら撒くためにインフラ整備を削ったことを誇る泉氏。「ムダムダ身の丈」を唱える政党と組むことになるのだろう。(2024/02/20の記事、撃っていいのは撃たれる覚悟のある奴だけだ)で取り上げたインフラ軽視指向は、まさに「コンクリートから人へ」の民主党で議員をやっていた人間だけのことはあるし。
そして、こういう「声が大きくメディアが持ち上げる」人間がそういう政党にどういう影響を与えるか、簡単に予想できる。
だが、「壊れていないから大丈夫だ」と点検整備を無駄扱いする人間が幅を利かせるとどうなるか。日本人は埼玉の陥没事故や能登半島地震でのインフラ破壊で身にしみてわかっているはずだ。
それでもこれだけ知名度が高いと、通ってしまうのだろうなぁ(ため息)。
本日のグルメ。
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おでん+うどん!? 新グルメ「姫路うでん」 ショウガじょうゆとマッチ JR姫路駅南の飲食店で人気
(写真、神戸新聞NEXTより。「おでん」と「うどん」を組み合わせた新グルメ「姫路うでん」を売り出した籠谷天馬さん=姫路市南畝町1)
大きな巾着を箸で割って開くと、中にはおでんの具とうどん。それをショウガじょうゆでいただく。姫路の郷土料理である「おでん」と「うどん」を組み合わせた新グルメを提供する飲食店「姫路うでん」(姫路市南畝町1)が昨年末、JR姫路駅南にオープンした。観光客らの間でじわじわ人気が広がっている。
店主の籠谷(こもりや)天馬さん(23)は、江戸時代創業の老舗つくだ煮店「籠長(かごちょう)本店」(同市八代)の次男。実家ではおでんが夕食に出た翌日、具材が残った鍋にうどんを入れ「うでん」と呼んだという。夢だった開業にあたり、「2倍楽しめる食べ方で姫路を盛り上げたい」とメニュー化した。
神戸の老舗豆腐店に特注した大きな油揚げに、大根、こんにゃく、卵、ちくわ、ゴボウ天などおでんの具とうどんを詰め込んで巾着型にしぼった。だしはカツオと焼いた煮干しイワシ。注文を受けてから10分間、鉄鍋で煮て提供する。
しょうゆは籠谷さんが実家の籠長本店に勤務していたときに考案した「正々堂々」。瓶の中でトッピングを楽しめる商品で、店では煮干しと唐辛子を漬けてショウガに合うようにぴりっと仕上げた。「ショウガじょうゆなしでおでんは食べられない」というのが籠谷さんのこだわりだが、からしや七味も用意している。
姫路うでんは1430円(税込み)。籠長本店のつくだ煮8種を味わえるご飯(770円)などもある。
(後略)
(金 慶順)
神戸新聞NEXT 3/21(金) 8:30
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うどんとおでん種の入っている「揚げ」って、そうとう大きいな。それだけで腹いっぱいになりそう(笑)。
ただ、おでんの出汁というのはうどんつゆにはちょっと薄くないか?
そのあたりのバランスはどうとられているのか、興味がある。
「ショウガじょうゆなしでは食べられない」というところも、ちょっと気になる。
その「つけ汁」で足りない「うどん味」を補うのだろうか?
