Photograph to Life ~生活に写真を~

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●日常の一部を写真で表現、出来たらいいなと言う意味で...
●デジタルなデバイスの(独断と偏見による)話題と感想もあります
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このところ「3Dプリンターでなにか作る」というのをやっている訳ですが、実家の物置の引き戸が開けたてが悪くなっているので調べてみたら「戸車の車輪が割れている」のが原因と判明しました。フランジの一部が欠けているのですが、その部分でレールから脱線するのでスムーズに開け閉めができないというわけです。

 

image・割れた戸車

 

すべての引き戸で同じ部品を使っているので、あまり開けない引き戸と部品を入れ替えておいたのですがやはり何かと不便です。一応、物置のメーカーではパーツショップをオンラインで運営していて、在庫があれば購入可能。

 

参考リンク:

 

ですが、実家の物置で使われているパーツは「廃番」となっていましたorz

 

ちなみに下記のパーツです。

 

image

 

参考リンク:

 

という訳で、先に「車輪は樹脂だから3Dプリンターで作れるな」と作成してみたのですが、取付金具から外すのが非常に大変です。

 

image

 

車軸がステンレスのリベットっぽいんですね。アルミならば大きめのニッパーで切ってしまう事ができると思うのですが、ステンレスでは無理。グラインダーで頭のところを削ればと思いましたが、さほど大きくない直径のくぼみになっているのでそれも難しい。

なので、引き戸の重さしか支えないのだから金具部分も樹脂で作ってもいけるのでは無いかと考えてそっくりそのまま作ってみることにしました。

 

サイズは、車輪の直径以外は公開されているので、それを元に設計します。問題は、取付時のネジ穴位置等ですが現物合わせで採寸しながら作りました。車輪位置は高さ方向はともかく、水平後方は多少のズレは許容可能。ただし、取り付けネジ穴だけは比較的厳密性が要求されます。

ネジのスレッドは、当初はナットをインサートしようと思っていたのですが「直接タップ立ててもいけるのでは?」ということで、樹脂の本体にねじ切りしています。

 

image

 

上記画像の通り、車輪の幅に対して金具の総幅が大きいので厚みをもたせることで強度出すことにしました。全体的に3mm厚で設計しています。

 

image

 

外寸に関してはほぼ同じにプリントされています。横から見たときの金具の形状ともほぼ一致させることが出来ています。

 

image

 

プリント時のサポート材の接合部分が残っていますが、これは必要以上に研磨するつもりは有りません。車輪の回転に影響は無さそうなのでそのままです。


image

 

組み立てたのものを比較で並べたのが上記の画像。見た感じは樹脂か金属かの違いくらいに見えるように出来ています。ちなみに、車軸はブラインドリベットの軸を使っています。

 

 

ブラインドリベットの軸は、リベッターで打ったときにカットされるので保管しておくとこのような用途で使えます。アルミリベットでも、大抵は軸は「スチール」なので強度も結構あります。最も、個人宅でハンドリベッターを持っているというのは稀だとは思いますが...。

 

 

 

 

ただまぁ、持っていると便利ではあるんですよね、リベッター。

 

image

 

上からの比較でもほぼ同寸にできている感じ。ネジ穴部分は強度保持目的でリブ加工したところにあるのでスレッドの深さもあります。なので、よほど強く締め込まない限りはフレームが割れたりすることは無いでしょう。

 

あとは実際に取り付けてみるまでなんとも言えないところですが、車輪を手で回してみた感じは良好。ネジ穴位置などにズレがなく、ぴったりに取り付けられると良いのですが、直近でも5月5日までは実家に行けないのでうまく取り付けられるか試すのは先になりそうです。

Amazonでの買い物が多い私ですが、このところ立て続けに誤配達が発生しています。過去にヤマトの「EAZY」で1件有ったのですが、それ以降はほぼ無かったので安心しきっていたところに複数回の誤配です。

 

