偕楽園血圧日記
 このごろアフィリエイトのためのアクセス数増しを狙った読者登録申請がよく来ますが、僭越ながらそのようなものは申請されても認めませんのであしからず。 また、記事とは関係なく自己サイトへの誘導を目的としたコメントも消させていただきます。
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2018年09月18日(火)

狸って極東にのみいる珍獣らしいぞ

テーマ:国際関係

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 露大統領の平和条約発言「習氏いたから」…首相

 安倍首相は16日のNHKの番組で、前提条件を付けず平和条約を年内締結するとしたロシアのプーチン大統領の提案を巡り、発言後にプーチン氏から「(中国の)習近平(シージンピン)国家主席がそばにいたから(発言した)」と説明を受けていたことを明らかにした。
 発言があった12日の東方経済フォーラム全体会合では、プーチン氏の隣に習氏が、習氏の隣に首相が座っていた。中露間では、2001年に友好関係の基礎を固める「善隣友好協力条約」を結んだ後、04年に領土問題の最終的な解決で合意した経緯がある。プーチン氏の首相への説明は、こうした経緯が念頭にあったことを明かしたものだ。
(後略)
 読売新聞 9/16(日) 20:41

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 ああ、やっぱり(2018/09/15の記事、誰だ? こんなやつらに国会議員のバッジをつけさせているのは。)でも書いたように、あの「プーチン発言」は習主席がいることを「計算」した上でのものだったのだな。
 でも安倍総理、それを言ってしまっていいのだろうか?


 朝日新聞が、

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 海自潜水艦、南シナ海で極秘訓練を実施 中国を牽制

 防衛省が海上自衛隊の潜水艦を南シナ海へ極秘派遣し、東南アジア周辺を長期航海中の護衛艦の部隊と合流させて、13日に対潜水艦戦を想定した訓練を実施したことが分かった。海自の対潜戦訓練は通常、日本の周辺海域で行われており、中国が軍事拠点化を進める南シナ海に潜水艦を派遣して実施したのは初めて。
 複数の政府関係者が明らかにした。南シナ海は日本の商船も行き交う重要な海上交通路だが、中国が軍事力を背景に複数の岩礁を埋め立てて人工島を造成し、軍事拠点化や実効支配を強めている。今回の訓練は秘密裏に行われたが、事後的に実施を発表する方向で検討している。公海の「航行の自由」を強くアピールし、 中国を牽制(けんせい)する狙いがあるとみられる。
 政府関係者によると、派遣したのは海自の潜水艦「くろしお」と、護衛艦「かが」「いなづま」「すずつき」の計4隻。
 くろしおは8月27日に海自呉基地(広島県)を出港。東シナ海から台湾、フィリピン間のバシー海峡を通って南シナ海に入った。防衛省はこれまで、くろしおの動向について一切公表していない。
 朝日新聞デジタル 9/17(月) 5:00

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 こんな記事を書いていた。

「おいおい大丈夫かよ。また朝日に『機密』を盗まれたのか?」と思っていたら、 

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 <海上自衛>南シナで潜水艦訓練 初公表

◇呉基地所属「くろしお」と護衛艦3隻が実施
 海上自衛隊は17日、南シナ海の公海上で呉基地(広島県呉市)所属の潜水艦「くろしお」と護衛艦3隻が対潜水艦戦の訓練を実施したと発表した。海自潜水艦の南シナ海での訓練が公表されるのは初めて。海自は「特定の国を念頭に置いていない」としているが、秘匿が原則とされる潜水艦の行動を公表するのは異例 で、南シナ海の軍事拠点化を進める中国を強くけん制する狙いがあるとみられる。
(中略)
 中国は、南シナ海のほぼ全域を囲む形で引いた「九段線」の内側は中国の「歴史的権利」が及ぶと主張し、近年は南沙(英語名スプラトリー)諸島や西沙(同パラセル)諸島などを埋め立てて人工島を造成。港湾や滑走路の建設を進めており、航空機や艦艇の活動も活発化させている。
 これに対して米軍は、中国が造成した人工島の12カイリ(約22キロ)内をイージス艦などで航行する「航行の自由」作戦を繰り返し、中国軍の動きをけん制してきた。今年に入ってからは、米ハワイで実施された多国間訓練への中国海軍の招待を取りやめ、南シナ海上空で戦略爆撃機を飛行させるなど、けん制を強 めている。
 防衛省関係者によると、今回の海自の訓練海域は人工島からは離れているが、九段線の内側だったといい、シーレーン(海上交通路)としてこの海域を重視する海自が米軍に連動してあえて訓練を公表したとみられる。防衛省関係者は「海自の潜水艦が南シナ海で活動できる能力があることを示すだけで、中国軍への抑止効果が期待できる」と話す。
 ただし、今後も海自が周辺海域で活動を活発化させれば、反発する中国との間で緊張が高まる恐れもある。【前谷宏】
 毎日新聞 9/17(月) 19:44

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 ああ、もともと公表することが前提て関係者が話したことなのか。

 安倍総理など、

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 南シナ海の海自潜水艦訓練で安倍晋三首相「特定の国想定せず」 「15年前から実施」とも

 安倍晋三首相は17日夜のテレビ朝日番組で、海上自衛隊の 潜水艦が南シナ海で訓練を実施したことについて「
実は15年前から行っている。昨年も一昨年も行っている」と明らかにした。中国は南シナ海で一方的な軍事拠点化を強行しているが、首相は「自衛隊の練度を向上させるものであり、特定の国を想定したものではない」とも述べた。
 首相は他の海域でも訓練を行っていると説明。その上で、日中関係については首脳間の往来が進みつつあるとして「確実に今、新たな段階に向かって進んでいる」と述べた。
 自衛隊は17日、南シナ海で海自潜水艦が訓練を実施したと発表した。訓練海域はフィリピン西側の公海上で、中国が南シナ海に引いた独自の境界線「九段線」の内側という。秘匿性の高い潜水艦の訓練実施を自衛隊が公表することは異例だが、首相は「事実上、訓練は近くの国々も知っている」と述べた。
 産経新聞 9/17(月) 23:46

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 ここまで話してしまっているし。

事実上、訓練は近くの国々も知っている」というのは、まあそうなのだろう。それをここで「公然と認めた」というところに政治的な意味があるわけで、

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 ベトナム、海自潜水艦初寄港を歓迎 対中牽制で連携

【シンガポール=吉村英輝】ベトナム国営メディアは17日、海上自衛隊の 潜水艦「くろしお」が、1973年9月21日の日越国交樹立から45周年を記念し、カムラン湾に寄港したと伝えた。日程は17~21日で、訓練中の海自隊員が期間中、ベトナム軍の将兵たちとスポーツを含めた交流を現地で行うとともに、同湾がある中部カインホア省に表敬訪問するとしている。
 報道は、海自の潜水艦がベトナムに寄港するのは初めてとし、くろしおの大きさなども紹介。ベトナム外務省の担当者は寄港を歓迎し、日越関係が「アジア太平洋地区の平和と繁栄のための戦略的協調関係に高まっている」と評価した。
 軍事要衝のカムラン湾は、2002年のロシア軍撤退後、ベトナム海軍が基地を設置。16年には海自艦を初寄港させるなどして、海洋進出する中国を牽制している。
 産経新聞 9/17(月) 21:57

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 このあたりのことも見れば、その意図は明らか過ぎるほど明らかなので、

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 中国けん制を否定=菅官房長官

 菅義偉官房長官は18日午前の記者会見で、南シナ海での海上自衛隊による潜水艦訓練について「自衛隊の戦術技量の向上が目的だ」と説明した。
 中国へのけん制との見方には「そういうことでは全くない」と否定した。 
 時事通信 9/18(火) 11:18

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 こんなことを言っている菅長官も、まったく白々しい(笑)。

 中国もまた、

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 中国「安定損なう」と反発 南シナ海での海自潜水艦訓練に

【北京=西見由章】海上自衛隊の潜水艦「くろしお」などが南シナ海で訓練を実施したことについて、中国外務省の耿爽(こう・そう)報道官は17日の記者会見で「域外の関係国は慎重に行動し、地域の平和と安定を損なわないよう求める」と反発した。
 耿氏は「現在、南シナ海の情勢は安定に向かっている」と強調し、中国と東南アジア諸国連合(ASEAN)加盟国による「対話を通じた平和的な問題解決への努力」を尊重するよう「域外の国」に求めた。
 産経新聞 9/17(月) 21:56