姫路に行かないと試せないのか。今の身体ではちょっと長旅は難しいなぁ。
また「いつものやつ」が繰り返されるのか(ため息)
夕方は天気が崩れるといっていたのに逆に晴れてきたと思ったら、雷。そして土砂降り。
まったくとんでもない天気だな。
しかし暑い。春物ですら上着が邪魔だ。
令和ちゃん……。
しばらく前になるが、自民党の参院議員が、
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「全く戦えない」自民・西田昌司参院議員、公然と石破首相の退陣要求…首相周辺は静観の構え
自民党内で、石破首相(党総裁)への厳しい見方が徐々に表面化している。来年度予算案や年金改革関連法案を巡り、首相の対応に不満が蓄積しており、夏の参院選に向け、低調な内閣支持率が持ち直さなければ、首相批判はさらにエスカレートする可能性もある。
自民の西田昌司参院議員は12日、国会内で開かれた党参院議員総会で発言を求め、「参院選は今の体制のままでは全く戦えない。総裁選をやって、新たなリーダーを選び直さないといけない」と訴えた。
(後略)
読売新聞オンライン 3/12(水) 22:13
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「石破じゃ参院負ける。顔を変えろ!」と主張していた。
やれやれ。
拙ブログのような市井の人間ですら「石破はダメ」だとわかるのに、(2024/09/28の記事、「経済音痴」を自認している場合じゃない)で書いたように、総裁選では一回目の投票先から石破候補に乗り換えた自民党議員たちがわさわさ。
こういう議員たちがいる間は、たとえ石破氏を替えたところで自民党が見直されることはないよ。
とはいえ、
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商品券配布問題に石破首相「理解得るため努力」 違法性は改めて否定
(写真、朝日新聞より。新しい地方経済・生活環境創生会議で発言する石破茂首相=2025年3月15日午後2時3分、長野県伊那市の産学官連携拠点施設「inadani sees」、代表撮影)
石破茂首相は15日、当選1回の自民党衆院議員15人に商品券10万円を配布した問題について、「(国民の)理解が得られたとは思っていない。理解を得るためにはさらなる努力が必要だ」と語った。一方で、法的に問題はないとの認識を改めて示した。訪問先の長野県宮田村で記者団の取材に答えた。
首相は、首相公邸で開いた懇談会の「お土産」として商品券10万円を配布する行為は国民感覚からかけ離れているのではと問われると、「本人に、長く支えてきた家族に『本当に長いこと大変だったね』『ご苦労さま』のそれ以外なにものでもない」と説明。「公職選挙法、政治資金規正法にも触れるものではない」と述べた。
その上で、首相は「法的な話と感情として納得できるかどうかは全く別ものということは承知している」と言及。「(国民の理解を得るために)さらなる努力が必要だと思う」と繰り返した。
朝日新聞 3/15(土) 18:23
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その石破氏がこれでは。西田氏だけではなく「替えろ!」と内心思っている議員も多かろう。
だが、「では」という人間はいない。
それにしても、「理解得る」?
いやいや、多くの人はもうしっかり「理解」しているよ。そして呆れている。
今までは拗ねていたから仲間作りもあまりしなかったが、総理総裁になったら「自分の仲間を作る必要が分かった」ので「カネ」と等価のものを配って関心を買おうとしたが、今までしなかった人間ゆえに「下手打った」というだけのことだろう?
総選挙中の「支部活動費1500万」といい、石破総理のまわりは金に関するセンスがない。角栄氏から「うまい金の使い方」を習わなかったようだ。
政策もピント外れならば党内政治もまたピントがずれているのだから、まったくしょうがない。石破氏はどこまでも「批評家」であって実務者にはなれない。
引退してBSの番組で政権叩きの「ずれた正論」を述べる役をやっている方が、彼のためではないだろうか。
しかしまあ。この件での野党のはしゃぎっぷりときたら。
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商品券配布「歴代首相の慣例」 自民・舞立参院議員が発言
自民党の舞立昇治参院議員は16日、石破茂首相が当選1回の同党衆院議員に商品券10万円分を配った問題に関連し、「歴代首相が慣例として普通にやっていたことだ」との認識を示した。
(後略)
時事通信 3/16(日) 18:54
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こんなことをいう人間がいたからとさっそく飛びつき、
