熊本からこんにちは。

スポーツトレーナー協会JARTA代表の中野崇です。

 

 

 

長期帯同しているプロ野球の自主トレ。

昨日は前日の雨でグラウンドが湿っていたため、午前中は体育館でトレーニングとしました。

 

前回ご紹介した胸回しというトレーニングを、棒を使用して行いました。

棒に腕が固定されるのを利用して、胸周りにより大きな動きを作っていくことが狙いです。

 

 

 

もはやお馴染みのコモドストレッチ。

 

 

 

バックスパイラルストレッチ。

 

 

 

これら多種のストレッチを利用して、背骨・股関節・肩甲骨周りを中心にかなり深くストレッチをかけていきます。

 

 

 

しっかり柔らかくなると、こんな笑顔も出ます笑

 

 

 

肩甲骨と背骨・肋骨の関係性は非常に深く、肩に起こる多くのトラブルの根底には背骨や肋骨の問題があることは非常に多しです。

だから肩の怪我を防ぐためにはこれらの関係性を良好にする必要があります。

そしてピッチャーが腕を高速かつ正確に振るというパフォーマンスの観点からも、この関係性を利用することは必須。

 

 

 

例えばこんな感じの動きです。

 

 

 

 

肩甲骨と背骨を連動させて動かす部位のポイントとなるのは「みぞおち」

大腰筋や横隔膜など、全身の連動性を高めるために非常に重要な要素が満載の部位です。

 

 

 

「肩甲骨周りの柔軟性が重要」、とはよく言われることですが、そこに加えて背骨や肋骨の柔軟性、そしてそれらの連動性を求めていく必要があると考えています。

(もちろんその土台には下半身との連動性も)

 

 

 

 

午後からはグラウンドに出てキャッチボールとランニング系トレーニング。

 

 

 

そして今日は自主トレ開始後、初めてのオフでした。

みんなで少し外出して、新鮮な海鮮を食べにいき、リフレッシュ。

 

 

 

 

明日から第2クール。

ここからトレーニングの精度と負荷を上げていきます。

 

 

 

 

お読みいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

全てはパフォーマンスアップのために。

自主トレのメニューが体験・習得できる投手用トレーニングセミナー>

http://jarta.jp/pitcher/

 

 

 

 

中野 崇

 

 

 

追伸

野球のパフォーマンスに関する記事はこちらにも連載しています。

Baseball Crix

https://bbcrix.com/series/46

 

ここ数日は野球の視点での記事が多いですが、紹介しているトレーニングは他の競技でも使える非常に本質的なものが多いです。

少しでも参考にしていただければ。

 

 

JARTAのトレーニング指導をご希望の方は下記から(初回半額です)。

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こんにちは。

スポーツトレーナー協会JARTA代表の中野崇です。

 

 

 

自主トレ3日目。

成人式の今日は熊本も雨。

とはいえ、午前中はなんとか天候がもったため、グラウンドでキャッチボールができました。

 

 

 

その後、近くの体育館に移動し、トレーニング。

四つ這い四種と呼んでいるトレーニングの一部。

対角線の繋がりで身体を使う練習。

負荷としては軽いのですが、身体が動きを覚えるまではかなり難しいです。

 

 

 

 

これも四つ這い四種の一部。

股関節の内外旋の動きをみぞおちまで繋げていきます。

かなりキツイです。

 

 

 

クレーン。

脇の筋肉(主に前鋸筋)を中心に働かせつつ、骨の繋がりも使わないとできません。

もちろん、初めは高い集中力が必要です。

 

 

 

片脚ダンス。

ぴょんぴょん跳ねながら、反動を使って軸足のつま先を後ろ向きにするように身体全体をねじります。

これはRSSC(回旋系伸張反射)という筋肉の反射を強化するトレーニングです。

 

 

 

脇引き。

屋内練習時のみに行うトレーニングです。

これも脇を使います。併せてみぞおちも使って身体を引き寄せます。

体幹部を固定して行うプルダウンとは違い、みぞおちの操作を使わないとできないのがミソです。

選手たちはこれだけでも汗だくになっています。

(このとき、立甲を使えるとさらに効果的です)

