2023年6月9日、立憲民主党が、入管法審議の委員会の強行採決時に、委員長の採決の発言を制止しようとした山本太郎の懲罰動議を、自民、公明、維新、国民民主と共に提出しました。

この日は「立憲が終わった日」となりました。

立憲はファシストらと行動をともにし、戦争前夜まで突き進むと思われます。


さて、2017年に立憲を支持し「枝野を総理に!」とまで言っていたオレが、超絶アンチ立憲になった経緯を以下に記そうと思います。

変節の理由を簡単に言うと、口先だけの「やってる感」で、いつまでたってもバラモン左翼様(新自由主義者の亜種)のままの姿勢を堅持し、それどころか劣化しているからです。
頭のおかしい経済顧問らに騙されて、かつてのカッコ良かった立憲は消滅しました。

バラモン左翼様と馬鹿ウヨの共通項は「権威主義」や「教条主義」であり、「オレの権威に従わない奴は懲罰だ!」です。

バラモン様と馬鹿ウヨ「人をしばくために法がある」
俺たち「人を豊かにするために法がある」

バラモン様と馬鹿ウヨ「財政のために人がいる」
俺たち「人のために財政がある」


世の中に対する認識が俺たちとは180度違います。


そんなわけでオレの変節の経緯を振り返っていきます。
オレみたいな人は多いんじゃないでしょうか。

早々と立憲支持を諦めた人にとっては「何を今さら」って感じでしょうが、オレは最後まで寛容さを残していました。
しかしそれも終わりです。

いまだに立憲を支持してる人にも参考にしてもらい、目を覚ますことをおすすめします。


さあ、立憲スターリン党が消滅するまで糾弾していきましょうー!

おおー!!\(^^)/\(^^)/\(^^)/


2017-10-04 

2017年秋に希望の党の反小池派が分離して立憲民主党が爆誕しました。
オレは、演説を書き起こしまでして枝野を絶賛しています。(今となっては黒歴史だが)
でも今見返しても当時の枝野はかっこ良かった。オレはこの頃、立憲に輝かしい未来を感じていました。
この時の枝野は日本経済の問題をちゃんと理解していました。
ところが今では少数野党を攻撃する売国スターリン政党となり果てました。

2017-10-06 

枝野の脱緊縮宣言についてです。
枝野は、国民経済の底上げのために財政支出するとしました。
オレは、「国債は借金ではない」とする事実にもとづいた信念をもとに枝野を絶賛しています。

2017-10-10 

オレは、立憲の公約を吟味し「社会福祉分野に財政出動する」という方向性が見いだせないことを憂いています。
枝野のブレを危惧し、今までの緊縮と変わらいのではないかと疑っています。

2017-10-15 

国債で財政出動するのかどうなのか疑ってるオレです。

2017-10-19 

「社会福祉に財政出動する」と言った枝野に安心するオレ。
この頃のオレは、枝野に英コービンのように「国債発行し国民経済を支える」方針を採用することを願っていました。
そのうえでElekingの水越さんによる枝野インタビュー記事を絶賛しました。
これはオレがElekingで記事を執筆するきっかけになりました。

2018-04-22

「枝野を総理大臣に!」と言い、立憲議員中心の仮想内閣を構想していたオレ。
今では枝野が総理とかむしずが走ります。
民の暮らしが理解できないバラモン様は消えてほしいとさえ思います。

2018~21年は、立憲にも反緊縮/積極財政を謳う議員が多く現れ、枝野もそういった議員の声と緊縮派の議員との声とのあいだでどっちつかずな発言や国会質問をしていた時期です。

2018-12-19 

TPPや水道民営化、消費増税などの悪法をまえに野党議員が団結しはじめます。
オレは2013年頃から山本太郎支持者でしたが、三橋氏や適菜氏など保守層をも惹きつける彼のスタンスを絶賛しています。
枝野の「個人消費を伸ばし格差縮小すべく貧しい人達を底上げする」という発言も評価しています。

18年末に松尾匡教授が立ち上げた、反緊縮の議員や候補を応援する「薔薇マーク・キャンペーン」にオレは参加しました。
その後、19年4月に山本太郎により立ち上げられた、真の反緊縮政党「れいわ新選組」の動向に没頭していきます。

2020-06-21 

立憲執行部に消費減税を訴えたが拒否され冷遇されたため、涙を流しながら立憲を離党した須藤元気
山本が出馬した都知事選において、須藤と山本がタッグを組みました。もちろんオレは大興奮。
「ロスジェネ」を救う、すべての人を底上げするという彼らの経済政策を激押しています。
この頃には立憲のクズさが浮彫りになっていました。

2020-07-06 

都知事選で惨敗した山本太郎の選挙を通じた分析(感想)をしています。
立憲や国民民主支持層の4~6割程度が小池百合子に投票した理由を、立憲も国民民主も、いまだにネオリベ亜種だった過去を総括できていないので、支持者もネオリベ改革派の小池を支持してしまうのだろうという予測をもって分析します。