まず、先にお断りしておきますが我が家については多少の誤配達は容認しないといけない環境にあります。理由は、これは行政の問題なのでどうしようもないのですが「おなじ丁目番地が複数ある」のです。しかも全て戸建てです。ただ、ヤマトや佐川、郵便局については誤配率はかなり低いと思います。ヤマトはEAZYが1件だけですし、郵便局も隣家の郵便が入っていたことが20数年で2回くらいです。まぁ、我が家も隣家も表札出してますので「表札見ないで投函するな」とは思います。

 

問題なのは「Amazonが配達」となっている場合です。Amazon自社便が始まってすぐは「SBS」さんが配送でした。

 

参考リンク:

 

当初は不在時の再配達要請が面倒だったりしましたが、しばらくすると配達員さんと顔なじみになったこともあって「家の特徴を覚えてもらえた」り「置き配対応で最も融通がきく」ようになったりでむしろ「Amazon配送のほうが受取りがラクだよなぁ」とか感じていました。むしろ、ヤマトのほうが「再配達で置き配が希望できない」ので面倒と感じたくらいです。

 

ところで、誤配達された場合は「誤配達された先が判明していても自分で取りに行かない」のが賢明です。

 

参考リンク:

 

リンクにある漫画で「泥棒にみえるかしら」とありますが、そもそもが他所様の敷地に入って玄関前から持ってくるというのは「不法侵入」と取られてもしかた有りません。最近はソーラー充電でWi-Fi接続可能な防犯カメラが安価に購入できるので、特に戸建てですと導入されていることも有ったりします。

 

 

 

全く見知らぬ人が入ってきて、荷物抱えて出ていったのが写っていれば「警察に通報」されても仕方有りません。Threadsで下記のような投稿も有りましたが、このケースは投稿者さんが警察に通報しても良かったのはという感じです。

 

 

Amazon配送の場合は「配達完了で置いた場所の写真」が見られるようになっていますから確認したらAmazonのサポートに対応してもらうのが賢明です。ヤマトや佐川、従来からのAmazon配送の場合は少なくとも翌日には対応してもらえるはずです。

ただまぁ、警察に通報しちゃう方もいるみたいですね。要は「落とし物がある」ということなんでしょう。

 

参考リンク:

 

拾得物扱いになるので面倒ですよね、警察絡むと。とは言え、「Amazon 誤配達」で検索すると「警察に届けた」というのは意外とあるみたいです。

 

さて、ここのところ立て続けに私だけで2件、息子の分も入れると3件の誤配達が有ったのですが、前の1件と息子の1件はサポートに連絡して「配達業者が回収し再配達」してもらいました。問題は、直近の1件です。どうやら、「Amazon フレックス」の配達員の配達のようです。

 

参考リンク:

 

理由は、AmazonCSからの回答に「本来であれば、こちらより配送業者に連絡のうえで、担当ドライバーよりお荷物の回収を行っていただきますが、今回の配送員は、配達のみ対応の時間契約の個人事業主ドライバーでございますので、仕組みのうえ回収ができかねております。」と有ったためです。

コレですね、単純に配達間違いだけで済まないと思うんです。というのは、私自身が物流に関係する職業だから問題だと感じるのかもしれないですが、ある意味で「個人情報の流出」なのです。私のケースでは「購入品がボクサーパンツ」だったのと、誤配達先が隣家だった(隣家の方が届けてくれた)ので大きな問題になりませんが、ことと次第によっては「隣家トラブル」になりかねません。

 

 

例えば、郵便物の誤配達でよくあることなんですが「宛名確認しないで開けてしまった」というのは意外と多い。箱物ならともかくとして「封筒で郵便受けに配達」の場合だとよく見ずに開けちゃう人はいるんですよね。

 

とまぁ、そういうわけでAmazonが配達となっている場合は誤配達リスクが再び大きくなったと言わざるを得ません。つまり、購入品がAmazonフレックスの配達員により誤配達された場合は「商品の代金を全額返金」以外の対応が無いと考えたほうが良さそうです。

このことから、特に「代替え品が無いもの」については「コンビニ受け取り」など購入者サイドで予防するしか無いと思います。

この1ヶ月ほど自転車に乗れていない私です(´・ω・`)