 

 

 

胸回し。

胸を中心に捻りを交えて素早く動かすトレーニングです。

ピッチングは胸が柔軟に動くことが非常に重要です。

 

 

 

野上選手と高橋光成選手は、タンデム立ちという立ち方で。

左右に重心が崩れると倒れてしまう立ち方です。

かなり高いレベルのバランス能力が要求されます。

このあたりから、一回の動きに対する集中力を一気に高めてもらいます。

 

 

 

 

 

割れランジ。

プロのピッチャーたちが「一番キツイ」と呼ぶメニューです。

30mの移動に、慣れるまでは30分ぐらいかかります。

ピッチャーにとって、かなり重要な動きです。

詳細はまたいずれ。

 

 

 

スライドパンチ。

多くのピッチャーが、「この感じで投げる」という動きです。

こちらもまたいずれ。

 

 

 

 

 

お読みいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

全てはパフォーマンスアップのために。

 

 

 

 

 

中野 崇

 

 

 

 

 

追伸

わずかな隙間を使って書いていますので、時間の都合上なかなかトレーニングの説明を丁寧には書けていませんが、どうかご了承ください。

かなり綿密に作ったトレーニングなのですが、ちゃんと的確な指導を受けてから導入しないとなかなかパフォーマンスにつながらないぐらい繊細なものでもあるので、独学での導入はできれば避けていただきたいと思っています。。

 

このトレーニングの内容を習得できるトレーニングセミナーやトレーナー依頼をご利用を推奨します。

 

 

投手用トレーニングセミナー

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こんにちは。

スポーツトレーナー協会JARTA代表の中野崇です。

 

 

 

自主トレ2日目。

曇りがちですが、風もなく概ね穏やかな気候で練習することができました。

 

 

 

午前中は背骨・肩甲骨・股関節を中心とした操作系のトレーニング。

写真は八の字ランジ。

踏み出した状態で上半身を柔らかく速くかつ規則的に動かすためのトレーニングです。

この動きの動画は、僕のインスタにも投稿しています。

 

 

 

午後はキャッチボールから。

まだ2日目、ゆっくり肩を作ります。

 

 

 

 

とはいえ、こういう時期にこそ、下半身の細かい操作は大事にしてもらいたく。

 

 

 

 

キャッチボールの合間にも動画を確認します。

修正方法は、動きを指示するとかではなく、使うべきところに刺激を入れていくことで、「結果として」良い動きができるようにするのが僕の考え方。

フォーム指導はしません。

だって実際にボールを投げている時に横からあーだこーだ投げ方のことを言われたら混乱しますし。

 

 

キャッチボール終わりには野上選手からピッチングのポイントを伝える場面も。

 

 

 

話を聞いてる最中にさっそく試す高橋光成さん。

 

 

 

 

練習を切り替える合間には、「ミッドストレッチ」。

僕は柔軟性向上と怪我予防の手段の1つとしてストレッチの頻度が重要と考えています。

合計3分ほどでできるストレッチを3種類用意し、1日合計で12回程度行います。

 

 

 

胸回し。

詳細はまた別の機会に。

ピッチャーにもバッターにも重要なトレーニングです。

 

 

 

 

 

いろんなメニューがありますが、また少しずつ紹介していきます。

 

 

 

 

 

最後は、こんな感じになりました。

 

 

 

 

 

 

お読みいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

中野 崇

 

 

追伸

全てはパフォーマンスアップのために。

練習後は、リカバリーメニューの勉強と実践。

回復力が高い身体作りをテーマとして行います。

 

 

 

これらの内容は、JARTAの認定トレーナーも指導できます。

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トレーナーとしてこれらのメニューを習得したい方は、こちら。

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こんにちは。

スポーツトレーナー協会JARTA代表の中野崇です。

 

 

 