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石破首相「歴代首相が配布どうか、全て存じない」 商品券巡り答弁
石破茂首相は17日の参院予算委員会で、自民党1期生への商品券配布を巡り「法的に正しいと言っても、道義的にどうなんだい、社会通念上どうなんだいというのはあると痛切に認識をしている。世の中の方々の感覚と乖離(かいり)をした部分が大きくあった。大変申し訳ない」と改めて陳謝した。立憲民主党の石垣のりこ参院議員への答弁。
(後略)
【樋口淳也】
毎日新聞 3/17(月) 10:44
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国会で「大臣に指突き付けるシーン」を演じる人間まで出てきているが、根拠不明の発言で国会質問をするのならば、彼らの大好きなワイドショーでの、
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石破首相10万円商品券→元自民衆院議員「野党全体も飛び交ってた」発言にスタジオ騒然「ビール券、スーツ仕立て券…」→「えぇっ?!」の嵐
元衆院議員の宮崎謙介氏が15日、ABCテレビ「教えて!ニュースライブ 正義のミカタ」に生出演。石破茂首相が党衆院1期生議員15人に10万円相当の商品券を配布した問題について、自身が国会議員だった時代は、自民、野党含め、商品券、ビール券などが「飛び交ってた」と爆弾発言。スタジオがザワつきまくった。
宮崎氏は2016年2月に議員辞職し、自民党を離党した。
(中略)
詰め寄られた形となった宮崎氏は「正直な話言うと、商品券10万円というのは、国民の皆さんの感情からすると、『えっ?!高いな』と思われるかもしれませんが、私がやっていた10年前ぐら>いの話ですが…」と切り出し、「普通に出回っている…というか、商品券だったり、ビール券だったり、スーツの仕立て券だったり…さまざまな形がありますが」と証言。スタジオは「え~っ?!」と驚きの声があがった。
さらに「野党全体も、聞く話ですけれども、もう飛び交ってるんです、永田町」と発言。これには「えっ、そうなん?!」「えっ?!」「えっ?!」と衝撃の声が飛びかい、司会の東野幸治も「今、司会者として岐路に立ってます。踏み込んだ方が(いいのか)…」と苦笑い。宮崎氏は「僕の感覚では飛び交ってました」と重ねて話した。
デイリースポーツ 3/15(土) 11:33
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こういう発言についてもなにかいったらどうなのだろうか。
立民の党代表など、
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立民の野田代表「自民の構造的問題に」 「岸田前首相も商品券」報道受け
立憲民主党の野田佳彦代表は19日、岸田文雄前首相が在任中に自民党議員と会食した際に10万円分の商品券を配布したとの朝日新聞の報道について「自民党の政治文化の問題、構造的に根の深い問題になってきた」と指摘した。
その上で「石破茂首相は(商品券配布の)慣例があると誰かに教えてもらってやり始めたのか」と述べ、予算委員会や政治倫理審査会で首相への追及を強める考えを示した。国会内で記者団に語った。
野田氏は、旧民主党政権時代に自ら商品券を配ったことがあるかと問われ、「全くない。即答できる」と明言。鳩山由紀夫、菅直人両元首相から受け取ったこともないと強調した。内閣不信任決議案提出の可能性については「まずは究明が大事だ」と述べるにとどめた。
(後略)
時事通信 3/19(水) 11:21
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蓮舫氏らと変わりがないレベルで「ジミンガー」やっているが、「政治文化」というならば、
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自民・細野豪志氏「お仕立て券」もらった過去を告白「私は記憶ないが、妻は『昔あったよ』と…」
民主党などを経て現在は自民党に所属する細野豪志政調会長代理は16日、フジテレビ系「日曜報道 THE PRIME」(日曜午前7時30分)に出演し、新人議員との懇談会に際して1人10万円の商品券を配布していたことが発覚した石破茂首相に対し「正直言って、なんでこの時期にという思いはある」と、苦言を呈した。
一方で、自身も商品券を受け取った経験があるかと、ともに出演していた大阪府知事や大阪市長を務めた弁護士の橋下徹氏に問われた際、「大昔の話」として、スーツの「仕立て券」を受け取った経験があると、妻に指摘されたことを打ち明けた。
(後略)
日刊スポーツ 3/16(日) 12:02
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この証言はどうなるのだろう?