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 いつもながらの抗議をしているが、そもそも公海上の暗礁を埋め立てて「ここは俺のものだ」ということが国際的に許されない横暴であり、地域の安定を損なう侵略行為なのは言うまでもない。(2016/07/15の記事、近代にまだ追いつけない国が世界にはある)で取り上げたように、国際中立裁判所も「当事国」の主著を認めて「九段線は無効」という判決を出しているようなものである。

 とはいえ、この抗議自体はちょっとピントを外している。それとも「わざと」矮小化しているのだろうか。

 いま中国はアメリカによる、

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 対中巨額制裁、17日にも表明=2000億ドル相当―米

【ワシントン時事】米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)は15日、トランプ政権が2000億ドル(約22兆円)相当の中国製品に関税を上乗せする第3弾の追加制裁措置を17日か18日に表明する方針だと報じた。
 数週間以内に発動する見通し。貿易摩擦緩和に向けた閣僚級協議を今月下旬にも再開するのに先立ち、制裁の詳細を発表し、圧力を強める狙いがあるとみられる。
 米国は中国の知的財産権侵害を理由に計500億ドル相当への制裁を発動済み。第3弾の追加制裁の内容や時期は変更もあり得るが、現時点では11月の中間選挙までに発動する計画という。上乗せする税率は輸入品の値上がりによる消費者への影響を考慮して当初案の10%とする。中国が貿易協議で譲歩しなければ25%まで引き上げる方向だ。 
 時事通信 9/16(日) 16:07

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 こういう措置などで中共がその存在を人民にエクスキューズしている最大の理由である「経済」が揺らいでいる。

 そのために彼らは「対日懐柔策」というような方針を取り、彼らなりに「日本を刺激しないように」という施策をとるようになっている。
 以前のように国会議員が靖国神社に参拝したからと「官製デモ」を起こすようなこともしなくなっているし、安倍総理の提案する首脳会談にも「乗り気」を見せている。
 こういうところで「十五年間やっていること」を公表する安倍総理というのは、まったく、(2018/09/15の記事、誰だ? こんなやつらに国会議員のバッジをつけさせているのは。)で取り上げたプーチン露大統領と並ぶ「食わせ者」である。
 この公表はただ南シナ海のことだけを見たものではない。日中関係だけではなく、先日のプーチン氏の発言なども組み合わせた「大きな国際的な駆け引き」の道具の一つということだ。

 冒頭の「実はプーチン氏は言ってたのだが」も、これはこれで中国にメッセージを送っている発言でもある。
 端的に言ってしまうと「ロシアと組めば有利に立てるとか考えてもだめだぞ」と釘を刺しているわけで。いやはや、これで騒いでいた野党やマスコミのなんとレベルの低いことか。

 習主席を「くまのプーさん」に模したカリカチュアでは安倍総理はロバになぞらえられていたというが、いやいや、donkeyどころかなかなかの「狸」である。


 おまけ。

(2018/09/14の記事、これでは「オタク」を名乗るのもおこがましい)の中で引用した沖縄タイムスの記事にあるように、「海兵隊基地が沖縄に集中しているのは本土の押し付け」論を語った石破自民党総裁候補、それについて、

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 石破氏 基地発言 削除 「本土反対恐れ 沖縄に」 選対「全体趣旨伝わらない」

【東京】自民党総裁選に出馬している石破茂元防衛相が沖縄の基地集中の要因について、日米が本土の基地反対運動を恐れたからだとの見解をホームページの動画で示したことに関し、同氏は16日までにこの発言部分を削除した。石破選対事務所によると、基地集中の要因を抑止力などではなく政治的要因に見いだしている点が報じられたことを受け、削除したという。選対の担当者は「報道を見た関係者から、一部だけがクローズアップされると発言全体の趣旨が伝わらなくなるとの指摘があった」と説明した。
 石破氏は総裁選に向けた特設サイトで、沖縄に基地が集中した理由について「1950年代、反米基地運動が燃え盛ることを恐れた日本と米国が、当時まだ米国の施政下にあった沖縄に多くの海兵隊部隊を移したからだ」と語った。その上で、山梨や岐阜にあった海兵隊司令部などが「沖縄に集約するような形で今日の姿ができあがった。このことを決して忘れてはならない」と強調した。16日までにこの部分の発言が削除され、前後をつなぎ合わせた約6分半の動画が閲覧できる状態になっている。
 琉球新報 9/17(月) 10:09

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 ネット用語でいうところの「消して逃げた」をやったという。

 石破陣営の選対は「うまく伝わらない」的な眠たいことを言っているが、「伝わらない」どころか沖縄タイムスが煽ってくれたように、「基地押しつけ」論を語って沖縄の自民党員にアピールしようとしたことは非常によく伝わったではないか。
 それが批判されたなら「消せばいい」というような人間に、国のトップである総理大臣の職は務まらないし、与党の代表すら役が勝ちすぎる。


 石破氏は「議論がどうの」といっていた。それは「論戦すれば自分が勝てる」と考えていたからなのだろうが、

 


 この話といい、語れば語るほど彼はその「薄っぺらさ」が露呈していくだけなのだから痛々しい。

 だから結局、

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 「安倍応援団から辞表を書いてと」 石破派の斎藤農水相

■自民党の斎藤健農水相(発言録)
 ある安倍応援団の1人に「内閣にいるんだろ。(総裁選で)石破(茂元幹事長)さんを応援するんだったら辞表を書いてからやれ」と言われた。「石破派だとわかってて大臣にしたんだろ。だったらなぜ大臣にしたんだ。おれが辞めるんじゃなくて、首を切ってくれ」と、そういう風に言い返した。
 そういう空気はよくない。圧力とか、そういうことで何とか浮上しようなんていう発想は、総理の発想だとは思わないが、そういう空気が蔓延(まんえん)している。これは打破したい。何でも自由に言える雰囲気を自民党全体に行き渡らせたい。今それをしなければ、いずれ見放される。(14日、千葉市中央区の石 破氏の講演会で)
 朝日新聞デジタル 9/14(金) 23:18


 “農相に圧力” 石破氏「そんな自民であってほしくない」

 自民党総裁選挙に立候補している石破元幹事長は街頭演説で、みずからを支持する齋藤農林水産大臣が、安倍総理大臣の陣営から圧力を受けたとしていることについて「そんな自民党であってほしくない」と述べ、党の在り方を見直すべきだと訴えました。
 石破元幹事長は広島県福山市で街頭演説し、齋藤農林水産大臣が「安倍総理大臣の応援団の1人から『石破氏を応援するなら辞表を書いてからやれ』と言われた」としていることについて「そんなことがあっていいのか。そんな自民党であってほしくない。誰を応援しようが、その人の能力が国家のためになるなら、使うのが当たり前だ」と指摘しました。
 そのうえで「いまスポーツなどで、圧力やパワハラなどあってはならないことが、いっぱいあると言われている。政権与党である自民党の中で、圧力やパワハラが『よくあることだ』で済まされるとは思わない」と述べ、党の在り方を見直すべきだと訴えました。
(後略)
 NHKニュース 2018年9月18日 16時55分

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 こんな話を出してマスコミが「日大だレスリングだボクシング協会だ」と騒いだ「パワハラ問題再び」とばかりに個人攻撃をするしかなくなる。

 本当にそういうことがあったのならば名を挙げてきちんと言えばいいのに、それをしないところではこの告発は怪文書と変わりがない。

 というか、言われずとも現職の閣僚が「別の人を総理にしたい」というのならば辞表を現総理に預けるぐらいのことをするのが筋というものではないのだろうか?

 なんだかこの自民党総裁選の様子を見ていると、対立候補陣営の戦略が野党の人間のようで。自民党の党内の権力争いというよりは、与野党の人間が国政選挙に向けて主張を語っているようにしか見えない。
 石破陣営は「熱心な党員」ではない「とりあえずしがらみで頼まれたから党員になっている」ような層を狙ってやっているのだろうが、それでは決して大勢にはなれない。
 さんざん党の悪口を言っている石破氏は、自分が自民党に砂をかけているという自覚はないのだろうか?