昨日からプロ野球選手たちの自主トレがスタートしました。

初日は、移動日も兼ねていたので軽めのランニング中心のメニュー。

天候にも恵まれ、今年も非常に良い環境でスタートできました。

 

 

 

 

 

 

今回の参加選手は、野上亮磨選手・高橋光成選手・本田圭佑選手・田村伊知郎選手です。

(途中でまた増えるそうです笑)

本田選手と田村選手は初めての参加なので、トレーニングの目的やメカニズムも説明しながら、意図を理解してもらいながらの実践です。

 

 

 

明日からは、身体の反応を見極めながら少しずつ負荷を上げていく予定です。

トレーニングの様子などはインスタの動画でもシェアしますので、よければそちらもご覧ください。

中野崇のインスタ>

https://www.instagram.com/tak.nakano/

 

 

 

 

お読みいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

全てはパフォーマンスアップのために。

 

 

 

 

 

中野 崇

 

 

 

追伸

明日からはJARTAの認定資格を持っているトレーナーたちがサポートに参加します。

自分たちが指導するトレーニングをプロ野球選手たちがどのようなレベルで実践するのか、彼らが練習時間以外をどのように過ごすのかを目の当たりにできる貴重な機会にしてもらいたいと思っています。

JARTAの認定トレーナー資格の詳細はこちら。

https://jarta.jp/j-trainer/

 

 

 

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こんにちは。


スポーツトレーナー協会JARTA代表の中野崇です。


 


 


 


レーザービーム。


野球人なら、この言葉はもはやとても馴染みのある言葉ですよね。


外野からホームベースやサードベースまで低い軌道でめちゃ速い送球のことです。


 


 


 


2001年4月、メジャーリーグにデビューしたばかりのイチロー選手が投げて走者を捕殺した、えげつないボールを実況のアナウンサーが「まるでレーザービームだ!!」と絶叫したところからこの言葉が使われています。


その瞬間がこれです。


 




 


実況のアナウンサーが「Beautifull !!!」と叫んでいる通り、何度見ても美しいです。


 


 


 


外野手だったら誰でも憧れてしまう、レーザービーム。


 


 


 


もちろん簡単には投げられません。


だからって、「イチロー選手は特別だから」となってしまうと、得るものがなくなってしまいます。


 


 


 


同じ時代を生きている者として、それは資産の喪失だと思っています。


 


 


 


 


だから、レーザービームを投げることができるイチロー選手のスローイングを徹底して分析し、少しでも得られるものを探るし、得られるための手段の構築を試みる。


 


 


 


そんな想いを持って書いた記事がこちら。


https://bbcrix.com/articles/70725/original


イチロー選手のレーザービームの分析と、そこに少しでも近づけるためのトレーニングを紹介しています。


*記事の趣旨の都合上、トレーニング方法はかなり簡易になっていますが、かなり本質的なものなので使えると思います。


 



 


 


 


「今更レーザービームかよ」って思われるかもしれませんが、何度見ても物凄い場面。


イチロー選手のスローイングモーションは、物理学的な視点においても非常に学ぶ点が多く、外野手であればかなりお手本になるはずです。


 


 


 


 


 


 


お読みいただき、ありがとうございました。


これから自主トレ帯同のため熊本に行ってきます。


 


 


 


 



全てはパフォーマンスアップのために。


 


 


 


 


 


中野 崇


 


 


 


 


 


追伸


スローイングといえば、このセミナーはスローイングスキルの向上にはとてもオススメです。


ほぼトレーニングで講師は元プロ野球選手ですから、専門知識なくても問題なしです。


https://jarta.jp/j-seminar/ippusu/



 


 


あと満員のため募集ストップなっていた藤本靖さんの自律神経系のセミナー、1名空きが出ました。


https://jarta.jp/j-seminar/coordination/



 


 


 


 


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こんにちは。

 

スポーツトレーナー協会JARTA代表の中野崇です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

仮説。

 

 

選手にトレーニング指導する上で、僕はこの仮説という言葉を非常に重要視します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ちょうど明後日から始まるプロ野球選手たちとの自主トレーニングのメニューを最終確認している中で改めてその重要性を感じたのでシェアします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そもそも仮説とはなんでしょうか。