細野氏が自民党に鞍替えしたのは2019年。とても「大昔」とは言えない。
ならばこの「お仕立券」は民主党時代の話ではないのか。
党のえらいさんが当選回数の少ない議員に「お土産」を渡して身内に引き入れる慣習は、ただ自民党だけではなく、個人が政治資金を使えない共産党を除く「永田町の文化」だと多くの人は捉えていることだろう。
その共産党ですら、(2025/01/20の記事、鷽替え神事と舌切り雀)で書いたように党費で会食をしているし。
「裏金」騒ぎのキックバックにしても、(2023/12/13の記事、また「政界の常識」からは目をそらすのか)で取り上げたように枝野元立民代表が「我々もやっていた」と白状している。
そしてこれらの「政治とカネ」は、もう何度も書いているように有権者の「票ハラ」が関わることなのだ。
その根本に切り込まなければどうしようもないのに、いつも「自民叩き」で「誰々のくびを取った!」という政局だけで終わるから、何度も同じことが繰り返され、政界の慣習はいつまでも変わらない。
立民代表は、
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野田氏、早期幕引き許さず 「徹底して説明を求める」
立憲民主党の野田佳彦代表は16日、青森市内で講演し、石破茂首相が自民党衆院1期生に商品券を配った問題を巡り、首相が説明責任を果たさないまま退陣して幕引きを図るのは認めないとの考えを示した。「徹底して説明を求める。内閣不信任決議案提出や退陣を求める声があるが、私は簡単に求めない」と述べた。国会の政治倫理審査会への出席も要求した。
自民内で出ている首相退陣論に触れ「トップを代えて清新なイメージで参院選に臨みたい、衆院を解散したいということだろうが、そうは問屋が卸さない」と強調。1期生との会食は政治活動に当たるとして「政治資金規正法に抵触する可能性が十分ある」とした。
(後略)
共同通信 3/16(日) 16:32
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「とにかくこれを引っ張って参院選に影響を与えたい」という思惑だけで政治をやろうとしている。
一緒になってはしゃいでいると、いつの間にか「ババを持っているのは有権者」ということになるから、気をつけないと。
本日の空間。
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コンビニ珍景が19万いいね、「床の間」異彩放つ 店舗側が明かした「日本発のコンビニ」の矜持
(写真、J-CASTより。Xで話題になった「床の間」の全貌。写真提供:Xユーザー・紺谷愛(@kontaniai)さん)
コンビニに「床の間」が存在する非常に珍しい光景がXで広く関心を集めている。群馬県に9店舗、神奈川県に1店舗を展開する、ゼンショーホールディングス(HD)のコンビニチェーン「さくらみくら便利店」で実際に撮影された写真だ。店側に設置の狙いを聞いた。
■「インディーズコンビニに行ったら」驚きの店内
Xユーザー・紺谷愛(@kontaniai)さんが2025年3月17日に「地元にしかないインディーズコンビニに行ったら、陳列棚の間に床の間があって怖かった」と写真を投稿した。
店内は蛍光灯が明るく照らし、一見してコンビニらしい作りだが、壁際にある冷蔵食品棚のならびが一部途切れて「床の間」になっている。中は温かみのある光が差し、掛け軸や障子の小窓、1段高く設置された床板が確認できる。
(中略)
撮影場所は「さくらみくら便利店」だった。では、どのような経緯で「床の間」が設置されたのだろうか。さくらみくら担当者は21日、J-CASTニュースの取材に、詳しい経緯を下記のように説明した。
「さくらみくら便利店は、日本発のコンビニとして、桜の花のように地域に根差し笑顔を届ける存在になりたいという想いから創業したコンビニです。
生活必需品や食品が24時間手に入るのはもちろんのこと、出来立てあつあつの状態で提供することにこだわり店内調理でお作りしている『みくら食堂』のお弁当も、いつでもご利用いただけます。
お問い合わせいただいた『床の間』については、創業の想いとともに地域の皆さまに親しみを持っていただける店舗にしたいとの想いから、一部店舗にてオープン時より設置しております」
これまでの客の反響についても尋ねると、担当者は次のように思いを明かした。
「この度の反響より前に特別な反響をお寄せいただいたことはございませんでしたが、今回大きな関心をお寄せいただき大変驚くとともに、ぜひこの機会に『さくらみくら便利店』について皆さまに知っていただければと感じています」
J-CASTニュース 3/21(金) 19:00
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う~ん。コンビニの棚の間が床の間。
床の間に人は上がれないしなぁ。前が畳の座れるスペースになっているとかならまだしも。
「笑顔を届ける存在」「地域の皆さまに親しみを持っていただける」というよりは、なにかが封印されているような不気味さが……。
百年前よりリテラシーあるよね?
