ドコモのフォトパネルをHDMIモニターに改造 | Photograph to Life ~生活に写真を~

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ネタとしては古い部類になるのですが、携帯各社から販売されていたフォトパネルの液晶をHDMIモニターに改造するというモノがあります。液晶パネルのサイズとしてはドコモのフォトパネルが世代を問わずに9インチあるので比較的大きめです。

 

YouTubeの動画を見るだけならば先日手に入れた「フォトパネル06」で十分なのですが、AmazonPrimeビデオも観たいということになるとちょっと不便です。

また、MacBookProで動画視聴しながら作業したい場合などにサブモニターがあればそちらで動画を流しておけます。

 

参考リンク:今更ながらの「ドコモ フォトパネル06」

 

ちなみに、参考にしたのは以下の動画です。

 

 

 

この動画の方、最初に見たときは「男性?女性?どっちだ?」って感じでしたが実は男性ですね。

と言うような事は置いといて、肝心のフォトパネル改造です。

 

今回使用したのは「ドコモ フォトパネル04」です。

 

 

このフォトパネル04はHUAWEI製で、SDカードに保存した動画も再生できるものです。私は動画再生用途でハードオフで購入したもの。

ただ、実際に使ってみると動画にせよ画像にしろ思った通りの順番で再生させるのが出来なかったりして使い勝手はよくありません。その為ずっと使わずに放置状態にしていました。そこに見つけたのが先の動画です。

 

という訳で、Aliexpressで改造用のLCDコントローラーを購入しました。

 

 

意外と早く、1週間ほどでなぜかシンガポール発で届いた「VS-TY2662-V1」と言うLCDコントローラー基盤は説明書すら付かない物ですが型番で検索するとPDFの仕様書が見つかります。

今回、赤外線リモコン付きを購入しましたがリモコンは特に必須ということはありません。まぁ、有れば便利という程度です。

 

 

フォトパネル04のバックパネルは丸みを帯びているので完全に内蔵化するのは無理です。なので、できるだけ最小限の大きさでカットして収めることにします。

参考にした動画では100均の写真立てをベゼルに使っていますが、フォトパネルには元から立派で見栄えのするベゼルがついているのですから利用しない手はありません。色合い的にもポリカ時代のMacBookやiMacの質感に似ていますし、うまく加工すれば見た目も良くなります。

 

さて、途中は大幅に端折りますが下記画像のように収めました。

 

 

この様に加工する前に動作確認も済ませているわけですが、動画再生専用ミニモニターとしては十分です。唯一残念なのはHDMI入力が可能なのに音声出力が無いこと。純粋にPC用サブモニターとして使うか、音声出力が有るAV機器に使うという用途に限定されそうです。

 

 

動画再生では、回線が混んでさえいなければFullHDで再生しても遅延は感じません。そういう意味では私が要求する性能は音声出力以外については十分です。

 

 

コントローラー基盤は剥き出しですが、設定ボタンのためのフラットケーブルはフリスクケースでカバーしました。

あとは自立させるためにスタンドを作りたいところですが、材料を何にするかを思案中です。

 

LCDコントローラー基盤については、Amazonでも扱いが有るのでAliexpressでの買い物が不安な方はAmazonで探すのも良いかと思いますし、秋月電子などでも取扱いがあるので使っていないフォトパネルが有るという方はチャレンジしてみると面白いかと思います。