 

 

辞書によると、

 

 

「事象や法則について説明するために仮に設定された説のこと」とあります。

 

 

*株式会社平凡社世界大百科事典 第2版より抜粋

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

つまり、「こうなるだろう」ということを、仮に設定した状態です。

 

 

トレーニングに当てはめると、「この選手にこのトレーニングをさせれば、パフォーマンスはこのように上がるだろう」と言えます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これ、すべてのトレーニング指導に当てはまると思うのです。

 

 

すべてのトレーニングは仮説。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

目の前の選手に、どんなトレーニングが必要かを考え、トレーニングの種目と構成を用意する。

 

 

その時に、誰でも必ず上記のような仮説を立てる必要があるはずです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

問題は、それを仮説と認識しているか否か。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

トレーニングの結果、パフォーマンスが「必ずこうなる」って誰も言えません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なぜなら選手の状態は日々変化しますし、選手自身が感じる課題も変化しますから。

 

 

そして選手が違えば身体や動きや精神状態も大きく異なりますから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんな中で的確にトレーニングの成果を出していくためには、「仮説の精度」を高めるしかありません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どうやって仮説の精度を高めるか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あくまで個人的な考えですが、鍵となるのは前提条件です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「このトレーニングはこういう効果が期待できる」

 

 

「この選手にはこういうトレーニングが必要」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そのような仮説を立てた場合、僕はその仮説が成立するための前提条件に目を向けます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「この競技で、この動きをする目の前の選手」という前提条件において本当に自分の仮説が成立するのかを深く考えます。

 

 

仮説が成立するための前提条件が揃っていなければ、仮説は成立しません。

 

 

その場合はその前提条件を踏まえた修正が必要です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だから仮説の精度を高めるためには、必ず前提条件の分析が必要です。

 

 

 

 

 

 

 

 

だから、

 

 

「自分が考案したトレーニング」

 

 

「自分の理論」

 

 

「〇〇理論」

 

 

を選手に当てはめるべきではありません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

逆もまた然り、「〇〇トレーニングはダメだ」も、構図としては同じです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

誰にでも絶対に有効なトレーニングなんてありませんし、間違ったトレーニングもありません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

間違えるのは常に選択と分析。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「目の前の選手」という前提条件を深く分析し、精度の高い仮説を立ててトレーニングメニューを作る必要があるのではなかろうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お読みいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

全てはパフォーマンスアップのために。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

中野 崇

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

追伸

 

 

全ては仮説と主張しましたが、仮説と検証を繰り返すと、一定の範囲内で大半が当てはまる事象が見えてきます。

 

 

こういうものは法則・理論と呼ばれて体系化されていきます。

 

 

もちろん、「当てはまる」「効果がある」の定義やデータの取り方によっても大きく影響を受けるものではありますが。。

 

 

いずれにせよ、トレーニングや理論に囚われて盲信的に選手をトレーニングに当ててしまうことは、トレーナーにとって気づかぬうちに起こりやすいことです。

 

 

自戒を込めて。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

プロのピッチャーたちに指導する自主トレメニューをそのまま反映させたプログラムを習得できる「投手用トレーニングセミナー」。

 

 

(昨年はほぼすべての講義で満員になりました)

 

 

 

 

 

今年のアップデートバージョンも反映された中身になります。

 

 

詳細はこちら。

 

 

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こんにちは。

スポーツトレーナー協会JARTA代表の中野崇です。

 

 

 

インスタに公開したトレーニング動画の解説記事です。

今回公開したのは、「回転」と呼んでいるトレーニングです。

*下部にリンクあります。

 

 

 

身体を回転させて力やスピードを発揮する競技には非常に有効です。

ただ、トレーニングの動きを習得するのがやや難しいですが。。

 

 

 

このトレーニングのポイントは、上半身・腕の振りを身体全体の回転速度にそのまま反映させるところです。

そのため、単に腕を振るだけではなく、下半身・お腹に対して「胸が先立って」しっかり回旋運動を起こせているかが重要です。

 