 本日の観察。

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 レクサスが10月発売の新型ESに量産車世界初ミラーレス採用


(写真、くるまのニュースより)

 天候の影響を受けにくい最新の安全支援技術
 トヨタ自動車は、レクサスブランドから10月下旬に発売予定の新型「ES」に、量産車として世界初となるデジタルアウターミラーを採用することを発表しました。
 この機能は、国土交通省が平成28年6月17日に発表したバックミラー(後写鏡)等に関する国際基準の変更により「自動車メーカーは国際基準に適合するカメラモニタリングシステムを備えることにより、バックミラー等がない自動車を設計・製造することが可能となる」という道路運送車両の保安基準改正に伴い、搭載が可能となりました。
 実際の機能としては、車両のフロントドア外側のカメラで撮影した車両の左右後方映像をフロントピラー部に設置された5インチディスプレイに表示するもので、雨滴が付着しにくいカメラ形状としたほか、ディスプレイを室内に搭載することで、天候の影響を受けにくい優れた視認性を確保します。
(中略)
 なお、デジタルアウターミラーはオプション設定となり、日本での新型ESの発売は、2018年10月下旬を予定しているとのことです。
 くるまのニュース 9/12(水) 9:53

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 数年前に「後席を透かして後ろが見える技術」の話もあったし、これでますます「全周モニター」の実現が近くなったな(笑)。

 それにしても、この技術が認可された時(2016/06/22の記事、「犯罪への憎悪を政治利用するのはテロの政治利用と同じだ」参照)には「ドアに埋め込まれたすっきりしたもの」が想定されていたのに、実際に出てきたものは……不格好だなぁ。これならばまだ普通のサイドミラーの方がスマートだ。
「ピラーなどにつけると側面が見えなくなる」という意見もあるようだが、ならば同エントリーでも書いたように、フロントフェンダーの形をもっと「個性的」にして、昔のフェンダーミラーの位置にカメラをつけるようにしたらいいのに。

 このデザイン、かっこ悪いよ。


 

2018年09月17日(月)

大陸の人も「相手を知ることの大切さ」を説いているし

テーマ:国際関係

 韓国の新聞に、

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 (朝鮮日報日本語版) 4階建て南北共同連絡事務所が開所、韓国のオフィスは何階?

 2階に韓国・4階に北朝鮮オフィス、3階に会議場
 韓国統一部(省に相当、以下同じ)の趙明均(チョ・ミョンギュン)長官は14日、開城工業団地で執り行われた南北共同連絡事務所開所式のあいさつで「今日から南と北は南北関係の発展と韓半島(朝鮮半島)の平和・繁栄に向けた問題を、24時間365日直接話し合うことができるようになった」と述べた。直後に行われた歓談で北朝鮮・祖国平和統一委員会の李善権(イ・ソングォン)委員長は「血肉同士直接会って話を分かち、また先日は朝鮮語でやり取りを行った。このように多くの人が互いに行き来するのは本当に良いことだ」「我々はすでに全てのドアを開いている」などと語った。
 開所式は開城工団内の南北連絡事務所庁舎前で行われた。文在寅(ムン・ジェイン)大統領と金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が4月の南北首脳会談で連絡事務所の設置に合意してから140日が過ぎた。庁舎はかつて南北交流協力協議事務所として使われていた建物を改修したもの。地上4階、地下1階で、2階に韓国側のオフィス、4階に北朝鮮側のオフィスが置かれ、間の3階にある会議場では随時話し合いができる形になっている。1階は研修会場や案内室などとして使用される。電力は韓国側から送電線経由で送られる。
(後略)
 朝鮮日報日本語版 9/15(土) 9:14

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 こんな記事が載っていた。

「連絡事務所」といえばこの頃日本の与党総裁選でも聞かれている言葉だが、南北のこれは国連の制裁決議逃れの抜け道ではないのかなど色々物議をかもしているものであったりもするのだが……そういう話はおいておいて、この記事を見た日本人は一様に「なんでオフィスの階層が気になっているのだろう? 見出しにするようなことなのかな?」と思うのではないだろうか。

 だがそれも、

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 <アジア大会>「選手村では韓国が日本より上」

「日本の上に韓国」。
 18日にインドネシアのジャカルタで開幕したアジア大会の選手村で見られる光景だ。アジア大会に参加した45カ国の選手、関係者らが泊まる選手村はジャカ ルタ北部のケマヨランに建てられ、合計7棟に1万632室、1万6000人の受け入れが可能な水準だ。各国オリンピック委員会(NOC)の本部、食堂が設 置され、カフェ、両替所、ビリヤード台や卓球台などの休憩施設もあった。
 5棟に割り当てられた韓国は、日本、ヨルダン、オマーン、イラクの選手らと同じ棟に寝泊まりすることになった。韓国選手団が泊まっている部屋の外部には太極旗が 掲げられた。奇しくも下階にある日本選手団も日章旗を掲げた。韓国選手団関係者の間では「日本と総合2位争いをする状況で選手村競争では韓国が日本より上 にある」という冗談が飛び交った。北朝鮮は中国とともに3棟に宿泊するが、やはり北朝鮮の国旗が外部に掲げられ目を引いた。
(後略)
 中央日報日本語版 8/19(日) 13:13

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 こういう記事が先月あったことを知れば、「なるほど、そういうことか」と腑に落ちる事だろう。

 これがつまり、朝鮮半島の「なんでも上下ををつける。『上』になってひたすら優越感に浸りたい文化」が「外国人の目にもわかりやすい」形で表に出てきたものなのだ。


 そんな国がまた、

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 「剣道の精神は相手を尊重…侍の精神とは違う」


(写真、中央日報日本語版より。イ・ジョンニム大韓剣道会長は「世界選手権を歴代最高の大会として開催する準備ができた」と語った。ソウル九老区のウォンソン剣道館で真剣を握ってポーズを取るイ会長)

 1973年に米ロサンゼルスで開催された第2回世界剣道選手権大会の準決勝。韓国代表として出場した34歳の青年イ・ジョンニムは日本選手と対戦し、惜しくも敗れた。終了直前に相手の手首を正確に打撃したが、日本人審判はむしろやや遅れて頭を打撃した日本選手のポイントを認めた。判定をめぐり競技は5分近く中断し、審判を非難する観客のブーイングもあったが、結局、判定は覆らなかった。
 韓国剣道史上初めて世界選手権でメダルを獲得(銅メダル)した歴史的な瞬間だったが、イ・ジョンニムに笑顔はなかった。この時「公正に実力で勝負を決めるシステムを必ず自分の手で作ろう」と考えた。
 45年が過ぎた2018年。当時の青年は80歳を迎える白髪の老紳士になった。肩書は大韓剣道会長兼国際剣道連盟(FIK)副会長。剣道人として「入神の境地」と見なされる範士8段の保持者でもある。
(中略)
 イ会長は大韓民国剣道界のトップでありながらも率先して「既得権をなくそう」と叫ぶ。剣道をオリンピック(五輪)正式種目群にしようと率先することも結局は既得権をなくすことにつながるというのがイ会長の説明だ。イ会長は剣道界が五輪参加に消極的な理由について「変化を望まない少数の声が優先的に政策に反映されるため」と診断した。テコンドーや柔道など五輪をきっかけにグローバル化・大衆化に成功した武道種目の場合、宗主国の影響力が弱まる現象が生じると「権力者」が五輪種目になるのを避けようとするということだ。
 イ会長は「剣道が五輪種目群に含まれれば、少数の人たちが数十年間にわたり権力を独占する閉鎖的な構造を変えるのにも役立つ」とし「世界で刀剣を使わない民族はない。剣道の五輪種目入りを推進しながら世界各国の固有な剣法を受け入れ、種目の競争力と多様性を高めれば、世界の人たちが共に楽しむ武道に進化できる」と主張した。

 イ・ジョンニム会長が考える「剣道の精神」の本質は何か。イ会長は「日本の剣道人の中には『剣道の精神』と『侍の精神』を類義語と考える人が多いが、その考えに同意することはできない」とし「現代剣道の基礎を確立したのは日本だが、その根は三国時代の韓国と中国の『撃剣』に探すことができる。韓日中3国の剣術の共通点は『相手に対する尊重』であり、これが剣道の精神の出発点」と強調した。
 イ会長が大学生時代、母校(成均館大)付近に出没した「政治マフィア」の残党を木刀で制圧したというエピソードは有名だ。当時の話をすると、イ会長は「血気旺盛だった青年イ・ジョンニムは消えたが、『不正を黙認しない』という哲学は健在」とし「相手でなく自分自身に勝ってこそ(克己)本当の勝者と認められる剣道の美しい伝統を次世代にそのまま伝えるのが私の最後の使命」と語った。
 中央日報日本語版 9/13(木) 11:21

