数日前からツイッターのほうで宣言していた長妻事務所への訪問ですが、アンケート結果もだいたい定まったので昨日夕方に行いました。

「道場破り」とは言いましたが、立憲側にもれいわ側にもWinWinの提案をしに行ったというのが実態です。


アンケート結果とは下記のこと。
なんと1149票もの人たちにご協力いただきました。このサンプル数は、大手新聞の世論調査にも匹敵するそこそこ有効な数字です。
(りっけんカルトの皆さんから嫌がらせされるリスクが上がったのに、リツイートしてくださったヤマシンの皆さん、ありがとうございます)
 


長妻氏は都連会長兼選対委長代理であり、山本太郎の東京8区統一候補を決めた立憲幹部のおひとりです。


そして私が長妻事務所の担当のかたにもちかけた提案とは…

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・枝野氏、もしくは福山氏、長妻氏に謝罪してもらいたい。
 「嘘をついてれいわに損害を与えてすいませんでした」と謝罪することまでは求めない。せめて「迷惑をかけて申し訳ない」とひとこと謝罪してもらいたい。

・アンケート結果を提示し、「都知事選等の結果から、東京都内のれいわ新選組の支持者は約66万人いると推測できる。その36.5%が『立憲の小選挙区候補に投票しない』となるとその数は24万人にも及び、立憲にとって大損害となる可能性が高い」とお伝えした。
 (ツイッターのバイアスがあるので、実際に投票しない有権者数はもう少し少ないだろうと予測できる)

・特に当落線上にある候補、例えば落合貴之候補は、先の衆院選で1900票の僅差で勝った経緯があり、れいわ支持者が投票しないとなると大変厳しい戦いを強いられる可能性が高い。私個人は積極財政派である落合氏には必ず国政に戻ってほしいと思っている。

・山本による立憲側との折衝の経緯説明、また元朝日新聞記者の佐藤章氏の裏どりにより、枝野・福山両氏が嘘をついていたことはほぼ確実である。枝野氏の虚偽・行き過ぎた表現により、また朝日新聞の偏向報道(現在もなお報道内容の誤りを認めていない)も原因として、「山本太郎が勝手に東京8区に突っ込んできた」との誤解を持ち続ける立憲支持者もまだ多いだろう。

・この提案は、冤罪を晴らすことのできる山本・れいわ新選組にも、失われる票を取り戻せるかもしれない立憲にとっても良いことでWinWinのものとなる。

・上記をまず長妻氏に伝えてほしい。枝野らが謝罪すれば激怒していたれいわ支持者が振り上げていた拳をおろし、立憲に投票するかもしれない。
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相手方は事務所の責任者レベルの方が対応してくれました。(以下では、私が口外しても問題ないだろうと判断した点だけ、お伝えします)

まず、この担当の方は以前、私が長妻事務所に電話した時も対応してくれた方で、「ああ、先日の電話のカーゴさん」って感じで、話も早く、対応も悪くなかったです。

 
相手方の話を聞いてわかったことは…
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・立憲に投票しないというれいわ支持者の数が想像以上でショックを受けていた。

・選対側としては山本一本化のために動いてきたが、10月8日付近?で、もう一つ上のレベルで話がおかしくなった。

・枝野氏の記者会見やぶら下がり等での「困惑している」「山本の(8区に乗り込んできた)行動は自民党を利することになる」との発言には疑問を感じていた。

・選対委員長の平野氏は山本の件を関係者に平謝りしていた。
 (*10/21 15時30分 追記:私の勘違いで上記は平野氏ではなく都連幹事長の手塚氏だった可能性が高い。情報が正確でなくてすいません。関係者の皆さんにご迷惑がかかってなければいいのだが…)

・枝野氏に一度謝罪するよう持ちかけたが、自分の正当性を信じて疑わないため、謝ろうとしなかった。

・長妻氏には勿論伝えるが、長妻より上役の判断が必要になるため、結果は約束できない。
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私の提案は、一言でいうと「枝野らが謝罪すれば、立憲には東京の10万票くらいが戻るかもしれない」ということです。もちろん全国的にも投票行動に影響するでしょう。

枝野・福山・長妻三氏が、体面を取るのか、10万票を取るのか、どちらを選びますか?という実に合理的な提案です。


既に、れいわ新選組という弱者を足蹴にして、自分たち立憲だけが票を稼いで逃げ切れるというような状況ではありません。


山本は、とくに自分が悪いわけでもないのに、大人の対応で、8区の吉田晴美候補や支持者ら、そして野党共闘を支持する人々に対しても謝罪しています。
お互い「あの時は悪かったね」と謝罪して、一件落着させましょうというのが大人の対応ではないでしょうか。


従前より、枝野氏をはじめ立憲民主党の議員は、安倍や菅、岸田、自民党閣僚らに「説明責任」を求めてきました。
都合が悪くなるとダンマリを決め込んで逃亡するというのでは、安倍や甘利らと何が違うのかわかりません。

今こそ「まっとうな政治」のため、そして正しい民主主義のために、説明責任を果たすべきでしょう。


そんなわけで、私は明日以降も枝野・福山事務所に電話し交渉します。

野党共闘候補がもっと票を稼げるように、皆さんにも彼らに今回のアンケート結果をもとに電話やメールで提案をしていただきたく思います。


「#枝野謝れ」が、野党共闘を飛躍させるカギです。



本日はここまで。
ご覧いただきありがとうございました。
ではまた次回!

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