 

 

また、一度うつ伏せになったところから起き上がってくるのに苦労する選手が多いのですが、この時に身体の中心部分がズレあっていることができると簡単かつキレを持って起き上がってこれます。

この局面でメインで駆動する筋肉は大腰筋ですので、大腿骨で上半身を引き込んで起き上がってくるような感覚が生まれるとうまく行えると思います。

 

 

 

注意点としては、反動だけで起き上がらないことです。

言い方を変えると、起き上がれれば良いということではない、ということです。

 

 

 

これはすべてのトレーニング動作に言えることだと思います。

ウェートトレーニングも、僕は何キロ持ち上げられるかだけではなく、「どのように持ち上げているか」に重点を置きながら指導します。

 

 

 

話を戻しまして、

胸の動きの全身への反映、中心ラインのズレとそれに伴う大腰筋の作用、これらが揃って初めてトレーニング効果と呼べるものがパフォーマンスに良い影響を及ぼしてきます。

 

 

 

なので、とてもゆっくりでも起き上がれるし、スピードを上げることもできる、というところまで身体を操作できるようなベクトルで練習していただければと思います。

 

 

 

併せてこんな感じのストレッチも有効です。

(ストレッチ方法の詳細はいずれどこかで…)

 

 

 

*独学での練習時における怪我やパフォーマンスへの悪影響については一切の責任を持てません。自己責任にてお願いいたします。

 

 

 

 

 

お読みいただき、ありがとうございました。

 

 

 

「回転」トレーニング動画リンクします。

 

 

全てはパフォーマンスアップのために。

 

 

 

 

 

中野 崇

 

 

 

 

追伸

このトレーニングは、JARTA認定トレーナーコースの最終クラスであるエキスパートセミナーにて登場します。

単に自分ができるのも重要ですが、トレーナーにとっては他者に習得させるためのプロセスの理解も重要です。

トレーナー養成が目的であるこのコースでは、この辺りに重点を置いて指導しています。

 

 

 

動画を見て練習するのももちろんOKですが、適切な習得プロセスを経て行うことで習得と自動化に至るまでの速度は大きく向上します。

JARTAのトレーニング指導をご希望の方は下記から(初回半額です)。

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こんにちは。

スポーツトレーナー協会JARTA代表の中野崇です。

 

 

 

以前、イップスのアンケートを実施しました。

どんなアンケートかというと、「自分が行ったイップスの解消法」。

 

約30名の選手にご協力いただき、彼らがイップスに陥ったときに自分がこんなことをやって解消できたというケースエピソードについて回答をいただきました。

 

 

 

以下、アンケートにご協力いただいた方々が実際に行ったイップス対策です。

ちょっと読みづらい表現もありますが、敢えてまとめずにそのまま掲載しています。

 

 

 

イップス経験者が実行した改善策>

遠投やステップ投球

イメージの感覚と実際のフォームを照らし合わせる。

投げ方を変えた。ショート・セカンドの併殺プレーをひたすら繰り返す。

 

人に投げることが怖かったのでネットスローを行なった。その後徐々に人と短い距離のキャッチボールを行なった。

強く投げることを心がけた。

 

外野からのバックホームなど思いっきり投球出来る場面はイップスは出なかったので、そこから慣らしていった。後はチームメートとのラポール形成。

引退してしばらく野球から離れると治った。

 

何度も練習を繰り返す。

野球をやめたこと。他のスポーツをしたこと。 投球動作について勉強したこと。

肩肘故障の繰り返しで改善できませんでした。

 

良いプレのイメージを持つ。悪いイメージを持たない。

思い切り投げる。

高校時代に治らぬまま引退。しかもイップスとは気づいてなかった。草野球でプレッシャーから解放されて治った。トップをしっかり作れば投げられると自分に言い聞かせるのも有効だった。

 

投球フォームの改善。

思いっきり投げるようにした。

まだ完全に治ったとはいえないが、体全体で投げることを意識して、楽しもうとしていると改善してきています。

 

肩の痛みがあって、その痛みをかばって投げるうちにイップスになったため、痛みの改善とともに良くなっていきました。あとは自信がなく暴投するイメージが強くついていたため、自分が1番上手いと言い聞かせて、成功体験をどんどん大きくポジティブなイメージとして溜め込むことでかなり改善しました!