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 こんなことを言い出している。

 この「剣道韓国起源説」は十五年以上にも言われ、「天空のサウラビ」という映画をして「侍の起源が韓国である証拠」という言説と共に当時のブロガーたちにさんざん叩かれ、論破されたもの。
 それでも何度もまた蒸し返して来るので、それまでは「侍は小さなことでいちいち騒がない」といっていた剣道協会も、「道具などに共通性が見られるのは剣道が日本統治時代に伝わり定着したから」という一文まで添えて「韓国起源説は嘘」というステートメントを英文で発表している。(2012/12/31の記事、「来年は『嘘』を吹き払う年に!」参照)

 同エントリーで引用した記事の中に「1750年代に竹刀で思い切り打ち合う稽古方式が多くの流派で支持され、『撃剣』と呼ばれるようになった」という話が出ているように、「撃剣」という語は江戸時代に剣術道場が流行った際に北辰一刀流などが使い広めたもの(同流派では分厚い籠手をはめてそれを『撃つ』という鍛錬がある。だから「撃剣」である)で、中国はまるで関係ない。
 さんざん論破されたのに今度は中国まで絡めて蒸し返してきているのだから本当にしつこい限りだが、これも、彼自身が言っている言葉とは裏腹に「ここで韓国起源を定着させれば『宗主国としてスポーツ大会で好きにできる』というスポーツを馬鹿にした『権力濫用』を目指している」こと(FIFAの副会長になった韓国人や平昌五輪の関係者加瀬なにをやったか、思い返してほしい)に加えて、上で書いた「ビルの階層にもこだわる」ほどの「上下付け」意識で日本を「剣道文化で自分たちの下」に置きたいというくだらない「権勢症候群」的思考ゆえなのだから、我が国としては「完膚なきまでに叩き潰して」置かなければならない動きでもある。
(そもそも「玉鋼」文化のなかった朝鮮半島で、どうして「日本刀」をもってポーズをとって平気な顔をしていられるのだろう)


 つい先日には、

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 済州か日本か…ソメイヨシノ起源めぐる110年論争に終止符

 日本のソメイヨシノの起源は済州(チェジュ)にあるという主張が提起されてきたが、ゲノム分析を通じて日本のソメイヨシノと済州の「ワンボンナム(王桜)」は異なる種であることが確認された。これを受け、110年間続いてきた論争はやや呆気なく終止符を打つことになった。
 山林庁国立樹木園は明知大・嘉泉大学チームと共同で済州に自生する王桜のゲノムを完全に解読し、その研究結果を含む論文を世界的ジャーナル『ゲノムバイオロジー』9月号に掲載したと13日、明らかにした。
 済州の王桜のゲノムは全8本の染色体上にある2300万個のDNA塩基対で形成されていて、全4万1294個の遺伝子を持つことが分かった。
 特に今回のゲノム分析の結果、済州の王桜は済州に自生するシダレザクラを母系、ヤマザクラを父系として誕生した第1世代(F1)自然雑種と確認された。
 また、日本東京と米国ワシントンなどで育つ日本のソメイヨシノのゲノムと比較分析した結果、済州の王桜と日本のソメイヨシノは明確に異なる別の植物であることが分かった。日本のソメイヨシノはシダレダクラを母系、オオシマザクラを父系とし、数百年前に人為的な交配を通じて作られた雑種という。済州の王桜と日本のソメイヨシノはともに雑種だが、別の種だ。
(後略)
 中央日報日本語版 9/13(木) 16:23

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 こんな記事が韓国紙にあったが、「110年論争」もなにも、この話はほんの十年ほど前には「桜は日本の植民地の名残り!」と騒いでいた韓国人が「花見の楽しみ」を知るようになって「いや、桜は実は韓国起源」と言い出し始め時から始まった、つい最近騒ぐようになっただけのもの
 しかも「論争」もなにも「ソメイヨシノは王桜」と彼らがいい始めた時から、日本人は「ソメイヨシノは栽培種だから自生はしない。桜はチベット原産でそこからアジアに広まったものなのでいくつもの種がある」といっているのに、韓国人は「学者」と呼ばれるものまで「聞く耳持たず」で「桜韓国起源説」を春になるたびに繰り返していたものである。

 これも根源には「日本人が桜を愛でている。アメリカでもポトマック川の桜祭りが人気だ」ということで劣等感と嫉妬心が刺激され、「ならばその桜が韓国起源だということにすれば、日本人は韓国のものに頭を下げて喜んでいるということになる」とばかりに言い出したもので、まったくくだらない「上下付け」活動である。
 中央日報は「終止符」などと書いているが、「剣道起源説」と同じようにまた少ししたら蒸し返してくるのは目に見えている。

 この頃韓国の経済が沈滞化しているということで、

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 財界が若者の日本就職支援 観光・サービス業の人材養成=韓国

【ソウル聯合ニュース】韓国経済界が主管する若者の日本就職のための研修プログラムが発足した。経済団体の全国経済人連合会(全経連)は21日、「K-MOVEスクール日本就職研修」の結団式をソウルで開催したと明らかにした。
 同プログラムは韓国経済団体の韓日経済協会が韓国人を採用したい日本企業を探し出し、全経連が関連教育のための会場を提供、全経連傘下の教育専門機関、国際経営院が研修を運営する。
 また、若者を対象にした海外就職研修プログラム「K-MOVEスクール」事業を手掛ける韓国産業人力公団がこれを積極的にサポート。官民協力で若者の日本就職を後押しする。
(後略)
 聯合ニュース 8/21(火) 10:51

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 こんな動きが韓国にはあるというが、「反日」とかそういうことは関係なく、韓国人が育つ社会の「文化」とはこういうものだということを、日本人は知っておかなければ。


 おまけ。

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 南北統一願い、京都でパレード 在日コリアン若者ら初主催


(写真、京都新聞より。「パレードを通じて朝鮮半島の統一に向けたムードを高めたい」と意気込む事務局のメンバーたち(京都市右京区))

 18日から平壌で開催される5回目の南北首脳会談を前に、国内で南北統一の機運を高めようと、京都府内の在日コリアンの若者らによる「ピースパレード」が15日、京都市内で行われる。今年に入って南北、米朝など歴史的な会談が立て続けに開かれる中、「融和、歓迎ムードをさらに盛り上げたい」と意気込む。
 パレードは在日コリアンの若者らでつくる「京都ワンコリアネットワーク」が初めて主催。2007年に2回目の首脳会談が開かれて以降、南北関係は冷え込んでいた。熱を失いつつあった南北統一に向けた運動を会談開催から10年の節目に再び盛り上げようと、2016年に同団体が結成された。朝鮮半島の情勢が大きく変動する中、「統一へ向けた新たな局面を作るため何か行動できないか」と、内外に広くアピールするパレードの実施を決めた。
(中略)
 イベントの事務局長を務める在日本朝鮮留学生同盟京都地方本部の辛智陽(シンチヤン)さん(24)は「朝鮮半島の統一は東アジア全体の平和や繁栄に直結する。団体や国籍を問わず同じ思いを持つ人たちと喜びを分かち合いたい」と話している。
 京都新聞 9/14(金) 11:29

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 ちょっと北朝鮮が甘いことを言ったからと日本のマスコミは「これで朝鮮半島は平和になる!」と大喜び。こんな在日朝鮮人の活動まで「お花畑」にはしゃいで伝えているが、よく見ろ、彼らが背後に掲げている旗を!
 実際の位置としてはまるで間違っているのだが、この旗には彼らがスポーツ大会で使おうとして騒動を起こしている「独島入り統一旗」と同じ位置に水色のスポットがあるではないか!

「半島の平和・統一がどうの」ではない。これは日本に対する「挑発行為」なのだ! 
 これを好意的に伝えるメディアというのは、いったいどこの国に軸足を置いているのだ?