暑いなー。
家の中ならTシャツ一枚で過ごせる。
NHKニュース7も、冒頭が桜開花の話題。平和でいいね。
先週になるが、そのNHKニュース7が「カレーライス指数」なるものを持ち出して「物価がー節約がー」とやっていた。
帝国データバンクのような会社でもこの指数を取り上げる記事を書いていたが、いや、「ジャガイモがXパーセント、ニンジンがYパーセント」って。肉などを含めた材料すべての価格変動をみない「合成数値」になんの意味があろう。
しかもご丁寧にその後の説明で「生鮮食品を除いた物価指数は~」。
うん、季節や天候の変動を受ける野菜類は、物価の変動を見る時には使われない。ならばそれが関わる「カレーライス指数」というものもまた、物価の変動を見る指数としては不適格ということだ。
ただ「ニュースを漫然と見る」ような人を数字で騙して煽るため以外には。
で、その一番大きな看板が、「コメがー」である。
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備蓄米、JA全農が大半落札 初回分14万トンの9割超
(写真、共同通信より。倉庫内に積み上げられた政府備蓄米=2月18日、埼玉県内)
農林水産省は21日、政府備蓄米の初回放出分14万1796トンのうち、全国農業協同組合連合会(JA全農)が9割超に当たる13万2999トンを落札したと発表した。
残る約8800トンは福井県農業協同組合(JA福井県)など6社が、それぞれ600~2200トン程度を落札した。
JA全農とJA福井県のほかに落札したのは、中小の集荷業者でつくる全国主食集荷協同組合連合会、佐賀県農業協同組合(JAさが)、奈良県農業協同組合(JAならけん)、熊本県経済農業協同組合連合会(JA熊本経済連)、愛知県経済農業協同組合連合会(JAあいち経済連)。
時事通信 3/21(金) 18:27
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政府が、備蓄米の放出を行った。
新聞が、
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(社説)コメの備蓄放出 「高値」の背景 点検を
政府が備蓄米のルールを変え、一部を市場に放出することを決めた。コメの高騰が続く中での異例の対応だ。価格形成は市場に委ねるのが基本だが、流通の目詰まりで需給や価格が急変動するのも望ましくない。緊急措置にまで追い込まれた背景にある課題を点検すべきだ。
コメは昨年夏に各地で品薄になり、値段も急上昇した。秋に新米が出回るにつれ品薄は解消したが、価格は高止まりしている。
農林水産省は「流通の滞りが主な原因」と説明する。価格の先高観が広がり、小規模業者の買い占めや一部農家の売り渋りが起きたとの見方も示している。
(後略)
朝日新聞 2025年2月15日 5時00分
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こんな社説を書き、
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備蓄米放出 稲敷の農業法人「大量買いの個人客流通に影響か」
コメの価格高騰が続く中、国は政府の備蓄米21万トンを市場に放出する方針を発表しました。
流通が滞っている状況を改善する狙いですが、関東随一の米どころ、茨城県稲敷市の農業法人は品薄となった去年は新規の個人客が大量のコメを複数回買い求めるなどしたことがあり、そうしたことが流通に影響しているのではないかと指摘しています。
(中略)
木内社長の会社では、市内のあわせて50ヘクタールほどの田んぼでコシヒカリやあきたこまちを栽培し、なじみの卸売業者をはじめ飲食店や消費者に直接、販売していますが、品薄となった去年以降、新規の客が大量に買い求めるケースが相次いだといいます。
中には一般の消費者向けのネットの受け付け窓口に新規の個人客が25キロを10袋、1度に注文し、さらにこの同じ客がこうした大量買いを複数回、繰り返したということです。
このときの1袋あたりの販売価格は、会社が設定した値段で買い取っていったということです。
会社の倉庫には、例年のこの時期は少なくとも30トンほどの在庫があるということですが、いまは完売して売れるコメは残っていません。
木内社長は、ことし秋に収穫されるコメについても、すでに全国から「予約させてほしい」といった相談を受けているということです。
木内さんは「去年は不作ではなかったのに農家もコメを売り切り、近くの卸業者も在庫がない状況で、コメがいったいどこに行ってしまったのか不思議です。誰かが流通を止めているとしか思えません」と話していました。
茨城 NEWS WEB 02月14日 17時07分
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こういう現場の声もあるから、今の「コメ高」の原因が「転売ヤーにある」と踏んだということで。ガンプラの転売対策と同じで「ものをどんどん出して転売ヤー潰す」という方針に出たということになる。
だがどうなのだろう?