 

現役の時は治らずポジション変更。引退し草野球を始めて5年程経ち、少しずつ成功体験を増やしていけたことで改善してきた。

 

お前が投げて負けたら俺達が悪い、監督がお前と心中だ。

身体を緩めることだったと思います。感覚的に、集中し、身体が緩んでいるときは力も入らずに投げることができたと思います。

気分転換。

 

子供の時よくキャッチボールした友達と軟球を使ってキャッチボールしてたら硬球でもちゃんと投げれるようになった。

高校に入学して、軟式から硬式にボールが変わり、また高校に入学してオーバースローからサイドスローに転向したら改善した

なぜ?を繰り返す。

まだ治ってません。

 

 

 

上記の対策を行う上での自分的ポイント>

ボールを切るように意識する。ボールはどこに行ってもいいから指にかかるように投げる。

足の角度がこうでとかではなく、感覚的に仕上げる。

考えない。どんな暴投を投げても動作を大きくしない。コンパクトに生きた球を指先で弾くように。

 

全力で投げる。

ワンバウンドでもいいと思うこと。

ラポール形成。チームメートがイップスを受け入れてもらえる環境が必要だと思う。僕は責められましたので。

 

プレッシャーの扱い方。

成功回数をとにかく増やす。

器質的問題も潜在的にあるでしょうが、まずはメンタルの問題、投げることに対する恐怖心がなくなるまで投げる練習をやめました。最終的には久しぶりにキャッチボールしたいなって思うくらいまで投げませんでした。結局、練習は嫌いでも野球は好きなので、野球をやりたいって気持ちになれたら、少しずつ技術的な部分を見直していきました。

 

単純にプレーを楽しむ。

すべての動作を大きくするように意識する。

わからない。まだ、完全に改善したとはいえない。ただ、楽しもうとして、気楽にやるといい兆候がみえてきている。

 

成功体験の積み重ねと、ポジティブイメージをできる限り蓄積させること。

試合でプレッシャーが少ないところから徐々に成功体験をしていくこと。イメージトレーニング。イップスについて知識を得る。バッターランナー関係なく捕球から送球までを一定のリズムで行う練習。

 

感覚でしたが、力が入らないことが大事だと思います。ただ、緩んだときは不安や緊張もなかったのですが、その時だけの効果だったと思います。

さっぱりしたイメージを持つ。

自分の身体に合ったフォームで投げること。中学時は肘を上げて上から投げることを意識させられたため、本来の自分の身体の使い方に合わないフォームで投げていた

自分の根本的な問題を受け入れる。

 

 

 

以上です。

 

 

 

いろんな対策の中がありましたが、いくつかの共通項も読み取れると思います。

 

 

 

イップスのような症状が生じる原因は非常にたくさんあるため、各項目についてのコメントは控えたいと思います。

いずれにせよ個人によってその対策の良し悪しは変わると言えます。

 

 

 

ただし一点だけ着目したいポイントがあります。

改善までに要した期間を尋ねると、実は40%が1年以上と回答していました。

(半年以上1年以内は8%、3ヶ月以上半年以内は12%)

 

 

 

 

特に学生野球における1年は、あまりにも長すぎる。。

 

 

 

これだけの期間を必要とされるということから想定されることは、イップスの症状・原因に対してまだ的確な対処、つまり「原因を解消するための手段」が不十分であることが想定されます。

 

 

 

きっかけとなったのが精神的なダメージやトラウマだったとしても、解消法は身体へのアプローチであるケースも多々ありますし、その逆もあります。

 

 

 

また、そもそもイップスという現象そのものが非常に曖昧。

イップスの定義も曖昧、どういう状態がイップスなのかの判断も主観的。

 