一番の理由は「自宅前の位置指定道路の舗装工事をしている」からなのですが、この工事は私が望んだわけでなくて隣地を購入した不動産業者が分譲目的でやっているものです。私も1/4の所有権を持っている道路なのですが、業者都合での舗装工事なので費用負担はありません。まぁ、工事の業者さんとはともかくとして「不動産業者とはいくらかの揉め事は有った」ことは否定しません。そのことはいずれ書くかもしれないし書かないかもしれません(我が家以外とも揉め事起こすは思っていませんでしたけどね)

 

正直なことを言うと、アスファルト舗装とかしなくても良いんですよね。アスファルトやコンクリート舗装されていると水道工事とかで掘り返すときに面倒ですし。ただまぁ、不動産業者が分譲する場合は「舗装された共用道路」はセールスポイントになるんでしょう。

という訳で、乗れていない理由はともかくとして非常にストレスフルな生活をしている状況です。

 

乗れないということはダラダラしがちでもあるので色々と考えるのですが、以前に書いたようにスマートタグを自転車に取り付けるケースなど作ったりしているわけです。

 

参考リンク:

 

参考リンク:

 

TPUフィラメントを使うと適度に柔らかいケースが作れるので結構便利です。ただ、取り付け場所は限定されるのと、意外と脱着が面倒です。脱着が面倒ということは「外しにくい=防犯効果が高い」と納得することにしています。とは言え、もっと目立たない場所に「見えないように取り付ける」方法があればと思うのも事実です。

 

という訳で、注目しているのは「2ピースクランクのクランクシャフト内に入らないか?」ということ。シマノのホローテックに代表される2ピースクランクのシャフトは中空のパイプです。左クランク側のは下記のキャップが付くわけですが、一応は専用の工具がないと外せません。

 

 

下記の工具が必要な訳ですが、コレを逆手に取れば「外すのに手間がかかる≠盗難リスクを下げられる」のではと思うわけです。

 

 

この様に考える理由は「手間がかかる場合は盗むのを諦める」ことが多いらしいからです。どこかにスマートタグが仕込まれていて、それを探す手間や外す手間が鍵を破壊する手間に加われば盗難リスクも下げられるのではと思う次第。まぁ、運でしか無いんですけどね。

 

という訳で、おおよそのサイズ測定をしてみたのですがクランクシャフトの内径は18mm程度のようです。ですので、基盤の狭い部分が17.5mm程度であれば入る計算になります。手持ちのスマートタグで使えそうに見えたのは「AIYOTO」の「L1」という製品。下記は「B1」となっていますが、同形状でL1となっているものもあるようです。

 

 

このL1は電池交換は殻割りする方式です。ですので、基盤にアクセスしやすいのが特徴。という訳で、開けてみたのが下記画像。

 

image

 

使用する電池がCR2032なので、電池直径と同じだけの幅があるということはそのままでは入りません。実際に固定ボルトを並べてみると入らないのがわかります。

 

image

 

ただですね、これを見て思ったのは基盤を再設計して幅を狭くし長さを伸ばせば作れるのではないかということです。電池に関してはCR1632を使うようにすれば交換頻度は多くなるもののクランクシャフト内に入るのではと思うのです。

 

 

クランクシャフト内でなければバーエンドプラグ型というのもアリだと思いますし、むしろバーエンドプラグ型のほうが車種を選ばずに付けられて良いかもしれません。正直、L1の基盤がそのままで入るようであれば3Dプリンターでケースを作って取り付けて見ようかと思ったくらいです。

基盤を削るわけにも行きませんし、現状ではクランクシャフト内に入れるのは無理そう。ですが、使えそうな製品が手に入ったら試すかもしれません。

 

 

 

 

ここ2週間ほど自転車に乗れていないのですが、この数日は腰痛再発でますます乗れなくなってますorz

という訳で、3Dプリンターで色々と試行錯誤しています。

 

参考リンク:

 