ガンプラと違い、コメには(2024/07/17の記事、江戸時代の商人はこれで力を持ったわけで)で取り上げた先物市場がある。この先物は、価格の大幅な変動を抑制する「ペグ」になるのだから。
ちなみに(株式会社堂島取引所「相場情報 : 堂島コメ平均 (米穀指数)」)のチャートを見てみると、
(グラフ、株式会社堂島取引所「相場情報 : 堂島コメ平均 (米穀指数)」より)
こんな感じ。
少し下がりが見えてはいるが、おそらく皆が期待しているほどの動きはない。
この先小売りで5キロ当たり二、三百円、備蓄米の影響があれば500円ぐらいの値下がりはあるかもしれないが、一昨年までのような「2000円切り」のような価格には戻りそうにない。
5キロのコメが1500円台だった時には「農家は大丈夫かな?」と思っていた消費者側の私だが、こうなるとまた「コメが高い」とため息つくことになる。
すると「そういう感情」に付け込んで、
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昨年、「令和のコメ騒動」と言われるコメ不足が起こり、テレビのニュースでは、スーパーマーケットでコメの棚が空っぽになっている光景が連日映し出されました。
農林水産省は「新米が出回り始めれば、コメ不足は落ち着く」と説明し、静観しました。実際、9月になると新米が流通し始め、スーパーの棚にコメが戻ってきた。ところがそれは、今年供給されるべきコメを去年のうちに先食いしたということになります。そのため、今年の夏場にはまたコメが不足することになるでしょう。
こう語るのは、元農水官僚で経済学者・農政アナリストの山下一仁氏だ。食料安全保障の観点から、一貫してコメの増産を主張してきた山下氏が、'25年も続く「コメ不足」の深層に切り込む。
なぜコメ不足が起こったのか。気候変動による不作やインバウンド需要の増加を挙げる人もいますが、根本的な原因は別のところにあります。それが政府による「減反政策」です。
(中略)
安倍晋三元首相は'18年から「減反政策を廃止する」と主張しましたが、これはまやかしです。確かに国は農家に対する「生産数量目標」の通知はやめました。ところが、飼料用米や麦などへの転作補助金はむしろ拡充したのです。
さらに農水省は毎年、翌年作るコメの“適正生産量”を決定・公表し、これに基づいてJA(農業協同組合)などが農家にコメ生産を指導しています。要は実質的な生産調整が行われており、実態はまったく変わっていないため、コメの生産量は右肩下がりになっているのです(上図)。
このように日本のコメの生産量は人為的に低く抑え込まれていて、そこへ猛暑やインバウンドが重なり、コメが足りなくなったというのが、「令和のコメ騒動」の真相です。
現代ビジネス 1/14(火) 7:04配信 「『このままでは今年の夏もコメ不足が起こる!』元農水官僚が指摘…日本の‟お粗末すぎる”農業政策の実態」
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「国がー減反がージミンガー」と煽るものが出てくる。
特にこの「キャノングローバル戦略研究所 山下一仁研究主幹」という人物は肩書のおかげで使い出がいいのか、あちこちの雑誌や、ヤフコメによるとテレビなどでもこの「減反がー」を吹聴しているらしい。
転作補助金迄を「減反政策」といってしまうこの御仁が「元農水官僚」というのだから、なるほど日本の農業が「ちぐはぐ」なのは間違いない。
この記事でも「実質的な生産調整が行われており、実態はまったく変わっていないため、コメの生産量は右肩下がりになっている」と書く山下氏は、別の雑誌で「減反がやめられたというのならば、米価は上がっているはずだ」とも書いていたが、
(グラフ、農林水産省「米の相対取引価格・数量、契約・販売状況、民間在庫の推移等 相対取引価格の推移(平成24年産~令和6年産)(PDF : 187KB)」より)
うん。減反廃止の平成30年あたりの価格は上がっているね。
「高い高い」といわれている今でも、平成5年の「平成の米騒動」の時レベルで、後は平成15年に高騰している(なにがあったのだろう?)を除いて、基本的に値下がり基調。
これを現在の価値で計算してみると、
(グラフ、「年次統計サイト」より)
となる。