 

 

暴投を繰り返した選手に対して、チームの誰かが「お前イップスちゃうか」と言った瞬間からその選手はイップスとなってしまうケースも多いのではなかろうか。

 

 

 

我々は、そんな状況を少しでも改善すべく、検証を積み重ねてきました。

メンタルの専門家ではなく、身体と動きの専門家としての側面からのアプローチを徹底して追求してきました。

 

 

 

また、イップスの要因としてプレッシャーは必ず関与するため、プロ野球のピッチャーとして活躍してきた荻野忠寛氏の協力を仰ぎました。

(荻野氏は千葉ロッテマリーンズでクローザーも担っていました)

 

 

彼と二人三脚でイップスの改善策をひたすら構築し、これなら非常に多くの選手に当てはまるという手法を論理的に導き出しました。

 

 

 

冒頭で掲載したような数多くの手法や考え方は参考になります。

試す価値はあると思います。

ただ、すでにそれらを試してきてもあまり成果を感じていない方には全力でオススメします。

 

 

 

HPの説明文を読むだけでも、何かのきっかけになるかもしれません。

イップス防止×スローイングスキルトレーニングセミナー

https://jarta.jp/j-seminar/ippusu/

 

 

 

 

 

 

お読みいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

全てはパフォーマンスアップのために。

 

 

 

 

 

 

中野 崇

 

 

 

 

 

追伸

このセミナーではイメージトレーニングの技術が大きな役割を果たします。

以前書いた記事でも触れていますので、ご参照ください。

「イメージトレーニングを技術として使いこなす」

https://ameblo.jp/bodysync/entry-12332912678.html

 

 

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スポーツトレーナー協会JARTA代表の中野崇です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大晦日ですね。

 

1年の振り返りやまとめ、来年の抱負、僕はほとんどやりません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なぜなら連続性が好きだし大事にしたいからです。

 

12月31日と1月1日の間で、なんだか連続性が無理やりぶった切られる感じがして、僕はその感じがちょっと苦手。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昨年までのことはなかったことにはならないし、なかったことや薄れた感じにしたくないのです。

 

全ての物事が過去を土台にした連続性のもとに成立している以上、僕にとっては切り替わるのは世界のあらゆるシステムに不可欠な西暦だけで十分。

 

(あくまで私見ですよ…)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんなひねくれたことをことを思う大晦日です。

 

そんなことを今日思ってる時点でやっぱり年末年始の影響を受けてるのかもしれませんが笑

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ただ、「今年もお世話になりました」という挨拶は好きです。

 

その相手との1年を振り返って改めて感謝する感覚は、大事にしたいと思ってます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

というわけで、今年も本当にお世話になりました。

 

僕の気ままでわかりにくい文章にひたすらお付き合いいただき、心の底から感謝しております。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

明日にはもう今年も宜しくお願い致しますと言っている自分になんとも言えないものを感じつつ…。

 

 

2017年12月31日

 

中野 崇

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

全てはパフォーマンスアップのために。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

中野 崇

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

追伸

 

まとめは苦手なのですが、記事がかなり増えてきたので、今年アクセスが多かったものから順に幾つかピックアップしてみます。

 

 

 

 

 

 

 

 

ミニドクターはいらない。

 

https://ameblo.jp/bodysync/entry-12304828938.html

 

 

 

 

 

 

 

 

スポーツトレーナーになるための勉強方法その1

 

https://ameblo.jp/bodysync/entry-12284489424.html

 

 

 

 

 

 

 

 

それを説明できる言葉を、まだ持ち合わせていない

 

https://ameblo.jp/bodysync/entry-12312557646.html

 

 

 

 

 

 

 

 

山の登り方

 

https://ameblo.jp/bodysync/entry-12286714323.html

 

 

 

 

 

 

 

 

意識の量が、成長のスピードを決める。

 

https://ameblo.jp/bodysync/entry-12271703186.html

 

 

 

 

 

 

 

 

「腰を落とせ」は間違いだ。

 

https://ameblo.jp/bodysync/entry-12327029318.html

 