スマートタグ用を自転車に取り付けるためのケースは、当初はPLAフィラメントで作っていたのですが柔軟性の無さが課題でした。ボトルケージに取り付けるなどであれば良いのですが、サドル下に付けたい場合でなおかつサドルバッグやテールライトと共存させようとするとなかなかむつかしいモノがあります。

 

そこで思いついたのがTPUフィラメントです。

 

 

フィラメント自体はすぐに見つけたのですが、使っている3Dプリンターが対応するかは調べてみないとわかりません。幸いにも、我が家の3DプリンターはTPUフィラメント対応でした。

 

 

サドル下にAirTagやDIGLを取り付けるケースは実はすでに販売されています。下記のものなどがソレですね。

 

 

 

 

これらはすべて「サドル後方に突き出すように取り付ける」物になります。この取り付け方法ですと、例えばTOPEAKのQUICKCLICKや小型のオルトリーブを使っている場合に共存できません。

そこで、サドルの真下に来るように取付可能なケースが欲しいわけですがそんなモノは売られていません。あえて言えば、ペットの首輪用のケースが流用可能という程度です。下記の物などですね。

 

 

ただ、このタイプのケースもAirTag用は豊富にありますがFindMy対応のサードパーティ品にはほぼありません。という訳で「無いものは作ってしまおう」ということで拙いながらに3Dプリンターで作ろうと考えたわけです。

 

記事にしたのは下記のスマートタグを入れるためのケースですが、他にもDIGL用とAirTag用を作っています。

 

 

下記画像がそれで、左がDIGL用で右がAirTag用。真ん中はAIYOTO-B1です。

 

image

 

実際に入れてみると下記画像のようになります。

 

image

 

自転車への取り付けは結束バンドで、サドルレールに取り付けるのを前提に設計しています。

AirTagについてはわかりやすいように電池フタを上にしていますが、逆にしても入れられるようになっています。B1も同様ですね。DIGLに関しては電池フタを下側にしないとピッタリは収まりません。そのような設計にしたからですが、電池交換のことを考えると裏表関係なく入るほうが良かったかもしれません。

 

設計に使うソフトは「AUTODESK Fusion」であれば、商用使用しなければ無償で使えます。自分で使うものや仲間内で使うものであれば無償版で十分です。

 

2020年のクラファンで支援購入したLUMISバッグの販売元である「READY GO」の製品が正式に日本でも販売されることになりました。
過去に何度か「日本での販売は無いのでは」的な事書きましたけど、いい意味で予想が外れました。まぁ、日本では売らないのではというのにはちょっと弱いながらも根拠みたいなのは有ったんですよね。とにかく予想が外れたことは嬉しいことです。
 

 

ちなみに、以下のXアカウントからの情報になります。

 

 

サイクルスポーツ誌のリンクは以下になります。

 

参考リンク:

 

以下はアキボウ様のECサイトへのリンクです。

 

参考リンク:

 

これまでは台湾のECサイトから個人輸入するしか購入方法がありませんでしたが、晴れて日本でも普通に購入できるようになるということです。

 

私自身は2020年11月からLUMISのサドルバッグを使っている訳ですが、特に困った自体になったことはありません。というか、大きめのサドルバッグを一つよりも「小型のフレームバッグとサドルバッグの2つ使い」のほうがロングライドではバランスが良い気がします。複数日に渡ってのライドであれば別ですが、日帰りライドであれば十分に実用です。実際、LUMISバッグを使い始めてからは他のサドルバッグを使っていません。

 

また、私の場合はTOPEAKのF25フィクサー対応サドルバッグを併用できるようにアダプターなど作ったりしているのでTOPEAKのサドルバッグもマウンターを交換せずに使えるようにしています。

 

参考リンク:

 

実際に使う機会はあまりないのですが、マウントを交換するのが面倒なので3Dプリントで作成しました。まだプリントしていない改良版もあるので、そちらをプリントしたら使用頻度は多くなるかもしれません。

 

READYGO製品で最も気になっている製品は以下のもの。

 

参考リンク:

 

