こんにちは。
スポーツトレーナー協会JARTA代表の中野崇です。
僕がこれまで出会ったトレーナー志望の方々の多くが、こんなことを言います。
「トレーナーになりたいけど自信がない」
「こんな自分でもできるのか」
「スポーツ現場でのトレーナー経験がないからやっぱり難しいかも」
「スポーツとは関係のない職種だから無理なのかな」
「女性だから」
「学校の先生からスポーツトレーナーとして食べていくなんてほんの一握りだ。基本的に無理。と言われた」
僕は普通の公務員家庭で育ちました。
父は教師、母は保育士でした。
だから僕にはスポーツのコネクションがもともとあったわけでもないですし、自分がプロまで行けるような選手であったわけでもないですし、理学療法士として勤務していたのは普通の病院と介護施設、訪問リハビリです。
でも僕は今、日々プロスポーツ選手たちにトレーニングをしています。
彼らからパフォーマンスや身体に関する相談が頻繁にきます。
これは自慢したいとかそんな低次元のことではなく、「今の状況」で勝手にご自分の未来まで規定しないでいただきたいと思うのです。
僕は人が数年かけて非常に大きく成長する姿を何度も見てきました。
本人は「自分がここまでやれるようになるなんて想像していませんでした」と言います。
ここからの成長は、想定を超えることは可能です。
むしろ想定なんて本来できないはずでは?
これからの成長は、これから何をするか次第です。
このままだったら、このままです。
いや、現代のスポーツ界においては停滞はほぼ後退を意味します。
やりたいことがあってこの業界を目指されたのでしたら、本当に今のままでいいのか、改めて自分に問いただしてみてください。
僕は上記のような相談をされたり、自分がしんどい状況になったりすると、いつも使う言葉があります。
「だからこそ」です。
これは逆境を武器にできる、僕が大事にしている言葉です。
上記の質問、あれは自分が弱点と感じている部分ですよね。
実はあれはすべて「だからこそ」を使うと逆に強みになってきます。
「トレーナーになりたいけど自信がない」
だからこそ、自信のない選手の気持ちに共感してあげられるトレーナーになれる。
「こんな自分でもできるのか」
こんな自分だからこそ、できることがあるはず。
「スポーツ現場でのトレーナー経験がないからやっぱり難しいかも」
「スポーツとは関係のない職種だから無理なのかな」
経験がないからこそ(だからこそ)、スポーツしか関わってこなかった人には気付けない発想が生まれるかも。
「女性だから」
女性だからこそ武器にできる、男性にはできない何かがあるのでは?
女性だからこそ女性アスリートにしてやれることがあるのでは?
「学校の先生からスポーツトレーナーとして食べていくなんてほんの一握りだ。基本的に無理。と言われた」
人が少ないからこそチャンスだ。
いかがですか?
あなたの弱みは、そのまま強みになりませんか?
「そんなこと言われても、今は仕事めちゃくちゃ忙しいし、子どもも生まれたし…」
だからこそ、その忙しさの中でやっていけている時間管理術を選手のトレーニングやセルフケアのやり方に活かしてあげて欲しいです。
だからこそ、お子さんに目標を追求する親の背中を見せてあげてください。
そしてこれは、選手が何か苦しい場面になった時に、「やるべきこと」に目を向けさせるために非常に重要な考え方です。
スタメン落ちしたからこそ。
怪我をしたからこそ。
一流になっていく選手は、必ず持ち合わせている思考回路です。
ってことは、選手を伸ばしていくのが役割であるトレーナーもそれをできてなければまずくないか。
って僕は考えています。
このような一流選手の思考回路について具体的に記載した記事も書いていますのでご参照を。
→コチラ。
この内容は、先日僕が講師をしたJARTAのセミナーで受講者の方から「この”だからこそ”が自分にとって大きなきっかけとなった」と言っていただいたため、JARTAが配信しているメールマガジンで僕が書いた記事をリライトしています。
日本文化の価値観の一つの特徴として、「他者・多数との比較」があります。
それ自体は、自分を客観的に把握するためには非常に重要な観点だと思うのですが、問題はこのことが自分を卑下したり逆に天狗になったりすることにつながってしまいやすいことです。
スポーツが実力社会である以上、トレーナーも実力社会であるべきです。
でも、そのことで自分を卑下したり他者を見下して天狗になることとは全く別問題。
お読みいただき、ありがとうございました。
全てはパフォーマンスアップのために。
中野 崇
追伸
僕は、スポーツトレーナーを目指すでのあれば専門知識の上に、「だからこそ」を乗せてほしいと思っています。
それを武器に、“他にはいない”トレーナーになっていただきたいのです。
だってあなたの経験や知識と同じものを持っている人は絶対に他にはいないのですから。
それでたった一人でも選手を助けられるなら、やる価値あると思いませんか?
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