皆さま、こんにちは!

 

今回は宗谷本線・新旭川(しんあさひかわ)駅の訪問記です。

こちらは旭川市の玄関口である函館本線の旭川駅

道内ではトップレベルの近代化された駅舎を持つ駅でした。

 

その旭川駅の駅名に「新」をくっ付けた駅名を持つ新旭川駅

どれほどハイテクな駅なのか、ワクワクしながら訪れたのですが…

新しくない…というか、めっちゃ古そう。

これは仕方がありません。

方や7年前の平成23年に高架駅舎が竣工したばかりの駅(旭川駅)、

一方、新旭川駅は戦前築と思われる古い木造駅舎を持つ駅ですからね。

 

新旭川駅は大正11年に

既存の宗谷本線と新設された石北線の分岐駅として開設された駅でした。

古めかしい駅舎が目を引きますけど、

昭和14年に新旭川駅から国策パルプ工業に伸びる専用線が敷設され、

駅舎内に貨物の取り扱い事業所が設けられたようです。

駅舎はその際に竣工したモノではないでしょうか?

 

新旭川駅は旭川市の市街地のど真ん中にありましたよ。

しかし市内を貫く国道39号線が駅の裏側を抜けているためか、

駅前はどこか閑散とした雰囲気でした。

 

駅前ロータリーもあるっちゃあるのですけど…

はたしてコレをロータリーと呼んでいいのかしら?

市街地がベッドタウン化する中で時代の流れに取り残された駅、

新旭川駅はそんな感じの駅でしたよ。

 

駅舎に入ります。

駅舎の屋根が高かったので大きな吹き抜けがあるのかと思いましたら、

そうじゃなかったようで。

…ということはこの駅舎、実は2階建てってことか?

 

外観が古いままなのに対し、駅舎内は大改装され、

かつて存在していた出札窓口は姿を消してました。

新旭川駅は平成4年に完全無人化されているので、

その直後に改装されたのかもしれませんね。

 

続いてはホームにイン。

 

新旭川駅は相対式&島式ホームによる複合2面3線構造です。

 

跨線橋の上から北側を眺めるとこんな感じでしたよ。

 

新旭川駅は番線の振り方が変わっており、

本来は駅舎側から1番線、2番線…と付番されるところ、

なぜか逆側から降られてたのです。

しかも1番線は無く、3つのホームは2~4番線に割り振られてた模様。

 

それじゃ1番線はどこにあるのかというと、

駅舎から一番遠い位置に側線が1本伸びてるのですが、

どうやらコレだったようです。

 

新旭川駅の北側には電車が収容可能な旭川運転所があるため、

構内の線路は電化されてますが1番線だけは非電化のまま、なぜだ!?

あ~んど、国鉄時代は、駅舎側から1番線、2番線と数える

一般的な付番方法だったはずなのですけど…

平成時代に入ってから新旭川駅に何が起きたのです?

 

先にも書きました通り、

新旭川駅は函館本線の回送電車が通過するために、

構内全体が架線中で覆われてます。

これ、宗谷本線の駅らしからぬ光景ですよね。

 

そんな中を宗谷本線、石北本線の旅客列車が抜けてゆくのですけど、

こちらはもちろんオール気動車。

ディーゼル好きには堪らん光景でしょうよ。

 

広大な原野を走る気動車の姿も素晴らしいですけど、

架線下を走る気動車が好きっていう皆さんも

多いのではないでしょうかね?

新旭川駅はそんな日常風景が楽しめる駅でした。

 

 

 

 

 

訪問駅リスト(JR線)

宗谷本線(旭川駅-名寄駅)

 

(↑旭川駅方面)

旭川四条駅(平成29年5月25日)

新旭川駅(平成29年5月25日)

永山駅(平成28年4月5日)

北永山駅(平成28年4月5日)

南比布駅(平成28年4月5日)

比布駅(平成28年4月5日)

北比布駅(平成28年4月5日)

蘭留駅(平成28年4月5日)

塩狩駅(平成28年4月5日)

和寒駅(平成28年4月5日)

東六線駅(平成28年4月5日)

剣淵駅(平成28年4月5日)

北剣淵駅(平成28年4月5日)

士別駅(平成28年4月5日)

下士別駅(平成28年4月5日)

多寄駅(平成28年4月5日)

瑞穂駅(平成28年4月5日)

風連駅(平成28年4月5日)

東風連駅(平成28年4月5日)

名寄高校駅(令和5年3月31日)

名寄駅(平成28年4月5日)

(↓稚内駅方面)

 

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