こんにちは。
スポーツトレーナー協会JARTA代表の中野崇です。
先日のブラジル代表との試合、残念でしたね。
試合そのものの展開などは、僕はサッカー経験がなく、深くは分からないのでコメントしませんが、やはり気になったのは両者の身体操作の差。
出典:https://dot.asahi.com/dot/2017111100022.html?page=1
差は未だにかなり大きい。差は縮まっていない。
もちろんテクニックの差も大きいですが、身体操作はテクニックとも関係が深く、そのテクニックを実行するための土台にあたります。
僕はサッカー選手、特に日本人選手は「上半身操作がカギだ、上半身に最も伸びしろがある」と考えていますが、ブラジル戦でもやはりそれを改めて感じました。
ゲームキャプテンを務めた長友佑都選手も同様のことをツイートしています。
上半身を固めて使うクセがある選手が多い。
→外力に弱い、フェイントでの反応に弱い。
腕の振りのスピードがあまりにも遅い。
腕の振りのパターンが少ない。
腕と肩甲骨、脊柱の繋がりが乏しい。
上半身の前傾までに要する時間が長く、動き出しか遅い。
あくまでブラジルとの比較ですが、日本のサッカートレーニング・練習のスタイル的に上半身にはほぼというか全くフォーカスされていないことを考えると、この問題は根が深いのではなかろうか。
トレーニングに上半身がフォーカスされていないのは多くのプロ選手たちに直接の調査済みですが、「やっている」と答える選手でもそれはほぼシンプルな筋トレのみ。
上半身の身体操作への視点はかなり乏しいのが現状です。
脚が単独で出せる力、スピードは大したことありません。
野球選手は、最終的に腕でパワーをはっきしますが、彼らは下半身をめちゃくちゃ重視します。
それはたくさんの部位を巻き込んだ方が強く、速いから。
人間の構造上、そして物理学上、これは明らかです。
けれど、サッカーではほとんど上半身操作はやっていない。
プロになっている選手でも、代表選手でも上半身のことやらせたらものすごく不器用。
伸びしろだらけです。
サッカーの上半身セミナーでは、これらの観点からひたすら上半身のトレーニングをやります。
http://jarta.jp/j-seminar/soccer/
ただし身体的にはめちゃキツいです。
最後は必ずこんな感じになります。
今回、
金沢、広島、札幌でそれぞれ初開催します。
このセミナーはこれまで福岡以外はすぐに埋まってしまっています。
すでに公式サイトでも募集開始しましたので、お早めに。。
広島会場 | 1月21日(日)
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セミナー詳細。
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お読みいただき、ありがとうございました。
全てはパフォーマンスアップのために。
僕のセミナーはもちろん今回も全面的に録画OK。
中野 崇
追伸
昨日の記事で新セミナーのご案内をしたのですが、掲載時に日程の記載が抜けていました。
大変申し訳ありません。
すでに修正したのですが、改めて。。
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