 本日の大食漢。

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 芋煮会フェス、直径6.5メートルの新作鍋で開催 山形


(写真、朝日新聞デジタルより。バックホーで取り分けられる芋煮。3万食分の材料は里芋3トン、牛肉1・2トン、ネギ3500本、山形の地酒50升など=2018年9月16日午前、山形市、福留庸友氏撮影)

 山形の郷土料理・芋煮を巨大鍋でつくって振る舞う秋の恒例行事「日本一の芋煮会フェスティバル」が16日、山形市の馬見ケ崎川河川敷であった。
 30回目の今年は、これまでより直径が50センチ大きい6・5メートルの巨大鍋「3代目鍋太郎」がお目見え。里芋3トン、牛肉1・2トン、ネギ3500本を煮込んだ。バターを潤滑油に使った新品の重機バックホーをおたま代わりに使用。来場客1万2695人に芋煮を配り、ギネス世界記録の「8時間で最も多く提供されたスープ」に認定された。それでも芋煮が足りず、主催者は整理券(1枚300円以上)を買った500~600人に払い戻しをした。高橋正・実行委員長(44)は「ギネスは大変うれしく思うが、たくさんの皆様に申し訳ないことをした」と話した。
 3代目鍋太郎は、30回を記念し、岐阜県高山市にある大鍋(直径6・1メートル)から日本一の座を奪還することを狙って新造した。製造費3千万円は、山形市がクラウドファンディングで集めた寄付金で賄った。
 朝日新聞デジタル 9/16(日) 18:38

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 今年もそんな季節になったのだなぁ。

 高山市に抜かれた「日本一の大鍋」の座(2007/11/04の記事、「郷に入って郷に従いすぎた(笑)」参照)も無事に取り返せたそうで。
 あの頃には心配だった「重機」についても、ニュースはきちんと「潤滑油にはバターを使い」といってくれるようになっているから一安心だ(笑)。


 

2018年09月16日(日)

携帯から一言

テーマ:日記
今日は秋の青空クラフト市。
春はいい天気だったのだがやっぱりいつものように天気がよくない。
1日目の昨日は雨だったのに比べればましだが…。
2018年09月15日(土)

誰だ? こんなやつらに国会議員のバッジをつけさせているのは。

テーマ:政治

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 習主席に露特産の蜂蜜、プーチン氏がプレゼント

【ウラジオストク(ロシア極東)=工藤武人】13日に閉幕した「東方経済フォーラム」は、ロシアが中国との蜜月関係を誇示する演出に腐心するなど米露関係の悪化が色濃く反映されたものになった。
 際立ったのが、4回目となったフォーラムに初めて出席した中国の習近平(シージンピン)国家主席の厚遇ぶりだ。
 中露首脳会談後の11日夜には、プーチン大統領が会場内を習氏に案内し、おそろいのエプロンを着けて一緒に焼いたロシア風クレープを食べ、ウォッカで乾杯した。プーチン氏がロシア特産の蜂蜜を習氏にプレゼントする場面もあった。米中が貿易を巡り激しく対立する中、中露の接近が目立ったフォーラムとなった。
 日露関係を巡り、北方領土問題を事実上棚上げするプーチン氏の提案も、米大統領選への干渉問題や英国での神経剤襲撃事件など様々な理由でロシアに制裁を科す米国への強い警戒感が背景にある。
 読売新聞 9/13(木) 23:26

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 プーチンロシア大統領、本当に食わせ者だなぁ(苦笑)。

 読売新聞も、この記事には(2018/08/16の記事、独裁者って小心者が多いよね)で取り上げた「中国でくまのプーさんの映画公開が禁止された」という事例を合わせて書いておかないと、プーチン大統領の行為の「意味」というものがよくわからないのではないのかな? それとも「うちは事実だけを書いています。背景は読者の方が情報レベルを上げて考えてください」というのだろうか?
 それならそれでいいのだが、日本の新聞屋というのはえてして「自分が誘導したいところでは余計なことを書いていく」スタイルをとるものが多くてなぁ。


 さて、そんな食わせ者のプーチン氏、読売の記事の最後でも少し書かれているように、

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 プーチン大統領、日ロ平和条約締結を提案 年末までに「前提条件なし」で


(写真、AFP=時事より。ロシア東部ウラジオストクで開催中の「東方経済フォーラム」に臨む、同国のウラジーミル・プーチン大統領(左)と安倍晋三首相(2018年9月12日撮影))

【AFP=時事】(更新、写真追加)ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領は12日、日本との間で長年の懸案となっている領土問題を解決すべく、「前提条件なし」での平和条約の年内締結を日本側に提案した。
 プーチン大統領は、東部ウラジオストク(Vladivostok)で開催中の「東方経済フォーラム(Eastern Economic Forum)」で、安倍晋三(Shinzo Abe)首相をはじめとする各国首脳が出席する中、日本側に「年末までに前提条件なしで平和条約を締結しよう」と呼び掛けた。
 プーチン氏による突然の提案は、2日前の日ロ首脳会談後の共同会見で、両国間の領土問題がすぐに解決する見込みはないと述べた発言からの方針転換といえる。
 ロシアと日本は、第2次世界大戦(World War II)末期に旧ソ連が占領した北方四島の帰属をめぐって対立しており、これまで平和条約が結ばれていない。
 プーチン氏はフォーラムの席で「われわれは70年間、領土問題を解決しようと試みてきた。70年間、協議を続けてきた」と述べた。さらにプーチン氏が 「晋三(安倍首相)は『われわれのアプローチを変えよう』と言った。そうしよう。ぜひ平和条約を締結しよう。今すぐでなくても今年の終わりまでに、一切の前提条件なしで」と述べると、聴衆は拍手喝采した。
 プーチン氏はまた、平和条約の締結によって「過去70年間、われわれが解決することができなかったすべての問題の解決が促されるように思う」と述べた。
 だが、一部の外交関係者の間には、プーチン氏の提案は実を結ばないとの見解がある。ロシアの元外務次官、ゲオルギー・クナッゼ(Georgy Kunadze)氏は、領土問題解決に賭けるプーチン氏の真剣さを疑問視している。同氏はラジオ局「モスクワのこだま(Echo of Moscow)」に、「これはあおりと言える。プーチン氏は何も期待していない」と述べ、安倍首相が政治的自殺行為となりかね>ない提案を受けることはない だろうと予想した。
 その一方モスクワでは、イーゴリ・モルグロフ(Igor Morgulov)外務次官が国内の報道陣に対し、プーチン氏の提案は現在の交渉フォーマットに何らかの変更を要求するものではないと述べた。【翻訳編集】 AFPBB News
 AFP=時事 9/12(水) 16:10

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 習近平氏らも同席しているフォーラムの場で「今思いついたんだけどさぁ」という感じでいきなり「年内の」平和条約締結を口にし、日本のメディアがあたふたしている。

 いやいや、「棚上げ」は中国との間で似たようなことをやってしまったことがあって、それで今ごたごたが起きているので日本は同じ轍を踏むことはしない。これはAFPも書くように「あおりと言える。プーチン氏は何も期待していない」ようなもので、

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 政府高官は今回のプーチン氏の発言について「無理だと知りながら発言して、日本の反応をみている可能性がある。反応するのもばからしい」と述べ、突き放す姿勢を示した。(ウラジオストク 田北真樹子、小川真由美)
 産経新聞 9/12(水) 21:44配信「プーチン氏発言に日本は静観 『思いつき』、安倍晋三首相の面前に不快感も」より

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 というのが一番なのだが、そこが「食わせ者」。ああいう場で言葉にされてしまうと何かしら反応はしなければならなくなるわけで。

 そういうところでは、

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 安倍首相「サイン受け取らなければ」プーチン氏提案巡り

 プーチン大統領による前提条件なしの平和条約締結提案について、安倍晋三首相が自民党総裁選の討論会で前向きな受け止めを繰り返し、次回の首脳会談での交渉の進展までにじませた。だが、日本の基本方針に反する提案だけに、政府内には交渉の行方を悲観する声があり、首相の前傾姿勢が目立っている。
「あなたとは結構違う考え方持っている人が多いんですよ」。14日の日本記者クラブ主催の討論会。安倍首相は、朝日新聞の坪井ゆづる論説委員から「日本政府の考え方をプーチンさんは理解していなかったのか。22回お会いになって共通認識すらなかったのかと驚いた」と質問されると、こう言って反論を始めた。
 首相は1955年以来の当時のソ連との交渉に触れて、「私はずっと会談記録、秘密交渉の部分も読んできた。そのうえにおいて(プーチン氏と)会談を行ってきた」と強調。具体的な交渉内容は明かさなかったが、「プーチン氏の言葉からサインを受け取らなければならない」と述べ、今回の提案がこれまでの交渉を「ちゃぶ台返し」するような発言ととらえるのではなく、領土交渉への前向きな手応えとして受け止めているかのような印象を残した。
 朝日新聞デジタル 9/14(金) 23:49