LUMISライトにマウントできるリアフェンダーで、LUMISバッグと同じく「リアライトのディフューザー」」としても機能します。デイライトとしては使えないですがナイトライドでの視認性向上に寄与してくれそうです。

このリアフェンダーとサドルバッグを共存させたい場合は下記リンクのバッグが使えます。

 

参考リンク:

 

すでにLUMISバッグを使っている場合はシートポストマウントとセットのものが選べるので、そちらを購入すると良いでしょう。

 

参考リンク:

 

フェンダーもリアライトなしが選べます。

 

参考リンク:

 

現状ではREADYGO製品は取扱店舗が無いようですが、SHIFTAで購入可能ですしいずれは店舗購入もできるようになるのではと思われます。

まだ情報が出てきた程度ではありますが「サイコンマウントと一体化できる自転車ベル」も企画しているようなので今後の製品バリエーション拡充にも注目しておきたいところです。

紛失防止タグをTile MateからFindMy対応品に移行させているのですが、自転車に目立たないように取り付けるにはどうしたら良いかで色々と試行錯誤中です。
 
参考リンク:

 

FindMy対応品に移行するきっかけはDIGLだったのですが、動作にちょっとクセが有って「動きがないと位置情報の更新がされなくなる」ので他の製品におきかえて行こうと考えています。DIGLよりも遥かに安価な製品でもきちんと位置情報更新がされるものがあるので、そちらを選んでいる感じです。

 

ただ、ケース類はほぼ皆無なので自作しないといけなかったりするので、3Dプリンターで試行錯誤中というわけです。

 
今までは主に「PLA」という比較的硬質なフィラメントで作っていたのですが、スマホケースなどでおなじみ「TPU(熱可塑性ポリウレタン)」のフィラメントがあるということを知ってものは試しと導入してみました。

 

購入したのはエメラルドグリーンとあるもので、クリア系のフィラメントです。ある程度想像はしていたのですが、やはりPLAと比べるとしなやかです。

下記画像の様に変形させても壊れません。

 

 

変形させているのは試作で作ったものですが、サイズが微妙に大きかったので再度設計し直しました。そして完成したのが下記画像のモノ。

 

・スマートタグケース
 
右横に写っているスマートタグ用に設計しています。両サイドに結束バンドを通して固定する台座をつけてあります。基本的にはサドルレールに取り付けることを想定しています。

 

 

ピッタリ収まって容易に外れてしまうことは有りません。外す時はケースをひねってやれば外れます。

 

 

ロゴが見えるように穴も開けてあります。これはまあ、無くても良いわけですが...。

 

実際に自転車に取り付けてあるところは写真を撮っていませんが、結構いい感じに取り付けできています。結束バンド固定なので電池交換の都度結束バンドが必要ですが、そこそこ電池は持つのでさほど苦にならないのではと思います。

 

互換品にはAirTagよりも薄型のモノがあるので、サドル下に取り付けるということがやりやすいのですが、いかんせんそのためのケースがない。本音を言えば、下記パーツと一体化したスマートタグが有れば良いのですけど需要という意味では微妙ですから出してくれるところは無さそうです。

 

 

 

先日、TPUチューブのパンク修理をしてみた訳ですが付属の接着剤に「Rubber Cement」とあったのでゴム糊は使えるのか気になって試してみました。

 

参考リンク:

 

実は、先に修理したチューブの1本はパッチの密着が甘かったらしくて翌日夜に確認したところ空気抜けしていました。ただ、抜けていく速度はかなり遅いらしいのと、エア抜けの音もなかったので半日程度であれば走行可能だったかもしれません。

ですが、万全を期したほうが良いだろうということで再修理することとして、実験も兼ねてダイソーのゴム糊で修理可能かも確認しました。

 

ダイソーのゴム糊はブチルチューブのパンク修理で使う場合は非常に優秀です。何度も修理していますが、予備チューブとして携帯するのに使っても問題ないくらいに修理可能です。パンク頻度が低い人でブチルチューブを使う人ならゴム糊はダイソーの物で十分です。仮にダイソーのゴム糊でもTPUチューブが修理可能なのであれば「パッチはクズチューブから作成」が可能なので非常に安価にTPUチューブを修理できることになりますから期待してしまいます。