2021-03-01 

立憲の末松・日吉・長谷川・落合・中谷ら反緊縮派議員を評価しています。

2021-03-01

野田・古本・海江田・青山雅幸(元立憲)・階猛ら立憲の緊縮派議員はコロナ禍でも政府支出を抑制し、困窮する国民を見捨てようとするやばい奴らだ、「国民殺しの認識だ」と批判しています。

ちなみにこの頃のオレは、議員会館の野田元首相の事務所にアポなしで乗り込み、「コロナ禍で国民が苦しんでるから、消費税減税に協力してくれ」と陳情書を渡します。
このことをツイッターで報告するとりっけんカルトさん達が大騒ぎし炎上しました(笑)

2021-04-03

立憲の新しい経済政策を8割がたは良いとしながら、「生産性の低い分野は切り捨てる」「財政健全化を目指す」というネオリベ的思考をともなう政策を批判します。

2021-10-14 

枝野がウソをついて山本を東京8区候補から追い落とした謀略についてのまとめです。
この時のオレは、デマを流布した朝日新聞を公職選挙法違反で刑事告訴しました。
敵方に「何をするかわからないヤバい奴ら」だと感じさせることは、この手の全体主義者たちに対しての抑止力となりうるでしょう。
結果として立憲やマスコミの全体主義化は止まっていませんけど。

2021-10-21 

「東京8区の乱」に激怒したオレは長妻事務所を訪問し、謝罪するよう交渉しました。
この記事は訪問の様子を書き記したかたちです。
結果、長妻ではなかったけど手塚・都連幹事長が山本の街宣の場で謝罪しました。
この「謝罪」を勝ち取った功績の大きな部分がオレの交渉だったと自負しています。

2021-11-02 

衆院選の結果を受けた俺の感想です。
れいわ議員が3人増え、立憲が100議席を割り込んだことを、「残念ながら枝野氏らの失策により、あと4年間自民党政権による地獄が続くことが確定しました」としました。
失策とは「東京8区の乱」を筆頭に、共闘相手だったれいわや共産党を冷遇したことです。
また、この時はバラモン左翼様にブチ切れています。
「PBを堅持すべき: 自民議員71% 立民議員59%」という気の狂ったアンケート結果が全てです。

2022-01-28 

元民主党代表の前原誠司議員、米山隆一議員のマクロ経済に関するとんちんかんな認識を指摘しました。
彼らの誤解・不見識は立憲議員の多くに共通しています。ただのバカです。

2022-02-17

立憲の反緊縮派・福田昭夫議員の国会質疑を扱いました。
立憲をまったく信用しなくなったオレですが、立憲の一部、反緊縮派の議員の良心だけは信じています

2022-03-24 

戦争当事国の一方の国の大統領であるゼレンスキーを国会に呼び、その国会演説をスタンディング・オベーションで「マンセー」した立憲や共産党を批判しています。
為政者とマスコミがスクラムを組んで、虚構により大政翼賛体制が強化されていることを強調しています。

2022-06-17 

立憲が「インフレ対策のため利上げすべき」と言い出し、オレはあまりの経済オンチっぷりに辟易しています。
コストプッシュ・インフレを抑えるのに利上げしようとするのはパウエルやラガルドなど世界の中央銀行家にも否定される策であることを示しました。
一方でれいわ新選組のインフレ対策が完璧であることも強調しました。

さらにはこの頃、立憲は、第二自民党である維新との「国会共闘」をはじめました(笑)

この試みは、後に小西洋之議員の「サル発言」を機に失敗しますが、本当にただのアホです。

維新との共闘終焉は喜ばしいことなのに、なんとその貢献者であった小西議員を立憲は処分します。

数の論理に則った全体主義に傾倒する姿勢には目を覆うばかりです。



さて、今回の懲罰動議に関してです。
懲罰動議を乱発することは、すなわち議会制民主主義の死を意味します。

 

 


「枝野を首相に!」と言い、立憲を支持していたオレが、立憲をまったく信用しなくなった大きなターニングポイントは主に3つあります。

①2021年「東京8区の乱」の枝野らの謀略、②2022年、枝野の「消費減税公約は間違いだった」発言、③2023年、櫛渕と山本に対する懲罰動議

①2021年「東京8区の乱」の枝野らの謀略
上掲した「東京8区の乱」の記事(https://ameblo.jp/cargoofficial/entry-12703870102.html)で説明した通りです。

②2022年、枝野の「消費減税公約は間違いだった」発言

 


③2023年、櫛渕と山本に対する懲罰動議

 


立憲の当初のテーマ「お互い様に支え合う社会」は、公助ではなく共助に変質していきました。
現代表の泉は「生産性を上げれば給料が上がる」とアホなことを言っています。
救いようのない低脳くんにつけるクスリはもうありません。

 

この戦いは「民主主義 vs 全体主義」の戦いです。

党内で、小沢や小西らのような良識派や落合・中谷のような反緊縮派が実権を握らない限り、立憲スターリン党は「国民の敵」であり続けます。


以上。

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