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「あれは彼も平和条約を結びたがっているという意思表示だ」と返した安倍総理の反応は十分及第点。逆にプーチン氏の側に「焦り」を生じさせることにもなる。
 そのためには、ここで「日本は揺らいでいない」という姿勢を示し続けることが何より大切なのだが……「悲観が」「アベが前のめりで」と印象報道しようとする朝日のようなメディアだけではなく、

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 前提なし平和条約 共産・志位和夫氏「国辱外交だ」 プーチン露大統領の締結発言で

 共産党の志位和夫委員長は13日の記者会見で、ロシアのプーチン大統領が日露平和条約年内締結を提案したことに絡み、安倍晋三首相の外交姿勢を批判した。
「平和条約を結べば領土要求を放棄することになる。プーチン氏に目の前で言われて反論も異論も言わないのは外交的大失態であり、屈辱外交、国辱外交だ」と語った。
 産経新聞 9/13(木) 22:35


 野党、ロ大統領提案に反発=安倍首相対応は「国辱」

 北方領土交渉をめぐりロシアのプーチン大統領が前提条件なしの日ロ平和条約締結を提案したことについて、野党各党は13日、「日ソ共同宣言以降の合意を全てほごにするちゃぶ台返しだ」(国民民主党の玉木雄一郎代表)などと一斉に反発した。
 玉木氏は記者団に対し、提案を受けた際の安倍晋三首相の対応について「反論も何もせずに薄ら笑いを浮かべていた。外交上の大きな失態だ」と批判。早急に予算委員会を開いて日ロ交渉の現状を説明するよう、政府・与党に求めていく考えを示した。 
 時事通信 9/13(木) 18:11


 立民・辻元氏 予算委開催を要求 プーチン大統領発言受け

 立憲民主党の辻元清美国対委員長は14日午前、国会内で自民党の森山裕国対委員長と会談し、ロシアのプーチン大統領が前提条件なしの平和条約締結を求めた発言などを受け、衆院予算委員会の閉会中審査開催を求めた。森山氏は「検討する」と述べるにとどめた。
 辻元氏は会談で、中央省庁で障害者雇用が水増しされていた問題などの徹底審議も要求した。会談後、辻元氏はプーチン大統領の発言に関して記者団に「何の反論もしない日本政府の姿勢は看過できない。安倍首相はなめられているのではないか。自民党総裁選をやっていようともしっかり国会で審議すべきだ」と述べた。
 森山氏は記者団に「プーチン氏の発言がどういう意味を持つか見極めたい。慎重な対応が必要だ」と語った。
 産経新聞 9/14(金) 11:49


 安倍首相説明「かなり無理」=日ロ平和条約で自民石破氏

 自民党の石破茂元幹事長は14日夜、ロシアのプーチン大統領が前提条件なしの日ロ平和条約締結を提案したことをめぐり、安倍晋三首相が「平和条約が必要との意欲が示された」と説明していることについて、「かなり無理がある」と述べた。
 千葉市内で記者団の質問に答えた。
 石破氏は「領土問題と平和条約は一体だ。国益や国家主権を考えれば当たり前だ」と述べ、北方領土問題を棚上げにした条約締結は受け入れられないとの考えを強調。「(プーチン)大統領は計算し尽くして、ああいう発言をした」とも指摘した。 
 時事通信 9/14(金) 21:14

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「領土返還話は棚上げという『封印』にしよう」といった相手ではなく自国の代表を罵る人間たちというのは、なんなのだ? しかもその中に与党の総裁候補までが顔を並べているとは。
(プーチン)大統領は計算し尽くして、ああいう発言をした」って、当たり前ではないか。国家元首が本当に「今思いついたんだけど」で公式の場で発言などするわけがない。
 しかもあの場には「はちみつを渡した」中国の主席もいたのだ。ここで日本に対する歩み寄りを見せることは、中国に対する牽制にもなる。

 ロシア大統領が「計算して話している」ならば、日本の総理も「計算して返す」のは当然で、「憤って反論しろ!」「公式の場で言い返せ」という野党議員たちの外交音痴はもはや絶望的だが、一度は「防衛通」といわれて今総裁選挙に出ている者までが彼らと同レベルで「安倍を貶して得点だ」と安い考えで動いてしまう。そしてこういう欄元たちをマスコミが大げさに持ち上げて政治をかき回してくれるのだから、相手からすると「しめたもの」である。
 たとえ首脳同士の波長が合ったとしても、最終的には自国の利益を考えるのが国の代表というもので、そういう立場では「隣国は弱ければ弱い方が利益になる」。国力衰退もそうだし、政治的な不安定もまた、つけ込む隙が生まれる利益になる。
 ここで「安倍叩き」をしている人間たちは、そのアシストをしているのだ
 まさに彼らは「相手国を後ろから撹乱する第五列」になっている。

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 <自民>野党の閉中審査要求を拒否

 立憲民主党の辻元清美国対委員長は14日、ロシアのプーチン大統領が前提条件なしの平和条約の年内締結を安倍晋三首相に提案したことに関し、衆院予算委員会の閉会中審査を開くよう自民党の森山裕国対委員長に申し入れた。これに対し、森山氏は「外交問題は慎重な対応が必要だ」などとして応じられないとの考えを示した。
 これに先立ち立憲など野党6党派の国対委員長らは、北方領土問題を事実上棚上げして、平和条約を結ぶとのプーチン氏の提案は「看過できない」との認識で一致した。
 野党は、プーチン氏の発言に反論しなかった首相への批判を強めている。国民民主党の玉木雄一郎代表は党会合で「安倍外交の化けの皮がはがれた。官邸主導外交の失敗だ」と指摘した。【立野将弘】
 毎日新聞 9/14(金) 21:47

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 与党が立民の要求を突っぱねたのは正解。

 ここでまた野党が「安倍つるし上げ」のパフォーマンスを演じ、首脳間のやり取りを「暴露せよ」と迫るような姿勢を海外にも発信するようなことをするようでは、我が国は外交などできたものではない。

 本当に日本の足を引っ張ることしかしないな、こいつらは!


 本日の満腹。

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 <スイーツ>天空の城・竹田城イメージの「もふもふソフト」


(写真、毎日新聞より。竹田城跡をイメージしたスイーツ「もふもふソフト」=松田学氏撮影)

 兵庫県朝来市は、雲海に浮かぶ同市の国史跡・竹田城跡をイメージしたスイーツ「もふもふソフト」を開発、15日から期間限定で市内の観光交流施設で販売する。1個600円。
 雲海に見立てた綿あめでバニラソフトクリームをくるみ、石垣はウエハース、山の緑は抹茶フレーバーで表現。秋の空をバックに撮影すると、インスタ映えしそうだ。
「天空の城」として有名になった竹田城跡も、一時のブームは去り入場者は減少傾向。雲海シーズン間近で、市の担当者は「人気回復の一助になればおいしいです」。【松田学】
 毎日新聞 9/11(火) 19:06

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 これ、まわりのふわふわはただのディスプレイ用の飾りではないというのだから……。


 

2018年09月14日(金)

これでは「オタク」を名乗るのもおこがましい

テーマ:政治

 自民党の総裁選のおかげでニュースの配信量が多いなぁ。
 この後連休があるのだから、討論会などは月曜あたりにやってくれればいいのに。その方が目にする人も多くなるだろう。
 新聞屋の都合に合わせているのだろうが、もうそういう観衆からは脱却して、ネット生中継などを主にしていけばいいんじゃないのかなぁ。国政選挙ではないのだし。


 さて、その討論会を前に、

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 沖縄の米軍基地集中「本土の反対恐れ移設」 石破茂氏、自身の公式サイトで説明