 

 

 

 

 

 

 

対・緊張戦略

 

https://ameblo.jp/bodysync/entry-12302903060.html

 

 

 

 

 

 

 

 

サッカーブラジル戦からみた根深い差

 

https://ameblo.jp/bodysync/entry-12327602935.html

 

 

 

 

 

 

 

 

なぜトレーナーの報酬は低いのか

 

https://ameblo.jp/bodysync/entry-12318872970.html

 

 

 

 

 

 

 

 

逆境をそのまま武器にするための言葉

 

https://ameblo.jp/bodysync/entry-12320294659.html

 

 

 

 

 

 

 

 

技術・動き方を身につけるための必須ポイントがある

 

https://ameblo.jp/bodysync/entry-12241706549.html

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こんなめんどくさい記事を書いている僕が作った認定コースと試験をクリアしたJARTA認定スポーツトレーナーは全国で120名を超えました。

 

 

JARTAのトレーニング指導をご希望の方は下記から(初回半額です)。

 

 

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こんにちは。


スポーツトレーナー協会JARTA代表の中野崇です。


 


 


 


「1日の過ごし方が大事」


これは何か目的を達成したり上達したりするためには重要なこととしてよく使われます。


 


 


 


この言葉はつまり、「昨日の自分よりも少しでも成長しているようにしましょう。」


僕はこういうことだと解釈しています。


 


 


 


実際、多くのアスリートと接していると、彼らは「昨日の自分よりも少しでも上達していること」を目指して毎日を過ごしています。


 


 


 


あなたは毎日を、今日の1日を、昨日の自分よりも少しでも成長できるように過ごしていますか?


 


 


 


…なんてことは言いません。


 


 


 


めちゃ大変ですから。。


決まったルーティンでなく、毎日自分を高めるなんらかの行為をしなければならないから。


 


 


 


誰にでも求めることではないと思いますし、誰にでもできるわけではないから。


難しいことだからこそ、それをひたすら継続することができる選手がプロのような高いレベルで活躍できるのだと思います。


 


そしてプロやオリンピックなどの高みを目指す選手たちもまた、同じように毎日を過ごしています。


 


 


 


何か目指すものがある人は、やればいいと思いますし、時間感覚を高めるためにもやる必要があると思います。


 


 


 


 


 


「ほんの少しでも、昨日よりも上手くなりたい。」


 


 


 


決して誰でもできるわけではないです。


 


 


 


けれど、上を目指す選手はやります。


そんな選手を支える側にある者は、この言葉の重みを真正面から受け止めるべきだと思います。


 


 


 


そのための過ごし方、そのための考え方、そのための手段。


僕はそれらを選手や多くのJARTAの認定スポーツトレーナーたちに対して提示できる存在でありたい。


 


 


 


だから僕自身も昨日の自分よりも少しでも成長できるように過ごしています。


JARTAのトレーナーたちもそうしていると思います。


自分がやっていないと他者に対して説得力がないというのが僕らのスタンスだからです。


 


 


 


多くのプロスポーツがオフ期間だということもあり、数日連続でプロ選手のトレーニング指導を行なっていますが、課題を見つけられる選手は当然のように年末年始もちゃんと休息と鍛錬をコントロールしています。


 


 


 


「年末年始だし休もかな」


ではなく、


 


 


 


「みんなが休む時期だからこそ」


 


 


 


という感じ。


 


 


 


 


もちろん、これも個人の自由ですが。


 


 


 


 


 


 


 


 


お読みいただき、ありがとうございました。


 


 


 


 


 


 



全てはパフォーマンスアップのために。


 


 


 


 


 


中野 崇


 


 


 


 


追伸


昨日よりも少しでも上手くなりたい、成長したい、と考えてトレーニングしていても、酷なことですが「昨日よりも下手になる」こともあります。


これをマイナスの学習と言います。


マイナスの学習の詳細については、こちらをご参照してみてください。


http://jarta.jp/?s=マイナスの学習


 


 


 


 


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