 

という訳で、実際に試してみた結果ですが「専用接着剤で無いと修理不可能」ということがわかりました。まぁ、当然と言えば当然ですね。ポリウレタンも一種のゴムではあるのですが、対応する溶剤が含まれていないと接着は駄目ということです。

例えば、ポリプロピレンというプラスチックの一種も専用の接着剤で無いと接着できませんがそれと同じです。

 

 

上記の接着剤がTPUチューブで使えるかは試してないのでわかりませんが、基本的にはおすすめしません。理由は、貼り付けること自体は出来ると思いますけど、パッチもTPUなので空気をいれると伸びるのですが上記接着剤で貼った場合に同じ効果を得られるかがわからないためです。

ですので、素直に専用のパンク修理キットを使うほうが良いでしょう。

 

 

現在はAmazonでも比較的安価なTPUチューブが修理キット付で買えますし、どうやら専用接着剤付きのシール式パッチが付属するようです。

私自身はブチルを使っていたときもシール式は使ったことが有りません。一応、CYCLISTSのツールセットに入っていたものを試したことはありますが、どうにも密着が良くなくて結局はゴム糊を使うほうが確実となったからです。TPUのシール式パッチは「家庭用プールの修理用」なども販売されていますが、おそらくは自転車用チューブの空気圧には耐えないのではないかと思われます。

 

 

 

頻繁にパンクさせるというのでもない限りは修理キットは1セット持っておくとかなりもちます。というか、保管方法によってはパッチの寿命のほうが先に来てしまうかもしれません。

 

 

私は現在、ロードバイクで中華なピンクのTPUチューブ「RideNow」を使っているのですが、2回目のパンクをやってしましました。後続車を気にしていて「路面の穴」に前後輪ともにヒットさせてしまったのが原因のリム打ちパンクです。

 

前回はバルブ付近でのパンクだったので修理不能でしたが、今回は修理できそうな場所だったので「ものは試しでやってみるか」というノリでやってみました。

RideNowを最初に買ったときに修理キット付を買ったのでパッチや接着剤などは揃っています。ちょっと気になるのは接着剤が「Rubber Cement」となっていることです。コレ、普通のゴム糊でも良いんでしょうか? ちなみに、付属の接着剤は透明です。

 

という訳で、説明書にある手順で修理。

 

まず、付属のアルコールワイプで穴の空いている部分をよく拭いて、接着剤を塗って1分放置。パッチを貼ったら圧をかけながら1分間。最後に30分置いて完成。

 

ちなみに、リム打ちで空いた穴は下記のような感じ。

 

image・後輪

 

image・前輪

 

普通にスネークバイトですね。パンク箇所はブチルより見つけやすい気がします。これは、ブチルの場合は「空気が抜けると縮む」のに対して「TPUは伸びたら縮まない」のが理由かと思います。

あと、コレは前にも書いたかもしれないですが「パンク時も一気に空気抜けしない」のでバーストレベルでない限りは安全に停車出来ると思います。ただ、空気抜けは遅いですけど「空気漏れの音は大きい」です。めちゃくちゃ「シューシュー」言います。その分パンクに気が付きやすいとも言えるわけですが。

 

手順のとおりにパッチを貼ったのが下記画像。

 

image・修理完了

 

折り目を間に挟んでいるのでちょっと心配でしたがきちんと張り付きました。ブチルならこのまま空気入れて抜けがないか確認するのですが、TPUチューブは伸びたら戻らないのでホイールにセットしてテストします。

F85純正のホイールにセットして30分ほど放置したところ空気抜けは無かったのでおそらく問題ないレベルに修理できたようです。

 

この修理をやってみて気づいたのですが、パッチはチューブと同じTPUでシートになっているだけの物です。なので、修理不能なパンクをしたチューブをカットすれば自分でパッチは作れます。接着剤は、いつになるかは不明ですけどダイソーのゴム糊で試して問題なければ比較的安価に修理可能と言うことになります。アルコールワイプは薬局で売っている消毒アルコールをティッシュに染み込ませて代用できそうですし。ただし、少し薄めたほうが良いと思います。