【東京】石破茂元防衛相が、自身の公式サイトで、沖縄に米軍基地が集中している理由について、「(本土の)反基地闘争を恐れた日本とアメリカが、沖縄に多くの海兵隊の部隊を移したからだ」と説明している。政府はこれまで、沖縄に基地を置く理由に地理的優位性などを挙げているが、元防衛相が政治的要因を認めた形だ。
 閣僚経験者が本土の反対を懸念して、沖縄に米軍基地が集約されたとの経緯について発言するのは初めてとみられる。
 サイトは石破氏の自民党総裁選出馬に伴い開設したもの。「47都道府県のみなさまへ」と題し、47通りの動画が設けられている。
 石破氏は沖縄向けのメッセージで、沖縄に集中する米軍基地に関し、「1950年代、反米基地闘争が燃えさかることを恐れた日本とアメリカが、当時まだアメリカの施政下にあった沖縄に多くの海兵隊の部隊を移したからだと聞いている」と説明。
 その上で「岐阜や山梨に海兵隊の司令部があり、本土のあちらこちらに散らばっていた。それを沖縄に集約するような形で、こんにちの姿ができあがった。このことを決して忘れてはならない」と指摘し、本土側の理解の必要性をにじませた。
「なぜ、ここにこの基地が必要なのか、日本で代替できるもの、存在意義が乏しいもの、そういうものに対しては異議を述べる権利を日本は手にするべきだ」とも語った。
 米軍普天間飛行場の辺野古移設にも触れ、「粛々と進めるのではなくて、沖縄のご理解を得るために、誠心誠意の努力をしたい」と、安倍政権の強硬的な姿勢を暗に批判した。
 沖縄タイムス 9/13(木) 8:35

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 石破候補がこんな意見を公表したという。
 驚いた。今までこんな見識の人間が「防衛通」だと思われていたのだから

 確かに、本土の中には「米軍基地を移設してほしい」と考えたところもあったのかもしれない。が、沖縄に海兵隊基地が集約されたのは、一つには自分も言っているようにそこがまだ本土復帰前の米軍施設下にあって「まとめやすかった」ということに加えて、緊張が高まっていた中台間の紛争に備えるという側面が大きかったことぐらい、少し「防衛の歴史」をかじっただけでわかることである。
 当時主敵とされたソ連(現・ロシア)に対しては北海道に自衛隊の主力部隊を集め、沖縄は台湾防衛のための縦深として機能させる。さらに勃発した朝鮮戦争(中国がこれに参加した事実を忘れてはいけない)も絡めた「後輩からの攻撃手段を整える」ことで抑止力としても機能させる。だから海兵隊基地は沖縄に集中しているが、空軍基地は本土にもあるし、海軍の基地は横須賀にあり、総司令部は横田にある。
 日米安保の中で日本の防衛ドクトリンとしてそういう方針が立てられ、その中で米軍基地の整備がされていったことは、軍事通ならば誰でも理解していることだろう。

 そしてその「台湾防衛の重さ」は、

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 アフリカ最後の砦エスワティニも台湾と断交?中国国台弁がコメント

 2018年9月12日、中国メディアの海外網によると、アフリカのエスワティニ(旧スワジランド)が台湾と断交し、中国との国交樹立を目指しているとの見方があることについて、中国で台湾政策を>担当する国務院台湾事務弁公室(国台弁)の安峰山(アン・フォンシャン)報道官が同日の定例会見でコメント した。
 安報道官は、北京で先ごろ行われた中国アフリカ協力フォーラムに唯一代表者が出席しなかったエスワティニが台湾との外交関係を断絶し、中国との国 交樹立を目指しているとする見方があり、台湾の一部メディアもそうした事態が起こる確率が大きいと報じていることについてコメントを求められ、「『一つの中国』原則は国際社会の普遍的な共通認識だ。民心の赴くところであり、大勢の向かうところでもある」と述べた。(翻訳・編集/柳川)
 レコードチャイナ 09月12日 20:10

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 中共が台湾を「追い込んでいる」現状では増すばかり。

 ここに加えて、大規模な軍拡を行っている中共が尖閣諸島の周りに軍艦まで徘徊させ、「沖縄の帰属にも問題がある」と言い出しているのだから、一国で防衛力が完成していないわが国としては、世界一の軍事大国である米軍の基地を「国益のために利用」するのは政治上重要な方針にするのは言うまでもない。
 ここに「ブルドーザーと銃剣」とか「歴史がどうの」という感情論が入ってくる余地はない。
 だが「軍事通」を自称していた石破氏はここで、「オール沖縄」と同じ「押し付け論」で沖縄の基地を語ってくれたのだ。そして沖縄タイムスに「元大臣も認めた」と利用されている。
 これは(2015/11/10の記事、「ほら、みたことか」(笑))で取り上げた「南沙諸島の埋め立ては日本とは関係ない」といった野田議員(現・総務大臣)並の「軍事・政治音痴」である。

 これでは、

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 普天間問題「鳩山氏の提案は唐突だった」 立憲・枝野氏

■立憲民主党の枝野幸男代表(発言録)
(沖縄で)辺野古基地を建設しない、(米軍)普天間基地の返還を実現する。そして、日米関係や米国の安全保障戦略に悪影響を与えない。困難な三つの条件を同時に成り立たせる解決策の模索を時間をかけて米国の皆さんと取り組んでいきたい。
 2009年、当時の鳩山(由紀夫)首相が、同じような結論を目指してアプローチをしたことがあった。その時は、提案が唐突で一方的で、非常に短い時間で期限を切って解決させようとしたことに問題があった。
(米)海兵隊が東アジアにおいて、どういう役割を果たしているのかという具体的な分析から時間をかけてコミュニケーションをとり、双方が納得できる解決策を見いだしていく。野党時代から、米国としっかりとコミュニケーションを取っていくことによって、相互の信頼関係と理解のもとで、日本の国内における政治プロセスを歩んでいきたい。(12日、米マンスフィールド財団でのスピーチで)
 朝日新聞デジタル 9/13(木) 11:30

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 鳩山元総理の「最低でも圏外」は唐突だったといっている枝野氏の方が、まだ「まとも」なことを言っていることになる。

なぜ、ここにこの基地が必要なのか」ということを話すのが、総理大臣を目指そうとする政治家のすることではないか!
 結局石破氏は「ただ戦闘機のプラモデルで遊んでいる人間が『適当』なことを言っていた」だけ。それが「防衛通」と目され、防衛大臣にまでなってしまったのだから、今までどれだけ我が国の安全保障はおろそかにされてきたのだろう。


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 沖縄知事選が告示=辺野古争点、新人4氏届け出

 沖縄県の翁長雄志知事の急逝に伴う知事選が13日告示され、いずれも新人の佐喜真淳前宜野湾市長(54)、玉城デニー前衆院議員(58)ら4人が立候補を届け出た。
 米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設の是非が最大の争点で、移設を進める政府・与党が支援する佐喜真氏と、移設阻止勢力が推す玉城氏による事実上の一騎打ちとなる。30日に投開票される。
 他に立候補したのは、元那覇市議で琉球料理研究家の渡口初美氏(83)と元会社員の兼島俊氏(40)で、ともに新人。4氏は無所属。
 佐喜真氏は自民党、公明党、日本維新の会、希望の党の推薦を得ている。玉城氏は共産、社民両党や労働組合など「オール沖縄」勢力の支援を受ける。
 佐喜真氏は那覇市で第一声を行い、辺野古移設問題を念頭に「対立や分断の4年間を繰り返すのか」と強調。経済振興による県民所得向上や普天間の早期返還 を訴えた。玉城氏は離島の伊江村でマイクを握り「翁長知事の遺志をしっかりと受け継ぎ、辺野古に新しい基地を造らせない」と演説。国の補助金頼みの行政からの脱却も主張した。
 玉城氏は、立候補に伴い衆院議員を自動失職した。
 選挙戦は、辺野古移設をめぐり県が8月31日に埋め立て承認を撤回するなど、国と県が対立する中で行われる。政府・与党は知事選で勝利し、移設を推進させたい考え。一方、オール沖縄側は移設阻止の民意を前回知事選に続き示すことを狙う。
 県選管によると、12日現在の有権者数は、前回比約5万人増の115万8569人。
 時事通信 9/13(木) 9:05

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 沖縄県の知事選挙が告示された。

 新聞はこぞって、

「沖縄知事選、13日に告示 辺野古への移設計画が争点に」(朝日新聞デジタル 9/12(水) 17:43配信)
「<沖縄知事選告示>辺野古移設、再び岐路」(毎日新聞 9/13(木) 12:46配信)
「沖縄知事選告示 辺野古争点に与野党『一騎打ち』」(産経新聞 9/14(金) 7:55配信)
「沖縄知事選、4人出馬 辺野古移設が争点 30日投開票」(朝日新聞デジタル 9/13(木) 20:26配信)
「沖縄知事選、4新人届け出…『辺野古』など争点」(読売新聞 9/13(木) 11:55配信)


