こんにちは。

スポーツトレーナー協会JARTA代表の中野崇です。

 

 

 

イメージトレーニング。

実際に身体を動かすことなく頭の中でイメージを繰り返すことで運動の習得を早めたり、その場の想定能力を高めたりする方法です。

 

 

 

スポーツをされている方は聞いたことあると思います。

 

 

 

イメージトレーニング、やっていますか?

身体を鍛えたりスキルを磨いたりするのと同じレベルでやっていますか?

 

 

 

もしかすると、やってもあんまり実感ないってのが本音という方も多いかもしれません。

だからあんまり重要視して取り組んでいない、という選手も実際多くいます。

 

 

 

しかし、、

これ、あなどってはいけません。

 

 

 

非常に使えます。

トップアスリートたちは、かなり使っています。

 

 

 

実際、陸上選手の末續慎吾さんに尋ねると、彼はウォーミングアップの時に非常に重要なものとして使っているそうです。

「年をとってくると身体を動かしてアップすると疲れてしまうから」だそうです。

「アップの前に十分にイメージトレーニングを行うと、実際に身体を動かす時にはもうかなりのところまで仕上がっている」とも言っていました。

 

 

 

他にもプロ野球で活躍している選手たちにも尋ねましたが、トップレベルでやれている選手ほど重視しています。

 

 

 

なぜ一般的にあんまり実感が得られないかというと、「イメージトレーニングは技術」だからです。

技術だから、実感がないってのはまだイメージトレーニングが下手だということです。

 

 

 

イメージトレーニングについて少し整理をすると。

イメージトレーニングは「トレーニング」という名前ではありますが、鍛えるという類のものではありません。

脳のトレーニングです。

 

 

 

イメージトレーニングの技術が高まると、身体による実際の運動に良い影響を与えられるようになります。

イメージトレーニングは、ここまできて初めて「使える」状態です。

 

 

 

運動は、必ず脳が関与します。

スピードにも、パワーの発揮にも、柔軟性にも、疲労にも脳が深く関与します。

 

 

 

場合によってはスピードの向上を脳がブロックしているケースもあるぐらいです。

 

 

 

例えば腕振りを10回なるべく早く連続で行います。

 

そのスピードを覚えておき、次に身体を動かさずに頭の中で、先ほどのスピードを大幅に上回るスピードで10回振ります。

(つまりイメージトレーニングです)

 

 

 

終わったら再度実際に振る。

1回目よりも大幅に速く振ることができていればイメージトレーニングの効果が感じてもらえると思います。

イメージトレーニングの技術はある程度高いと思いますので、パフォーマンスアップに「使える」段階にあると思います。

変わらない、または遅くなったという方は、まだイメージトレーニングという技術がうまくはできていないので、まずは身体に成果を及ぼせるぐらいまで技術を高めてください。

 

 

 

イメージトレーニングの技術が上手くいかないという方にちょこっとだけポイントを。

 

 

 

まず、イメージトレーニングの時の姿勢と重心位置が重要です。

なるべくリラックスすることはもちろんですが、立位ならばくるぶしラインに重心をおくようにすること、座位ならお尻の骨(坐骨)に乗ること。

 

どちらもその真上に頭が来るように。

 

視線も、どこかに焦点を合わせるのではなく、ぼんやりとしておきます。

 

そしてできる限り自分が動いているつもりで。実際に筋肉が反応してもおかしくないぐらいのレベルで。

 

 

 

さらにレベルが上がって来ると、自分が動いているのを俯瞰する、つまり上空から眺めているような視点も導入したイメージトレーニングも可能になってきます。

 

 

 

このようなイメージトレーニングの技術を学んでいただけるのが年明け早々にスタートする、『イップス防止×スローイングスキルセミナー』

 

 

 

この後編「意識・イメージトレーニング編」でイメージトレーニングの技術を扱います。

 

 

 

このセミナーは講師が元プロ野球のクローザー、荻野忠寛氏。

イメージトレーニングを思いっきり使いこなしていた選手です。

僕から見てもめちゃくちゃヲタクです笑

イメージトレーニングは特にピッチャーとってはかなり重要なスキルなんです。

実際に使っていたプロ選手が、ロジックと実用法を交えて余すことなく伝えてくれます。

 

 

どうしても、「なんとなく」「よくわからん」になりがちなイメージトレーニング。

ちゃんと理解すれば非常に使える技術になりますので、興味のある方はぜひ。

 

『イップス防止×スローイングスキルセミナー』

http://jarta.jp/j-seminar/ippusu/

 

 

 

 

 

 

お読みいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

全てはパフォーマンスアップのために。

 

 

 

 

 

中野 崇

 

 

 

 

 

追伸

イップスセミナーは、僕が講師をする投手トレーニングセミナーとの関連性が非常に強いです。

http://jarta.jp/j-seminar/pitcher/

 

 

JARTAのトレーニング指導をご希望の方は下記から。

http://jarta.jp/dispatch/

 

 

 

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