 

TPUチューブも軽量ブチルと同程度の価格で買えるようになってきたのと、ディスクブレーキ車が普通になってきたので使いやすくなってきたように思います。私はリムブレーキで使ってますが、アルミリムなら使えるTPUチューブもあるので今後は普及が早くなるかもしれないですね。

 

 

 

 

 

F20/R24の10速ハブ目当てでWH-R500を手に入れた訳ですが、それと同時に「WH-RS500のハブを活かしてリム交換が出来るのか」が気になりだしました。

 

参考リンク:

 

WH-RS500はストレートプルのスポークで、構造が特殊ということは読んで知っていました。詳しくは下記リンクを参照いただきたいのですが、リム側のニップルが特殊で「反時計回りでテンションアップ」なのです。通常は時計回りでテンションアップです。

 

参考リンク:

 

以前に読んだときには「振れ取り時の注意点」にばかり目が行ってしまったのですが、ハブ側も特殊と言えるようです。リアハブはともかくとして、フロントハブは構造上「ハブ側からスポークを通せない」のです。そのため、リム側のニップル(シマノはスポークプラグと呼んでます)はスポークにねじ切りでなく、リム側にねじ切りしてある構造です。

かつて、WH-R540というかなり特殊な組み方をしたホイールが有りましたが、それをチューブレス対応化するとWH-RS500(WH-6800)になるのかなと言う感じです。

 

参考リンク:

 

水戸市内で「シングルスピード」にWH-R540らしきホイールを履かせている自転車を見るのですが、破損した場合は修理不能だろうと思います。何しろ、ハブ側のニップルも特殊で専用です。

R540の場合、Jベンドスポークをリム側から通してハブ側のニップルでテンション調整する構造です。対してRS500はチューブレス対応で穴なしリムですからリム側からスポークを通せません。そこで登場するのがスポークプラグです。要は、ストレートプルのスポークをハブ側から通せないので、スポークの頭を固定するニップルの外側にねじ切りしてリムにねじ込んでいる訳です。なので、ハブに差し込んだ側はねじ切りしてあり円筒形のナット(ハブナット)を取り付けて固定されます。

RS500の場合は現行製品ですし修理は可能でしょうが、おそらくは買い替えたほうが安上がりではないかと思われます。仮にシマノ純正以外のリムで修理しようとすると手組みホイールファン様が書かれているように「両端にねじ切りしたスポーク」が必要でしょうし、熟練したホイールメーカーでないと組めないのでは無いでしょうか。汎用リムでの修理のことを考えると良い構造とは言えません。ただ、穴なしリムはニップルを磁石で誘導してやる必要があるので、製造の作業性の面では優位性があるのでしょう。

 

この構造から考えると「破損=修理(リム交換)」は現実的でなく、壊れたら買い替えという使い捨て前提のホイールと言っても過言でない気がします。とは言え、Jベンドスポークを使ったお手頃価格で1700g程度のホイールがシマノには無いんですよね。RS500は少スポークで柔いと言われる割には振れが出ない気がしますし、球あたり調整もしやすくできているので競技で使うのでなければいい選択肢だと思います。

 

 

ですが、ハブを活かして軽量リムに交換したい場合にはWH-RS100を選んだほうが良さそうです。理由は、11速対応でF20/R24のハブであるから。

 

 

 

私のように10速以下で使うのであればR500/R501でも良いのですが、11速でと言うのであればRS100でしょう。うまく組めば200g以上も軽量化出来るようです。下記リンクの例ではR501のハブでRS500と同じくらいの重量に仕上がっています。

 

参考リンク:

 

ただ、うまく組めるかは腕次第とも言えるので自分で組めない場合は腕の良いホイールビルダーを探す必要はありますね。そういう意味では、私がFELT F85を購入したショップが閉店してしまったのが非常に残念に思います。

