RoadBike・LUMISバッグのマウントにTOPEAKのサドルバッグを | Photograph to Life ~生活に写真を~

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ロードバイクに使うサドルバックは(一部ブロガーに敵視されている)「LUMISバッグ(初代)」を使っているわけですが、もともとはTOPEAKのウェッジドライバッグを使っていました。
※一部プロモーションを含みます。
 
私はLUMISバッグをクラファンで購入しましたが、クラファン終了後の日本での販売がされなかったのは非常に残念に思っています。
 
 
LUMISバッグを企画したReadyGoは、LUMISバッグで採用したマウントを使って様々なアクセサリーを装着するというアイディアを提案してくれています。
 
参考リンク:

 

容易に脱着可能なCO2ボンベコンテナや、LUMISのライトに装着できるリアフェンダー、ライトとフェンダーを装着したまま使用可能な新しいサドルバッグなど。

特にリアフェンダーはスポーツサイクルで通勤する人には魅力的かなと思うんです。趣味のサイクリングではフェンダーレスで、通勤時は急な降雨を考えてフェンダーを取り付けるというのが簡単にできるからです。

私の使っているサドルバッグはフェンダーと共存不可ですが、新しいサドルバッグは共存可能なのでぜひとも日本でも正式販賣して欲しいと思っています。

 

現時点でのLUMISシリーズの欠点は「大容量サドルバッグがラインナップに無い」という点にあります。マウントの構造上の問題かと思いますが、600g程度までの携行品を入れるバッグしかありません。

大容量のサドルバッグをということになれば「サドルポストとマウントの2点固定」が必要と思いますし、言ってみれば「TOPEAK QUICKCLICK」と同様の構造にする必要が出てきます。

 
以前に使っていたウェッジドライバッグはサドルポストとF25フィクサーの2点で固定する方式です。
 
 
このQUICKCLICKのバッグを選んだ理由は「複数台でサドルバッグを共用したかった」のが理由です。下記のF25フィクサーを買い足せばバッグを使いまわしし易い。
 

 

ストラップ固定でも良いのですが、QUICKCLICKならば脱着が非常にラクです。LUMISバッグに出資購入」したのも、QUICKCLICKと同様の脱着方法を採用しているからで、先々のバリエーション展開や拡張アイテムに期待したというのが大きい。

 

ただですね、この方式の欠点は「マウントに互換性がない」という点にあります。LUMISのマウントは形状こそF25フィクサーに似ていますが固定方法やサイズが異なります。材質はおそらく同じだろうと思われますけれど...。

という訳で、以前から「有ったら良いな」と考えていた「LUMIS_TOPEAK_マウントアダプター」を3Dプリントで作ることにしました。データはFusion360で作ります。
 
参考リンク:Fusion360

https://www.autodesk.co.jp/products/fusion-360/

 

参考リンク:Fusion360無償版

https://www.autodesk.co.jp/products/fusion-360/personal

 

ご存じの方も多いと思いますが、Fusion360は商用使用しなければ無償でも使えます。ただ、データを作っただけは3Dプリンターはプリントできません。スライサーというソフトが必要なので、私はデータ作成のみ行って、プリントは息子に頼んでいます。と言うか、3Dプリンター自体が息子が買ったものですし...。

 

という訳で作った3Dデータは以下の様になっています。

 

・LUMISのマウント側

 

・前側から

 

・後方から

 

・F25フィクサー互換側

 

作り方としては、単純にブロックの削り出しみたいなものなのでさほど難しくはありません。GarminやCycliqのマウントの様な、円形で爪があるというような構造は初心者には難しいと思います(実際に失敗しましたorz)

 

参考リンク:

 

フィラメントは使う予定のPLAフィラメントの残りが少ないので、下記のフィラメントを注文しました。

※ここからプロモーションを含みます。

 

 

このフィラメント、1回ですがモニター提供を受けています。モニター提供受けた分はすでに使い切ってしまっているので新たに購入です。というのも、お値段の割に品質いい感じなんですよ。

下記リンクでネットで公開されている「Cycliqのユニバーサルアダプター互換品」のデータでプリントしたアダプターですが、上記フィラメントで新たにプリントしたものが良く出来ているんです。リンクのモノと同じブラックの提供を受けたのですが、研磨でなめらかにし易いですし、段階的に3000番くらいまでのペーパーで研磨すると非常に綺麗に仕上がります。まぁ、既製品の様には行きませんけれど。

 

参考リンク:

 

FLY6CEという比較的軽量なカメラのマウントなので強度は十分なわけですが、見た感じそれなりに強度が出そうでもあります。強度的に問題なければLUMISバッグのマウントにウェッジドライバッグが付けられるわけで、携帯したいアイテムが増えた場合にも対応しやすくなります。現状は「マウントごと交換」しないと駄目なわけで、利便性的に不満があるのです。

 

ただですね、先にも書いたようにFusion360は比較的わかりやすいとは言え「デザインするのにコツが要る」のでいきなり複雑な形はやめた方が良いとは思います。今回作成したような、比較的単純な構造のモノから始めることをオススメします。