 と「辺野古辺野古」と大騒ぎ。

 地方自治の仕事として何が大切かを訴える候補に向かっては、

「<沖縄県知事選>安倍政権 生活支援で「辺野古隠し」徹底」(毎日新聞 9/12(水) 7:30配信)

 お得意のレッテル貼りでの罵倒。

 なにが「争点隠し」であろうか、玉城候補は「辺野古移設反対(新基地という嘘を言っているが)」を主な政策として掲げ、佐喜真候補の政策主体は「県民生活」というだけのことではないか。
 自分が「あいつは基地推進派だ!」とレッテル貼って攻撃できないからと「争点隠し」というなど、本当にくだらない下衆戦術である。

 朝日新聞ですら、

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 (社説)沖縄知事選 「辺野古」を論じよ

 翁長雄志(おながたけし)氏の死去に伴う沖縄県知事選が告示された。
 安倍政権が全面的にバックアップする前宜野湾市長の佐喜真淳(さきまあつし)氏と、翁長県政を支えてきた「オール沖縄」勢力が推す前衆院議員の玉城(たまき)デニー氏との、事実上の一騎打>ちだ。
 選挙は、ただひとつの争点をめぐって行われる住民投票などとは違って、さまざまな要因が絡みあう。
 この知事選でも、本土に比べて依然として立ち遅れている県内経済をどうやって発展させていくかや、福祉・教育の充実、離島の振興など、論ずべき課題はたくさんある。
 ただ間違いなく言えるのは、政府が進める米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設の行方に、選挙結果が大きな影響を及ぼすということだ。だからこそ政権幹部らが次々に沖縄入りして票固めに奔走している。
 玉城氏は辺野古に新基地を造ることに反対を明言した。一方の佐喜真氏は賛否を明らかにせず、県による埋め立て承認の撤回についても「流れを注視する」と述べるにとどまる。告示前に開かれた2人の討論会も、結局かみ合わなかった。
 思い起こすのは2月にあった名護市長選だ。政権の支援を受けた新顔候補は、辺野古問題に明確な姿勢を示さないまま当選を果たした。「辺野古隠し」との批判も多く聞かれた。
 選挙戦術としてはありうるのかもしれない。保守・革新のイデオロギーを超えた集まりであるオール沖縄側にも、共闘を維持するために、踏み込むのを避けているテーマが現にある。
 しかし、「辺野古」が問いかけているのは、基地建設の是非にとどまらない。
 憲法が定める地方自治とは何か。中央政府と自治体はいかなる関係にあるのか。過酷な歴史を歩み、いまなお重い基地負担にあえぐ沖縄の荷を軽くするために、本土は何ができるのか、何をなすべきなのか――。
 知事は基地建設にかかわる多くの権限を持ち、この先、県が進む方向を決めるかじ取り役である。全国の関心が集まり、今後のこの国の姿をも占う「辺野古」に、どう向きあっていくのか。考えを明確にして、論戦を深めてもらいたい。
 改めて思うのは、くり返し示された民意を無視して基地建設を強行する一方、自らの意に沿う動きをする勢力には、経済振興の予算をしっかり手当てするなどして、沖縄に深い分断を持ち込んだ政府の罪深さだ。
 そうした政権の振る舞いもまた、審判の対象となるだろう。
 朝日新聞デジタル 2018年9月14日05時00分

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 この無理やりな社説の中で、「選挙は、ただひとつの争点をめぐって行われる住民投票などとは違って、さまざまな要因が絡みあう。この知事選でも、本土に比べて依然として立ち遅れている県内経済をどうやって発展させていくかや、福祉・教育の充実、離島の振興など、論ずべき課題はたくさんある」と認めてしまっているではないか。

 朝日はこの社説の中で「知事は基地建設にかかわる多くの権限を持ち」などと書くが、そんなものは知事は持っていない。ただ埋め立てや建設の認可で「書類に不備があったら突き返すことができる」という事務権限の委託がされているだけで。安全保障や外交に関する権限を持っているわけではない。
「繰り返された民意」ともいうが、そもそも民主党が「最低でも圏外」といってそそのかす前には、地元の意思は「移設容認」で固まっていたではないか。
 どうしてそういう歴史の流れ無視して煽るのだろうか、「マスゴミ」と呼ばれるものたちは。

 いみじくも毎日新聞が、「<沖縄知事選>基地問題に苦しむ県民 移設問題争点化6回目」(毎日新聞 9/13(木) 19:57配信)という見出しの記事を書いて、この話は「基地」が問題なのではなく「基地を問題だとする争いが問題だ」と明らかにしてくれてしまっている(苦笑)。
 石破氏のように「感情煽り」をする勢力が、行政を歪めて地方を停滞させているという実態こそが、いま国民が共有していかなくてはならない意識というものだ。


 おまけ。

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 サンダース氏と「草の根民主主義」会談 立憲・枝野氏

 訪米中の枝野幸男・立憲民主党代表は13日、2016年の米大統領予備選で旋風を起こしたバーニー・サンダース上院議員と会談した。両氏は民主主義が世界的に危機的な状況にあるとして「草の根民主主義」を掲げる重要性を確認。若者への支持拡大策などについて意見を交わした。
 枝野氏によると、サンダース氏は「国民の草の根の声に寄り添い、それと結びついた政治的な主張を出していくことが重要だ」と強調。枝野氏も「全く同感だ」と応じた。
 またサンダース氏は「若者の学費負担をしっかり受け止めてアピールしたことが、前回の大統領予備選挙での若者支持につながった」と助言。枝野氏は会談後、「日本でも、学生が学費の負担で大変困難な状況にあることは共通している。その点のアピールをさらに強めていかなければいけない」と語った。
 朝日新聞デジタル 9/14(金) 10:34

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 せっかくは遠山元総理の「間違い」を指摘するほど現実を見る目を取り戻したというのに……なぜ枝野氏はトランプ大統領どころかクリントン候補にすら党内で勝てなかった人間のところに足を運んでいるのだろう。
 しかも「その負けの要因を探る」というのではなく「負けの主張を取り込む」かのようなことまで言ってしまう。

 オウムの死刑囚の刑が執行された時に「なぜオウムが先鋭化していったのか知りたかったのに!」と騒ぐ人間が多くいたが、それが知りたいのならば、今の立憲民主党を見ていけばいいのではないかな?


 本日の「一方ソ連は……」。

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 「暗闇を照らしながら書ける」ボールペン登場 ペン先にLEDライト搭載


(写真、ITmedia ビジネスオンラインより。油性ボールペン「ライトライト」(=ニュースリリースより))

 文具メーカーのゼブラは10月2日に、ペン先にLEDライトを搭載し、暗い場所を照らしながら筆記できる油性ボールペン「ライトライト」を発売する。ボールペンをノックすると、ペン先が出てくるのと同時にライトが光り、手元を明るく照らすことが可能という。
 価格は税込540円。コンサートなどで使われるペンライトとは異なり、「書くこと」に特化した点が特徴。夜間など暗い環境下で作業するケースが多い、建築事業者、介護事業者、運送事業者などをターゲットに想定。図面・記録・伝票などを書き込む際の利用を見込む。
 ゼブラは「暗い現場でヘッドライトをつけて図面を書くことが多い建築業の作業員や、、暗い部屋で血圧や検温の結果を記録することが多い介護士の、『書きにくい』という不満を解消したい」としている。
 防災グッズやアウトドアグッズとして活用し、停電時にメモを残したり、夜間に記録を取ったりすることも可能という。
 商品名は「Write(書く)」と「Light(光)」にちなんだ。インク色は黒のみで、本体カラーはピンク、ダークブルー、ガンメタリック、ホワイトの4色。LEDライトは電池交換式。
 ITmedia ビジネスオンライン 9/10(月) 11:42

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 ああ、時々欲しくなる場面があるんだよなぁ、こういうの。文字通り「数年に一度」ぐらいなんだが。

 インクが乾いたり電池が切れたりしないのならば、紙と一緒に非常袋に入れておくのもいいかもしれないぞ。
 被災した時には意外と「書くものがない!」となるのだ。

 

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