コメの市場価値は、戦後どころか1960年代よりも価値が下がっているのだ。
これは言うまでもなく「日本人のコメ離れ」といわれてきた流れがあるから。だから減反廃止で上がった米価も、その後また順調に値下がりしている。
消費が減っているのだから、生産量を減らして価格を維持しようとするのは当たり前。その補償として「他の足りない作物」を作る農家に助成金を出して離農を防ぐことのどこが「減反政策」か。
それをすっかり忘れ、または無視して「減反がー」というほど馬鹿な話はない。このキャノングローバル戦略研究所の山下氏やそれを焼き直した言説を書いている「雑誌ライター」の記事など、まったく読む価値もない。
元農水官僚ならば知っているはずだが、私が若い頃は食管法こと「食糧管理法」という法律があった。
これは「できたコメをすべて政府が買い上げる」というもので、農家はそれに抵抗して「自由に売らせろ!」といい、この法律を無視した「闇米」が売られるという騒動もあった。
そういういきさつで自由化がされ、自由化が進んだら転売ヤーも出てくるようになったのだが、そうなったらなったでまた「政府が主導して米を作らせろ! 流通の管理をしろ!」という声が出てくるのだから、世間というのは勝手なものである。
ちなみに今回の備蓄米放出で「安い備蓄米が売れても高いコメは売れ残ってなんたら」といっている人は、食管法があった時代の「政府米」を食べたことのない若い人なのだろう。
(2022/09/01の記事、百年たっても「扇動者」)で少し触れたが、「カレーライス指数がー」というNHKでは、報道局とは別ラインで製作された番組が「大正7年(1918年)の米騒動も、実はコメは足りていたのだが、新聞が不足を煽ったおかげで倒閣まで進んだ」と検証していた。
くだらない「トラッシュ雑誌」に煽られている令和の今の社会は、同じことを繰り返すのだろうか?
本日の「お菓子を食べればいいのよ」。
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風邪症状を抑える乳酸菌発見 グリコ、今春製品化へ
(写真、共同通信より。江崎グリコが発見した風邪の自覚症状を抑える乳酸菌「GCL1815株」)
江崎グリコは17日、免疫調整機能を持つ乳酸菌の中で、特に優れた調整能力を持つ菌を発見したと発表した。摂取すると風邪の自覚症状を抑える効果があることも実証。成果は国際科学誌などに掲載された。グリコは今春にも、この乳酸菌を活用した菓子製品の発売を目指す。
グリコは2000年ごろから腸内細菌研究を続け、大量の菌を保有する。うち(1)免疫系統のスイッチを入れる(2)ウイルスに感染した細胞を排除する(3)病原体の侵入を防ぐ―といった機能を持つ三つの細胞や抗体を活性化した唯一の乳酸菌が今回発見した「GCL1815株」だ。
グリコは「感染症予防など健康維持に望ましく、今後も効果の検証を進める」としている。
共同通信 3/17(月) 18:15
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興味深い研究だが、「風邪の自覚症状」というのは具体的になんだろう。共同通信のこの手の記事は、いつも物足りない。
発熱などに伴う悪寒。のどの痛み。だるさや関節の痛み、とか?
普通に風邪薬が対象としているものだなぁ。
ただ、それを薬ではなく「お菓子で押さえる」というのは面白い。子供なんかは薬を嫌がるから。
乳酸菌なら副作用もあまりなさそうだし。
「ビスコ」に新しい機能が着くことになるかな。
プリンにしてくれたら、発熱中の大人にも助かる。
携帯から一言
市民会館で感謝祭やっていたのか。もっと早く散歩に出ていればよかった。

う~ん、駅周りの商業施設の営業終了時間が早いなぁ。
久しぶりだからもう少し「ぷらっ」として、映画でも見ていこうか。それとも食事かな。車じゃないから酒も呑めるし。
ただ車じゃないので、帰りの足あるかな、とも。
さすがに「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」に出てくる「終バス二時台」というようなところほどではないが、やっぱり「田舎」なんだ、水戸は。
いつだったかそれで文句喚いていた県職員もいたが、そう思うなら「ナイトライフ」が充実する施策を考えてくれよ。
バスの自動運転システムに予算つけてくれてもいいぞ。