自閉症スペクトラムくんのIQって、いくつだろう?
Twitterを見ていると
プロフィール欄にお子さんのIQやDQが載っていて
息子の数値は知らないなぁ・・・と思っていたら
先日、こんなものを見つけたよ。
DQって何か分からなくてググった。
発達指数とは、日常生活や対人関係などにおける子どもの発達の規準を数値として表したしたものであり、DQ(Developmental Quotient)とも言います。 子どもの成長には個人差があり、一人ひとり異なる特性を持っています。 しかし個人差がある一方で、発達の道筋や順序には共通して見られる特徴があります。2017/01/09
療育手帳の更新のときに受けた
検査の結果だったかな。
あ、あれは知能検査だったんだ、と、
このときに気づいたわ
こんな記事も書いてたけど、それすら覚えてなかったわ
IQ45って、どの程度に位置するん?
数値として
中度らしいね。
検査の日って、いつもと違うから
調子の良し悪しは出るよね。
健康診断での血圧とか
高く出たり低く出たりするのと同じかなー、と。
そういえば、
この結果を見たときに
夫がおよよ~!?って顔してたな。
夫は養護学校の教員免許を持っていて
今の仕事でも発達の子に関わることがあって
通院の付き添いなどしてるから
私よりもいろいろ知ってるんだよね。
自閉症スペクトラムくんの診断は、軽度知的なんだよね。
今回の検査では、中度だったってことね。
ふ~む、そっかぁ~・・・。
私がIQの数値より大切にしてきたことが3つある。
それは・・・
①子どもをどんな大人に育てたいか決めること
②子どもが何が得意で、何が苦手かを把握すること
③子どもとの信頼関係を築くこと
①子どもをどんな大人に育てたいか決めること
私は、
自閉症スペクトラムくんが
保育所を卒園するときに
”働く大人に育てる”と決めたんだよね。
そしたら、
働く大人になるためにそれは必要か?という判断基準ができた。
これは、
私にとっては大きかった。
全くの手探りでやってきて
自閉症スペクトラムくんが
やることへの対応ばかりで疲れ、
さらに
母からの過干渉や暴言への対応でも疲れてきた。
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母は父の愚痴を私に聞かせるのに、私が父を悪く言うと「たった1人の父親なのに」と言う
だけど。
その判断基準ができたからこその
何が得意で何が苦手かの把握は必要ってことが分かったし
信頼関係を築くってことの大切さも分かったことで
まずは
母からの暴言をスルーできるようになったし
言い返せるようになった。
「これは○○だから、やってるの」
「それは△△だから、やらない」とかね。
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そこから少しずつ
過干渉は減っていったかな。
それでも疲れる日々だったけど
母のことが少しでも片付いたことは
私には大きかった。
②子どもが何が得意で、何が苦手かを把握すること
何に困っていて、どういう支援が必要か
何が得意で、苦手かって
どんな仕事が向いているか、
どんな仕事に就けるかに関わってくる。
たとえば、
対人関係が苦手だったら
接客業って向いてないっしょ!?
マニュアル通りに
黙々と作業やることが得意なら
製造業に向いているかなー、とか。
その子にとって
必要な支援が何なのかによって
職場の対応可・不可が分かってくるからね。
子どもの苦手を克服しようとすることに
注力するママっていっぱいいるんだけど
それよりも得意を伸ばすことのほうが大切よ。
得意からいろいろ派生して
アレもできる、コレもできると
その子の魅力が深掘りされていくから。
苦手克服に注力していると
子どもからの信頼は失っていくよ。
③子どもとの信頼関係を築くこと
子どもと信頼関係を築くと
さまざまな交渉ができるようになるのよ。
ゲームの時間管理や
宿題についてのアレコレ
スマホを持たせるときのルール作り、とかね。
子どもにとって
ちょっと都合の悪いことを伝えなきゃいけない・・・ってときに、
誰から言ったら納得してもらいやすいか?
を考えるときってたくさんあって、
それって○○さんよね・・・って
子どもがいちばん信頼してそうな人を選ぶんだよ。
だから、
子どもとの信頼関係を築くって
本当に大切なことなんだよ。
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私は双子で
年齢や血液型はもちろん
遺伝子90%以上同じでも
得意苦手は違うし、性格も違うし、興味あることも違う。
私は経理が得意で、妹は労務が得意
私は地図を見るのが苦手だけど、妹は得意
私はそうでもないけど、妹は車のことに詳しい
などなど・・・
AくんとBちゃんが
数値は同じだからといって
なんでも同じ一辺倒は違うよね。
お互いに参考はあるけど、答えはその子だけが持ってる。
数値はあくまで社会の全体像から見たその子の現在地であり、全てじゃない。
良い悪いでもない。
社会から支援をもらえるためのもの。
と、思って数値とは付き合ってる。
ということで・・・
私が自閉症スペクトラムくんのIQの数値より大切にしてきたこと3つ
①子どもをどんな大人に育てたいか決めること
②子どもが何が得意で、何が苦手かを把握すること
③子どもとの信頼関係を築くこと
子育ての軸があるかないかによって
数値の活かせ方が変わるのかな~と思う!
こんな子育てをしてきた
樋口の話しを聞いてみたい!
子どもを働く大人にするために子育ての基本をおさえたい!
という方はこちらをどうぞ。