フロント20/リア24に対応するシマノのハブが欲しくて、中古のWH-R500をオークションストアで購入しました。直ぐに出来るわけでは無いですが、手組みでホイールを作ってみたいと考えているためです。

WH-R500は、WH-R501となって現在でも新品購入可能ですが、どのみちリムを交換すると思うので中古でも良いかなと。

 

 

現在、シマノのハブは単体で購入する場合にF20/R24を選べません。なので、20/24で組み場合はノバテックなどのハブを使うようです。とまぁ、これは手組みホイールファン様の受け売りなわけですけれど。

あと、この方法が使えるのは8〜10速の場合です。R500/R501は10速ハブなので11速のカセットは付きません。

 

 

 

まぁ、私自身は当初「F20/R24の手組みホイール」を作ってもらう予定でいたんです。が、ロードを購入したショップが閉店してしまったのでやむを得ず完組の「WH-RS500」を購入した次第。

 

 

しかしアレですね。私がRS500を買ったときって前後セットが4万円弱くらいだったのに現在は7万円位するんですね。ほんの数年で倍ですかorz

個人的には、F16/R20のRS500は「スポーク少なすぎない?」という印象なんです。実際に乗ってみては良いホイールなんですよ、RS500は。ただ、少スポークでストレートプルと言うことで「破損させたら面倒だな」というのも有ったりします。壊さなきゃ良いだけなんですがもらい事故と言うのもあったりしますし、どのみちリムは消耗品なのでいずれ寿命が来ちゃうわけです。そんなときにストレートプルのスポークだと「リム交換して使うか」というのがやりにくそうと言うわけです。

 

その点、Jベンドスポークならば組み直しの自由度が高い。リムのホール数を合わせれば良いわけですし、リムで軽量化も出来ます。なので、リムはTNIのAL22を使う予定ですが、早く買っておかないとリムブレーキ用の入手性が悪くなりそうです。

 

 

 

ただ、気になるのはAL22Wはオフセットリムのみしかヒットしないこと。ヒットしても「売り切れ」となっていて購入できません。

 

 

となると、前後でリム幅が異なることになってしまいます。リアはオフセットリムを使って左右のスポークテンションの差を小さくしたいのでAL22Wを使いたい。ところがフロントがオフセット無しのAL22Wが使えない。これはちょっとしたジレンマです。

 

とまぁ、うんちくはコレくらいにして肝心のWH-R500です。

 

image・WH-R500

 

タイヤは緩衝材として付けたのだろうと思いますが、フロントがミシュランにリアがコンチネンタルのホームトレーナー用となっていました。サイズはどちらも23Cですね。

とりあえず空気入れて、F85にセットして回してみたのですが、これがびっくりするくらいに振れが無い。中古なので振れが出ているのを覚悟していたのですが、かなりよく整備しながら使われていたのだろうと思われます。

 

また、屋外ではほとんど使用していないのではと思われます。理由は、リムのブレーキ面の摩耗が見られない事。

 

image・前輪

 

image・後輪

 

リアにホームトレーナー用を履かせていることから「三本ローラー」もしくは「タイヤドライブの固定ローラー」で使われていたのでしょう。どちらにしてもブレーキ使わないですからブレーキ面の摩耗は起きません。

 

ハブの方は、手で回した感じではゴリ感はありません。なめらかに回りますし、ガタツキも出ていません。確かに中古ですが状態は良いと思います。

 

image・10Sカセット付き

 

カセットは12-25Tの10速用が付属していました。ただ、シマノでは無いかもしれません。一応、10速アルテに12-25Tが有りますが、ロックリングの形状が異なります。シマノならば5600の105が類似です。

 

思いの外状態が良いので、しばらくはそのまま使うかもしれません。スプロケを8速に変えてFARNAで使うか、12-25TをSUITOに移植してR500に12-28Tを付けるというのも良いかなと。

 

なんにせよ、リア用のAL22Wは近日中に買っておこうと思っていますし、手に入る様ならフロント用も買う予定。無理なときはナローリムのAL22にするしか無いわけですが。

あとは、気長に道具や材料揃えて自分で手組みにチャレンジですね。