先日書きましたTOPEAKのQUICKCLICK仕様サドルバッグをLUMISバッグ用マウントに付けられるようにするアダプターが完成しました。
参考リンク:
実は、一度サイズ間違いをやらかしまして、F25フィクサーに取り付けが不可能という失敗作を作ってしまいました。要は、F25フィクサーの狭い部分で作成してしまったので噛み合わないという状態。LUMISバッグ用マウント側も相当に調整しないと駄目という状態だったので再作成しました。
元データが編集可能なので足りない部分を付け足して、噛み合い部のサイズを微調整して再出力してもらいました。
という訳で出来上がったのが下記画像のモノ。
構造は単純です。CNCマシンを使える環境にある方なら、おそらくは金属で作ることも可能でしょう。まぁ、金属で作る意味があるかは無いと思いますけれど。
出力したままですとやはり噛み合い部の微調整で研磨が必要です。以下の画像は研磨の途中です。
私は平棒ヤスリと耐水ペーパーで磨きます。側面を大きめの平棒ヤスリで研磨して、溝の部分は小さい平棒ヤスリ。そして、全体的に80番、120番。240番、320番、1000番の順で番手を上げて耐水ペーパーです。
サドルバッグには上記の様に取り付けます。上記画像のウェッジバックは現在使っていないのですが中古購入で古いこともあって(ロックがヘタっていて)純正F25フィクサーならロックが掛かりますが、アダプターではロックされませんでした。ただ、サドルポストでも固定される構造なのでライド中に外れることはなさそうです。ウェッジドライバッグの方は問題なくロックが掛かります。
LUMISバッグ用のマウントには上記のように取り付けます。ロックもしっかりかかります。これを使ってウェッジドライバッグを取り付ける利点は、サドル下に取り付けているテールライトの視認性が上がることです。F25フィクサーよりも少しだけマウント位置が下がるからですが、補助ライトとして使っているライトの視認性が上がるのは良いことと思います。
耐久性がどうなのかはこれから検証ですが、素材的には特に問題はないのかなという感じ。最も、F25フィクサーなどの素材よりは固めなので、折れるときは一気に破断する可能性は否定できません。強度面だけ考えると「F25フィクサーにLUMISバッグを取り付けるアダプター」の方が強度出せると思うのですが、ロック機構の構造上「LUMISマウントにTOPEAKのバッグを取り付けるアダプター」の方が設計がラクです。
ただまぁ、こういった自作アダプターを使うこと自体が自己責任ですし、そもそもが「自分で設計して作ったもの」ですから誰にも文句は言えませんw
ですが、やはり3Dプリンターは便利ですね(自分のでは無いですが) 自分で使うとか、仲間内で使うとかの小物を作る事が出来ます。少ないロットの場合は金型製作してなんてやってられないですから、自分で作るの言うのはありかなと。
こういうのを自分で作れるようになればなおのこと便利なんでしょうね。
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参考リンク:
という訳で、ついでと言ってはなんですが「LUMISライトホルダー」なども作ってみました。ネジ穴を開けているので壁面などに固定することが出来るようになります。
グレーとブラックの2種類作っていますが、グレーの方は試作的に作ったためか噛み合いがキツすぎてかなり削りました。ブラックの方は研磨なしでもスムーズに差し込めます。
単純に差し込むだけなので充電する時用に使う予定ですが、予備として2つ持っているので交互に使う時のレスト場所として玄関にも設置予定です。